淫獄の玩具箱

asami

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第十三話

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 姉の親友の瑞枝ちゃんが結婚することになり俺も結婚式に呼ばれた。
姉と瑞枝ちゃんは家も近所で中学も高校も同じ学校だ。
披露宴の余興でセーラー服を着て校歌を歌うようにと姉に頼まれて俺は断れなかった。
子供の頃姉の誕生会で女の子たちが家に集まったとき、姉の服を着せられて女装させられた事が何度もある。
俺がまだ小さかった頃俺は髪がながくて女の子によく間違えられたので、女装させて遊ぶにはちょうどよかったらしい。
お母さんの化粧品をこっそり使って、真っ赤な口紅を塗られたりしてさんざんおもちゃにされた。
うっかり披露宴でのコスプレを断って子供の頃の女装をばらされてはかなわない。
結婚式の当日は着替える場所がないので家からセーラー服を着ていくことにした。
姉に手伝ってもらってお化粧もすると、自分でも結構可愛いと思える女子高生に変身した。
式場は都内の高級ホテルでタクシーで行くものとばかり思っていた。
だが姉はお金がもったいないといって地下鉄で行くと言い張った。
俺は女装したまま地下鉄に乗るのは抵抗があったが姉には逆え得ない。
家を出て姉と一緒に駅まで歩いたが足元に風が吹き抜けてスウスウする。
地下鉄の階段を降りるとき下から見上げたらスカートの下が丸見えになってしまうので俺は足元が震えた。
姉は平気な顔をして階段を降りていくので、女というのは随分大胆だと感心してしまった。
結婚式が終わると俺は姉の友達といっしょに二次会行くことになった。
着替える場所がないので、俺達はコスプレの衣装のまま駅前のカラオケ店になだれ込んだ。
カラオケの後俺は駅まで行こうと思って歩きだした。
近道をしようと思って裏道に入ると道を間違えたらしい。
人通りがすくなくて、どっちが駅なのか分からない。
ちょうど通りかかったサラリーマンらしい男性に俺は道を聞くことにした。
変だと思われないように女の子らしい声で「あの、駅はどっちでしょうか」と声を掛けると「ああ、ちょうど駅に行く所だから一緒に行きましょう」と言ってくれた。
俺はこれは助かったと思って男と一緒に歩きだした。
だが歩きだして何だか変だと気がついた。
薄暗い裏通りに連れ込まれて人通りが少なくなるばかりだ。
辺りを見回してみると「ご休憩」の看板が見える。
「ちょっと一休みしていこう、お小遣いあげるよ」と男に言われて俺はとんでもない事になりそうだと気がついた。
どうやら援助交際の女子高生と間違えられたらしい。
俺は必死の思い出逃げ出した。



 目が覚めたとき俺は公園のベンチで寝ているのに気がついた。
家に戻ったはずだと思ったがどうも違っていたらしい。
どうやらコスプレのセーラー服を着たまま公園のベンチで寝たしまったらしい。
昨日の事を思い出そうとしたが、カラオケを出て援助交際の女子高生とまちがえられた所までは覚えているがそのあとの記憶がない。
俺はセーラー服を着たままなので着替えようと思ったが着替えがない。
持ち物をさがすと財布と携帯をもっている。
これなら家に帰る電車賃くらいはありそうだと思って公園を出たが自分がどこにいるのか分からない。
景色を確かめると体育館が近くにあるのが見えた。
どうやら渋谷にいるらしいと俺はなんとなく気がついた。
駅前まで歩いていくとウェンディーズを見つけたので一休みしようと思った。
ハンバーガーとコーヒーを頼んで空いてる席に座ると食べ終わったあとトイレに立った。
セーラー服を着ているので便器に座って小便をしようとしたとき俺は愕然とした。
股間にあるべきものがないのだ。
何度も手で触って確かめたがやっぱりない。
それでも小便がでるので用は済ませたがやっぱり変だ。
トイレの鏡で自分の顔を確かめてみたがいつもの俺の顔とは全然違う。
お化粧をしているから別人に見えるのかとも思ったが顔の輪郭が全然違う。
胸に手を当てて確かめると肉の塊の感触があって本物の胸だ。
何がなんだかさっぱり訳が分からない。
俺は昨夜何があったのか思い出そうとしてみた。
俺は昨日までは確かに男だったはず。
結婚式の余興でセーラー服の女装をしたが、それだけで身体が女になるはずがない。
スカートを直して席にもどったが頭の中は混乱するばかりだった。
このまま家に帰るかどうか俺には決心がつきかねた。
俺はもともと男の子なはず。
家に戻れば家の子じゃないと言われるに決まっている。



