2 / 4
第一章 ―魔界最弱の厄災と人間界最強の少女―
新魔王様、とりあえず勇者とベッドイン
しおりを挟む
§ § §
魔王の王座に座って待っていました、その勇者とやらの登場を。
で、来ちゃったんですよ、わりと早く来ちゃったんです。
人間の勇者、雄か雌かで言うと雌でした、これが人間の雌だって分かるのは、もちろんオカンとの特徴が一致するからです。
真っ白い髪、凹凸の小さいお胸、しかも二個しかないです、貧相です。
真っ白い目、寝不足でしょうか目つきが悪いです。
真っ白い体、うっそーってくらい白い、細い、小さい、俺よりチビです。
真っ白い服、保護色? 広場はタイル白いから凄い視認率低いです。
真っ白い液、右手に持ってるんです、なんか、白い液体が詰まった透明な容器です。
以上、勇者さんの紹介終わり、印象、白い! 小さい! グロイ!
白い小さいグロイ勇者! なにその液体! 怖い!!
『私は、勇者……魔王、お前に、会いに来た』
あ、この白い人間、なんと片言ながら魔族語を話しました。
俺も母親が人間なので人間語には多少は覚えがあったのですが、そこだけは良かったなーって前向きに思ってたのに、勇者に気を遣わせちゃったなぁこれは、でもがんばって覚えてきたのに、実は人間語ペラペラとまではいかないにしても、多少は知ってたとかショックだろうし……。
『うむ、俺、魔王、お前来るの、待ってた』
白い人間の会話レベルに合わせて、できるだけ簡単な言葉にしました。
『そう、ありがとう、魔王、私、勇者』
おお! 片言だけどちゃんと伝わる程度に勉強してる! 人間なのにすごいなぁ!
『うむ、俺、魔王、勇者、お前、何しに、来た?』
どうだ、これくらいのレベルならきっと分かるはず……。
『そう、私、勇者……魔王、お前、会いたかった』
おおお! すごい! 初めてオカン以外の人間と喋れてる! やべぇ感動した!
『俺も、会いたかった、ありがとう、何、する?』
やばい、ちょっと感動で楽しくなってきた、いやぁもう、なんだろう、ペットと喋れたぐらいの感動があるよ、うん、よしよし、これなら特に問題なく事が終えられそうだ。
『私、勇者、だから……魔王、お前、こ、こ、こ、』
うんうん、てか何するんだろ、あ、そうか殺すんだった、えー、どうしよ、うーん……あ、一応持ってきています、ヒュマジェット、うわーでもまぁ噛んできたらねぇ、俺もそこまで優しい悪魔じゃないけど、だけどすごい震えてますよ、この白い人間、そりゃ怖いよねぇ……。
『わかった、怖がるな、大丈夫だ、優しくする、5秒だ』
5秒でコロリ、ヒュマジェットを手に取ります。
『5秒っ……早い……魔王、そうろうか、わかった……じゃぁ今から、こ、こっ』
そうろうか? 候か? いや、えーっと、発音が怪しくて分かりません。
意味を読み解いていると、顔を真っ赤に勇者の両目が、全ての意思と勇気を束ねたかのように大声で叫びました。
『子供を作るッ!!』
おおぅ最後の言葉がちょっと発音が怪しいせいで、酷い言葉になってるぜ。
殺し合うっ!! が正解ですよ?
なんて思った瞬間でした、
王座から15メルトルくらい離れていたはずの勇者が、一瞬で目の前に来たんです。
縮地です、瞬間移動です、さすがに俺も驚きです、確かにカサコソ素早い奴らですけど。
「ごめんなさい、でも、全て、世界のためなの」
あれ、これ人間語だ、分かる、分かるぞ! 鈍ってなかった!
「絶対に痛くしない、でも、気持ちよすぎて、死んだら、ごめんなさい」
おーやっぱり何言ってるかわからない! ちょっとブランクありすぎたか!
