淫獄の玩具箱

asami

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第二十四話

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 俺は夕食の後に部屋でパソコンのスイッチを入れた。
昨日かったばかりのエロゲー「若妻の楽園」をやるためだ。
「若妻の楽園」は最新型のゲームパソコン向けに開発されたアダルトゲームで主人公は会社員になって人妻と不倫する体験ができる。
エロ場面はまるでアダルトビデオみたいにリアルで本当に不倫している気分になれる。
だが誘っても簡単には落ちないようにシナリオが組んでありエロ場面にたどり着くまでは結構大変だ。
俺は結婚したての部下の人妻を口説いてみたがなかなか落ちない。
プレゼントを買ったり、妊活のアドバイスをしたりといろいろやってみたが手間がかかるわりにはゲームが先に進まない。
急に液晶の画面から煙がでてきたので変だと思っていると液晶の画面から火が吹き出した。
パソコンが過熱したらしいと思ってあわてて電源を切ろうとしたが火はすぐに床に燃え移ると部屋全体があっというまに火の海になった。
なんとか火を消そうと思ったが、俺の服にも火が燃え移るともうとても消してなんかいられない。
部屋から逃げ出そうとしたがすぐに俺の身体が火に包まれた。
随分と時間が経ってから俺は目を覚ました。
俺はてっきり死んだと思っていたが生きていたらしい。
生きているとしたら病院だと思って当たりを見回すとどうも病院ではないらしい。
若妻の楽園をしている最中にパソコンが過熱して火事になったのは覚えている。
もしかして俺は夢を見ていて火事も夢の一部だったのかもしれない。
部屋が広くてベッドが二つ置いてある。
窓際のカーテンはピンク色で俺の部屋のカーテンとは違う。
どうやらどこかの夫婦の寝室らしい
俺は部屋の中を確かめてみようと思って起き上がったがどうもいつもと勝手がちがう。
なにか重いものでもぶら下げているように肩に重荷がかかっている。
変だと思って胸に手を当ててみると胸がでかい。
いったいどうなっているんだろうと思って部屋の鏡を見ると、見慣れない顔だ。
それもどうみても女の顔だ。
着ているパジャマも女物でいつも俺が着ているストライプのパジャマではない。
生地が薄くてフリルの一杯ついたお色気たっぷりのパジャマだ。
俺はいったい何がどうなってるのか分からずに当惑して立ち尽くした。
携帯の鳴る音がして俺はメールを確認した。
「今日は接待で遅くなるから夕食はいらない」とメッセージが届いた。
相手が誰だか分からないがどうやら俺の旦那らしい。
俺は独身で男だし旦那がいるはずはない。
どう考えても変だ。
俺は寝室を出て部屋の様子をよくよく確かめてみた。
台所のテーブルの配置や玄関の様子をよくよく調べてみると俺は変なことに気がついた。
昨日やっていた「若妻の楽園」に登場する若妻の済んでいるマンションとよく似ているのだ。
変だと思ってトイレやバスルームも調べてみたが昨日口説こうとした若妻の住んでいるマンションの部屋とまったく同じだ。
俺は部屋から出ようと思って着替えを探した。
スケスケのパジャマのままでは外にでれないので服を探すと、ミニのワンピースが壁に掛けてある。
他に着るものも見当たらないのでとりあえず何でもいいから着るしかない。
着替えようとしてパジャマの上着を脱いだが自分の胸を見てびっくりしてしまった。
さっきから変だと思っていたが胸がでかくなってる、それもかなりの大きさだ。
それだけでなく乳首がかなりの大きさで乳輪もでかい。
どうみても女の胸にしか見えない。
どうして胸がこんなにでかくなったのか理由が分からない。
俺はいやな予感がしてパジャマのズボンを脱いでみた。
下着を確かめて見るといつものトランクスではなくピンクのレース模様のパンティーを履いてる。
俺はパンティーの前が膨らんでいないのを見てこれはまずいことになってると寒気がした
パンティーの中に手を入れて確かめてみるとやっぱりあるべきものがない。
どうやら俺は胸がでかくなっただけでなく、身体全部が女になってしまったらしい。
とりあえずワンピースを着ようと思って手にとってみるとかなり生地が薄い。
このまま着たら乳首が丸見えになってしまう。
それに胸もでかいので身体を動かすたびに揺れて動きづらい。
これはブラジャーをしたほうがいいのではと思った。
その辺を探せばブラジャーはあるだろうと思って見回してみると枕元にそれらしいブラジャーが置いてある。
ピンクのレース模様のブラジャーでパンティーとお揃いだ。
随分と派手なブラジャーだがしないよりはましだ。
ブラジャーなんてしたことはないので着方が分からないがなんとかやってみたら上手くいった。
ワンピースを着ると丈がかなり短いが我慢するしかない。
