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98.起きてすぐしちゃうなんて
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「ん……昨日あんなにしたのに…」
「…朝勃ちだから、抜けば治る」
「あっ…ん」
既に少しの愛撫で湿っていた私のナカを、彼の指がすんなりと侵入する。
やだ…こんなんじゃ……
「…待ってるじゃん」
「や…恥ずかしいです、から…あっ」
「何を今更」
知り尽くされた私の身体は、あっという間に彼の指に攻め込まれてしまい、その間に深くキスをされ、胸の頂を優しく摘まれれば、全身に快感が走ってしまう。
「ぁん…やっ!あぁ…っ」
「良さそうだね?」
「や…シン……んっ!それイっちゃうから…やぁ……あ!」
「だめ」
指を入れられたまま茂みにある気持ち良いところを擦られて、身体が快感にピクピクと痙攣してしまうのに、彼はやめてくれない。
必死に抵抗しようと彼を掴むけど、やめてくれない。
まるで悪戯の仕返しのようだ。
でも、これ以上は…!
ナカと蕾を同時に攻められてしまえば、いつものように一瞬で。
「あぁぁ……っ!」
自分とは思えない程甲高い声が出て、必死に彼に抱きつく。
止まらない水音に身体が反れて、ガクガク揺れる。
また簡単に果ててしまった。
「はっ、はぅ…んっ、あっ」
「ふっ…ぐしょぐしょ」
「や…んっ」
深いキスが、2人を繋ぐ。
彼はその間に私の片足の裏に手を入れて引き寄せ、身体を文字通り密着させた。
「あぁ…っ…待って、まだ……」
「やだ」
「んっ……ああ!」
ロックオンされたまま、ズンと腰を打ちつけられたら、また軽くイッてしまった。
「散々夜中に身体覚えさせただけあって、イきやすくなったな」
「うっ、やぁ……だめ……っ」
「ダメ?気持ち良さそうだけど」
「や!」
身体が言うことを聞かない。
声も漏れてしまう。
分かってるはずなのに彼はやめてくれないのだ。
「うぅ…いじわる」
「今更気付いたの?」
「やぁ……!」
感じ過ぎて既にとろけてしまいそうだ。
何度か目にして分かってきたが、彼のソレは太くてとても大きい。
あんなものが私のナカに入ってるなんて驚きなのだが、これが最奥まで届いて、私の性感帯を強く刺激するから、簡単に気持ち良くしてくれるのだ。
「俺は優しくないよ」
「んんっ…シン……!」
たまにこうして自虐とも取れる発言で突き放すが、それ自体が彼の優しさの表れなのだと分かってきた。
だから、そういう時は私からキスをする。
彼自身を肯定してあげられるように。
彼も求めるように目を閉じて堪能しながら腰を振り続けた。
「好きっ、シン…!ぁん」
「……俺もだよ」
そう返す彼の瞳はどこか寂しそうで。
うまく伝わらない。
彼をギュッと抱き締めると、彼もまた私を強く引き寄せた。
「結奈……つっ……!」
「あっ……!」
お互い、同時に絶頂に達してしまった。
身体の奥に熱いものが注がれてるのが分かる。
愛おしい彼の分身が私を求めてくれている。
そう感じただけでも幸せで、お腹の中がキュンと反応した。
それにしても…
「まだ、出てる…」
「ん」
何度も脈打ち出されたはずなのに。
それに未だに、全然元気に勃っている。
「こんなに出されたら、すぐ妊娠しちゃう」
「したいんでしょ?」
ハッとして、顔を上げる。
私今、何を……?
それを知ってか知らずか、シンはフッと笑い、ゆらゆらと腰を深める。
「あ……ん……」
「俺も、孕ませたい」
「え……んっ」
「……もう一回させて」
まだ寝惚けているのではないかと思えるくらい無邪気に、そう求めてくる彼の甘い声音を拒否することなんて出来なくて。
そのまま、さっきよりも長く、彼に求められ、求め返した。
もう一度子種をお腹に注がれ、余韻に浸るようにキスをして引き抜かれ、今日の行為の終わりを理解し、名残惜しさに視線を落とした時、まさか別の誘いを受けるとは思ってもみなかった。
「……どこか出掛けようか」
「え?」
それって……まるで……!
「デート、してみない?」
「で……っ!」
指を絡める彼に、心臓が大きく脈打ったのは、言うまでもなく。
人生初めて、デートに誘われました。
「…朝勃ちだから、抜けば治る」
「あっ…ん」
既に少しの愛撫で湿っていた私のナカを、彼の指がすんなりと侵入する。
やだ…こんなんじゃ……
「…待ってるじゃん」
「や…恥ずかしいです、から…あっ」
「何を今更」
知り尽くされた私の身体は、あっという間に彼の指に攻め込まれてしまい、その間に深くキスをされ、胸の頂を優しく摘まれれば、全身に快感が走ってしまう。
「ぁん…やっ!あぁ…っ」
「良さそうだね?」
「や…シン……んっ!それイっちゃうから…やぁ……あ!」
「だめ」
指を入れられたまま茂みにある気持ち良いところを擦られて、身体が快感にピクピクと痙攣してしまうのに、彼はやめてくれない。
必死に抵抗しようと彼を掴むけど、やめてくれない。
まるで悪戯の仕返しのようだ。
でも、これ以上は…!
ナカと蕾を同時に攻められてしまえば、いつものように一瞬で。
「あぁぁ……っ!」
自分とは思えない程甲高い声が出て、必死に彼に抱きつく。
止まらない水音に身体が反れて、ガクガク揺れる。
また簡単に果ててしまった。
「はっ、はぅ…んっ、あっ」
「ふっ…ぐしょぐしょ」
「や…んっ」
深いキスが、2人を繋ぐ。
彼はその間に私の片足の裏に手を入れて引き寄せ、身体を文字通り密着させた。
「あぁ…っ…待って、まだ……」
「やだ」
「んっ……ああ!」
ロックオンされたまま、ズンと腰を打ちつけられたら、また軽くイッてしまった。
「散々夜中に身体覚えさせただけあって、イきやすくなったな」
「うっ、やぁ……だめ……っ」
「ダメ?気持ち良さそうだけど」
「や!」
身体が言うことを聞かない。
声も漏れてしまう。
分かってるはずなのに彼はやめてくれないのだ。
「うぅ…いじわる」
「今更気付いたの?」
「やぁ……!」
感じ過ぎて既にとろけてしまいそうだ。
何度か目にして分かってきたが、彼のソレは太くてとても大きい。
あんなものが私のナカに入ってるなんて驚きなのだが、これが最奥まで届いて、私の性感帯を強く刺激するから、簡単に気持ち良くしてくれるのだ。
「俺は優しくないよ」
「んんっ…シン……!」
たまにこうして自虐とも取れる発言で突き放すが、それ自体が彼の優しさの表れなのだと分かってきた。
だから、そういう時は私からキスをする。
彼自身を肯定してあげられるように。
彼も求めるように目を閉じて堪能しながら腰を振り続けた。
「好きっ、シン…!ぁん」
「……俺もだよ」
そう返す彼の瞳はどこか寂しそうで。
うまく伝わらない。
彼をギュッと抱き締めると、彼もまた私を強く引き寄せた。
「結奈……つっ……!」
「あっ……!」
お互い、同時に絶頂に達してしまった。
身体の奥に熱いものが注がれてるのが分かる。
愛おしい彼の分身が私を求めてくれている。
そう感じただけでも幸せで、お腹の中がキュンと反応した。
それにしても…
「まだ、出てる…」
「ん」
何度も脈打ち出されたはずなのに。
それに未だに、全然元気に勃っている。
「こんなに出されたら、すぐ妊娠しちゃう」
「したいんでしょ?」
ハッとして、顔を上げる。
私今、何を……?
それを知ってか知らずか、シンはフッと笑い、ゆらゆらと腰を深める。
「あ……ん……」
「俺も、孕ませたい」
「え……んっ」
「……もう一回させて」
まだ寝惚けているのではないかと思えるくらい無邪気に、そう求めてくる彼の甘い声音を拒否することなんて出来なくて。
そのまま、さっきよりも長く、彼に求められ、求め返した。
もう一度子種をお腹に注がれ、余韻に浸るようにキスをして引き抜かれ、今日の行為の終わりを理解し、名残惜しさに視線を落とした時、まさか別の誘いを受けるとは思ってもみなかった。
「……どこか出掛けようか」
「え?」
それって……まるで……!
「デート、してみない?」
「で……っ!」
指を絡める彼に、心臓が大きく脈打ったのは、言うまでもなく。
人生初めて、デートに誘われました。
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