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第二部

第七話 栗鳥院家の牛飼い女 シークレットステージ

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 栗鳥院緑は最初にあったときのように体のラインがわからないような服に着替えていた。どうしてそんな服に着替えてしまったのだろうかと思っていたのが見透かされていたようで、栗鳥院緑は俺に向かって優しく微笑みながらその理由を教えてくれた。
「魔王アスモデウスさんは私の服を脱がせるのが好きなんじゃないかなって思ってこんな服にしてみました。ゆったりしたワンピースなんで簡単に脱がすことが出来ると思いますけど、魔王アスモデウスさんはいきなり脱がそうとしたりしないですよね。ほら、こうしたらちょっとだけパンツが見えちゃいますかね」
 栗鳥院緑は俺を誘うようにゆっくりと足を広げながらワンピースを少しずつたくし上げていた。ちょっとだけ足を上げたりしているのでほんの一瞬だけパンツが見えてしまっている。普段はそこまで見たいとも思わないのだけど、こうやって一瞬だけ見えるというのは逆に気になってしまって次の一瞬を見逃さないように集中してしまっているのであった。
「そんなに真剣に見なくてもちゃんと見せてあげますよ。でも、そんなに見つめられるとさすがに恥ずかしいなって思っちゃいますよ。そんなに私のパンツが見たいんですか?」
 俺はその質問を無視してしまうかのように集中してしまっていた。それを察した栗鳥院緑はゆっくりと焦らすようにワンピースを上へ上へと捲り上げていく。あまりにもゆっくりとしか進まない布地に若干のいら立ちを覚えてしまいそうになっていたが、ほんの一瞬だけ見えてしまった鮮やかな緑色は初夏の公園で見かけていた太陽に照らされている葉っぱのようでもあった。
 俺が息をのんで見守っているのを楽しむかのように栗鳥院緑は後ろを向いて俺の視線をけん制していたのだが、お尻を覆っている緑色の布が一瞬見えたような気もしたのだが栗鳥院緑は両手で見えないようにお尻を押さえてしまった。そんな事をしてもすぐに見てしまうのになという思いと同時に、そんな風に隠されてしまったら余計に気になってしまうという思いも俺の中で沸いてしまっていた。何とも不思議な経験をしているのである。
「魔王アスモデウスさんは焦らされてもちゃんと我慢できて偉いですね。でも、それって私が触っても我慢してくれるんでしょうか。ちょっと確かめてみないといけないですよね」
 椅子に座っている俺の前にしゃがみこんだ栗鳥院緑は俺の太ももに右手を置くとその手をゆっくりと前後左右ゆっくりと動かしていた。その動きは規則性が感じられずに予測も立てることが出来なかったのだ。ただ、その焦らすような動きは先ほどと一緒で俺が思っていたよりも好きなシチュエーションなのかもしれない。自分でせめて無理やりイカせるのも好きではあるのだが、こうやってじっくりと焦らされるのも好きだったりすると初めて知ったのだった。
 栗鳥院緑はそのまま俺の腰まで手を回すと、ゆっくりとズボンをおろしてパンツ越しに俺のモノを指先で軽く弾いてきた。その行動に俺はほんの少しだけ反応してしまったのだが、その反応を見た栗鳥院緑は嬉しそうな笑顔を浮かべてパンツ越しに軽いキスを何度も何度も繰り返していた。栗鳥院緑のパンツはまだ完全に見ていないのだけど、こうやって俺の履いているパンツを至近距離で見られるというのは少し気恥しいものがあるな。
 その後も指先や唇で俺のモノを刺激し続けている栗鳥院緑ではあったが、彼女の左手はいつの間にか自分の方へと伸びていてゆっくりと自分の体をまさぐるように動かしていたのである。俺も栗鳥院緑の体を触ろうと手を伸ばしたのだが、その手はすぐに彼女の右手で弾かれて体に触れることは出来なかった。
 俺は栗鳥院緑に触れることを許されていないということなのだが、彼女は俺のモノを遠慮なしに触ったり舐めたりしていて、ついに俺の履いているパンツを脱がし始めたのだ。
「こんなにカチカチになってたら苦しそうですよね。今すぐ楽にしてあげますから、魔王アスモデウスさんはちょっとだけ腰を浮かせてくださいね。ほら、ほんのちょっとだけでいいんですからね」
 栗鳥院緑は俺が腰を浮かせたタイミングに合わせてパンツを思いっきり引っ張ったのだが、パンツに引っかかってしまった俺のモノが勢いよく飛び出して彼女の顔に向かって弾けるように飛び出したのだ。それを見ていた栗鳥院緑は目を見開いて驚いていたのだが、そのまま俺のモノをゆっくりと握ると驚いたままの表情で俺のモノと俺の顔を交互に見ているのである。
「うわさでは聞いてたんですけど、私が想像していたよりも魔王アスモデウスさんのチンチンって逞しいんですね。こんなに凄いとは思いませんでした。牛さん達よりも大きいってのはさすがにないと思いますけど、私が今まで見てきたチンチンと比べても大きすぎるっていうか、尋常じゃないくらい太すぎませんか。こんなすごいチンチン私には無理かもしれないですよね」
 そういいながらも俺のモノを咥える栗鳥院緑は先っぽを舐めるように激しく舌を動かすことを止めなかった。常人であればこの動きに耐えることも出来なそうだなと思いながら我慢している俺ではあったが、彼女の舌の動きと予想外に強い吸引力で椅子に座っているはずの俺は腰から落ちてしまいそうな感覚になっていたのだった。
「このまま椅子に座ったまま入れちゃってもいいですよね。そうしたらこのワンピースを着たままでも皴にならなそうだし。パンツもちょっとだけずらして魔王アスモデウスさんのおっきいふっといチンチンを私の中に入れちゃいますね。たくさん気持ちよくしてくれたら、私のパンツを見せてあげますからね。期待してますよ」
 右手で俺の肩を掴んでいる栗鳥院緑はそのまま俺の上に跨ると、左手をワンピースの裾から入れてパンツをずらしているようだ。
 俺のモノがゆっくりと温かいものに包まれている感触を味わいながら栗鳥院緑の顔を見ていたのだが、俺の方を見ることもなく終始うつむいたまま恥ずかしそうにしていた。
 だが、栗鳥院緑は自分で動きながら徐々に息遣いを荒くしていき、両手を俺の首へ回すと体重を少しずつ俺の方へとかけてきていた。段々と俺に抱き着く力が強くなっていっているのだが、彼女の動きに合わせて俺も腰を動かすと声にならない叫び声を出しながら少しだけ痙攣しつつ俺の体にもたれかかるように倒れこんできた。
 俺はそんなことをお構いなしに動こうとしたのだが、彼女は残っている力を振り絞って俺が動けないように抑えようとしてきた。でも、俺はその程度の力で抑えられるはずもない。
 ここからは、俺の好きなように動かさせていただくことにしよう。
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