「感度6万倍パンチ」
そんな事を言って、勇者がペチリと俺のお腹の辺りを殴りました。
まってまって、パンチって言葉もあってる、感度って言葉も知ってるぞ、発音も悪くない、じゃぁ感度6万倍パンチってナンアヒュン――、
§ § §
懐かしい記憶でした、裸のオカンと一緒に風呂に入る夢です。
飛び起きて目が覚めました。
どうやら眠っていたようです。
『酷い悪夢だった……』
眠気眼をこすり上げ、視界のクリア度を上げてみると、どうやらここは魔王様の寝室でした。俺にはスケールのでかすぎる、いやもうちょっとした家かよってくらいの、大きな真っ赤なベッドの上でした。
『掛け布団が、重い……なんだ、何があった……全然記憶が無い』
確か、なんか、そうそう人間が来たのでした。
白い人間、白い雌の人間が来て、
『あぁそうだ、殴られたんだった……あれ、俺死んだ? んなわけないか、てか、時間は?』
魔王様の寝室だけあって、寝室の窓もバカでかいです、バカの寝室だけに。
背を起こして見てみると、どうやら朝焼けが見えます、チュンチュンと悪魔スズメが鳴いています。
『……あ、やべ、朝食と洗濯……は、しなくてよくなったんだっけ、はぁ、寝よ』
二度寝ができる、なんて贅沢な魔王生活、そこぐらいは魔王になってよかったと思います。
よいしょとベッドへと再度寝転ぶと、なにか肩の部分に柔らかい物が当たりました。
プヨン、という、ポヨンというか、なんだか生暖かいです。
もちろん見ました、そして居ました、白い人、勇者です。
裸です、衣服を着用していません。
思わず悲鳴をあげそうになりました。
てか俺も裸です、特注させた魔王の制服を着ていません。
お互い裸で、同じ寝所にいました。
『…………おはよう、魔王』
起きました、勇者、起きました。
まだ眠そうです、なんだか疲れてます。
『おはよう、魔王、私、わかる?』
やっぱり片言の魔族語です、うーん、でもわかる、わかるぞ。
『わかる、勇者、俺、魔王』
『うん、お前、魔王……』
そして勇者は俺の所へともそもそくると、そのまま腰当たりにギュっと抱きついたんです。うわ、なにこれ、すごいすべすべ、暖かい、てかちょっと熱いくらい……。
『勇者、熱、あるのか?』
かなり高めの熱です、風邪、病気、病原菌持ち!?
『……うん、昨夜、魔王……その、すごかったから……』
何が!? 何が凄かったの!?
『お、お、俺、なに、した? 勇者、俺、なに、した?』
「えっ、まさか覚えてないの? あんなにしたのに? ……やっぱり、ちょっと6万倍は強すぎたのかな、ううん……まぁ恥ずかしい事も言っちゃったし、覚えてないなら、それでも……」
勇者は人間語を話し俺のお腹に甘えるように頬をくっつけます。
あー、はいはい、そう感度6万倍パンチね! されたされた……された……。
俺は思わずシーツの下を覗き込みました。
湿り気があります、なんか色んな匂いもします、汗と、あぁ懐かしい、前の自室のゴミ箱の匂いだ、これ。
「……ううん、三日間もずっとだったから、さすがに、疲れた」
『三日間ぶっ続けで何をしたの俺ッ!?』
『…………え、言葉、わかるの?』
思わず叫んだ俺の言葉を理解したのか、腰に抱きついていた勇者が顔を上げて目をパチクリしています。
「……う、うん、すこしわかります、はい」
そう言うと、勇者は徐々に顔を真っ赤にして俺の腰から離れると、シーツの中に潜り込んでしまいました。
どうやら俺はなにか、とんでもない事を、してしまったようです。
落ち着こう、一旦落ち着こう、ね?
水、そう、水を飲もう!
そう思っていつも近くに置いてあるデスクまでシーツの海を這いずっていくと、水差しの隣に置いてあったコップを重しにして、何か一枚の紙が置かれていました。
コップをのけると、そこには「父より」と書かれた手紙がありました。
なぜ? 今? 手紙? あぁそういえば仕事も首になったし俺の給料で旅行いくとか言ってたけど……そう思って、手紙をひらきました。
「童貞卒業おめでとう、このド変態め(ハート)」
と、一言だけ、人間語で書かれていました。
ド変態、裸の二人、体温の高い勇者、頬を赤らめる裸の勇者、二人で寝所。
全てが繋がって、一連の流れを完全に把握、なるほどなるほど……。
なるほどね、俺は悲鳴を上げました。まるでご婦人のように。
§ § §
魔王の王座に座って待っていました、その勇者とやらの登場を。
で、来ちゃったんですよ、わりと早く来ちゃったんです。
人間の勇者、雄か雌かで言うと雌でした、これが人間の雌だって分かるのは、もちろんオカンとの特徴が一致するからです。
真っ白い髪、凹凸の小さいお胸、しかも二個しかないです、貧相です。
真っ白い目、寝不足でしょうか目つきが悪いです。
真っ白い体、うっそーってくらい白い、細い、小さい、俺よりチビです。
真っ白い服、保護色? 広場はタイル白いから凄い視認率低いです。
真っ白い液、右手に持ってるんです、なんか、白い液体が詰まった透明な容器です。
以上、勇者さんの紹介終わり、印象、白い! 小さい! グロイ!
