【完結】淫獄の玩具箱

asami

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第三十五話

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 俺は新型のスマートフォンを買おうと思ったが金がない。
アルバイトを探そうと思ってインターネットを調べているとよさそうな仕事を見つけた。
コマーシャルの撮影のエキストラのバイトだ。
通行人の役なので歩くだけだ。
写真と履歴書を送るとすぐに採用通知が来た。
撮影の当日は駅前に集合だ。
約束の時間に駅前に行くと撮影用の機材やスタッフを載せたワゴン車が一杯並んでいる。
小さなテントがいくつか用意されていて着替えに使っているらしい。
さっそく受け付けのテーブルが置いてあるテントの前に言って名前を告げた。
「じゃあ、そこのテントでこの衣装に着替えて下さい。そのあとお化粧しますから」と受け付けの女子社員に言われて俺は衣装を受け取った。
だが何だか変だ。
渡されたのは女子高生が着るようなセーラー服だ。
「あのこれ間違えてませんか」と俺は女子社員に聞いてみた。
「間違えてませんよ。あなたは女子高生の役で通行人になってもらう契約です」と言われて俺は困ってしまった。
ホームページでエキストラの募集を見たときもっとよく確かめればよかったと思ったがもう遅い。
いまさら断れないので俺はしかたなくセーラー服を着ることにした。
着替え用のテントに入ると他にも女の子たちがセーラー服に着替えている最中だ。
俺は女の子達の前で着替えるのは恥ずかしかったがなんとか急いで着替えた。
着替えが終わると別のテントでお化粧をしてもらった。
準備が済むとさっそく撮影が始まった。
ディレクターの合図にしたがって他の女の子達といっしょに駅前を歩くだけだ。
リハーサルのあと何度か本番の撮影を繰り返してやっと撮影は終了した。
着替えしようと思ったが他の女の子たちと一緒にテントで着替えをするのは気が引ける。
近くのケンタッキーのトイレででも着替えようかと思って俺は撮影現場を離れた。
「ちょっと、君可愛いねカラオケでもしないか」と男性に声を掛けられた。
知り合いかと思ったが見たことのない顔だ。
それに中年の腹のでたオヤジでどう考えても変だ。
どうやら俺の事を本物の女子高生だと思ってナンパするつもりらしい。
俺は本当の事を行った方がいいかと思ったが、女子高生の振りをして男をからかうのも面白いと思った。
男と一緒にカラオケ店に入ると飲み物を勧められた。
一口飲んで見ると舌にピリッと来た。
なんだか変だと思ったがそのまま飲み込むと胃袋が熱くなった。
頭がぼんやとして目眩がしてきた。


 朝目が覚めてみると俺はいつもの自分の部屋で寝ているのでないのに気がついた。
そこそこ広い部屋には手すりのついた便器があり身体障害者用のトイレらしい。
服装は昨日のセーラー服のコスプレのままなので家には帰らなかったらしい。
昨日の事を思い出そうとしたが、カラオケを出た所までは覚えているがそのあとの記憶がない。
俺は尿意がして便器に近寄った。
セーラー服を着ているので便器に座って小便をしようとしたとき俺は愕然とした。
股間にあるべきものがないのだ。
何度も手で触って確かめたがやっぱりない。
それでも小便がでるので用は済ませたがやっぱり変だ。
トイレの鏡で自分の顔を確かめてみたがいつもの俺の顔とは全然違う。
お化粧をしているから別人に見えるのかとも思ったが顔の輪郭が全然違う。
胸に手を当てて確かめると肉の塊の感触があって本物の胸だ。
何がなんだかさっぱり訳が分からない。
俺は昨夜何があったのか思い出そうとしてみた。
俺は昨日までは確かに男だったはず。
コマーシャル撮影のバイトでセーラー服の女装をしたが、それだけで身体が女になるはずがない。
俺はセーラー服を着たままなので着替えようと思ったが着替えがない。
持ち物をさがすと財布と携帯をもっている。
これなら家に帰る電車賃くらいはありそうだと思って公園を出たが自分がどこにいるのか分からない。
景色を確かめると体育館が近くにあるのが見えた。
どうやら渋谷にいるらしいと俺はなんとなく気がついた。
とりあえず渋谷駅まで歩くことにした。



 坂を下ってセンター街まで出ると人通りが多くて歩いているだけでも他の人とぶつかりそうになる。
