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初めてはバスルームで
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「ああ、いっしょに入るのが俺の夢だったんだ」
加賀谷さんは立ち上がると、力強く私を引っ張った。
バスルームは明るいクリーム色の壁に光が反射されて、眩しかった。洗面器やボトルスタンドは淡いグリーンで統一されている。
椅子を脇にどけ、加賀谷さんは床に座った。あぐらをかくと太腿を叩く。
「こっちにくるんだ。ほら、もっと近づいて」
加賀谷さんは私の腰を引き寄せた。同時に、ほぼ正座に近い形に座りなおす。
だから、自然と私の足は開いた。
大きく開脚した私が加賀谷さんの両腿に乗っかっている。私の腹部に腕を回しながら、加賀谷さんは呟いた。
「これでよし。ちゃんと洗えるし、よく見える」
何がよく見えているというのか。私は鏡に目をやった。
「あ……」
恥ずかしげもなく私は股を晒している。
濡れた下生えとそこに身を潜めるようにして存在している男としての証が丸見えになっていた。私の下半身全体が明かりに照らされている。
言われるがまま動き、最も恥ずかしいところを自分から見せたのだ。私が淫らに振る舞うように加賀谷さんは誘導したのだ。
そう気づいた瞬間、私の中心は硬くなった。しかも、勃ち上がってくる。慌てて泡を鏡につけてごまかしたのに、加賀谷さんにばれた。
「まずは、ここをきれいにしようか」
「やめて、ん、ん……ああっ」
握られ、擦られ、扱かれ、あっという間に私は達した。
加賀谷さんに触られると、どうし肌が震えるんだろう。気持ちよくて、気持ちよくて、声が出てしまう。
加賀谷さんは泡を自分の躯につけて、私を背中から抱いた。スポンジで洗おうと言ったのに、加賀谷さんは聞かなかった。
私は射精したあとの脱力感でおとなしくなっていた。
加賀谷さんは指で薄い私の下生えを梳かした。私の秘毛が彼の指に絡んでいる。
滴り落ちる白濁と、私の根元に生えた黒と、泡立つ石鹸の白が混ざり、はっきりとしたコントラストになった。淫靡な光景に目が離せない。
加賀谷さんは、泡にまみれた私の毛を指先で扱いた。
「ここを弄るだけで興奮してくる……」
加賀谷さんは私の上体を倒した。
「あ、何……」
やわらかいものが私の背筋に沿って滑った。振り返ると、加賀谷さんが私の背に顔を押しつけていた。
舌で、私の背中を舐めている。
「ん……すごい、すべすべしている。それに、甘くておいしい」
私は肩と背中を動かして彼の愛撫から逃れようとした。首筋の敏感なところを舐められ、私は暴れた。
「逃げるとひどいことするよ」
「くっ、う!」
軽く歯を立てられた。痛みと快感で私の背がしなる。起き上がった私の上半身を、加賀谷さんは後ろから支えた。
密着させた腰と足、手を動かし、加賀谷さんは私をきれいにしていく。
強く胸の突起を引っ張られ、私は声を上げた。痛いからではない。痺れたような感覚が走ったからだ。
私は背をのけぞらせ、息を吐いて、刺激をやり過ごそうとした。加賀谷さんは執拗に私の胸を攻めてくる。
両手で胸を庇うようにしたら、尻を両手で掴まれた。尻の丸みに沿って手が動いていく。
加賀谷さんの息が荒い。彼の熱い吐息が背筋に当たるので、私は身悶えした。
不意に、両方の肉を左右に割り開かれた。
内側の皮膚に空気が触れる。加賀谷さんに息を吹きかけられたような気がした。
「おまえは俺のものなんだよ」
私の尻を掴んだまま、加賀谷さんは指を動かした。
「ここも、ここも、俺のものだ」
親指以外の指で、泡を擦りつけるように皮膚を撫でる。
「ん、あ……」
いつもは閉じられている箇所が、丹念に洗われていく。
奥が震えた。内壁が弄られるのを拒むかのように収縮する。
私は何度も下半身を震わせ、背をくねらせた。
自分の知らないところを暴かれている。羞恥が、絶え間ない快感を引き起こす。
窄まりは全く刺激を受けていないのに、周囲をまさぐられるだけで感じてしまう。腰が疼いてたまらない。
きっと、私の躯は全てわかっている。
これから犯されることを、生まれながらの本能で感じ取っている。経験がないはずなのに、貫かれることを望んでいる。
私は、なんてはしたない男なんだ。
媚びるような声しか出せない。いやとか、だめとか言っているのに、これでは、おねだりしているみたいじゃないか。
ふと気づくと、加賀谷さんの両手が私の腿をさすっている。何か意図しているのではないかと思った。
私は彼がどんなことをするか期待するようになっていた。
「ああ……こんなになったのは、あなたのせいだ」
加賀谷さんの片手を両手で掴んだ。しかし力が入らず、泡で滑って捕まえられない。その隙に、加賀谷さんは再び、私の胸の先端を突いた。
どちらの突起も、加賀谷さんが触る前から鮮やかに色づいている。
