上 下
4 / 5
第一話:

妊娠6ヶ月、梅もまた父の子を妊娠していることが発覚した。

しおりを挟む
妊娠6ヶ月──亜矢はうすらぼんやりと瞼を開けた。

 「ふぁ…ぁあ゛ッ?!♡あんあんっ!♡お父さん…好きぃ~~ッ!!♡あんっ!♡ふぁ…ぁあ゛…~~ッ?!♡」
 「ッ…クッ、ハアハアッ。ああ。お父さんも梅の事大好きだぞ?♡ハアハアッ、亜矢と同じ俺の子を宿してくれたこの小さな腹も。…全部大好きだッ!!♡」
パンパンパンパンパンッ!!
 「あんあんあんっ!?♡お父さん…ッ、ぁあ゛~~ッ!?♡だめ…激しい……ッ?!♡」

男女の艶声は馴染みのある二人だ。
…場所は隣……?
隣は確か──梅の部屋で、
男の方は亜矢にも馴染みのある人物…実の父であり今妊娠6ヶ月のハラのもう半分──時坂時雨だ。
!!!

バッと飛び起きた亜矢は転倒だけには気を付けてベッドから降りて慌てて隣室のドアを開けた。

 「…ッ!?お父さん…ッ!梅に何を・・・ッ!?」

驚愕に見開かれた瞳に写る父と妹のおぞましい光景…。

 「…クックックッ♪とうとうバレたな、梅?♡」
 「あんっ!♡はぁはぁ…ぁあ゛~~ッ!!♡ふふ、見ての通りよ…お姉ちゃん。私お父さんに…んっ♡処女奪われたから…あんっ!?♡今はお父さん一筋。お父さんの為なら…私よ♪うふふ♡」
 「なら俺の子を産んでくれよぉ~…♡お父さんと家族を沢山作ってくれ…」
 「うん、勿論だよ♡お父さんは私の全て。大好きで愛しているお父さんの為なら私──」
 「……ッ!?」
バンッ!!
バタバタバタッ!!
バタンッ!!

…それ以上は聞いて居られなかった。

亜矢は自室に引き籠った。
信じられなくて。信じたくなくて…。
今まで信じていたものが絵に描いた餅だったのだと認めるのが恐くて……亜矢はベッドの上でガチガチと歯を鳴らして怯えていた。



虚ろな瞳でボテ腹晒して世界で一番大嫌いな男に犯される…ああ、妹は──唯一無二の妹は世界で一番大嫌いな男のだった。
……。

こんな最低最悪な男の子供を産む──そんなおぞましくも禁忌に溢れた子を産む。
そんな覚悟も決意もない、かと言ってここから逃げる勇気もない…。
妊娠8ヶ月。恐ろしく順調だ、それは妹の梅も…梅は今妊娠4ヶ月。
だと確実に私達姉妹は同じ男の子の母となる、姉妹で同じ男…それも実父の子。その母親となる絶望がもうすぐ迫ってきている。

 「…はぁ、あんっ……♡ぁあ゛~~…ッ!♡お父さん …気持ちいい♡お父さんのおちんぽ…ああんっ!?♡」
パンパンパンパンパンッ!!
 「ああ、気持ちいいな…ッ!♡ハアハアッ。亜矢…ああ、亜矢…──ッ!!♡」
 「あんっ♡あんっ♡あんっ♡はぁはぁ…ぁあ゛~~♪♪ぐちゃぐちゃどろどろぉ~~♡ふぁあん──っ?!♡」
ビクッビクンッ!!
パンッ、パンパンパンッ、ズッ、ズプッ、パンッ、ジュプジュプッ、グチャグチャッ、パンパンッ、グチョッ、ズプズプッ、グヌッ、パンパンパンッ!!♡

どろどろ愛液と先の父の精液と混ざってぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃと厭らしくも淫靡な水音は鼓膜を犯す天然の麻薬だ。

本能の赴くままに時雨しぐれは愛しい娘の孕まんこを剛直でピストンしていた。

大きく膨らんだハラは罪の証、実父と実娘に因る最高傑作──愛の結晶だ。

 「……時雨さんの赤ちゃん…こんなに大きくなりました…ッ!♡はぁんっ!?♡んぁあ゛~~…ッ!!♡」
ビクッビクンッ!!
プシッ、プシプシッ、プシュッ、プシャァア~~~ッツ!!
 「ッ…ああ。そうだッ!亜矢…ッ!!♡お前は俺のオンナだ…。誰にも渡さねぇ。ずっとずっと俺だけを見ろ。愛しているぞ……ッ!!♡」
パンパンパンパンパンッ!!♡
 「ッはいっ!時雨さん…ッ!!♡私も。私も…、はぁはぁ、あんっ、ぁあ゛~~ッ!?♡時雨さんの事愛してます……あ゛あ゛ああ゛──…ッ!!?♡♡」
ドクッ、ドビュッ、ドピュルッドピュルッ、ドプッ、ビュビュビュッ、ビュプッ、ドクッドクン──ッ!!
プシッ、プシプシッ、プシュッ、プシャァア~~~ッツ!!

二人の絶頂が重なる──。

ドクドクと情け容赦ない膣内射精は実父から実娘の孕まんこに行われていた…それも何の良心の呵責も受けていない、晴れ晴れとした爽やかな笑顔と熱が…亜矢を再び快楽の渦に落とす。


〝絶望〟に明日あすも過去もない。

…助けて。___違う。助けてくれなくて良い……!!

ただただ…、||||生きたい。
でも“時坂亜矢としては”生きたくない||…

こんな辛いだけの記憶・・ッ!!



……いらない。


要らない要らない要らない…ッ!!!

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

教え子に手を出した塾講師の話

神谷 愛
恋愛
バイトしている塾に通い始めた女生徒の担任になった私は授業をし、その中で一線を越えてしまう話

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

マッサージ

えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。 背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。 僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。

公爵家の父と娘

アリス
恋愛
「アリエル・マスノイア公爵令嬢!貴様との婚約を破棄する!!」 場所は王城、本日は陛下の誕生日パーティー…その善き日に──馬鹿を起こした唐変木は。 「…はい?王太子殿下…それは間違いなのでは?」 「ふんっ!白々しい…!!貴様は俺を愛するあまりこの俺が最も愛するエカテリーナ男爵令嬢を害したそうだな!? 証拠は挙がっているんだぞ?」 …エカテリーナ男爵令嬢? 最も愛するって……この阿波擦れ女が?? 王城の謁見の間をパーティー会場とした豪華絢爛な立食式パーティー、参列する貴族は高位から中位、下位問わず一部冒険者や商人も招かれた…フランクなパーティー。 ここでの事は“無礼講”にしても──、“まさか”この馬鹿筆頭……いや、「王家の恥部」と言われたポンコツ王太子──(候補)は何やら変な事を喚いてパーティーを台無しにしようとしている。 仕方ない、ここは私が── 「──マルクス、お前は廃嫡だ。衛兵、即刻その阿波擦れと阿呆を黙らせよ」 「はっ!」 「──ッ!?」 「……」 お馬鹿(元・王太子候補)と阿波擦れ(男爵令嬢)は会場の隅にいた衛兵に一撃で鎮められ、謁見の間を退出していった…。

お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~

ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。 2021/3/10 しおりを挟んでくださっている皆様へ。 こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。 しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗) 楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。 申しわけありません。 新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。 修正していないのと、若かりし頃の作品のため、 甘めに見てくださいm(__)m

処理中です...