渋谷の駅が見えてきたが俺はどうしようかと迷った。
このまま電車に乗って家に帰る訳にもいかないしかと言って行く当てもない。
とりあえずどっかで一休みしようと思って、俺は来た道を戻ることにした。
デパートの横の通りを曲がろうとしたとき、メイド服を着た女の子にビラを渡された。
なんのビラなんだろうと思って確かめてみると、本日女子高生に限りピザ飲み物無料と書いてある。
なんで女子高生だけが無料なのか理由は分からないけどちょうどお腹が空いている所だ。
ただで食事ができて、その上一休みできるなら行かない手はない。
ビラに書いてある地図をたよりに店に行ってみると、センター街のすぐ裏手の小さなビルの二階だった。
店の看板を見る限りでは普通の喫茶店ではないような気がしたがタダでピザが食べられるならなんでもいい。
ドアを開けるとすぐに受付があるので、無料のビラを見せた。
「奥にどうぞ」と言われて入ろうとしたが、男と女では入り口が別だ。
うっかり男の入り口から入ろうとして受付の女に「女性用の入り口からお願いします」と注意された。
あわてて女性用の入り口から店の中に入るとなんだか変だ。
中央にテーブルが置いてあってピザとコーヒーサーバーが置いてある。
店の片側は本棚になっていて、コミック雑誌がいっぱい置いてあり、その反対側は鏡張りになっている。
席が鏡のある壁の前に一列に並んでいて、普通の喫茶店とは思えない。
漫画喫茶に雰囲気が似てるが、片側の壁が全部鏡というのは意味が分からない。
取り敢えず適当にピザを選んでお皿に盛ると、コーヒーカップにコーヒーを注いで空いてる席についた。
俺はおかんが店屋物が大嫌いなので家で宅配ピザなど食べたことがない。
友達の誕生日で何度か食べたことがあるけど、そんなに旨いものではない。
出来立ての熱々のピザならそこそこ美味しいが冷えたピザなどとても食べられた物ではない。
そうは言ってもタダで食べられるんだから文句を言う訳にもいかない。
テーブルの上には前に来た女の子が置きっぱなしにしたらしいコミック雑誌がある。
変な表紙で雑誌の名前も聞いたことがない。
ページをめくってみると、エッチなコミック雑誌だとすぐ分かった。
それも女性向けのレディースコミックというやつらしい。
男性向けのエッチなコミックなら読んだことがあるが、女性向けは見たこともない。
いったいどんな内容なんだろうと思って読んでみたが、女子高生が出会い系サイトで知り合った男に処女を奪われるというストーリーだ。
中年男と女子高生の体が絡み合う絵は、男性用のエッチなコミック雑誌ではとてもあり得ないくらいに過激だ。
俺はとても見ていられなくて、レディースコミックをテーブルに置きなおした。
ピザを食べながら店の中を見まわしてみると、俺と同じようにセーラー服を着た女子高生らしい姿が見える。
だけど化粧がやたらと濃くて、スカートの丈も極端に短い。
本当に女子高生かどうかはかなり怪しい。
女の子はコミック雑誌を数冊テーブルに載せて、そのうちの一つを読んでいる。
だが何だか様子が変だ、足を左右に大きくひらいて片方の手をスカートの下に入れている。
苦しそうな息をしているのが少し離れていても微かに聞こえて来る。
顔は横顔しか見えないが、口元がだらしなく開いて涎がでてる。
女の子の吐息がはっきりと聞こえてきて俺は女の子が何をしているのかなんとなく気が付いた。
オ×ニーだ。
男もエッチなコミック雑誌を読むとオ×ニーをしたくなるが、女の子でもレディースコミックを読むとオ×ニーをしたくなるらしい。
「ピーピーピー」とブザーの音がなったので、何だろうと思っていると女の子が電話の受話器らしいものを手に取って誰かと話を始めた。
携帯ではなく普通の電話機みたいな形なので変だと思って店の中を見まわしてみると、どの席にも電話機らしい物が置いてある。
女の子が誰と話をしているんだろうと思って、女の子の話し声に聞き耳を立てているとどうやら相手は男らしい。
女の子が「いや、できません。だめ」とか言うのが聞こえて俺はなんだか変だと思った。
本当にいやならすぐに電話を切ればいいだけの話。
なんで電話を切らないのか理由が判らない。
女の子は次第に息が荒くなって「お願いオXンXン入れて下さい」と大声をだした。
俺は女の子が相手の男とテレホンセックスをしているらしいと気が付いた。
この店は普通の喫茶店ではないと思っていたけど、女の子にテレホンセックスをやらせる店らしい。