先端の中央にできた小さな窪みに、加賀谷さんは指を入れた。突起は反発するかのように、硬くなった。
「そうじゃないでしょ? 感じちゃう晴之が悪いんだろ」
赤く染まった尖りを加賀谷さんは指先で倒すように捏ね繰りまわした。
「違う、ん、違う……悪いのは加賀谷さん、ああ」
「寿さんって呼べよ。お仕置きしないとわからないかな」
「やめてください……もう出ない、ん」
加賀谷さんは私の中心を握った。揉み出すように手のひらで扱かれた。瞬く間に私のそこは質量が増していく。
「いやだ、あ……あ」
程なくして、先走りが零れてくる。
「あれ、ぬるぬるしてきた。もう、出ちゃったのかなあ」
ゆっくりとした高い声だった。幼子に話しているような口調だった。愛されるときまで子供扱いされるとは思わなかった。
わずかに残っていたプライドが刺激された。
「こんなの……感じません。泡のせいです、ん、あ――」
「我慢強い子だな。泣いちゃっても知らないよ」
「あ、んっ」
「ほら、ぐちゅんぐちゅんになっているよ」
快感に、躯が火照っていく。あそこが熱い。
「そろそろ、いいかな」
「えっ――う、ん」
窄まりに指が入ってくる。滑りがよくて、私の中はすぐに二本の指を受け入れた。
「温まったからいい具合にやわらかくなっている。思った通りだ。風呂場なら解しやすいな」
「そんなことを考えていたんですか、くっ……ん」
中を広げるように、加賀谷さんは指を動かした。お腹の中がくすぐったい。
「いや……動かさないで」
逃げようとして、私は腰を浮かせた。
四つん這いになったところに加賀谷さんが被さってくる。
指は抜いてくれなかった。もう片方の手は屹立を扱いている。
抜き差しされると、膝が震える。
「……ああ!」
ある一点を擦られ、躯が跳ねた。一瞬、背がしなった。
「へえ、晴之の一番いやらしいところは、ここか」
加賀谷さんは指を曲げて、内壁のその辺りを引っかけるようにしてくる。
「だめです……あ」
「素直になれよ。もっと気持ちよくなるから」
首を振っていると、抽挿は一層激しくなる。
「いや、いや――あっ!」
泡で滑り、躯をしたたかに打ちつけた。肌が痛い。
「我慢していたら怪我しちゃうよ。ほら、もっとお尻をこっちに見せて」
腹部を下から支えるようにして、加賀谷さんは私の腰を高く上げた。同時に指が深いところまで進入してくる。
息が詰まるのに腰の奥から蕩けそうなほどの快感が迸る。
「ん、ん」
「晴之の入り口、潤んでいい色に染まっているよ」
「いや……」
加賀谷さんは立ち上がると、力強く私を引っ張った。
バスルームは明るいクリーム色の壁に光が反射されて、眩しかった。洗面器やボトルスタンドは淡いグリーンで統一されている。
椅子を脇にどけ、加賀谷さんは床に座った。あぐらをかくと太腿を叩く。
「こっちにくるんだ。ほら、もっと近づいて」
加賀谷さんは私の腰を引き寄せた。同時に、ほぼ正座に近い形に座りなおす。
だから、自然と私の足は開いた。
大きく開脚した私が加賀谷さんの両腿に乗っかっている。私の腹部に腕を回しながら、加賀谷さんは呟いた。
「これでよし。ちゃんと洗えるし、よく見える」
何がよく見えているというのか。私は鏡に目をやった。
「あ……」
恥ずかしげもなく私は股を晒している。
濡れた下生えとそこに身を潜めるようにして存在している男としての証が丸見えになっていた。私の下半身全体が明かりに照らされている。
言われるがまま動き、最も恥ずかしいところを自分から見せたのだ。私が淫らに振る舞うように加賀谷さんは誘導したのだ。
そう気づいた瞬間、私の中心は硬くなった。しかも、勃ち上がってくる。慌てて泡を鏡につけてごまかしたのに、加賀谷さんにばれた。
「まずは、ここをきれいにしようか」
「やめて、ん、ん……ああっ」
握られ、擦られ、扱かれ、あっという間に私は達した。
加賀谷さんに触られると、どうし肌が震えるんだろう。気持ちよくて、気持ちよくて、声が出てしまう。
加賀谷さんは泡を自分の躯につけて、私を背中から抱いた。スポンジで洗おうと言ったのに、加賀谷さんは聞かなかった。
私は射精したあとの脱力感でおとなしくなっていた。
加賀谷さんは指で薄い私の下生えを梳かした。私の秘毛が彼の指に絡んでいる。
滴り落ちる白濁と、私の根元に生えた黒と、泡立つ石鹸の白が混ざり、はっきりとしたコントラストになった。淫靡な光景に目が離せない。
加賀谷さんは、泡にまみれた私の毛を指先で扱いた。
「ここを弄るだけで興奮してくる……」
加賀谷さんは私の上体を倒した。
「あ、何……」
やわらかいものが私の背筋に沿って滑った。振り返ると、加賀谷さんが私の背に顔を押しつけていた。
舌で、私の背中を舐めている。
「ん……すごい、すべすべしている。それに、甘くておいしい」
私は肩と背中を動かして彼の愛撫から逃れようとした。首筋の敏感なところを舐められ、私は暴れた。
「逃げるとひどいことするよ」
