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調教開始
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「じゃあ、行ってくるから。22時過ぎには戻るよ。悪いけど、それまで食事は待ってて」
「……はい」
「いい子だね。胡蝶の頑張り、楽しみにしてるから」
おーちゃんはビデオカメラの録画ボタンを押して、部屋を出て行った。最後に玄関の閉まる音が聞こえて、私は一人、静かな空間に取り残される。
自分で慰めるって、どうやるのだろう。おーちゃんの触り方を思い出してって言われた。確か、最初は胸からだ。
メイド服の上から乳房に手を当てて、ゆっくり揉んでみた。
「……あれ?」
全然、気持ちよくない。おーちゃんに触られた時は、あんなにも感じてしまうのに。布を介しているからいけないのだろうか。
試しに、開いた胸元から手を差し込んでみた。直接乳房に触れる形で揉んでみる。さっきよりは刺激が増した気がするけれど、やっぱり物足りない。
「どうしよう……おーちゃん」
聞きたくても、本人はここにいない。途方に暮れながら、胸元のパッドが入った部分を引き下げて、胸をさらけ出した。空気に触れた先端が、少しずつ芯を持ち始める。
「んっ……」
指でそこを押してみた。これが一番気持ちいいかもしれない。片方ずつ、しばらくそれを繰り返してみた。でも、おーちゃんがしてくれる方が、断然気持ちいい。
涙目になりつつ、ふと目の前を見た。ビデオカメラのレンズが光っている。
まるで、おーちゃんに見られているようだ。私がうまくできるかどうか、監視している。そう思うと、背中が震えて反応した。
そうだ。この手が、おーちゃんのものだと思えばいい。目を瞑って、もう一度挑戦してみた。
今度は片方ずつではなく、両胸を同時に刺激してみた。手のひらで押し潰すようにして、ぎゅっと力を入れて揉む。次は、円を描くように優しく。時々、乳首を摘まんで弾いてみれば、次第に下腹部が熱くなってきた。
「んっ……あっ……」
脚をもじもじと動かして、快感を逃がす。息が上がってきて、どろっとしたものが中から溢れてくるのが分かった。おーちゃんが触っていると想像するだけで、こんなにも感じ方が変わってしまうなんて。想像力の凄さを思い知らされる。
「はぁっ、あっ……」
欲しい。中を掻きまわしたい。そんな欲求に負けて、私はスカートをめくった。運よく、私からはフリルが多くて直接は見えない。手の感覚を頼りに、ショーツに手を入れていく。そこは、しっかりと濡れていた。
「んんっ……おーちゃん……」
まずは秘裂をなぞって、指に蜜を塗っていく。秘芽を親指で探りあてると、少し膨らんでいた。ほんの一瞬触れるだけで、身体がびくびくと震える。
「あっ、んっ」
そこをすりすりと擦りながら、濡れそぼった中へと指を入れていった。自分の身体にこんな部分があるなんて信じられないくらい熱くて、うねりながら指を締めつけてくる。
おーちゃんが刺激してくれていたところを探すけれど、分からない。きっと、もう少し奥のはずだ。私の指では長さが足りず、届かないようだった。欲しいのに、与えてくれない。
「おーちゃん……早く」
無意識に、名前を呼んで催促した。早く、ここをぐちゃぐちゃにして、気持ちよくしてほしい。それが叶わなくてもどかしい。諦めるしかなくて、他の方法を模索する。
片手で胸を揉みながら、秘芽と中を同時に刺激してみた。すると、腰がびくっとして砕けそうになる。
「ああっ……あんっ」
これならいけるかもしれない。指の動きを加速させ、強めに胸を揉んだ。じわじわと興奮が高まり、背中が反っていく。
「あっ、やっ……おーちゃんっ」
『かわいいよ、胡蝶』
幻聴なのだと分かる。でも脳内に響くように、しっかりそう聞こえた。中がきゅうっと締まっていく。