女の子は相手の男性とこれから会う約束をしてたらしくて、服装を直して店から出て行った。
俺はさっき店に入るとき、男と女の入り口が別になっているのを思い出した。
相手の男はきっとこの店の客に間違いなさそう。
女の子の方も援助交際の相手の男を見つけるためにこの店に来たらしい。
この店は女子高生ならピザと飲み物が無料になるサービス券を配っていたけど、そうやって女の子を集めていたらしい。
もしかして俺にも店の男から電話がかかって来るかもしれないと思った矢先に俺のすぐ目の前の受話器のブザーがなった。
俺は男に電話で何を言われるんだろうと思って、ドキドキしながら受話器を取った。
「可愛いパンティー履いてるんだね。色気があってとっても素敵だよ」といきなり男の声が聞こえてきた。
いきなりパンティーの事を言われて俺はなんて不躾な男だと思ったがテレホンセックスをするような相手ならそれが普通なのかも知れないと思い直した。
「ところで今彼氏はいるのかな」と男がまた聞いてきた。
パンティーの話の次は彼氏の話。
随分と話題が単刀直入だ。
「いません」と俺が答えると「彼氏がいないと寂しいよね、寂しいときは何してるの」と男がまた聞いてきた。
男が俺に何を言わせたいのか俺はすぐに気が付いた。
俺は「一人でやる遊びの事ですか」とわざとそれらしい返事をした。
「今エッチな気分なんだろう、今すぐやりたいんじゃないの」と男に言われて俺はさっきの女の子もきっと同じ事を言われたに違いないと思った。
俺はわざと「今ですか、そんなあ」とわざとはぐらかした。
すると男は「いつもどんなこと想像してオ×ニーしてるのかな、教えてくれないか」と俺に聞いてきた。
俺は元々男だから男のするオ×ニーはしたことがあるけど、女のオ×ニーなんてやったことがない。
オ×ニーをするとき女がどんなことを想像するかなんて、知ってるわけがない。
ともかく何でもいいから答えればいいと思って「ナンパされてラブホテルに連れ込まれちゃったりとかです」と返事をした。
男は「今すぐナンパされたいんだ」と俺の言葉尻を捕まえて口説きにかかった。
「私強引な男性には弱いんです」と俺は男がどんな反応をするのか試して見たくて、わざと甘えた声で言ってみた。
「今すぐ、パンティーの中に指を入れて花芯を触るんだ。やらないと電話切るよ」と男が命じるのを聞いてさっきの女の子も同じ事を言われたらしいと気が付いた。
「いま男とラブホテルに居るんだって想像して御覧。男に花芯を責められているって想像するんだ。思っただけで気持ちよくなっちゃうよね。自分の指で花芯触って御覧」と男に言われて、俺は上手く誘うもんだとすっかり感心してしまった。
「はい」と俺は男に返事をしたあと、男が次に何を指図してくるのか確かめてみたい気分になった。
俺はどうせ電話で話をしているだけだから、やってる振りだけすればいいと思ってわざと「もう凄いのこんなのだめ」と男の喜びそうな言葉を言ってみた。
「嘘つくんじゃねえ、さっさとやるんだ。ちゃんと指を使うんだ」と男に怒鳴りつけられて俺は大変なことに気が付いた。
男からは俺が何をしてるのか、丸見えらしい。
目の前の鏡はマジックミラーだったらしい。
俺は男だから座るときも足を閉じて座ったりはしない。
さっきから足をおっぴろげて座っているのを男に全部見られていたらしい。
この店は女の子が座っているスカートの中が男に見えるように最初から作ってあるんだ。
女の子がレディースコミックを読みながらオ×ニーをしてたのも男の気を引くためらしい。
電話で話を始めた時いきなりパンティーの事を言われたのもそのせいらしい。
俺は急に恥ずかしくなって体が熱くなった。
慌てて足をしっかりと閉じるとすぐに男が「おい、足を広げるんだ、足を広げてオXXコを見せるんだ」と怒鳴りつけてきた。
男の声を聞いて俺の体はまた熱く燃え上がった。
「ちゃんと言われたとおりにするんだ。でないと電話切るよ」と男に言われて、俺はもう男のいいなりになるしかないと心を決めた。
俺は男だから花芯がどこにあるかなんか知らない。
男に言われたとおりにやるしかないと思って、おしっこの出る穴の少し上をそっと探ってみた。
それらしい感触が指先に触れてきたので俺はそっと指先で押さえつけてみた。
まるで高圧電流にでも触れたような衝撃が俺の花芯に襲い掛かって、俺は思わず身震いをした。