「くっ、う!」
軽く歯を立てられた。痛みと快感で私の背がしなる。起き上がった私の上半身を、加賀谷さんは後ろから支えた。
密着させた腰と足、手を動かし、加賀谷さんは私をきれいにしていく。
強く胸の突起を引っ張られ、私は声を上げた。痛いからではない。痺れたような感覚が走ったからだ。
私は背をのけぞらせ、息を吐いて、刺激をやり過ごそうとした。加賀谷さんは執拗に私の胸を攻めてくる。
両手で胸を庇うようにしたら、尻を両手で掴まれた。尻の丸みに沿って手が動いていく。
加賀谷さんの息が荒い。彼の熱い吐息が背筋に当たるので、私は身悶えした。
不意に、両方の肉を左右に割り開かれた。
内側の皮膚に空気が触れる。加賀谷さんに息を吹きかけられたような気がした。
「おまえは俺のものなんだよ」
私の尻を掴んだまま、加賀谷さんは指を動かした。
「ここも、ここも、俺のものだ」
親指以外の指で、泡を擦りつけるように皮膚を撫でる。
「ん、あ……」
いつもは閉じられている箇所が、丹念に洗われていく。
奥が震えた。内壁が弄られるのを拒むかのように収縮する。
私は何度も下半身を震わせ、背をくねらせた。
自分の知らないところを暴かれている。羞恥が、絶え間ない快感を引き起こす。
窄まりは全く刺激を受けていないのに、周囲をまさぐられるだけで感じてしまう。腰が疼いてたまらない。
きっと、私の躯は全てわかっている。
これから犯されることを、生まれながらの本能で感じ取っている。経験がないはずなのに、貫かれることを望んでいる。
私は、なんてはしたない男なんだ。
媚びるような声しか出せない。いやとか、だめとか言っているのに、これでは、おねだりしているみたいじゃないか。
ふと気づくと、加賀谷さんの両手が私の腿をさすっている。何か意図しているのではないかと思った。
私は彼がどんなことをするか期待するようになっていた。
「ああ……こんなになったのは、あなたのせいだ」
加賀谷さんの片手を両手で掴んだ。しかし力が入らず、泡で滑って捕まえられない。その隙に、加賀谷さんは再び、私の胸の先端を突いた。
どちらの突起も、加賀谷さんが触る前から鮮やかに色づいている。
先端の中央にできた小さな窪みに、加賀谷さんは指を入れた。突起は反発するかのように、硬くなった。
「そうじゃないでしょ? 感じちゃう晴之が悪いんだろ」
赤く染まった尖りを加賀谷さんは指先で倒すように捏ね繰りまわした。
「違う、ん、違う……悪いのは加賀谷さん、ああ」
「寿さんって呼べよ。お仕置きしないとわからないかな」
「やめてください……もう出ない、ん」
加賀谷さんは私の中心を握った。揉み出すように手のひらで扱かれた。瞬く間に私のそこは質量が増していく。
「いやだ、あ……あ」
程なくして、先走りが零れてくる。
「あれ、ぬるぬるしてきた。もう、出ちゃったのかなあ」
ゆっくりとした高い声だった。幼子に話しているような口調だった。愛されるときまで子供扱いされるとは思わなかった。
わずかに残っていたプライドが刺激された。
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「あ、んっ」
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快感に、躯が火照っていく。あそこが熱い。
「そろそろ、いいかな」
「えっ――う、ん」
窄まりに指が入ってくる。滑りがよくて、私の中はすぐに二本の指を受け入れた。
「温まったからいい具合にやわらかくなっている。思った通りだ。風呂場なら解しやすいな」
「そんなことを考えていたんですか、くっ……ん」
中を広げるように、加賀谷さんは指を動かした。お腹の中がくすぐったい。
「いや……動かさないで」
逃げようとして、私は腰を浮かせた。
四つん這いになったところに加賀谷さんが被さってくる。
指は抜いてくれなかった。もう片方の手は屹立を扱いている。
抜き差しされると、膝が震える。
「……ああ!」
ある一点を擦られ、躯が跳ねた。一瞬、背がしなった。
「へえ、晴之の一番いやらしいところは、ここか」
加賀谷さんは指を曲げて、内壁のその辺りを引っかけるようにしてくる。
「だめです……あ」
「素直になれよ。もっと気持ちよくなるから」
首を振っていると、抽挿は一層激しくなる。
「いや、いや――あっ!」
泡で滑り、躯をしたたかに打ちつけた。肌が痛い。
「我慢していたら怪我しちゃうよ。ほら、もっとお尻をこっちに見せて」
腹部を下から支えるようにして、加賀谷さんは私の腰を高く上げた。同時に指が深いところまで進入してくる。
息が詰まるのに腰の奥から蕩けそうなほどの快感が迸る。
「ん、ん」
「晴之の入り口、潤んでいい色に染まっているよ」
「いや……」
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