白い小さいグロイ勇者! なにその液体! 怖い!!
『私は、勇者……魔王、お前に、会いに来た』
あ、この白い人間、なんと片言ながら魔族語を話しました。
俺も母親が人間なので人間語には多少は覚えがあったのですが、そこだけは良かったなーって前向きに思ってたのに、勇者に気を遣わせちゃったなぁこれは、でもがんばって覚えてきたのに、実は人間語ペラペラとまではいかないにしても、多少は知ってたとかショックだろうし……。
『うむ、俺、魔王、お前来るの、待ってた』
白い人間の会話レベルに合わせて、できるだけ簡単な言葉にしました。
『そう、ありがとう、魔王、私、勇者』
おお! 片言だけどちゃんと伝わる程度に勉強してる! 人間なのにすごいなぁ!
『うむ、俺、魔王、勇者、お前、何しに、来た?』
どうだ、これくらいのレベルならきっと分かるはず……。
『そう、私、勇者……魔王、お前、会いたかった』
おおお! すごい! 初めてオカン以外の人間と喋れてる! やべぇ感動した!
『俺も、会いたかった、ありがとう、何、する?』
やばい、ちょっと感動で楽しくなってきた、いやぁもう、なんだろう、ペットと喋れたぐらいの感動があるよ、うん、よしよし、これなら特に問題なく事が終えられそうだ。
『私、勇者、だから……魔王、お前、こ、こ、こ、』
うんうん、てか何するんだろ、あ、そうか殺すんだった、えー、どうしよ、うーん……あ、一応持ってきています、ヒュマジェット、うわーでもまぁ噛んできたらねぇ、俺もそこまで優しい悪魔じゃないけど、だけどすごい震えてますよ、この白い人間、そりゃ怖いよねぇ……。
『わかった、怖がるな、大丈夫だ、優しくする、5秒だ』
5秒でコロリ、ヒュマジェットを手に取ります。
『5秒っ……早い……魔王、そうろうか、わかった……じゃぁ今から、こ、こっ』
そうろうか? 候か? いや、えーっと、発音が怪しくて分かりません。
意味を読み解いていると、顔を真っ赤に勇者の両目が、全ての意思と勇気を束ねたかのように大声で叫びました。
『子供を作るッ!!』
おおぅ最後の言葉がちょっと発音が怪しいせいで、酷い言葉になってるぜ。
殺し合うっ!! が正解ですよ?
なんて思った瞬間でした、
王座から15メルトルくらい離れていたはずの勇者が、一瞬で目の前に来たんです。
縮地です、瞬間移動です、さすがに俺も驚きです、確かにカサコソ素早い奴らですけど。
「ごめんなさい、でも、全て、世界のためなの」
あれ、これ人間語だ、分かる、分かるぞ! 鈍ってなかった!
「絶対に痛くしない、でも、気持ちよすぎて、死んだら、ごめんなさい」
おーやっぱり何言ってるかわからない! ちょっとブランクありすぎたか!
