【完結】令嬢はされるがままに

asami

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第七十三話

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 土曜の夜に珍しく旦那が早く帰ってくると食事の後「お前、大学の時、チアリーダーしたことあるって言ってたよな」と言い出しました。
確かに女子大の時に、人数が足りないからと頼まれて、チアリーダーの衣装でサッカーの応援に行ったことが何度かあるので「あるけど、それがどうかしたの」と答えました。
すると「内の会社にラクビー部あったの知ってるだろう、会社のリストラで廃部が決まってね、それで一緒にチアリーダーのチームも解散したんだ」
「大学でチアリーダーやってた女の子を特別に集めて作ったチームだから、みんな他の会社のチアリーダーのチームに移ってね」
「そしたらラクビー部の最後の試合で、優勝しちゃってね」
「今度は学生チャンピオンとの対戦があってそれが最後の試合になるんだが、もうチアリーダーのチームは解散してしまって応援がいないんだ」
「なにしろテレビ中継もあるのに、チアリーダーがいなければ格好が付かないだろう」
「体格が小柄でないと、衣装が入らないから、お前大丈夫だよな」と言われて、テレビに映るならと思い、オッケーすることにしました。
翌日旦那に連れられて競技場に行くと、会社の女子社員の女の子達がかき集められたようで、みんなで着替えをしていました。
私もチアリーダーの真っ赤なミニスカートの衣装を渡されて、着替えを始めましたが、どうしても背中のチャックが閉まりませんでした。
「ちょっとお、小柄でないと、衣装着られないっていっておいたでしょう、あなた何キロあるの」と言われても私は答えられませんでした。
旦那は私が着替えもせずに戻ってきたので酷く機嫌が悪くて口をきいてくれませんでした。
翌日私は体重計を買ってきて、体重を量ってみました。
大学の時より6キロも増えていて、私はどうしようもなく愕然とするだけでした。



 これではいけないと思い私は、体重を落とすためになんとかしようと思いました。
ちょうど近所の真弓さんが駅前のアスレチッククラブに通っているので、一緒に行くことにしました。
受付で入会の手続きをすると、指導員の雅彦さんを紹介されました。
最初に簡単な体力測定をしたあと、一月に1キロづつ無理なく痩せた方がいいと、パソコンに向かいました。
なんでパソコンなんか使うのかしらと思っていると、すぐに練習メニューがプリンターから出てきました。
用紙には私の名前も入っていてずいぶんと便利になったのだと感心しました。
さっそく真弓さんと一緒に準備体操をしたあと、自転車に10分乗る事にしました。
普段なら自転車で10分走るのはなんともないのですが、部屋の中で漕ぐ自転車はなんの楽しさもなく、10分間が一時間くらいにも感じました。
練習が終わったあとは、息が苦しくてしばらくは起きあがれませんでした。
しばらく休んだあと、一緒に練習をしていた真弓さんに一緒にサウナに入っていきましょう誘われました。
私は着替え室でジャージを脱いで裸になりました。
タオルを巻いてサウナにはいるとすぐに体中が汗で一杯になりました。
世間話しをしているうち「ところで最近どう旦那とはうまくいってるの」と真弓さんが聞いてきました。
きっとエッチな話しを聞き出したいのに違いないと思い「ええまあ、なんとかね」と適当に答えました。
するとやっぱり「あっちのほうはどうなのよ、お宅の旦那いつも帰りが遅いんでしょう、コンピュータの仕事だと頭使うから、あっちは全然じゃないの」と聞いてきました。
私が答えるのをためらっていると真弓さんの指が私の膝の上に載せられてきました。
真弓さんの指先が私の腿の間をゆっくりとくすぐるように動き始めると、私の体から力が抜けていきました。
「どう、男の人紹介してあげてもいいのよ、このまま女の喜びを知らないまま、年取ったらつまらないでしょう」
「女が男に可愛がられるって、どうゆうことなのか知りたいでしょう」
「ぴったしの男がいるのよ、私がつき合ってる男なんだけどね、背は低くはお腹はでてて、もう見た感じはこんな男とはそばにも寄りたくないって感じだけどね」
「そうゆう男の方が、女を喜ばせるにはどうしたらいいのかよく知ってるのよ」と耳元でささやきながら、指先を私の花園に押し入れてきました。
「どう私の指と男の人のオXンXンとどっちがいいの、さあどっち」と言いながら指先を震わせながら感じるところを探り当ててきました。
私はもうどうにもならなくなって「オXンXンが欲しいです」と小さくつぶやきました。
サウナを出てると、アスレチッククラブの前にはもう真弓さんが話していた男が待っていました。
「じゃ、ひとまずカラオケでも行こうか」と男が言うので、私達は地下鉄で池袋のカラオケ店まで行くことになりました。
地下鉄に乗ると男の手が私のスカートの上からお尻をなで回すように動き始めました。
男の手は次第に大胆になりスカートを上にたくし上げて、パンティーの下に指を差し込んでお尻を直に触り始めました。
そのとき、私はお尻の間に別の感触があるのに気が付きました。
男のもう一方の手はつり革に捕まっていてるので、他に私のお尻を触っている別の男がいるのに違いないと気が付きました。
少し頭を後ろに回すと、横目で私の後ろに別の男がいて体を私の後ろから押しつけているのが分かりました。
おかしな感触は、男のオXンXンが私のお尻に押しつけられている感触でした。
私は急に膝が震え出すと止まらなくなりました。
地下鉄が池袋に着くと私はやっとの事でホームに降りました。
カラオケ店にはいると、部屋にはインターネットに繋がるパソコンが置いてありました。
真弓さんが「いま、面白いページ見せてあげるね」といいながらパソコンを操作するとスカートの下から女性を隠し撮りした写真を何枚も掲載してあるページを見せてくれました。
スカートの中には後ろから手が入れられていて、痴漢の写真の様でした。
「このページはね投稿写真のページで、誰でも投稿できるのよ、この写真はさっきの地下鉄の痴漢の写真なの、よく見なさいね」と言われて、よくよく見ると確かにスカートは私の穿いているスカートと同じで、パンティーの柄もいっしょでした。
「さあ、大変、このページをあなたの旦那が見たらどうゆうことになるのかしらね」と言われて私はとんでもないことになったとやっと気が付きました。
「じゃあ、あとは楽しみなさいね」と真弓さんが言うと男が私をソファーに押し倒してきました。
欲望の儀式が始まる予感が、私の身体を襲いました。
男の欲望は、楽しみを先に延ばしたいかのように、私の身体ををじらしながら開いてきました。
許されない喜びの深い淵に私の体は沈み込んで戻ることができなくなりました。
逃げることの出来ない快楽の時が始まったことを私は思い知らされました。
信じられない感触が私の体中に広がると許しを請うことさえできなくなりました。
意志を失った人形の体を女の宿命が支配し続けました。
空高くまで舞い上がった私の身体は、果てしない空を昇り続けました。
男は私の身体を征服すると私の目からは涙がこぼれ落ちて止まらなくなりました。
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