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THE GROUND ZERO Chapter4
第11章 終焉の一撃【4】
しおりを挟む「わしが元素爆弾のことを知った時にはまだ、魔石機構の調整段階の時で、とても実用など程遠いと言われていたのだが……まさかこの短期間でそれを実用化させ、あろうことか実戦配備するとは……やはりマグナブラの練魔術はもう、練魔術の総本山であるバルマヒルと肩を並べるほどのものがあるというのか」
さすがのマジスターもこれには愕然とし、そしてマグナブラの持つ強大な力に恐れを抱いているようだった。
それもそのはず、僕達が「これから頑張ろう!」と意気込んでいたその時に、こんなものを目の前で見せられたのだからな。
士気は無論、落ちてしまうものだ。
「ルーナ、大丈夫か?」
「………………」
僕が呼びかけても、ルーナは返事をしない。エトワール・ロックのある方角を見たまま、ずっと突っ立っている。
しかしその怯えている目と、震えている口元を見れば、今彼女がどんな状態であるのかは、ひと目で分かった。
彼女は今、恐怖に浸食されそうになっている。そこに立っているのが精一杯であるほどの、大きな恐れに。
しかしそれと同時に、恐怖に抗ってもいる。目の前で起きている惨状から決して目を逸らさず、そして崩れることなくその場に立ち尽くしている。
でもそれも限界なのか、ついにその恐怖が足の震えとなって表れているのを、僕は目にした。
そうだ……みんな恐れている。これほどまでの恐怖を、たった一発であの爆弾は人の心中に植え付けたのだ。
そしてこの恐怖が、元素爆弾のことが世界中に拡散された時、更なる盤石な支配が世界に敷かれることになるだろう。
だけど僕はジョンの元で誓ったんだ……この世界の支配構造を破壊し、真に解放される自由を得ると……。
だからここで……屈するわけにはいかないんだっ!
僕は咄嗟に、身震いしているルーナの手を取った。
するとさっき僕の呼びかけに反応しなかったルーナが、はっと我に返ったように目をぱちくりさせ、そして僕が手を握っていることに気づき、やっと僕の方を振り向いてくれた。
「な……ななななっ! なにアンタ! いきなり手を握ったりなんかしてっ!」
目を見開き、頬を赤く染めてルーナは僕に大声をあげる。
だけど僕は彼女の手を握ったまま、至って真剣な表情で呟く。
「行こう……」
「えっ? 行くってどこに?」
「エトワール・ロック……あの爆弾の爆心地だよ」
「ええええええっ!?」
ルーナは僕の提案に、頓狂な声をあげ、驚いてみせる。
それを聞いてマジスターも僕の方へと振り向いた。
「コヨミ……それは本気で言ってるのか?」
「ああ、本気だ。僕達はあの爆弾のことを知っておかなければならない」
「言っておくが、わしも元素爆弾のことについて詳しい情報を多く握っているわけではない。ましてや実弾となった物についての情報など皆無だ……何があるか分からんが、それでも行くのか?」
「ああ……それでも行く。行く必要が僕達にはある。それにあの元素爆弾っていうのは、言ってみれば敵側の秘密兵器であり、切り札でもあるんだろ?その情報をタダで仕入れるチャンスなんだ……こんなこと滅多にないぞ」
「そうか……」
マジスターは腕を組み、そして目をつぶってしばらく黙り込む。
一秒、二秒、三秒……と時間が刻み、丁度十秒くらい経ったところで彼は目を開いた。
「……分かった、行こう!」
そう言ったマジスターの目には、もう恐怖の色は無かった。だがその代わりに目に宿ったのは、覚悟。
自分の気持ちをコントロールする術、メンタルコントロールについてはマグナブラの兵士になると、どの兵士も教わることではあるのだが、しかしこんな短時間で自分のメンタルを完璧にコントロールするのは、なかなか容易にできることではない。
さすがは歴戦の戦士だ。
「ちょっと、マジスターさんまで……」
だがそんなマジスターとは対照的に、ルーナは影の差した暗鬱な表情を浮かべる。
でもルーナの気持ちも僕には分かる。あんな光景を目に焼き付けられて、トラウマにならない方がむしろ異常だ。
「ルーナ、無理なら君はここに居てくれ。あそこには僕達だけで言ってくる」
「…………」
しばらく眉を伏せて黙り込んでいたルーナだったが、しかしその後大きく首を横に振って、僕の配慮を全力で拒否してきた。
「わたしも行く」
「えっ……でも……」
「もう大丈夫……というか、アンタとマジスターさんの立ち直りがむしろ早過ぎるのよ。もうちょっとこう……躊躇いとかないわけ?」
「いや、そりゃあ躊躇いがあるか無いかって言われたらあるけどさ……でもずーっとあれは嫌だとか、これは無理だから避けておこうなんて言ってたら、何もできなくなっちゃうだろ? そういうことだよ」
「っ!? ……はぁ……」
するとルーナは目を見開いたかと思うと、すかさず大きな溜息を吐いてみせた。
「なんだよ?」
「まさかアンタからそんなことを言われると思わなかったわ……」
「え? どういうこと?」
「自分の心に訊いてみなさい」
やれやれと言わんがばかりにルーナは首を横に振って、呆れ返っているようだった。
まあ……とりあえず、ルーナが何のことを言っているのかはさておき、兎にも角にも、彼女が立ち直ったのなら良しとしよう。
「それじゃあ行こうか、二人とも」
なし崩し的とはいえ、これで全員の心の準備は整った。
未曽有の規模の爆弾が落ちた場所。そこには一体、どんな不可思議な情景が広がっているのかは、今の僕達には予想もつかない。
爆弾による大きな傷跡が残っているのか。それとも、それすらも抹消された無があるのか。
そしてこれによってレジスタンスは消滅し、マグナブラがこの地方の完全統治をやり遂げたという形で歴史が動くのか。
この世界の規範に抵抗した者達の末路を、これからその規範を破壊する僕達には見届ける必要がある。
彼らと同じ末路を歩まないためにも……。
さすがのマジスターもこれには愕然とし、そしてマグナブラの持つ強大な力に恐れを抱いているようだった。
それもそのはず、僕達が「これから頑張ろう!」と意気込んでいたその時に、こんなものを目の前で見せられたのだからな。
士気は無論、落ちてしまうものだ。
「ルーナ、大丈夫か?」
「………………」
僕が呼びかけても、ルーナは返事をしない。エトワール・ロックのある方角を見たまま、ずっと突っ立っている。
しかしその怯えている目と、震えている口元を見れば、今彼女がどんな状態であるのかは、ひと目で分かった。
彼女は今、恐怖に浸食されそうになっている。そこに立っているのが精一杯であるほどの、大きな恐れに。
しかしそれと同時に、恐怖に抗ってもいる。目の前で起きている惨状から決して目を逸らさず、そして崩れることなくその場に立ち尽くしている。
でもそれも限界なのか、ついにその恐怖が足の震えとなって表れているのを、僕は目にした。
そうだ……みんな恐れている。これほどまでの恐怖を、たった一発であの爆弾は人の心中に植え付けたのだ。
そしてこの恐怖が、元素爆弾のことが世界中に拡散された時、更なる盤石な支配が世界に敷かれることになるだろう。
だけど僕はジョンの元で誓ったんだ……この世界の支配構造を破壊し、真に解放される自由を得ると……。
だからここで……屈するわけにはいかないんだっ!
僕は咄嗟に、身震いしているルーナの手を取った。
するとさっき僕の呼びかけに反応しなかったルーナが、はっと我に返ったように目をぱちくりさせ、そして僕が手を握っていることに気づき、やっと僕の方を振り向いてくれた。
「な……ななななっ! なにアンタ! いきなり手を握ったりなんかしてっ!」
目を見開き、頬を赤く染めてルーナは僕に大声をあげる。
だけど僕は彼女の手を握ったまま、至って真剣な表情で呟く。
「行こう……」
「えっ? 行くってどこに?」
「エトワール・ロック……あの爆弾の爆心地だよ」
「ええええええっ!?」
ルーナは僕の提案に、頓狂な声をあげ、驚いてみせる。
それを聞いてマジスターも僕の方へと振り向いた。
「コヨミ……それは本気で言ってるのか?」
「ああ、本気だ。僕達はあの爆弾のことを知っておかなければならない」
「言っておくが、わしも元素爆弾のことについて詳しい情報を多く握っているわけではない。ましてや実弾となった物についての情報など皆無だ……何があるか分からんが、それでも行くのか?」
「ああ……それでも行く。行く必要が僕達にはある。それにあの元素爆弾っていうのは、言ってみれば敵側の秘密兵器であり、切り札でもあるんだろ?その情報をタダで仕入れるチャンスなんだ……こんなこと滅多にないぞ」
「そうか……」
マジスターは腕を組み、そして目をつぶってしばらく黙り込む。
一秒、二秒、三秒……と時間が刻み、丁度十秒くらい経ったところで彼は目を開いた。
「……分かった、行こう!」
そう言ったマジスターの目には、もう恐怖の色は無かった。だがその代わりに目に宿ったのは、覚悟。
自分の気持ちをコントロールする術、メンタルコントロールについてはマグナブラの兵士になると、どの兵士も教わることではあるのだが、しかしこんな短時間で自分のメンタルを完璧にコントロールするのは、なかなか容易にできることではない。
さすがは歴戦の戦士だ。
「ちょっと、マジスターさんまで……」
だがそんなマジスターとは対照的に、ルーナは影の差した暗鬱な表情を浮かべる。
でもルーナの気持ちも僕には分かる。あんな光景を目に焼き付けられて、トラウマにならない方がむしろ異常だ。
「ルーナ、無理なら君はここに居てくれ。あそこには僕達だけで言ってくる」
「…………」
しばらく眉を伏せて黙り込んでいたルーナだったが、しかしその後大きく首を横に振って、僕の配慮を全力で拒否してきた。
「わたしも行く」
「えっ……でも……」
「もう大丈夫……というか、アンタとマジスターさんの立ち直りがむしろ早過ぎるのよ。もうちょっとこう……躊躇いとかないわけ?」
「いや、そりゃあ躊躇いがあるか無いかって言われたらあるけどさ……でもずーっとあれは嫌だとか、これは無理だから避けておこうなんて言ってたら、何もできなくなっちゃうだろ? そういうことだよ」
「っ!? ……はぁ……」
するとルーナは目を見開いたかと思うと、すかさず大きな溜息を吐いてみせた。
「なんだよ?」
「まさかアンタからそんなことを言われると思わなかったわ……」
「え? どういうこと?」
「自分の心に訊いてみなさい」
やれやれと言わんがばかりにルーナは首を横に振って、呆れ返っているようだった。
まあ……とりあえず、ルーナが何のことを言っているのかはさておき、兎にも角にも、彼女が立ち直ったのなら良しとしよう。
「それじゃあ行こうか、二人とも」
なし崩し的とはいえ、これで全員の心の準備は整った。
未曽有の規模の爆弾が落ちた場所。そこには一体、どんな不可思議な情景が広がっているのかは、今の僕達には予想もつかない。
爆弾による大きな傷跡が残っているのか。それとも、それすらも抹消された無があるのか。
そしてこれによってレジスタンスは消滅し、マグナブラがこの地方の完全統治をやり遂げたという形で歴史が動くのか。
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