花芯はオXXコとは少し離れていて男性のオXンXンに相当する器官だと本で読んだことがある。
大豆くらいの大きさだが触られるととんでもなく気持ちがよくて、男性のオXンXンみたいに大きくなるとかの話だ。
もちろん大きくなってもオXンXンと比べたらずっと小さいが、オXンXンよりも10倍くらい気持ちいいらしい。
実際に自分で体験してみると、10倍ところか100倍くらい気持ちいい。
俺は余りの気持よさに指を使うのが止められなくなった。
「もっと足を広げるんだ、よく見えるように、足を広げろ」と男の声が聞こえて俺は男の指示どうりに足を広げた。
男にマジックミラー越しに見られていると思うと、それだけて恥ずかしさで体中が熱くなった。
「指先をもっと震わせるんだ」と男がさらに俺に命じてきた。
俺はもう男のいいなりになるしかなかった。
指先を花芯の上にあてがって小刻みに震わせるとまた快感が俺の体を突き抜けた。
快感が何度も俺の体を突き抜けて通ると、体が震えて止まらなくなり目に涙が込み上げてきた。
俺はその時になって男のオ×ニーと女のオ×ニーが根本的に違うのに気が付いた。
男のオ×ニーは長くてもそんなには続けられない。
射精してしまえばあとは、また悪い遊びをしてしまったと後悔するだけで翌日にならない限りまたやろうとは思はない。
だけど女のオ×ニーは終わりがない。
一晩に何度でもできるし、一度やりはじめたら止められない。
気持ちがよくなると、オXンXンをオXXコに入れてほしい気分で心が一杯になって我慢できない。
何度でも繰り返しオ×ニーをするのが止められなくなるんだ。
これじゃあ死ぬまでオ×ニーが止められないオ×ニー猿と一緒だ。
こんな事を毎日続けるなんて、まるで拷問を受けてるみたいだ。
今男に誘われたら俺は絶対に断れないと思った。
さっきの女の子だってきっとオ×ニーさせられた相手にはとても断れなかったはず。
俺が男の誘いを断れなくても俺が女なら仕方のないことだ。
俺は早く誘って欲しくて男の次の言葉をまった。
「これから、たっぷり可愛がってやるぜ。いいところに連れて行ってやる」と男の声が受話器から聞こえてきたとき俺は嬉しくて涙が止まらなかった。
電話が切れたので俺は受話器を置いて立ち上がった。
セーラー服のスカートを直して、受付まで歩き出したが膝が震えてまともに歩けない。
受付の前で待っていると、男性用の出入り口から中年の男が姿を見せた。
男は頭は禿げあがっていてお腹は大きく前に突き出していて無精ひげだ。
汚れたジャージをきていて、ほとんどホームレスに見えるほど薄汚れた格好だ。
ジャージのズボンの前が大きく突き出しているのを見て俺は寒気がした。
とこもこんな男とは付き合えない。
俺は男の横をすり抜けて店の外に出ると、走って逃げ出した。
男は俺の後から追いかけて来る。
全速力で走っているつもりだったがいつもとは勝手が違って思ったほど早く走れない。
後ろを振り向くと、男がお腹を揺らしながら俺のあとを追いかけてくる。
男を巻こうと思って角を曲がると人気のいない小道にでた。
すぐ先には大通りが見える。
必死で小道を走り抜けようとしたとき、足がもつれて転んでしまった。
膝を地面にぶつけてしまって痛くてすぐには立ち上がれない。
なんとかしなければと思ったとき、俺のすぐ後ろから「おい、逃げるんじゃねえ」と男の声がした。
さっきの男が俺に追いついてきたんだ。
男は俺の体を抱え込んで立ち上がらせると「お前がラブホテルに誘ったんだからなよく覚えておけよ」と俺の耳元で囁いた。
俺はすぐ目の前にラブホテルがあるのに気が付いてこれはやばいと思った。
これじゃあまるで俺が男をラブホテルまで案内したと思われても仕方がない。
男は俺の体を抱きかかえてラブホテルの部屋に入るとすぐに俺をベッドに押し倒してきた。
欲望の儀式が始まる予感が、俺の身体を襲った。
俺の期待を裏切るように、ゆっくりとした波が俺の感触を楽しむように打ち寄せてきた。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできなかった。
支配者に従属するのが女の宿命だと俺は心のそこから思い知らされた。
暴君が究極の快楽の時を告げるのを待つしかもう希望はなくなった。
男は俺の身体を一撃で貫き通すと、最後の砦を打ち破って果てた。
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