【完結】令嬢はされるがままに

asami

文字の大きさ
上 下
106 / 122

第百六話

しおりを挟む
 旦那が珍しく、会社の同僚の噂話しを私に聞かせてくれました。
結婚してもう5年立って、奥さんは子供が欲しくししょうがなくて、
それで産婦人科まで行って、旦那も調べてもらったらしいとの話しでした。
結局、奥さんも旦那も、二人とも異常はなくてどうもタイミングというか、
やり方が下手なんではという話しだったそうです。
「それで会社では、同僚で金を出し合って安産のお守りをプレゼントすることにしたんだ」と言います。
旦那は張り切って部屋にこもると、インターネットの通販で安産のお守りを注文していました。
数日たって、午後宅急便が届くと、包みにはなにも書いてなくて、品名にはコンピュータ機材と書いてありました。
宛名は確かに旦那の名前でしたが、一応は中身を確かめたほうがいいと思って、包みをほどいてみました。
すると中からでてきたのは木でできたこけしのようなものでした。
私はどうも変な形だと思ってよくよくみると、それは巨大な男根の根本に睾丸が二ついたもので、立てると男根が真上を向く置物でした。
私は、どうやらこれが旦那の言っていた安産のお守りらしいと気が付いて笑いが止まらなくなりました。
そのときいつも遊びに来ているが秀美さん来ました。
玄関先で、置物を見つけると笑い転げていました。
ひとしきり笑い終わると、「ねえ、これおもちゃでしょう、おもちゃでなくて、本物でこれくらい大きい人いるんだけど」
「ビデオあるんだけど見にこない、裏ビデオなんだけど」と言い出しました。
私は、これと同じくらいの実物と聞いて好奇心がわいてきました。
すこし迷いましたが、「そうね、見たいわ、ほんとにこんなに大きいの」と答えました。
「じゃあ、これから家にいらっしゃいよ」と秀美さんが言うので私達は近所の秀美さんの家まで一緒に行きました。
秀美さんがドアを開けたとき私は一応「おじゃまします」と部屋の中に声をかけました。
ちょうど旦那の雅彦さんは、休みだったせいか、まだパジャマすがたで部屋をうろうろしていました。
秀美さんは私は寝室に入れると、雅彦さんを居間に追い出しました。
寝室のビデオをつけると大画面にラブホテルの一室らしい風景が映りました。
女友達はビデオを早送りさせると、巨大な男根を口にくわえている女性の顔が映っていました。
私は、その女性が秀美さん本人なのにすぐに気が付いてびっくりしました。
「これ裏ビデオなんだけどね、まだ結婚前に撮ったの、巨根の男優さんいるから、やってみないかって言われてね」
「すっごくおおきいって言われてねそんで、一度は体験してみたくて、ビデオに出たの」
「どうすごいでしょう、入った時の感触がまたすごいのよ、ホント、もう子供の頭が入ってくるみたいで、それも奧までずしんと響くのよ」と秀美さんは私の膝の上に手を載せてささやいて来ました。
「どう想像してごらんなさいよ、このすごいのがあなたの中に収まるのを」と言いながら膝に載せた手がゆっくりと動いてきました。
すると秀美さんは「どうあなたもこんな大きいの試してみたいでしょう、紹介してあげましょうか」と言い出しました。
私が返事をせずにビデオを見ていると、秀美さんはまたビデオを早送りしました。
今度は巨大な男根が花園に深く挿入されていのを男性を後ろからお尻ごしに撮った場面でした。。
「どう紹介してあげるわよ、あなたも一度体験してごらんなさいよこんなすごいの、旦那だけが男じゃないのよ」と言われて、私は「そうですね、体験してみたいですね、」と小さい声で答えました。
秀美さんの指先に責められて、私が小さく声を上げると様子を聞きつけた雅彦さんが寝室に入ってきました。
これはまずいと思って、ビデオを止めようとしまた。
しかし秀美さんは平気な顔で、「心配いらないのよ、このビデオに映ってるのは雅ちゃんなの」と言います。
「雅ちゃんは裏ビデオの男優してたのよ、それで私と知り合ったってわけね。ねえ、あなた有紀ちゃんも体験したいんですって、あなたのおっきいの」と言って雅彦さんの方を見ました。
今度は雅彦さんさんはそれをきいてうなずくと、いきなり私を床に押し倒しました。
欲望の儀式が始まる予感が、私の身体を襲いました。
私に抵抗する余裕を与えて、私を征服するのを楽しむかのように、雅彦さんはゆっくりと私の身体を開いてきました。
許されない喜びの深い淵に私の体は沈み込んで戻ることができなくなりました。
私の体は空高く放り上げられたまま、落ちることを許されずに回り続けました。
時計の針が止まると、永遠の時間が私の体を支配していました。
予期しない律動が私の身体を捕らえると、すぐにしっかりと奧まで届いてきました。
廃墟となった私の身体に、雅彦さんは支配者の杭を力強く打ち込み続けました。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。

すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。 そこで私は一人の男の人と出会う。 「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」 そんな言葉をかけてきた彼。 でも私には秘密があった。 「キミ・・・目が・・?」 「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」 ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。 「お願いだから俺を好きになって・・・。」 その言葉を聞いてお付き合いが始まる。 「やぁぁっ・・!」 「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」 激しくなっていく夜の生活。 私の身はもつの!? ※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 では、お楽しみください。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

×一夜の過ち→◎毎晩大正解!

名乃坂
恋愛
一夜の過ちを犯した相手が不幸にもたまたまヤンデレストーカー男だったヒロインのお話です。

処理中です...