「感度6万倍パンチ」
そんな事を言って、勇者がペチリと俺のお腹の辺りを殴りました。
まってまって、パンチって言葉もあってる、感度って言葉も知ってるぞ、発音も悪くない、じゃぁ感度6万倍パンチってナンアヒュン――、
§ § §
懐かしい記憶でした、裸のオカンと一緒に風呂に入る夢です。
飛び起きて目が覚めました。
どうやら眠っていたようです。
『酷い悪夢だった……』
眠気眼をこすり上げ、視界のクリア度を上げてみると、どうやらここは魔王様の寝室でした。俺にはスケールのでかすぎる、いやもうちょっとした家かよってくらいの、大きな真っ赤なベッドの上でした。
『掛け布団が、重い……なんだ、何があった……全然記憶が無い』
確か、なんか、そうそう人間が来たのでした。
白い人間、白い雌の人間が来て、
『あぁそうだ、殴られたんだった……あれ、俺死んだ? んなわけないか、てか、時間は?』
魔王様の寝室だけあって、寝室の窓もバカでかいです、バカの寝室だけに。
背を起こして見てみると、どうやら朝焼けが見えます、チュンチュンと悪魔スズメが鳴いています。
『……あ、やべ、朝食と洗濯……は、しなくてよくなったんだっけ、はぁ、寝よ』
二度寝ができる、なんて贅沢な魔王生活、そこぐらいは魔王になってよかったと思います。
よいしょとベッドへと再度寝転ぶと、なにか肩の部分に柔らかい物が当たりました。
プヨン、という、ポヨンというか、なんだか生暖かいです。
もちろん見ました、そして居ました、白い人、勇者です。
裸です、衣服を着用していません。
思わず悲鳴をあげそうになりました。
てか俺も裸です、特注させた魔王の制服を着ていません。
お互い裸で、同じ寝所にいました。
『…………おはよう、魔王』
起きました、勇者、起きました。
まだ眠そうです、なんだか疲れてます。
『おはよう、魔王、私、わかる?』
やっぱり片言の魔族語です、うーん、でもわかる、わかるぞ。
『わかる、勇者、俺、魔王』
『うん、お前、魔王……』
そして勇者は俺の所へともそもそくると、そのまま腰当たりにギュっと抱きついたんです。うわ、なにこれ、すごいすべすべ、暖かい、てかちょっと熱いくらい……。
『勇者、熱、あるのか?』
かなり高めの熱です、風邪、病気、病原菌持ち!?
『……うん、昨夜、魔王……その、すごかったから……』
何が!? 何が凄かったの!?
『お、お、俺、なに、した? 勇者、俺、なに、した?』
「えっ、まさか覚えてないの? あんなにしたのに? ……やっぱり、ちょっと6万倍は強すぎたのかな、ううん……まぁ恥ずかしい事も言っちゃったし、覚えてないなら、それでも……」
勇者は人間語を話し俺のお腹に甘えるように頬をくっつけます。
あー、はいはい、そう感度6万倍パンチね! されたされた……された……。
俺は思わずシーツの下を覗き込みました。
湿り気があります、なんか色んな匂いもします、汗と、あぁ懐かしい、前の自室のゴミ箱の匂いだ、これ。
「……ううん、三日間もずっとだったから、さすがに、疲れた」
『三日間ぶっ続けで何をしたの俺ッ!?』
『…………え、言葉、わかるの?』
思わず叫んだ俺の言葉を理解したのか、腰に抱きついていた勇者が顔を上げて目をパチクリしています。
「……う、うん、すこしわかります、はい」
そう言うと、勇者は徐々に顔を真っ赤にして俺の腰から離れると、シーツの中に潜り込んでしまいました。
どうやら俺はなにか、とんでもない事を、してしまったようです。
落ち着こう、一旦落ち着こう、ね?
水、そう、水を飲もう!
そう思っていつも近くに置いてあるデスクまでシーツの海を這いずっていくと、水差しの隣に置いてあったコップを重しにして、何か一枚の紙が置かれていました。
コップをのけると、そこには「父より」と書かれた手紙がありました。
なぜ? 今? 手紙? あぁそういえば仕事も首になったし俺の給料で旅行いくとか言ってたけど……そう思って、手紙をひらきました。
「童貞卒業おめでとう、このド変態め(ハート)」
と、一言だけ、人間語で書かれていました。
ド変態、裸の二人、体温の高い勇者、頬を赤らめる裸の勇者、二人で寝所。
全てが繋がって、一連の流れを完全に把握、なるほどなるほど……。
なるほどね、俺は悲鳴を上げました。まるでご婦人のように。
§ § §
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします
*
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!?
しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが吃驚して憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です!
めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので!
本編完結しました!
時々おまけを更新しています。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月 夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
それでも俺は生きている!!
ポルポ
ファンタジー
ある日突然、俺達の世界は急に変わってしまった。ある者は世界に絶望し、ある者は仲間を集め、またあるものは力を手に入れ好きに生きる。そんななか主人公、義影 闇(みちかげ やみ)は、持ち前の逃げ足と洞察力を持って変わってしまった世界の力を使い生きてゆくことを決める。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる