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第六十二話
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礼子さんが遊びに来ると、「どうしても頼みたいことがあるの」と言い出しました。
弟さんがテレビの音楽番組に出演することが決まったのと話しを始めました。
パソコンを使って打ち込みで作った曲のテープを送ったら、テレビ出演が決まったということでした。
しかし、弟さん一人でテレビにでても絵にならないので、なんか人数を集めてバンド演奏にしてほしいとテレビ局の人に言われたそうでした。
弟さんはいま大学4年で、他の学生は就職活動が忙しくてとてもテレビ出演をしている暇はないし、そもそも頼めるような友達もいないということでした。
礼子さんの話しでは弟さんは高校の時からもうずっと引きこもりで、大学に入学はしたものの、クラブにも入らず友達も全然いないという話しでした。
毎日部屋に閉じこもってパソコンで音楽を作って大学生らしいことは何もしていないと言います。
私はせっかくのチャンスだしなんとかしてあげたいと思って、テレビに出演することにしました。
打ち合わせでスタッフの人と相談すると、「なんでもいいから、ともかく目立つようにしてください」と強く言われました。
それで私と礼子さんは高校のセーラー服に短いスカート姿でテレビに出演することにしました。
無事収録も終わって、私だけ先に帰る事にしました。
控え室は他の出演者で混雑していてとても着替えが出来そうにはありませんでした。
どこか近くにファーストフード店があったはずだから、そこのトイレで着替えをしようと思い駅前で手頃な店を探しました。
ちょうど横道の先にロッテリアの看板が見えたのでそこに入ることにしました。
店は混んでいて女子高生達がいっぱいレジに並んでいました。
私もレジに並んでコーヒーを頼んで、席を探すとちょうど他の女子高生が席を立った所でした。
私がトレーを持って席に着くと、すぐに後ろから「ここ一緒でもいいですよね」と女の子の声が聞こえました。
振り返って見ると女子高生がコーヒーの載ったトレーを持っていました。
私はその女子高生が私と同じ制服を着ているのに気づくのにすこし時間がかかりました。
その間にもう女子高生は席に座っていました。
どうもその女子高生は、自分と同じ学校の生徒だと私の事を思いこんでいるようでした。
コーヒーを飲んでいると「これから何か用事あるの」と女子高生が私に聞いて来ました。
私は変に疑われても困ると思って「別にないです」と適当に返事をしました。
「じゃあ、私に付き合ってよ、どうせ暇なんでしょう」と女子高生に言われて私は一瞬ドキッとしました。
女同士で付き合うってどうゆうつもり何だろうと思いましたが、どこかに一緒に遊びに行こうという事らしいと思い当たりました。
「どこに行くんですか」と私が聞いてみると「男の子と一緒にちょっとお茶飲むだけでいいのよ、それでお小遣いもらえるバイトあるの」と女子高生が答えました。
私は男の子と一緒にお茶を飲むバイトと聞いて、きっと危ないバイトに違いないとピンときました。
どんなバイトか確かめた方がいいと思って「本当にお茶飲むだけなんですか」と私は女子高生に聞いてみました。
すると女子高生は「全然大丈夫、これからすぐ案内するからお願い一緒に来て」と私を誘いました。
私はともかく行くだけ行ってみようと思って女子高生の誘いに乗ることにしました。
ロッテリアを出て、しばらくあるいて細い道を何度も曲がると小さなビルにつきました。
入り口には「セリクラ ピンクレディー」という看板がでていました。
私はなんだか心配になって「この店変な店じゃないですよね」と女子高生に聞いてみました。
すると女子高生は「この店はねセリクラっていってね、男の人が女の子を競り落とす仕組みなの」と教えてくれました。
「心配しなくても大丈夫、競り落とされたあとは、一時間だけ一緒にお茶飲んでお喋るするだけでいいの。それだけで結構な額のお小遣いもらえるのよ」と女子高生に言われて私はすっかり呆れてしまいました。
本当にお茶を飲むだけのために女の子を競り落とす男がいるなんてとても信じられない話でした。
「それで、いくらぐらいで競り落とされるの」と私は気になって聞いてみました。
すると女子高生は「そうねえ、客がいっぱいいる時は多い時で五万円くらいの値が付いたりするのよ。それでその半分が貰えるの。普通でも一万くらいにはなるのよ、その半分が貰えるの」と得意げに教えてくれました。
私は女子高生の言っていることが本当かどうか確かめた方がいいと思って、ともかく店に入ることにしました。
案内されて中に入るとまた細い通路を曲がりくねって進み、小さな待合室につきました。
待合室には椅子が数個おいてあり、その正面は大きな鏡でした。
鏡の反対側に部屋があるらしく、マイクの大きな声が聞こえてきました。
こちらからは、鏡の向こうの男性が見えないので女子高生はなにやら落ち着かない様子でした。
「名門女子高生の二人組、滅多にない掘り出し物です、二人一緒に落札していただきましょう」とマイクの声が遠くから聞こえてきました。
もしかして、私にぴったりの男性が現れるかもしれないと思い、誰が競り落とすのか確かめようと思って成り行きを見守っていました。
すると私たちは二人で5万で競り落とされたようで、高いのか安いのか私には見当が付きませんでした。
部屋をでると、また小さな通路を通って、別の出口で男性二人と対面しました。
ビルをでると、すぐにタクシーが待っていて私たちは後ろの席に押し込まれました。
タクシーはわずか数100メートルくらい走っただけで、ビルの駐車場に入りました。
私は男達に両側を付き添われて階段を上がりました。
二階に上がってドアを開けると、なかは小さな事務所のようでした。
しかし、ドアの側の傘立てには木刀が何本もあり、竹刀もありました。
なかには、数人のいかにも人相のよくない男達いて、私たちを待ち構えていました。
これはまずいことになったと思って私は女子高生にしがみつきましたが、女子高生の身体も震えていました。
「いいか、二度とあの店にでるんじゃない、わかったな、お前らは次からは俺たちの身内の店にでてもらうからな」と男が言うと、女子高生につかみかかりました。
どうやら、同じような店が2店あって、互いに別の暴力団が経営しているようでした。
これは本当にまずいことになったと思っていると女子高生が「こんなことして、どうなるのか分かってるの」と威勢良く怒鳴り返しました。
男達が女子高生の髪をつかむと、後ろ向きに持ち上げるように引っ張り上げました。
女子高生は切り裂けるような悲鳴を上げると、今度は泣き出しました。
「うるせえんだよ、この女、こうしてくれる」と言いながら今度は男達は女子高生の両腕をねじり上げて背中に押さえつけて動けなくしました。
逆らうこともできずに女子高生は暗闇の世界に身体ごと落ちていきました。
女子高生の肉体にとどめの激流をだし尽くすと、次は私が欲望に汚される番でした。
男は私の後ろから勢いをこめて攻め込んできました。
私の体は空高く放り上げられたまま、落ちることを許されずに回り続けました。
私の体中に欲望の電流が流し込まれて止まらなくなり、体中が許しを求めて震え始めました。
いつまで続くともわからない時間が私の心の中で凍り付いていました。
このままずっと責め続けられたら、私の体はもう支配者に従うしかないと覚悟を決めました。
男の欲望は私の体を十分に楽しむと、ようやく最後の一撃で私を貫きました。
弟さんがテレビの音楽番組に出演することが決まったのと話しを始めました。
パソコンを使って打ち込みで作った曲のテープを送ったら、テレビ出演が決まったということでした。
しかし、弟さん一人でテレビにでても絵にならないので、なんか人数を集めてバンド演奏にしてほしいとテレビ局の人に言われたそうでした。
弟さんはいま大学4年で、他の学生は就職活動が忙しくてとてもテレビ出演をしている暇はないし、そもそも頼めるような友達もいないということでした。
礼子さんの話しでは弟さんは高校の時からもうずっと引きこもりで、大学に入学はしたものの、クラブにも入らず友達も全然いないという話しでした。
毎日部屋に閉じこもってパソコンで音楽を作って大学生らしいことは何もしていないと言います。
私はせっかくのチャンスだしなんとかしてあげたいと思って、テレビに出演することにしました。
打ち合わせでスタッフの人と相談すると、「なんでもいいから、ともかく目立つようにしてください」と強く言われました。
それで私と礼子さんは高校のセーラー服に短いスカート姿でテレビに出演することにしました。
無事収録も終わって、私だけ先に帰る事にしました。
控え室は他の出演者で混雑していてとても着替えが出来そうにはありませんでした。
どこか近くにファーストフード店があったはずだから、そこのトイレで着替えをしようと思い駅前で手頃な店を探しました。
ちょうど横道の先にロッテリアの看板が見えたのでそこに入ることにしました。
店は混んでいて女子高生達がいっぱいレジに並んでいました。
私もレジに並んでコーヒーを頼んで、席を探すとちょうど他の女子高生が席を立った所でした。
私がトレーを持って席に着くと、すぐに後ろから「ここ一緒でもいいですよね」と女の子の声が聞こえました。
振り返って見ると女子高生がコーヒーの載ったトレーを持っていました。
私はその女子高生が私と同じ制服を着ているのに気づくのにすこし時間がかかりました。
その間にもう女子高生は席に座っていました。
どうもその女子高生は、自分と同じ学校の生徒だと私の事を思いこんでいるようでした。
コーヒーを飲んでいると「これから何か用事あるの」と女子高生が私に聞いて来ました。
私は変に疑われても困ると思って「別にないです」と適当に返事をしました。