俺はマンションのドアを開けて外に出ようとしたがドアのノブを廻すとドア全体が明るく輝いて「立入禁止」の文字が浮き上がった。
赤いメッセージは「若妻の楽園」で表示される立入禁止のメッセージと同じだ。
どうやら俺は「若妻の楽園」の世界に転生してしまったらしい。
それも男ではなく女に転生してしまったらしい。
なんでこんなことになったのか理由が分からないが他に説明がつかない。
俺はいったいこの先どうしていのか分からなくなった。
とりあえず冷蔵庫を開けてみると食べるものは入ってる。
新聞を読もうと思ったが、どこを探しても新聞はない。
週刊誌でもないかと思ったが、アダルト雑誌しかない。
テレビをつけてみたがどのチャンネルもニュースしかやっていないみたいだ。



 食事をしながらしばらくテレビを見ていると玄関のベルの音がした。
時計を見るといつの間にか時間がたって夜の11時近くだ。
ゲームの中ではかってに時間がどんどん進んでしまうらしい。
ドアを開けて見ると男が二人玄関に入ってきた。
片方は俺の旦那のはずだが、どっちが旦那なのか分からない。
ドアが開いたままになっているので外に出ようとしたがまたさっきの「立入禁止」の表示がでてドアから外に出られない。
俺は諦めて二人を居間に案内した。
若い男性が年上の男性を介抱して今のソファーに運んだ。
「部長大丈夫ですか、今日は飲み過ぎですよ」と若い方の男が言うのが聞こえた。
若い方の男性が俺の旦那で、年上の男性は上司の部長らしい。
「手伝ってくれるか、部長を寝室に運んでベッドに寝かせてパジャマに着替えさせるんだ」と旦那が言うので俺は旦那と一緒に部長を寝室に運んだ。
部長の服を脱がせて下着だけの姿にするとトランクスの前が膨らんでいるのが見えて俺は目をそらせた。
部長にパジャマを着せて布団を掛けると旦那が「僕はソファーで寝るからお前は寝室で寝てもらえるかな」と言い出した。
旦那でもない男と一緒に寝室で寝るのはまずい気がしたがそんな事も言っていられない。
俺はパジャマに着替えると部長の横のベッドで寝ることにした。
朝になっても部長は起きる気配はない。
旦那は自分で朝食の支度をすると先に会社に出勤した。
俺は部長と二人きりでマンションに取り残されて不安な気持ちになった。
旦那が出勤してからしばらくして部長が起きてきたので俺は朝食の支度をした。
卵を焼いてトーストを作ってコーヒーを入れると部長はまだ眠そうな顔で朝食を食べた。
食事もすんだ頃「実は奥さん大事な話があるんです」と部長が言い出した。
「なんでしょうか」と俺が聞いてみると「実は旦那は会社の金を横領しましてね、このままでは会社を首になってしまうんです」と部長が言うので俺はびっくりしてしまった。
どうやらゲームの中では俺の旦那はとんでもない事をしでかしたらしい。
「でも大丈夫、僕がなんとか経理と話をつけてバレないようにしてあげますからね、でもそれは奥さん次第なんです」と部長が言うので俺はなんだか変だと思った。
「奥さんが僕と特別な関係になってもらえれば、旦那は会社を止めなくて済むんです」と部長の言うことを聞いて、俺は自分の立場が分かってきた。
このゲームでは普通に口説いても人妻は口説けないのだ。
旦那が会社の金を横領したとかのフラグが立つと、俺は不倫を断れない立場になってしまうらしい。
「奥さんがどう返事をするかで、旦那の首が掛かっているんですよ」と部長に言われてしまった。
私がどう返事をしようかと迷っているとすぐ目の前の空間に赤いメッセージが浮かび上がった。
「断るとレイプされてビデオを撮られて脅される」「なんでも言うことを聞きますと約束する」の二択しかない。
旦那が会社の金を横領したのがバレたときはこのゲームでは他の選択はできないらしい。
いくらゲームの中でも乱暴にレイプされてビデオに撮られたりするのはいやだ。
俺は仕方なく「なんでも言う通りにさせていただきます」と答えた。
「今からお前は俺の奴隷になるんだ、一言でも俺の命令にさからったらお仕置きを受けてもらうぜ」と部長が言い出した。
奴隷だのお仕置きだのと言われてもなんの事だか分からない。
「お仕置きってなんですか」と俺は部長に聞いてみた。
部長は「つべこべ言うんじゃねえ、俺に口答えする気か」とまた俺を怒鳴りつけてきた。
「そこに四つんばいになって尻を出すんだ、俺に逆らえると思ってるのか」と部長がまた大声で怒鳴りつけてきたので俺はしかたなく床に両手をついて四つんばいの姿勢をとった。
いきなり部長が俺のお尻を掌で叩きつけてきて俺は体が飛び上がった。
お仕置きというのはお尻を叩くことらしい。
部長は「一つ、二つ」と数を数えながら俺のお尻を叩き始めた。
繰り返し部長の手が俺のお尻に叩きつけられると痛くて死にそうになった。
「やめて下さい」と俺は必死で部長に頼んだが部長は止めてくれる気配はない。
部長に尻を叩かれる度に俺は自分の体が変な感じになって来るのに気が付いた。
俺の体には今はオXンXンはついていないのになんだかオXンXンが大きくなったような気がする。
