看病日記

龍が国を統べる世界。5匹の龍に求婚された白龍トウランは、その内の1匹である炎龍シグマと婚姻を交わした。そして、炎の国ジャーマンアイリスを建国し、かわいい我が子らと幸せに暮らしていた。


ー夫が、無惨な姿で帰ってくるまでは


夫を惨い目に遭わせたのは誰なのか、我が子らと協力しながら夫の看病をし、更に真相を追求するトウラン。しかし、4匹の龍は千載一遇と言うかのように甘い言葉を囁きかけるが...



「どんな姿になっても良い。もう、ともに空を飛べなくても構わぬ...どうか、生きておくれ」


これは、とある夫婦龍の物語。



「腕の代わりを探さねば、何が良いかのう...
ワームとか、どうかえ?」
「やめて下さい母上」



そして、その子どもたちとの看病日記である。



※四肢欠損等の残酷描写あり、苦手な方はご注意下さい。

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