 しばらくぼんやりとしていると「君。うちの学校の生徒だよね、こんなところで何をしているんだ」と男に声を掛けられた。
「君は正徳女子学院の生徒だね。その記章は三年生百合組だ。学校をさぼるなんてどうゆうつもりなんだ」と男が言うのを聞いて姉が通っていたのは正徳女子学院だと思い出した。
「こんなところで、男と待ち合わせでもしてるのかね。援助交際なんてとんでもない話だ。即退学だ」と男に言われて俺はなんて答えていいのか返事に困った。
この男は栄正徳女子学院の先生らしくて、口調からしてたぶん生徒指導かなんかを担当してるらしい。
とりあえず謝った方がいいと思って「すみません」と小さい声で男に答えた。
「いいから一緒に来るんだ、身体検査するかなら」と言うと男は俺の手を掴んでウェンディーズから連れ出した。
男に手を引かれ裏道に入るとすぐ目の前にラブホテルらしい建物が見えてきた。
男はラブホテルの入り口に俺を連れ込むと「ここで身体検査をするから、一緒にはいるんだ」とぬかしやがった。
セーラー服を着た女の子が男とラブホテルに入るなんてどう考えても変だ。
だがもしかして身体検査をしているうちに俺の体が男に戻るかもしれないとふと思った。
もし突然俺の体が男に戻ったら、セーラー服を着ているってだけで変態に思われる。
とりあえず男と一緒にラブホテルに入って男に俺の体を確かめてもらう方がいいような気もした。
部屋に入ると目の前に大きなベッドがある。
ラブホテル何て入ったことがないので、部屋に置いてあるものが何なのかいまいちよく把握できない。
「じゃあ、身体検査をするから服を脱いで裸になってもらおうか」と男に言われて俺はちょうどいいから男に俺の体をよく確かめてもらおうと思った。
女の子なら男の前で裸になるのはとっても恥ずかしいことだろうけど俺はもともと男なので、別に男の前で服を脱いだってどうってことはない。
すぐにセーラ服を脱いでブラジャーとパンティーも脱いで全裸になった。
男は俺がすぐに服を脱いだのにすこし驚いた顔をしている。
嫌がって抵抗するそぶりでも見せると思ってたらしい。
「じゃあ、ベッドに横になるんだ」と男に言われて俺はさっそくベッドの上に仰向けに寝た。
「足を広げるんだ」と男に言われて俺は自分の体がよく見えるようにと膝を立てて足を左右にいっぱいに広げた。
「随分度胸がいいじゃないか、普通だったらもっと恥ずかしがるはずだ。男と散々遊んでるんだろう。相手は誰なんだ。援助交際なんだろう」と男が勝手なことを言い始めた。
たしかに普通の女の子だったらいきなり服を脱いでベッドの上で足をおっぴろげたりはしないはず。
俺は不味いことをしたかと思った。
男は俺の足元に座り込むと、俺の花園に沿ってそっと指で撫で上げてきた。
急に俺の体に電気が流れるような感触が襲った。
俺は何がなんだか分からなかったが女の体というのは男と違って随分と敏感にできているらしい。
男の体だったらちょっと触ったくらいでこんなに体が反応する訳がない。
やっぱり俺の体は全部女になっているのかもしれないと不安な気持ちが込み上げてきた。
男の指先が不意に俺の体の奥に入ってくるのを感じて俺はおののいた。
指が奥まで入るってことは俺の体にオXXコがあるってことだ。
男の指先が俺のオXXコの中で小刻みに震えるように動いた瞬間に俺の体中に電流が流れたような衝撃があった。
とんでもなく気持ちいい。
オXXコに指を入れられただけで、こんなに気持ちいいなんて女の体はいったいどうなってるんだろうと自分でも自分が怖くなった。
指で責められただけでこんなに気持ちいいなら男にオXンXンを入れてもらったらどんなに気持ちいいのか怖くて想像もできない。
「おい、随分と締まりがいいじゃないか。男とよっぽど遊んでるんだろう」と男が言う声が聞こえて俺はこの体の持ち主がふしだらな女なのかもしれないと思った。
男は俺の足首を掴んで俺の肩まで持ち上げた。
俺はいきなり恥ずかしい格好をさせられて体が一気に熱くなった。
男は俺のパンティーを半分脱がすと口元を俺のオXXコに近づけてきた。
いきなり俺のオXXコにぬるっとして物が触れてくると俺は思わず体を震わせた。
男が俺のオXXコを舌で嘗めているらしい。
俺は男がしているのはクンニリングスらしいと気がついた。
クンニリングスは裏ビデオで何度かみたことがあるが、実際に自分がクンニリングスをされるはめになるとは思っても見なかった。
男の舌先が俺のオXXコを繰り返し嘗め廻すとその度に信じられないような快感が俺のオXXコに襲いかかった。
クンニリングスなんて男にとっても女にとっても何が楽しいのか裏ビデオを見ている時には分からなかったが
女にとってはとんでもなく気持がいいことだったと気がついた。
オXXコを舌で嘗めたりしたどうして男が楽しいのか理由が分からなかったがこれだけ女が気持ちよくなるなら男がクンニリングスをするのも納得できる。
男は繰り返し俺のオXXコを嘗め続けると今度は場所を変えて花芯を嘗め始めた。
俺の花芯に強烈な快感が襲いかかって俺は涙が込み上げてきた。
繰り返し背中を仰け反らせて腰を振ると体中に快感が広がってまるで夢の中にいるようだ。
男の舌が俺の敏感な所に触れるたびにまるで射精したような感覚が俺の体を包み込んだ。
「もう駄目、逝く、逝っちゃうーー」と俺は思わず口に出して叫んだ。
男は不意に舌を使うのを止めると俺の足首を掴んでいた手を離した。
俺はベッドに膝を曲げた姿勢で横になったまま体の震えが止まらない。
男は俺の様子を横目で見ながらベッドに座ってタバコを吸い始めた。
俺の体が震え続けるのを面白そうに見ている。
しばらくしてやっと体の震えが収まって来たころ俺は自分のオXXコがどうなってるんだろうと思って指で触れてみた。
オXXコはびしょびしょに濡れていて、自分でもおもらしをしたと勘違いしそうなくらいだ。
男の唾でこんなに濡れるわけはない。
どうやらこれが話しに聞いた女の愛液というものらしい。
指先でオXXコをそっとなぞってみると、まるでオナニーするとき自分のオXンXンをこすった時みたいに気持ちがいい。
あまりに気持ちがよすぎて俺は自分でオXXコをなぞるのが止められなくなった。
オXXコがさらに湿り気を増して、指先がぬるぬるになった。
俺は今自分がしてるのは女のオ×ニーだと気が付いた。
男のオ×ニーだったら殆ど毎日してる。
だけど女のオ×ニーを経験するのはこれが初めてだ。
オXXコに軽く触れただけで、射精したときよりももっと気持ちいい。
まるで射精が何十回と続いて起きてるような感覚だ。
男のオ×ニーに比べたら女のオ×ニーの方が十倍どころか百倍くらい気持ちいい。
いちどこんな快感を味わったらもうとても止められない。
俺は自分でオXXコに指を使うのが止められなくなった。
オXXコといっても触る場所によって感覚が違う。
気持ちいい場所を探して、触り方を変えてみると急に体の震えがだしたりして訳が分からない。
まるで夢の中にいるみたいで俺はいつの間にか体中が震えて止まらなくなった。
オ×ニーしただけでこんなに気持ちいいなら男のオXンXンをオXXコに入れてもらったらもっと気持ちいいのに違いない。
「おい、もっと気持ちよくなりたいだろう、何をして欲しいのかちゃんと言うんだな。言わないとお仕置きだ」と男が俺を叱りつけてきた。
男が俺に何を言わせたいのか俺にはすぐ分かった。
「お願いします、あなたのオXンXンを俺のオXXコに入れてください。どうかお願いいたします」と俺がやっとのことで言うと男は満足そうに笑みを浮かべた。
俺の子宮は男に乱暴に扱われるのを待ち望んでいるように熱くなった。
俺の身体はゆっくりとした動きで、永遠の時の底に沈み始めた。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがあった。
終わることのない永遠の時が、俺の支配者に与えられた時間だった。
激しい渦の流れに俺の体は飲み込まれ、体ごと深く沈み込んで浮き上がる望みもなくなった。
俺に許されたのは、望みを捨てて従属する快感に身をゆだねることだけだった。
天高く飛ばされた俺の身体は、至福の快楽を目指して昇り続けた。
望みを失って泣き叫ぶ俺の身体は、至福の喜びで限りなく満たされた。
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