「強くてニューゲーム」で異世界無限レベリング ~美少女勇者(3,077歳)、王子様に溺愛されながらレベリングし続けて魔王討伐を目指します!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
文字の大きさ
大中小
138 / 143
第4章 「私が魔王になって右往左往する話」
136(3,032歳)「私が……魔王?」
しおりを挟む
目の前には、私の首輪を受け入れ、晴れて私の従魔となった魔王ことルキくん4歳の姿!
いやぁ長かった!! 本当に長かった!!
何千年経ったっけ? 何千回……いや何万回【ロード】したっけ? 何回死んだっけ? 【おもいだす】で検索すれば出てくるけど、今はとりあえずいいや。
……はぁ~疲れたよパト○ッシュ。
「あっ!?」
と、ルキくんがいきなり大声を上げた。
「な、なになにどうしたの!?」
「あ、あー……ママ……あぁナルホド」
「??」
「ううん、何でもないよ。これからもよろしくね、ママ。そして――」
ルキくんとレヴィアタンさん、周囲にいる審判役や治癒役、【魔力譲渡《マナ・トランスファー》】要員の人たちが一斉に跪《ひざまず》いた!
そして、
「新たなる魔王様」
ルキくんが、そう言った。
「え、なになにいきなり!? 新たなる魔王って、私が!?」
「そりゃそうだよ、ママ」
顔を上げながら、ルキくんが言う。
「だってこの国は『魔力しじょうしゅぎ』。ママは僕らに『魔法決闘』で勝てるくらい強くて、僕を【従魔】できるほどの【魔力】と【魔法力】を持っている。僕より強いママが、魔王にならないわけがない」
「そ、そういうものなの?」
「そういうものでございます」
レヴィアタンさんが深くうなずく。
「じゃあ私、ルキフェル14世になるんですか?」
「うん」
「そうなりますな」
「うーん……でもいいんですか?」
いっちょ賭けに出てみるか。
ここに【セーブ】ポイントを置いて、
「私――」
頭に付けていた魔族の角を、スポッと外して見せる。
「――人族なんですけど」
「「「「「!?」」」」」
跪いていたレヴィアタン氏が慌てて立ち上がり、かばう様にルキくんの前に立つ。周囲の魔族の人たちも、慌てたように立ち上がり、武器を構えたりしようとするも、
「…………?」
首を傾げるレヴィアタン氏と、
「あれ……?」
「人族……殺さなければ……いや、なんで殺さなきゃならないんだ?」
「ん……? 今までは人族のことを考えただけで、嫌悪感と殺意が湧き出てきたはずなのに……」
その反応を見て、
「ぃよっしゃぁああああ!!」
私は思わずガッツポーズしてしまった。
「やっぱりそういうことだったんだね」
ルキくんが笑いながら言う。
「さっき、ママの従魔になったら急に、人族を『せんめつ』しなきゃならないって気持ちが消え去ったんだ。それで気持ちが落ち着いて、いろいろ思い出したんだけど……魔物の集団暴走の時とか、アデスの軍隊が行った時とか、戦ってたのママでしょ? ちょっと体の大きさ違うけど」
「おぉぉ……気づきましたか、我が子よ」
「ど、どういうことだ……です?」
レヴィアタン氏が、私のことを敵とみなすべきなのかどうなのか判断しきれず混乱しているようだ。
「レヴィアタンさん、ご自身のステータスの【契約】欄を見てください」
「ははっ――あぁ、体が勝手に!」
「どう書いてます?」
「『前魔王ルキフェル13世の従魔』と」
「で、ルキくん――前魔王ルキフェル13世は私の従魔なわけですよ。だから逆らおうという気にそもそもなれないはずです」
「そ、それはそうですな。しかし――人族というのは」
「レヴィアタンさん、あなたは、人族を殺さなきゃって思いますか?」
「何を仰るのです? 人族の殲滅こそ魔族の使命……んんん? いや、言われてみれば合理性を欠きますな。ここまで国力を絞ってまでやるほどのことでしょうか?」
「リヴァイア」
とここで、ルキくんがレヴィアタン氏に声をかける。
「も、申し訳ございません前魔王様! 人族の殲滅こそ魔法神様と前魔王様の悲願――」
「もう、いいんだ」
「……へ?」
「人族『せんめつ』は、魔法神の勝手な望みだ。僕はもう魔法神の使徒でも【魔王】でもなくなった。だからもう、人族を『せんめつ』したいと思わないんだ」
「……と、ということは、もう国力を戦争に集中させなくても良いのですか? 経済や福祉に振り分けても良いのですか!?」
めっちゃうれしそうなレヴィアタン氏。まぁ生後2ヵ月の魔王様を支える宰相の立場だもの。実質首相だよね。
「でも、人族の国は戦争をやめてくれるのかな?」
ルキくんの疑問に、
「大丈夫ですよ。そりゃ100年前のわだかまりはあるかもしれませんが……全ては魔法神の所為だってことでアフレガルド王国へは説明できますし、それに今回の戦争ではまだただのひとりも死者が出ていませんので」
「「「「「えっ!?」」」」」
ルキくん、レヴィアタン氏以下、その場にいる魔族全員が驚く。
「魔物の集団暴走は死者ゼロで乗り越えましたし、魔の森を越えて侵攻してきたアデスさんの軍勢は、生きたまままるっと私の【アイテムボックス】の中に入ってます。講和を結んだ後でなら、魔王国にお返ししましょう。あと、四天王さんがバカスカ撃ってくれた【流星】も死者ゼロで乗り切ったんですよ」
「そ、そんな……いくらアリソン様が強大な魔力を持っているといっても、それほどのこと、できるわけが!」
ビビるレヴィアタン氏に微笑みかけ、
「えへへ……実は私、【勇者】なんです」
「「「「「えぇぇえええええっ!?」」」」」
ルキくん含め、全員が大仰天。
「全知全能神ゼニス様とは懇意でしてね。自惚れた魔法神の鼻っ柱を叩き折るための、凄まじい魔法の数々を授けてもらっているんですよ。
そして私は、魔の森と国境を接する人族最前線――アフレガルド王国ロンダキルア辺境伯領の領主でもあります」
とここで魔の森別荘へ【瞬間移動】し、手持ちのドレスの中で一番豪華なやつを【アイテムボックス】で早着替え。まぁ急いで着なくてもここでは時間がほぼ無限にあるけどね。
そして再び魔王城へ【瞬間移動】し、
「改めまして、こんにちは。わたくし、【勇者】にしてアフレガルド王国ロンダキルア女辺境伯にして宝石店店長にしてゲーム開発・販売者にしてITコンサルタントにしてルキくんと全魔族のマスターにして新魔王の、アリス・アリソン・フォン・ロンダキルア・ルキフェル14世と申します。以後お見知りおきを」
ママンに叩き込まれたカーテシーで、礼をした。
************************************************
追記回数:551,551回 通算年数:3,032年 レベル:5,100
次回、アリス、女神様に勝利条件について確認する。
アリス「私、魔王になっちゃいました。当初の使命は『魔王討伐』でしたけど、どうすればいいんでしょうね?」
女神様「それもそうですねぇ」
いやぁ長かった!! 本当に長かった!!
何千年経ったっけ? 何千回……いや何万回【ロード】したっけ? 何回死んだっけ? 【おもいだす】で検索すれば出てくるけど、今はとりあえずいいや。
……はぁ~疲れたよパト○ッシュ。
「あっ!?」
と、ルキくんがいきなり大声を上げた。
「な、なになにどうしたの!?」
「あ、あー……ママ……あぁナルホド」
「??」
「ううん、何でもないよ。これからもよろしくね、ママ。そして――」
ルキくんとレヴィアタンさん、周囲にいる審判役や治癒役、【魔力譲渡《マナ・トランスファー》】要員の人たちが一斉に跪《ひざまず》いた!
そして、
「新たなる魔王様」
ルキくんが、そう言った。
「え、なになにいきなり!? 新たなる魔王って、私が!?」
「そりゃそうだよ、ママ」
顔を上げながら、ルキくんが言う。
「だってこの国は『魔力しじょうしゅぎ』。ママは僕らに『魔法決闘』で勝てるくらい強くて、僕を【従魔】できるほどの【魔力】と【魔法力】を持っている。僕より強いママが、魔王にならないわけがない」
「そ、そういうものなの?」
「そういうものでございます」
レヴィアタンさんが深くうなずく。
「じゃあ私、ルキフェル14世になるんですか?」
「うん」
「そうなりますな」
「うーん……でもいいんですか?」
いっちょ賭けに出てみるか。
ここに【セーブ】ポイントを置いて、
「私――」
頭に付けていた魔族の角を、スポッと外して見せる。
「――人族なんですけど」
「「「「「!?」」」」」
跪いていたレヴィアタン氏が慌てて立ち上がり、かばう様にルキくんの前に立つ。周囲の魔族の人たちも、慌てたように立ち上がり、武器を構えたりしようとするも、
「…………?」
首を傾げるレヴィアタン氏と、
「あれ……?」
「人族……殺さなければ……いや、なんで殺さなきゃならないんだ?」
「ん……? 今までは人族のことを考えただけで、嫌悪感と殺意が湧き出てきたはずなのに……」
その反応を見て、
「ぃよっしゃぁああああ!!」
私は思わずガッツポーズしてしまった。
「やっぱりそういうことだったんだね」
ルキくんが笑いながら言う。
「さっき、ママの従魔になったら急に、人族を『せんめつ』しなきゃならないって気持ちが消え去ったんだ。それで気持ちが落ち着いて、いろいろ思い出したんだけど……魔物の集団暴走の時とか、アデスの軍隊が行った時とか、戦ってたのママでしょ? ちょっと体の大きさ違うけど」
「おぉぉ……気づきましたか、我が子よ」
「ど、どういうことだ……です?」
レヴィアタン氏が、私のことを敵とみなすべきなのかどうなのか判断しきれず混乱しているようだ。
「レヴィアタンさん、ご自身のステータスの【契約】欄を見てください」
「ははっ――あぁ、体が勝手に!」
「どう書いてます?」
「『前魔王ルキフェル13世の従魔』と」
「で、ルキくん――前魔王ルキフェル13世は私の従魔なわけですよ。だから逆らおうという気にそもそもなれないはずです」
「そ、それはそうですな。しかし――人族というのは」
「レヴィアタンさん、あなたは、人族を殺さなきゃって思いますか?」
「何を仰るのです? 人族の殲滅こそ魔族の使命……んんん? いや、言われてみれば合理性を欠きますな。ここまで国力を絞ってまでやるほどのことでしょうか?」
「リヴァイア」
とここで、ルキくんがレヴィアタン氏に声をかける。
「も、申し訳ございません前魔王様! 人族の殲滅こそ魔法神様と前魔王様の悲願――」
「もう、いいんだ」
「……へ?」
「人族『せんめつ』は、魔法神の勝手な望みだ。僕はもう魔法神の使徒でも【魔王】でもなくなった。だからもう、人族を『せんめつ』したいと思わないんだ」
「……と、ということは、もう国力を戦争に集中させなくても良いのですか? 経済や福祉に振り分けても良いのですか!?」
めっちゃうれしそうなレヴィアタン氏。まぁ生後2ヵ月の魔王様を支える宰相の立場だもの。実質首相だよね。
「でも、人族の国は戦争をやめてくれるのかな?」
ルキくんの疑問に、
「大丈夫ですよ。そりゃ100年前のわだかまりはあるかもしれませんが……全ては魔法神の所為だってことでアフレガルド王国へは説明できますし、それに今回の戦争ではまだただのひとりも死者が出ていませんので」
「「「「「えっ!?」」」」」
ルキくん、レヴィアタン氏以下、その場にいる魔族全員が驚く。
「魔物の集団暴走は死者ゼロで乗り越えましたし、魔の森を越えて侵攻してきたアデスさんの軍勢は、生きたまままるっと私の【アイテムボックス】の中に入ってます。講和を結んだ後でなら、魔王国にお返ししましょう。あと、四天王さんがバカスカ撃ってくれた【流星】も死者ゼロで乗り切ったんですよ」
「そ、そんな……いくらアリソン様が強大な魔力を持っているといっても、それほどのこと、できるわけが!」
ビビるレヴィアタン氏に微笑みかけ、
「えへへ……実は私、【勇者】なんです」
「「「「「えぇぇえええええっ!?」」」」」
ルキくん含め、全員が大仰天。
「全知全能神ゼニス様とは懇意でしてね。自惚れた魔法神の鼻っ柱を叩き折るための、凄まじい魔法の数々を授けてもらっているんですよ。
そして私は、魔の森と国境を接する人族最前線――アフレガルド王国ロンダキルア辺境伯領の領主でもあります」
とここで魔の森別荘へ【瞬間移動】し、手持ちのドレスの中で一番豪華なやつを【アイテムボックス】で早着替え。まぁ急いで着なくてもここでは時間がほぼ無限にあるけどね。
そして再び魔王城へ【瞬間移動】し、
「改めまして、こんにちは。わたくし、【勇者】にしてアフレガルド王国ロンダキルア女辺境伯にして宝石店店長にしてゲーム開発・販売者にしてITコンサルタントにしてルキくんと全魔族のマスターにして新魔王の、アリス・アリソン・フォン・ロンダキルア・ルキフェル14世と申します。以後お見知りおきを」
ママンに叩き込まれたカーテシーで、礼をした。
************************************************
追記回数:551,551回 通算年数:3,032年 レベル:5,100
次回、アリス、女神様に勝利条件について確認する。
アリス「私、魔王になっちゃいました。当初の使命は『魔王討伐』でしたけど、どうすればいいんでしょうね?」
女神様「それもそうですねぇ」
0
お気に入りに追加
315
あなたにおすすめの小説

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

最弱スキルも9999個集まれば最強だよね(完結)
排他的経済水域
ファンタジー
12歳の誕生日
冒険者になる事が憧れのケインは、教会にて
スキル適性値とオリジナルスキルが告げられる
強いスキルを望むケインであったが、
スキル適性値はG
オリジナルスキルも『スキル重複』というよくわからない物
友人からも家族からも馬鹿にされ、
尚最強の冒険者になる事をあきらめないケイン
そんなある日、
『スキル重複』の本来の効果を知る事となる。
その効果とは、
同じスキルを2つ以上持つ事ができ、
同系統の効果のスキルは効果が重複するという
恐ろしい物であった。
このスキルをもって、ケインの下剋上は今始まる。
HOTランキング 1位!(2023年2月21日)
ファンタジー24hポイントランキング 3位!(2023年2月21日)

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる