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第七十六話
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旦那が休みの日にゴルフの練習場に行くので私が「ちょっと買い物ぐらいつき合ってよね」と言うと「今度会社でゴルフのコンペがあるんだ、商品がデジタルカメラだから欲しくてね」と言い返されました。
旦那のゴルフの腕前では優勝するわけはないのですが、それでも旦那はパットの練習もしておいたほうがいいとかで、リビングの絨毯の上でパットの練習を始めました。
私が寝室でお布団の用意をしていると、今度はバンカーの練習だといって布団の上にゴルフボールを置いて練習を始めました。
私はどうせ旦那は夢中になってもすぐ飽きるからとほって置くことにしました。
コンペの当日は朝早くでたのですが、帰りは夜遅くになりました。
「ほら、商品とってきたぞ」と旦那が言うのでデジカメを取ってきたものとばかり思って開けてみると、小さな薬の瓶が入っているだけでした。
私はなんの薬か問いただそうとしましたが、旦那はダイエットかなにかの薬だろうと言うだけではっきりしませんでした。
私はあまり追求しても旦那の機嫌が悪くなると思い、ひとまず旦那に今晩はどうするか聞いてみると、疲れたので寝るというので布団の支度をしました。
翌朝、旦那はいつもよりも早く起きると会社に出かけました。
居間でお茶を飲んでいると、富山の置き薬のセールスマンから電話があり、これから集金に来るといいます。
私は押入から置き薬の箱をだして、玄関に用意しました。
すこし待つと、セールスマンがチャイムを鳴らす音がしました。
セールスマンは私が待っている間に、薬を調べて金額を合計していました。
私はお金を払ったあと、コンペで貰った薬をセールスマンに見せて、「あの、この薬なんだか分かりますか、旦那がコンペで貰って来たらしいんですが」と聞いてみました。
するとセールスマンはすこし口元をゆがめて笑いながら「ああこれはバイアグラですよ、あの男性の勃起をさせる」とはずかしげもなく言いました。
私は思わず笑い出すと、次の瞬間に恥ずかしくて顔が赤くなりました。
「それで、効くんですか、バイアグラって」と試しに効いてみると、「そりゃあききますよ、元気な人が飲んだら一晩たちっぱなしですよ」と言ってまた笑いました。
「そうだ奥さん、バイアグラは男性用なんだけど、女性用もあるんですよ、」
「普段はお客さんには見せないんだけどね、いろいろあるんですよ」とカバンの中から、小さな薬を数錠だしてきました。
「よかったら今晩試してみませんか旦那が喜びますよ、いや内緒ですよ、内緒」と言いながら私の手に薬を2つほど渡してくれました。
セールスマンが帰った後、いつも遊びにきている紀子さんが訪ねてきました。
旦那がアメリカから持って帰ったがビデオあるからと言います。
旦那が「面白いから友達と一緒に見ろ」と勧めてくれたそうでした。
私の家のシアターセットで見たいと言うので、旦那の部屋に案内しました。
私はちょっと悪戯に紀子さんに、さっきの女性用バイアグラを飲ませてみようと思いつきました。
紅茶に薬を混ぜて旦那の部屋にもっていくと、ちょうど紀子さんがビデオをかけている最中でした。
私がお盆に載せた紅茶を勧めると、紀子さんはカップを手にリモコンを操作しました。
液晶テレビの大きな画面には外国の町並みらしい景色が映し出されると、黒人男性の二人組が日本人の旅行者らしい女の子に声を掛ける場面が映りました。
女の子は英語が得意らしくて、黒人の男と何度か言葉を交わした後に男と一緒に歩き始めました。
紀子さんは紅茶を少しずつ飲み始めましたが、特に変わった様子はありませんでした。
薬はすぐには効いてこないのかしらと思いながら、私は自分も紅茶を飲みました。
ビデオの画面が変わって女子大生らしい女が部屋の中に案内されるのが映し出されました。
女の子が大きなソファーに座るとすぐに黒人の男がキスをしようと女の子の口元に顔を寄せてきました。
女の子はびっくりしたようすでソファーから立ち上がろうとしましたが、男の手が女の子の膝を押さえて立ち上がれないように押さえつけました。
「やめて下さい」と女の子の小さな声が聞こえましたが黒人の男に日本語が分かるはずもないのは分かり切ったこと。
男が強引に女の子の唇を奪うと、胸を揉みながら舌先を動かしているらしい様子がはっきりと分かりました。
女の子は男にキスされて逆らう気力をうしなったのか、じっとしているだけで抵抗するそぶりは見せませんでした。
男は頭を巧みに動かしながら舌先を女の子の口の中で暴れさせているらしくて、女の子の頭が上下左右にと震えるように動くのが見えました。
しばらくキスを続けた後、男はキスを止めて女の子をソファーに押し倒して寝かせると、今度は服を脱がし始めました。
女の子の下半身が丸裸になると、男は女の子の膝に手をあてがって左右に開かせました。
男が女の子の上に体を重ねようとしたとき「だめ、誰か助けてー」と女の子が大声をだすと、足で男を蹴飛ばして抵抗を始めました。
しかしかか弱い日本人の女が黒人の男性の力にかなうわけもなく、男が女の子の足首を掴んで押さえつけると女の子は身動きできなくなりました。
紀子さんは「今夜このビデオ旦那と見たら」と言ってビデオを置いて帰って行きました。
紀子さんが帰った後、私は駅前のスーパーに買い物に出かけようと思って外にでました。
スーパーでレジの列に並んでいると、何だか急に体が熱くなって変な気分になってきました。
頭の中がぼんやりとしてきて、風邪でも引いたのかしらと思いましたが風邪にしては何だか変な気分でした。
レジをすませてスーパーを出ると私は帰り道を歩き始めましたが目眩がして何度か立ち止まりました。
すぐ目の前に太った男の人が通りかかったとき、私は急にさっき見たアダルトビデオの場面を思い出しました。
男が腰を激しい勢いで腰を上下に揺らして女を責める場面がまるで目の前で起きている見たいにはっきりと浮かんできました。
この男にナンパされてすぐ近くのラブホテルに連れ込まれるのを想像して体が熱くなりました。
男は何もなかったように私の脇を通り過ぎると、私はとても立っていられなくてその場にしゃがみ込んでしまいました。
さっき見たアダルトビデオで女が「オ×ン×ン凄いの」と大声で叫ぶ声が私の耳に繰り返し鳴り響いて来ました。
私はその時になってさっき間違えて紀子さんに飲ませるはずだった女性用バイアグラを自分で飲んでしまったらしい事に気がつきました。
さっきから体が熱くなって変な気分になっているのは女性用バイアグラを飲んだせいに間違いありませんでした。
不意に目の前で車が止まると、男が私に「奥さん大丈夫ですか」と声を掛けてきました。
誰だろうと思って顔を上げると、旦那の中学の時の同級生の徹造さんでした。
「奥さん、よかったらこの車で家まで送りますよ」と徹造さんが言ってくれたので私はこれは助かったと思って「お願いします。助かります」と返事をしました。
私がすぐには立ち上がれないのを見て、徹造さんは車から出ると両手を私の脇の下に入れて私の体を抱き起こそうとしました。
徹造さんの指が私の胸の下に差し入れられたとき、私は指先から電流が流し込まれたように体が痺れて熱くなりました。
徹造さんが私を車の助手席に乗せると、車はすぐに動き出しました。
「奥さん。体の具合が悪いんじゃないんですか。これから病院に行きましょうか」と徹造さんが親切そうな口調で私に言ってくれました。
私は病院になんか連れて行かれては困った事になると思って「あ、病気じゃないんです、変な薬。飲んじゃったんです」と慌てて徹造さんに返事をしました。
「変な薬って、なんの薬を飲んだんですか」と徹造さんに聞かれて私はどう答えていいのか判らなくて「友達に勧められたんです。旦那が喜ぶからって。寝る前に飲む薬なんですが。間違えて飲んじゃって」としどろもどろで言い訳をしました。
「旦那さんが喜ぶ薬って、いったい何の薬なんですか。そんな薬があるなら僕も嫁に飲ませて見たいですね」と徹造さんに言われて私は仕方なく「女性用バイアグラなんです」と正直に答えました。
徹造さんが「その薬を飲むといったいどうなるんですか。セックスの時気持ちよくなる薬なんてしょう。うちの嫁は不感症でね。嫁に飲ませたらきっと嫁も喜ぶはずです」と言うので私は「それは止めた方がいいと思います。この薬効き目が凄いんです」と徹造さんの言葉を遮りました。
「効き目が凄いってその薬飲むとどうなるんですか。そんなに凄いんですか」と徹造さんに聞かれて「本当に凄いんです。もう男を見たら誰でもすぐにセックスしたくなっちゃうんです。嫁さんになんか飲ませたら大変ですよ。絶対だめです」と私は薬の効き目を説明しました。
車が私の家まで着くと、徹造さんは私の体を抱きかかえて部屋の中まで運んでくれました。
徹造さんの手が私の脇の下から胸をくすぐるような感触があって私は期待で胸がいっぱいになりました。
徹造さんは私を奥の寝室のまで運ぶと、ベッドに寝かせてくれました。
私は徹造さんがそのまま私に体を重ねてくれたらどんなに良いだろうと思うともう我慢できませんでした。
ベッドの上で私はわざと甘えた振りをして体を捩って徹造さんを誘ってみましたが徹造さんは私には無関心な素振りで部屋を出ていってしまいました。
さっき飲んだ女性用バイアグラはまだ効き目が続いているらしくて、私は徹造さんと体を重ねるのを想像して体が熱くなりました。
私はベッドの上で足を左右にいっぱいに開くと徹造さんのオXンXンが花園の入り口を押し広げて入ってくるのを想像しました。
私の腰が徹造さんの腰の動きに合わせて上下に動き出すと、思いがけない快感が私の体に襲いかかりました。
私はもうとても我慢できなくなって、一番敏感な所に指を押し当てて指先を震わせました。
体の奥からあふれ出る熱い噴流は頭のてっぺんまで吹き抜けると、私の体は小刻みに震えだしました。
「奥さんどうしたんですか。大丈夫ですか」と不意に徹造さんの声が聞こえて私は声の方向に顔を向けました。
徹造さんがガラスのコップに水を入れて持ってきてくれたのを見て私はもう我慢できませんでした。
「お願い、オXンXンちょうだい。いますぐ入れて頂戴」と私は大声で叫びました。
欲望の嵐が激しい竜巻となって私の体に襲いかかってきました。
私に抵抗する余裕を与えて、私を征服するのを楽しむかのように、徹造さんはゆっくりと私の身体を開いてきました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
支配者に従順に従うことだけが、私に許された快感だと心の底から思えてきました。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
いつまで続くともわからない時間が私の心の中で凍り付いていました。
征服者が究極の快楽の時を告げるのを待つしかもう希望はなくなりました。
徹造さんは私の身体を天高く投げ上げると、快楽を味わう時も与えずに奈落の底に突き落としました。
旦那のゴルフの腕前では優勝するわけはないのですが、それでも旦那はパットの練習もしておいたほうがいいとかで、リビングの絨毯の上でパットの練習を始めました。
私が寝室でお布団の用意をしていると、今度はバンカーの練習だといって布団の上にゴルフボールを置いて練習を始めました。
私はどうせ旦那は夢中になってもすぐ飽きるからとほって置くことにしました。
コンペの当日は朝早くでたのですが、帰りは夜遅くになりました。
「ほら、商品とってきたぞ」と旦那が言うのでデジカメを取ってきたものとばかり思って開けてみると、小さな薬の瓶が入っているだけでした。
私はなんの薬か問いただそうとしましたが、旦那はダイエットかなにかの薬だろうと言うだけではっきりしませんでした。
私はあまり追求しても旦那の機嫌が悪くなると思い、ひとまず旦那に今晩はどうするか聞いてみると、疲れたので寝るというので布団の支度をしました。
翌朝、旦那はいつもよりも早く起きると会社に出かけました。
居間でお茶を飲んでいると、富山の置き薬のセールスマンから電話があり、これから集金に来るといいます。
私は押入から置き薬の箱をだして、玄関に用意しました。
すこし待つと、セールスマンがチャイムを鳴らす音がしました。
セールスマンは私が待っている間に、薬を調べて金額を合計していました。
私はお金を払ったあと、コンペで貰った薬をセールスマンに見せて、「あの、この薬なんだか分かりますか、旦那がコンペで貰って来たらしいんですが」と聞いてみました。
するとセールスマンはすこし口元をゆがめて笑いながら「ああこれはバイアグラですよ、あの男性の勃起をさせる」とはずかしげもなく言いました。
私は思わず笑い出すと、次の瞬間に恥ずかしくて顔が赤くなりました。
「それで、効くんですか、バイアグラって」と試しに効いてみると、「そりゃあききますよ、元気な人が飲んだら一晩たちっぱなしですよ」と言ってまた笑いました。
「そうだ奥さん、バイアグラは男性用なんだけど、女性用もあるんですよ、」
「普段はお客さんには見せないんだけどね、いろいろあるんですよ」とカバンの中から、小さな薬を数錠だしてきました。
「よかったら今晩試してみませんか旦那が喜びますよ、いや内緒ですよ、内緒」と言いながら私の手に薬を2つほど渡してくれました。
セールスマンが帰った後、いつも遊びにきている紀子さんが訪ねてきました。
旦那がアメリカから持って帰ったがビデオあるからと言います。
旦那が「面白いから友達と一緒に見ろ」と勧めてくれたそうでした。
私の家のシアターセットで見たいと言うので、旦那の部屋に案内しました。
私はちょっと悪戯に紀子さんに、さっきの女性用バイアグラを飲ませてみようと思いつきました。
紅茶に薬を混ぜて旦那の部屋にもっていくと、ちょうど紀子さんがビデオをかけている最中でした。
私がお盆に載せた紅茶を勧めると、紀子さんはカップを手にリモコンを操作しました。
液晶テレビの大きな画面には外国の町並みらしい景色が映し出されると、黒人男性の二人組が日本人の旅行者らしい女の子に声を掛ける場面が映りました。
女の子は英語が得意らしくて、黒人の男と何度か言葉を交わした後に男と一緒に歩き始めました。
紀子さんは紅茶を少しずつ飲み始めましたが、特に変わった様子はありませんでした。
薬はすぐには効いてこないのかしらと思いながら、私は自分も紅茶を飲みました。
ビデオの画面が変わって女子大生らしい女が部屋の中に案内されるのが映し出されました。
女の子が大きなソファーに座るとすぐに黒人の男がキスをしようと女の子の口元に顔を寄せてきました。
女の子はびっくりしたようすでソファーから立ち上がろうとしましたが、男の手が女の子の膝を押さえて立ち上がれないように押さえつけました。
「やめて下さい」と女の子の小さな声が聞こえましたが黒人の男に日本語が分かるはずもないのは分かり切ったこと。
男が強引に女の子の唇を奪うと、胸を揉みながら舌先を動かしているらしい様子がはっきりと分かりました。
女の子は男にキスされて逆らう気力をうしなったのか、じっとしているだけで抵抗するそぶりは見せませんでした。
男は頭を巧みに動かしながら舌先を女の子の口の中で暴れさせているらしくて、女の子の頭が上下左右にと震えるように動くのが見えました。
しばらくキスを続けた後、男はキスを止めて女の子をソファーに押し倒して寝かせると、今度は服を脱がし始めました。
女の子の下半身が丸裸になると、男は女の子の膝に手をあてがって左右に開かせました。
男が女の子の上に体を重ねようとしたとき「だめ、誰か助けてー」と女の子が大声をだすと、足で男を蹴飛ばして抵抗を始めました。
しかしかか弱い日本人の女が黒人の男性の力にかなうわけもなく、男が女の子の足首を掴んで押さえつけると女の子は身動きできなくなりました。
紀子さんは「今夜このビデオ旦那と見たら」と言ってビデオを置いて帰って行きました。
紀子さんが帰った後、私は駅前のスーパーに買い物に出かけようと思って外にでました。
スーパーでレジの列に並んでいると、何だか急に体が熱くなって変な気分になってきました。
頭の中がぼんやりとしてきて、風邪でも引いたのかしらと思いましたが風邪にしては何だか変な気分でした。
レジをすませてスーパーを出ると私は帰り道を歩き始めましたが目眩がして何度か立ち止まりました。
すぐ目の前に太った男の人が通りかかったとき、私は急にさっき見たアダルトビデオの場面を思い出しました。
男が腰を激しい勢いで腰を上下に揺らして女を責める場面がまるで目の前で起きている見たいにはっきりと浮かんできました。
この男にナンパされてすぐ近くのラブホテルに連れ込まれるのを想像して体が熱くなりました。
男は何もなかったように私の脇を通り過ぎると、私はとても立っていられなくてその場にしゃがみ込んでしまいました。
さっき見たアダルトビデオで女が「オ×ン×ン凄いの」と大声で叫ぶ声が私の耳に繰り返し鳴り響いて来ました。
私はその時になってさっき間違えて紀子さんに飲ませるはずだった女性用バイアグラを自分で飲んでしまったらしい事に気がつきました。
さっきから体が熱くなって変な気分になっているのは女性用バイアグラを飲んだせいに間違いありませんでした。
不意に目の前で車が止まると、男が私に「奥さん大丈夫ですか」と声を掛けてきました。
誰だろうと思って顔を上げると、旦那の中学の時の同級生の徹造さんでした。
「奥さん、よかったらこの車で家まで送りますよ」と徹造さんが言ってくれたので私はこれは助かったと思って「お願いします。助かります」と返事をしました。
私がすぐには立ち上がれないのを見て、徹造さんは車から出ると両手を私の脇の下に入れて私の体を抱き起こそうとしました。
徹造さんの指が私の胸の下に差し入れられたとき、私は指先から電流が流し込まれたように体が痺れて熱くなりました。
徹造さんが私を車の助手席に乗せると、車はすぐに動き出しました。
「奥さん。体の具合が悪いんじゃないんですか。これから病院に行きましょうか」と徹造さんが親切そうな口調で私に言ってくれました。
私は病院になんか連れて行かれては困った事になると思って「あ、病気じゃないんです、変な薬。飲んじゃったんです」と慌てて徹造さんに返事をしました。
「変な薬って、なんの薬を飲んだんですか」と徹造さんに聞かれて私はどう答えていいのか判らなくて「友達に勧められたんです。旦那が喜ぶからって。寝る前に飲む薬なんですが。間違えて飲んじゃって」としどろもどろで言い訳をしました。
「旦那さんが喜ぶ薬って、いったい何の薬なんですか。そんな薬があるなら僕も嫁に飲ませて見たいですね」と徹造さんに言われて私は仕方なく「女性用バイアグラなんです」と正直に答えました。
徹造さんが「その薬を飲むといったいどうなるんですか。セックスの時気持ちよくなる薬なんてしょう。うちの嫁は不感症でね。嫁に飲ませたらきっと嫁も喜ぶはずです」と言うので私は「それは止めた方がいいと思います。この薬効き目が凄いんです」と徹造さんの言葉を遮りました。
「効き目が凄いってその薬飲むとどうなるんですか。そんなに凄いんですか」と徹造さんに聞かれて「本当に凄いんです。もう男を見たら誰でもすぐにセックスしたくなっちゃうんです。嫁さんになんか飲ませたら大変ですよ。絶対だめです」と私は薬の効き目を説明しました。
車が私の家まで着くと、徹造さんは私の体を抱きかかえて部屋の中まで運んでくれました。
徹造さんの手が私の脇の下から胸をくすぐるような感触があって私は期待で胸がいっぱいになりました。
徹造さんは私を奥の寝室のまで運ぶと、ベッドに寝かせてくれました。
私は徹造さんがそのまま私に体を重ねてくれたらどんなに良いだろうと思うともう我慢できませんでした。
ベッドの上で私はわざと甘えた振りをして体を捩って徹造さんを誘ってみましたが徹造さんは私には無関心な素振りで部屋を出ていってしまいました。
さっき飲んだ女性用バイアグラはまだ効き目が続いているらしくて、私は徹造さんと体を重ねるのを想像して体が熱くなりました。
私はベッドの上で足を左右にいっぱいに開くと徹造さんのオXンXンが花園の入り口を押し広げて入ってくるのを想像しました。
私の腰が徹造さんの腰の動きに合わせて上下に動き出すと、思いがけない快感が私の体に襲いかかりました。
私はもうとても我慢できなくなって、一番敏感な所に指を押し当てて指先を震わせました。
体の奥からあふれ出る熱い噴流は頭のてっぺんまで吹き抜けると、私の体は小刻みに震えだしました。
「奥さんどうしたんですか。大丈夫ですか」と不意に徹造さんの声が聞こえて私は声の方向に顔を向けました。
徹造さんがガラスのコップに水を入れて持ってきてくれたのを見て私はもう我慢できませんでした。
「お願い、オXンXンちょうだい。いますぐ入れて頂戴」と私は大声で叫びました。
欲望の嵐が激しい竜巻となって私の体に襲いかかってきました。
私に抵抗する余裕を与えて、私を征服するのを楽しむかのように、徹造さんはゆっくりと私の身体を開いてきました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
支配者に従順に従うことだけが、私に許された快感だと心の底から思えてきました。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
いつまで続くともわからない時間が私の心の中で凍り付いていました。
征服者が究極の快楽の時を告げるのを待つしかもう希望はなくなりました。
徹造さんは私の身体を天高く投げ上げると、快楽を味わう時も与えずに奈落の底に突き落としました。
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