「じゃあ、私に付き合ってよ、どうせ暇なんでしょう」と女子高生に言われて私は一瞬ドキッとしました。
女同士で付き合うってどうゆうつもり何だろうと思いましたが、どこかに一緒に遊びに行こうという事らしいと思い当たりました。
「どこに行くんですか」と私が聞いてみると「男の子と一緒にちょっとお茶飲むだけでいいのよ、それでお小遣いもらえるバイトあるの」と女子高生が答えました。
私は男の子と一緒にお茶を飲むバイトと聞いて、きっと危ないバイトに違いないとピンときました。
どんなバイトか確かめた方がいいと思って「本当にお茶飲むだけなんですか」と私は女子高生に聞いてみました。
すると女子高生は「全然大丈夫、これからすぐ案内するからお願い一緒に来て」と私を誘いました。
私はともかく行くだけ行ってみようと思って女子高生の誘いに乗ることにしました。
ロッテリアを出て、しばらくあるいて細い道を何度も曲がると小さなビルにつきました。
入り口には「セリクラ ピンクレディー」という看板がでていました。
私はなんだか心配になって「この店変な店じゃないですよね」と女子高生に聞いてみました。
すると女子高生は「この店はねセリクラっていってね、男の人が女の子を競り落とす仕組みなの」と教えてくれました。
「心配しなくても大丈夫、競り落とされたあとは、一時間だけ一緒にお茶飲んでお喋るするだけでいいの。それだけで結構な額のお小遣いもらえるのよ」と女子高生に言われて私はすっかり呆れてしまいました。
本当にお茶を飲むだけのために女の子を競り落とす男がいるなんてとても信じられない話でした。
「それで、いくらぐらいで競り落とされるの」と私は気になって聞いてみました。
すると女子高生は「そうねえ、客がいっぱいいる時は多い時で五万円くらいの値が付いたりするのよ。それでその半分が貰えるの。普通でも一万くらいにはなるのよ、その半分が貰えるの」と得意げに教えてくれました。
私は女子高生の言っていることが本当かどうか確かめた方がいいと思って、ともかく店に入ることにしました。
案内されて中に入るとまた細い通路を曲がりくねって進み、小さな待合室につきました。
待合室には椅子が数個おいてあり、その正面は大きな鏡でした。
鏡の反対側に部屋があるらしく、マイクの大きな声が聞こえてきました。
こちらからは、鏡の向こうの男性が見えないので女子高生はなにやら落ち着かない様子でした。
「名門女子高生の二人組、滅多にない掘り出し物です、二人一緒に落札していただきましょう」とマイクの声が遠くから聞こえてきました。
もしかして、私にぴったりの男性が現れるかもしれないと思い、誰が競り落とすのか確かめようと思って成り行きを見守っていました。
すると私たちは二人で5万で競り落とされたようで、高いのか安いのか私には見当が付きませんでした。
部屋をでると、また小さな通路を通って、別の出口で男性二人と対面しました。
ビルをでると、すぐにタクシーが待っていて私たちは後ろの席に押し込まれました。
タクシーはわずか数100メートルくらい走っただけで、ビルの駐車場に入りました。
私は男達に両側を付き添われて階段を上がりました。
二階に上がってドアを開けると、なかは小さな事務所のようでした。
しかし、ドアの側の傘立てには木刀が何本もあり、竹刀もありました。
なかには、数人のいかにも人相のよくない男達いて、私たちを待ち構えていました。
これはまずいことになったと思って私は女子高生にしがみつきましたが、女子高生の身体も震えていました。
「いいか、二度とあの店にでるんじゃない、わかったな、お前らは次からは俺たちの身内の店にでてもらうからな」と男が言うと、女子高生につかみかかりました。
どうやら、同じような店が2店あって、互いに別の暴力団が経営しているようでした。
これは本当にまずいことになったと思っていると女子高生が「こんなことして、どうなるのか分かってるの」と威勢良く怒鳴り返しました。
男達が女子高生の髪をつかむと、後ろ向きに持ち上げるように引っ張り上げました。
女子高生は切り裂けるような悲鳴を上げると、今度は泣き出しました。
「うるせえんだよ、この女、こうしてくれる」と言いながら今度は男達は女子高生の両腕をねじり上げて背中に押さえつけて動けなくしました。
逆らうこともできずに女子高生は暗闇の世界に身体ごと落ちていきました。
女子高生の肉体にとどめの激流をだし尽くすと、次は私が欲望に汚される番でした。
男は私の後ろから勢いをこめて攻め込んできました。
私の体は空高く放り上げられたまま、落ちることを許されずに回り続けました。
私の体中に欲望の電流が流し込まれて止まらなくなり、体中が許しを求めて震え始めました。
いつまで続くともわからない時間が私の心の中で凍り付いていました。
このままずっと責め続けられたら、私の体はもう支配者に従うしかないと覚悟を決めました。
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