「あぁぁぁっ……!」
私は、あられもなく口を開いて指先まで快感を拾い、ケージの中でぐったりと横になった。
「……はい」
「いい子だね。胡蝶の頑張り、楽しみにしてるから」
おーちゃんはビデオカメラの録画ボタンを押して、部屋を出て行った。最後に玄関の閉まる音が聞こえて、私は一人、静かな空間に取り残される。
自分で慰めるって、どうやるのだろう。おーちゃんの触り方を思い出してって言われた。確か、最初は胸からだ。
メイド服の上から乳房に手を当てて、ゆっくり揉んでみた。
「……あれ?」
全然、気持ちよくない。おーちゃんに触られた時は、あんなにも感じてしまうのに。布を介しているからいけないのだろうか。
試しに、開いた胸元から手を差し込んでみた。直接乳房に触れる形で揉んでみる。さっきよりは刺激が増した気がするけれど、やっぱり物足りない。
「どうしよう……おーちゃん」
聞きたくても、本人はここにいない。途方に暮れながら、胸元のパッドが入った部分を引き下げて、胸をさらけ出した。空気に触れた先端が、少しずつ芯を持ち始める。
「んっ……」
指でそこを押してみた。これが一番気持ちいいかもしれない。片方ずつ、しばらくそれを繰り返してみた。でも、おーちゃんがしてくれる方が、断然気持ちいい。
涙目になりつつ、ふと目の前を見た。ビデオカメラのレンズが光っている。
まるで、おーちゃんに見られているようだ。私がうまくできるかどうか、監視している。そう思うと、背中が震えて反応した。
そうだ。この手が、おーちゃんのものだと思えばいい。目を瞑って、もう一度挑戦してみた。
今度は片方ずつではなく、両胸を同時に刺激してみた。手のひらで押し潰すようにして、ぎゅっと力を入れて揉む。次は、円を描くように優しく。時々、乳首を摘まんで弾いてみれば、次第に下腹部が熱くなってきた。
「んっ……あっ……」
脚をもじもじと動かして、快感を逃がす。息が上がってきて、どろっとしたものが中から溢れてくるのが分かった。おーちゃんが触っていると想像するだけで、こんなにも感じ方が変わってしまうなんて。想像力の凄さを思い知らされる。
「はぁっ、あっ……」
欲しい。中を掻きまわしたい。そんな欲求に負けて、私はスカートをめくった。運よく、私からはフリルが多くて直接は見えない。手の感覚を頼りに、ショーツに手を入れていく。そこは、しっかりと濡れていた。
「んんっ……おーちゃん……」
まずは秘裂をなぞって、指に蜜を塗っていく。秘芽を親指で探りあてると、少し膨らんでいた。ほんの一瞬触れるだけで、身体がびくびくと震える。
「あっ、んっ」
そこをすりすりと擦りながら、濡れそぼった中へと指を入れていった。自分の身体にこんな部分があるなんて信じられないくらい熱くて、うねりながら指を締めつけてくる。
おーちゃんが刺激してくれていたところを探すけれど、分からない。きっと、もう少し奥のはずだ。私の指では長さが足りず、届かないようだった。欲しいのに、与えてくれない。
「おーちゃん……早く」
無意識に、名前を呼んで催促した。早く、ここをぐちゃぐちゃにして、気持ちよくしてほしい。それが叶わなくてもどかしい。諦めるしかなくて、他の方法を模索する。
片手で胸を揉みながら、秘芽と中を同時に刺激してみた。すると、腰がびくっとして砕けそうになる。
「ああっ……あんっ」
これならいけるかもしれない。指の動きを加速させ、強めに胸を揉んだ。じわじわと興奮が高まり、背中が反っていく。
「あっ、やっ……おーちゃんっ」
『かわいいよ、胡蝶』
幻聴なのだと分かる。でも脳内に響くように、しっかりそう聞こえた。中がきゅうっと締まっていく。
「あぁぁぁっ……!」
私は、あられもなく口を開いて指先まで快感を拾い、ケージの中でぐったりと横になった。
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