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第二部
最終話 狐みたいな女の子 感想戦
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「魔王アスモは相変わらずって感じだったな。今までよりもねちっこくなってたような気もしたが、今回は相手が小さい女の子で微妙だったってことかな」
「小さい女の子って言っても百年以上は生きてる妖怪みたいな存在なんだけどね。そんなとこがアスモ様をやる気にさせなかった要因かもね」
「だな。ただよ、あの女は貧相な感じでたんぱくなのかと思ったら意外と積極的だったから驚いたな。全盛期のお前みたいにがっついてるところを見るとやりすぎて死んじまうんじゃないかって思っちゃったぜ。魔王アスモもそこには気づいていたみたいで最後の方は遠慮気味になってたもんな。あのままあのガキが死んでたらお前と一緒で伝説になれたかもしれないのにな。そこだけは残念だな」
「ちょっと、変な言いがかりはやめてよ。確かに私はアスモ様のテクニックでイキ過ぎて死んじゃったこともあるけどさ、そんな人なんて今まで何人もいたでしょ。私だけみたいないい方はやめてよ」
「そうだったっけ。俺はお前以外に魔王アスモにあんなふうに殺された奴は見たことないぞ。普通に殺される奴は何人も見てきたけど、ベッドの上で殺意もなく殺されたのなんてお前だけだと思うんだけどな」
「そんな話はもういいから、今回の事を振り返るよ。えっと、今回は狐みたいな女の子がアスモ様を祀っている神社に住み着いちゃってるからどうにかしてほしいって話だったわよね。なんでわざわざアスモ様の祀られている神社に住み着いたのかしら。あんたはその辺調べてるの?」
「当然だろ。あの女は定住先を求めて各地を旅していたみたいなんだ。世界各地の権力者を魅了することで安定した生活を手に入れていたみたいなんだけど、つい先日魔王アスモが滅ぼした街の権力者が処刑されたことで住処を失ってあの神社にたどり着いたってことみたいだぜ。お前もその辺は見ていたからわかっているとは思うけど、たった一人処刑されただけであの女は住処を失ってしまうような存在だったんだよ」
「それって、権力者が死んだから居場所を失ったってことなの?」
「そういう事になるな。あの女は権力者を魅了することは出来るんだが、多くのモノに対してその力を使うことは出来ないんだ。それどころか、一人に好かれるために他のモノには嫌われてしまうって性質もあったみたいだぜ。もっとも、それは本人のもともと備わっている性格に難があるってことも影響しているみたいだがな」
「確かにね。あの子ってちょっと生意気な感じで私は苦手だったな。中にはあんな感じの子が好きな人もいるんでしょうけど、私は友達にはなれないタイプだわ」
「俺はそんなに嫌いじゃないがな。魔王アスモはそんなに気にしてないみたいだったけど、ちょっとイラっとしてたのは見てて感じ取れたよな」
「そうね。アスモ様ってエッチの時に感情的になることってあるけど、あんなふうにイラっとしているところはあんまり見たことなかったかも。私の時とはちょっと違う感じでいっぱい責めてたのを見てたから、ちょっとそこだけはうらやましくなっちゃったかも」
「それだったらもう一度相手してもらってみたらどうだ。今度は魔王アスモも手加減してくれてお前は死なずに済むかもしれないぞ」
「それはそれで物足りなく感じちゃうかも。死んじゃいそうになるくらい絶頂したのってあの時だけだったし、あの後もいろいろとやってはきたけどさ、あんなに気持ちいいって思ったことって一回もなかったからな。って、そんなのは今どうでもいいじゃない。あの女の話に戻りましょ」
「そうだったな。最初のうちはあの女も積極的に自分から責めて魔王アスモをイカせようとしてたみたいだったな。でも、魔王アスモは相手のテクニックでイったりしないから無駄な努力だったんだけどな」
「そうなのよね。アスモ様って自分の意志じゃないとイカないってことなのよね。あんたも遅漏だけどそれとは比較にならないくらい長時間もつんだもんね。太さも長さも硬さも相手の一番気持ちい感じになるってのも恐ろしい話だわ。そんなオチンチンに逆らうことなんて出来ないわよ」
「実際はイカないだけで気持ちいいらしいけどな。気持ちよさが持続し続けているという点では相手も魔王アスモも一緒みたいだけど、相手にとっては初めての経験だろうから耐えることなんて出来ないって話だ。あの狐女も初めての経験で死にかけてたみたいだからな」
「アスモ様に包み込まれてる感じでずっと気持ちいいって忘れられないのよね」
「それはあの女の一緒だったみたいだな。途中でイキ過ぎて心臓が止まりかけていた時もあったみたいなんだけど、その時は魔王アスモがちゃんと応急処置をしてたもんな。お前みたいに死なれたら嫌だったってことなんだろうけど」
「あれは応急処置ってこともあったかもしれないけど、どっちかっていうと愛撫に近いものだったんじゃないかしら。人工呼吸の要素もあったけど完全にディープキスっぽい感じだったし、心臓マッサージだったとしたら両乳首を刺激する必要なんてないと思うからね。やり方が間違ってるって思うけど」
「普通に見てたらそう見えるんだろうな。でも、魔王アスモはそんなことをしながらも指先から細かく相手の体を治す魔法を使ってたんだぜ。お前は魔王アスモのチンポばっかりに注目していたから気付かなかったみたいだけどな」
「オチンチンに注目していたのは間違いないけど、そんなことをしてたなんて気づかなかったわ。それがあるんだったらもう一度私の相手もしてもらえそうね」
「そうかもしれないな。だが、一つ気を付けないといけないことがあるんだぜ」
「気を付けることって何よ?」
「それはだな。魔王アスモはお前のことを助けたりしないんじゃないかってことだ。お前は腹上死したって簡単に生き返るんだからな。そんなやつを助けたって意味ないって思うだろ」
「そうかもしれないけどさ、それはちょっと悲しいわね。そういえば、あの狐女って名前はないのかしら。一度も名乗ってないから気になったんだけど」
「あの女に名前なんてないぜ。種族名だって詳しくはわかってないんだ。なぜなら、あいつは権力者に取り入ることで安定を手に入れるってことで、自分の名前も種族も相手の好みに合わせて変化するってことなんだよ」
「それって、アスモ様は狐みたいな生意気な女の子が好きだってことなの?」
「それはないんじゃないかな。多分だけど、あの神社を管理している人間が狐みたいで生意気な女の子が好きなだけだったんだと思うぞ。魔王アスモの趣味だったとしたら、あまりにも無反応すぎたからな」
「それもそうね。でも、アスモ様ってあんなふうに積極的に来られるのは好きだと思うけどね。イキ過ぎて意識がない状態でも無意識にオチンチンを舐めて綺麗にしようとしているところとかアスモ様は好きなんだと思うわ」
「それを嫌いな男なんていないと思うけどな。とりあえず、今回も魔王アスモは相手に屈することなくあの女に対してこの世のすべての絶頂を与えてしまったということだな」
「この世の全てってのはさすがに言い過ぎだと思うんだけど。それくらい凄かったってことよね」
「俺は穴に求められ続けたら嬉しさよりも面倒くささと恐ろしさが先に出てしまいそうなんだけどな。その点は魔王アスモが凄いってことだな」
「そうなるよね。じゃあ、次はどんな女がやってくるのか楽しみにしとかないとね。アスモ様の活躍はこれからも続くみたいだから、期待していいかもしれないわ」
「小さい女の子って言っても百年以上は生きてる妖怪みたいな存在なんだけどね。そんなとこがアスモ様をやる気にさせなかった要因かもね」
「だな。ただよ、あの女は貧相な感じでたんぱくなのかと思ったら意外と積極的だったから驚いたな。全盛期のお前みたいにがっついてるところを見るとやりすぎて死んじまうんじゃないかって思っちゃったぜ。魔王アスモもそこには気づいていたみたいで最後の方は遠慮気味になってたもんな。あのままあのガキが死んでたらお前と一緒で伝説になれたかもしれないのにな。そこだけは残念だな」
「ちょっと、変な言いがかりはやめてよ。確かに私はアスモ様のテクニックでイキ過ぎて死んじゃったこともあるけどさ、そんな人なんて今まで何人もいたでしょ。私だけみたいないい方はやめてよ」
