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御曹司の甘い嫉妬
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ぴちゃぴちゃと、耳を塞ぎたくなるくらいにいやらしい水音が、部屋の中に響いている。豪さんの舌はついに秘芽をとらえ、むき出しにするとそれを吸った。強すぎる刺激に目の前がチカチカして、私の腰が跳ねる。声にならない悲鳴を上げて、私は二度目の絶頂を味わった。
「んぅっ……はっ……はぁっ……」
「寧々、大丈夫?」
「う、んっ」
口元を手の甲で拭った豪さんは、荒い呼吸を繰り返す私の頭を撫で、ぎゅっと抱きしめてくれた。私もその背に腕を伸ばした。熱い身体同士が密着して、互いが互いを必要としているのだと実感できる。この瞬間が、私に極上の世界を見せてくれる。
豪さんは身を起こし、私のパジャマを全て脱がせると、自身も裸になった。屹立したものの大きさが、豪さんの興奮を表している。直視するのは憚られて、手で顔を覆ったけれど、やはり気になる。避妊具を着ける様子を、指の隙間からまじまじと見つめてしまった。
「寧々、見てたでしょ?」
「えっ、あ、いや……」
「気になる?」
「う……気にならないと言ったら嘘になるけど……」
「はは。寧々のえっち」
「ご、豪さんだって!」
「男はみんなそうなんだよ」
小声でやりとりしながら、その瞬間を今か今かと待つ。ぐずぐずに解れたそこに、豪さんのものがあてがわれて、少しずつ挿ってくる。最初は圧迫感のあったそれも、奥に届くころにはゾクゾクとした快感に変わっていった。この時、お腹に少し力を入れると、豪さんが「んっ」と色気のある声を出す。最近覚えたことだった。
「寧々……うまくなったね」
「豪さんが気持ちよくなってくれたら、嬉しいから……」
「あんまり可愛いこと言わないで。歯止めがきかなくなる」
緩やかに、律動が始まった。豪さんの動きに合わせて、今日は意識的に、私も腰を動かす。恥ずかしさよりも、快楽を求める貪欲さの方が勝ってしまった。いいところに当たるようにしていると、豪さんが両手で私の胸を揉みしだく。指が食い込んで、双丘がぐにゃぐにゃと形を変えた。時折、その先端に指が擦れると、甘い痺れが私の喉を震わせる。
「一年前に比べると、おっぱい大きくなったね」
「あっ、んっ……そう、かなっ……?」
「俺が育てたからかも」
「やっ……なんか変態っ、ぽいっ」
「ごめん」
照れ笑いを浮かべながら、豪さんは動きを速めていく。肌と肌がぶつかって、ぱちゅっぱちゅっと卑猥な音が聞こえ始めた。それが興奮を更に煽り、絶頂に向けて、互いに腰を振る。もう余裕がない、そう思っていた最中。
部屋の扉が、軽くノックされた。
「んぅっ……はっ……はぁっ……」
「寧々、大丈夫?」
「う、んっ」
口元を手の甲で拭った豪さんは、荒い呼吸を繰り返す私の頭を撫で、ぎゅっと抱きしめてくれた。私もその背に腕を伸ばした。熱い身体同士が密着して、互いが互いを必要としているのだと実感できる。この瞬間が、私に極上の世界を見せてくれる。
豪さんは身を起こし、私のパジャマを全て脱がせると、自身も裸になった。屹立したものの大きさが、豪さんの興奮を表している。直視するのは憚られて、手で顔を覆ったけれど、やはり気になる。避妊具を着ける様子を、指の隙間からまじまじと見つめてしまった。
「寧々、見てたでしょ?」
「えっ、あ、いや……」
「気になる?」
「う……気にならないと言ったら嘘になるけど……」
「はは。寧々のえっち」
「ご、豪さんだって!」
「男はみんなそうなんだよ」
小声でやりとりしながら、その瞬間を今か今かと待つ。ぐずぐずに解れたそこに、豪さんのものがあてがわれて、少しずつ挿ってくる。最初は圧迫感のあったそれも、奥に届くころにはゾクゾクとした快感に変わっていった。この時、お腹に少し力を入れると、豪さんが「んっ」と色気のある声を出す。最近覚えたことだった。
「寧々……うまくなったね」
「豪さんが気持ちよくなってくれたら、嬉しいから……」
「あんまり可愛いこと言わないで。歯止めがきかなくなる」
緩やかに、律動が始まった。豪さんの動きに合わせて、今日は意識的に、私も腰を動かす。恥ずかしさよりも、快楽を求める貪欲さの方が勝ってしまった。いいところに当たるようにしていると、豪さんが両手で私の胸を揉みしだく。指が食い込んで、双丘がぐにゃぐにゃと形を変えた。時折、その先端に指が擦れると、甘い痺れが私の喉を震わせる。
「一年前に比べると、おっぱい大きくなったね」
「あっ、んっ……そう、かなっ……?」
「俺が育てたからかも」
「やっ……なんか変態っ、ぽいっ」
「ごめん」
照れ笑いを浮かべながら、豪さんは動きを速めていく。肌と肌がぶつかって、ぱちゅっぱちゅっと卑猥な音が聞こえ始めた。それが興奮を更に煽り、絶頂に向けて、互いに腰を振る。もう余裕がない、そう思っていた最中。
部屋の扉が、軽くノックされた。
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