オXンXンの代わりに俺のオXXコが熱くなってきちゃってるらしい。
なんだかオXXコがぬるぬるしてきてるような気がする。
部長が俺のお尻を叩くたびにオXXコが火箸でつつかれるような気がして体が震えだした。
どうしてお尻を叩かれてこんな気持ちになるのか訳が分からない。
部長は俺の様子を見てさらに力を込めて俺のお尻を叩きつけてきた。
俺は体に襲い掛かる快感に耐え切れずに背中を仰け反らせて体中を震わせた。
部長が50発俺のお尻を叩き終わると俺は痛くてお尻の感触がなくなっていた。
部長はベッドの隅に腰を掛けると一休みして煙草を吸い始めた。
俺は自分のオXXコを指で探ってみた。
オXXコはびしょびしょに濡れていて、自分でもおもらしをしたと勘違いしそうなくらいだ。
俺はとても我慢できなくて指を使ってオXXコを撫ではじめた。
体中に快感が広がるともう止められない。
最初にオ×ニーをしたときも女のオ×ニーの気持ちよさにびっくりしたが、お尻を叩かれただけでオ×ニーしたくなるなんて女の身体というのはどうなってるのか理解不能だ。
しばらくして体の震えが止まると俺はまた別の場所を探り当てて気持ち良くなるのを繰り返した。
「おい。いつまでやってるんだ」と部長の声が聞こえてきて俺はいきなり冷水を浴びせられたように我に返った。
部長は俺がオ×ニーに夢中になってるのをずっと見てたらしい。
男だってオ×ニーしてるところを女になんか見られたくない。
女の俺が部長にずっとオ×ニーしてるところを見られていたと思うとこっぱずかしくて穴があったら入りたいくらいだ。
俺はなんで自分がオ×ニーなんかやり始めたのか自分でも理由が分からなかった。
部長にお仕置きだといって尻を叩かれたらいつのまにかオ×ニーを始めて止められなくなった。
部長もそれが分かっていてお仕置きをしてるらしいと何となく気が付いた。
「おいもっと気持ちよくなりたいんだろう、どうなんだ。もっと気持ちよくしてやっるぜ。もっと気持ちよくしてくださいって自分で言うんだな」と部長が立ち上がって俺の耳元で囁いてきた。
うっかり部長に逆らえばまたお仕置きされるに違いない。
「はい、もっと気持ちよくして下さい」と俺は仕方なく答えた。
部長は俺の足首を掴んで俺の肩まで持ち上げた。
俺はいきなり恥ずかしい格好をさせられて体が一気に熱くなった。
部長は俺のパンティーを半分脱がすと口元を俺のオXXコに近づけてきた。
いきなり俺のオXXコにぬるっとして物が触れてくると俺は思わず体を震わせた。
部長が俺のオXXコを舌で嘗めているらしい。
俺は部長がしているのはクンニリングスらしいと気がついた。
クンニリングスは裏ビデオで何度かみたことがあるが、実際に自分がクンニリングスをされるはめになるとは思っても見なかった。
部長の舌先が俺のオXXコを繰り返し嘗め廻すとその度に信じられないような快感が俺のオXXコに襲いかかった。
クンニリングスなんて男にとっても女にとっても何が楽しいのか裏ビデオを見ている時には分からなかったが
女にとってはとんでもなく気持がいいことだったと気がついた。
オXXコを舌で嘗めたりしたどうして男が楽しいのか理由が分からなかったがこれだけ女が気持ちよくなるなら男がクンニリングスをするのも納得できる。
部長は繰り返し俺のオXXコを嘗め続けると今度は場所を変えて花芯を嘗め始めた。
俺の花芯に強烈な快感が襲いかかって俺は涙が込み上げてきた。
繰り返し背中を仰け反らせて腰を振ると体中に快感が広がってまるで夢の中にいるようだ。
自分でオ×ニーしたときも気持ちよくてびっくりしたが、部長にクンニリングスされるとオ×ニーの100倍くらい気持ちいい。
部長の舌が俺の敏感な所に触れるたびにまるで射精したような感覚が俺の体を包み込んだ。
「逝く逝く、あぁん、逝くーーーー」と俺は思わず口に出して叫んだ。
「どうだ、もっと気持ちよくなりたいだろう。オXンXンをオXXコに入れてくださいってお願いしたら入れてやってもいいんだぜ」と部長に言われて俺はもうとても部長に逆らえなかった。
「お願いします、あなたのオXンXンを俺のオXXコに入れてください。どうかお願いいたします」と俺がやっとのことで言うと部長は満足そうに笑みを浮かべた。
俺の身体を襲う欲望は、嵐のような激しさだった。
浜辺におしよせる波のように、欲望は繰り返し俺の体に押し寄せては退いていった。
逃げることの出来ない快楽の時が始まったことを俺は思い知らされた。
俺の体は意志のない人形のようにもてあそばれて引き裂かれた。
俺に許されたのは、望みを捨てて従属する快感に身をゆだねることだけだった。
このままずっと最後まで責められたら、俺の体は暴君に屈服するよりないと覚悟を決めた。
部長の欲望は俺の体を責め続けると、ようやく最後の一撃で俺を貫いた。
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