「そうだったっけ。俺はお前以外に魔王アスモにあんなふうに殺された奴は見たことないぞ。普通に殺される奴は何人も見てきたけど、ベッドの上で殺意もなく殺されたのなんてお前だけだと思うんだけどな」
「そんな話はもういいから、今回の事を振り返るよ。えっと、今回は狐みたいな女の子がアスモ様を祀っている神社に住み着いちゃってるからどうにかしてほしいって話だったわよね。なんでわざわざアスモ様の祀られている神社に住み着いたのかしら。あんたはその辺調べてるの?」
「当然だろ。あの女は定住先を求めて各地を旅していたみたいなんだ。世界各地の権力者を魅了することで安定した生活を手に入れていたみたいなんだけど、つい先日魔王アスモが滅ぼした街の権力者が処刑されたことで住処を失ってあの神社にたどり着いたってことみたいだぜ。お前もその辺は見ていたからわかっているとは思うけど、たった一人処刑されただけであの女は住処を失ってしまうような存在だったんだよ」
「それって、権力者が死んだから居場所を失ったってことなの?」
「そういう事になるな。あの女は権力者を魅了することは出来るんだが、多くのモノに対してその力を使うことは出来ないんだ。それどころか、一人に好かれるために他のモノには嫌われてしまうって性質もあったみたいだぜ。もっとも、それは本人のもともと備わっている性格に難があるってことも影響しているみたいだがな」
「確かにね。あの子ってちょっと生意気な感じで私は苦手だったな。中にはあんな感じの子が好きな人もいるんでしょうけど、私は友達にはなれないタイプだわ」
「俺はそんなに嫌いじゃないがな。魔王アスモはそんなに気にしてないみたいだったけど、ちょっとイラっとしてたのは見てて感じ取れたよな」
「そうね。アスモ様ってエッチの時に感情的になることってあるけど、あんなふうにイラっとしているところはあんまり見たことなかったかも。私の時とはちょっと違う感じでいっぱい責めてたのを見てたから、ちょっとそこだけはうらやましくなっちゃったかも」
「それだったらもう一度相手してもらってみたらどうだ。今度は魔王アスモも手加減してくれてお前は死なずに済むかもしれないぞ」
「それはそれで物足りなく感じちゃうかも。死んじゃいそうになるくらい絶頂したのってあの時だけだったし、あの後もいろいろとやってはきたけどさ、あんなに気持ちいいって思ったことって一回もなかったからな。って、そんなのは今どうでもいいじゃない。あの女の話に戻りましょ」
「そうだったな。最初のうちはあの女も積極的に自分から責めて魔王アスモをイカせようとしてたみたいだったな。でも、魔王アスモは相手のテクニックでイったりしないから無駄な努力だったんだけどな」
「そうなのよね。アスモ様って自分の意志じゃないとイカないってことなのよね。あんたも遅漏だけどそれとは比較にならないくらい長時間もつんだもんね。太さも長さも硬さも相手の一番気持ちい感じになるってのも恐ろしい話だわ。そんなオチンチンに逆らうことなんて出来ないわよ」
「実際はイカないだけで気持ちいいらしいけどな。気持ちよさが持続し続けているという点では相手も魔王アスモも一緒みたいだけど、相手にとっては初めての経験だろうから耐えることなんて出来ないって話だ。あの狐女も初めての経験で死にかけてたみたいだからな」
「アスモ様に包み込まれてる感じでずっと気持ちいいって忘れられないのよね」
「それはあの女の一緒だったみたいだな。途中でイキ過ぎて心臓が止まりかけていた時もあったみたいなんだけど、その時は魔王アスモがちゃんと応急処置をしてたもんな。お前みたいに死なれたら嫌だったってことなんだろうけど」
「あれは応急処置ってこともあったかもしれないけど、どっちかっていうと愛撫に近いものだったんじゃないかしら。人工呼吸の要素もあったけど完全にディープキスっぽい感じだったし、心臓マッサージだったとしたら両乳首を刺激する必要なんてないと思うからね。やり方が間違ってるって思うけど」
「普通に見てたらそう見えるんだろうな。でも、魔王アスモはそんなことをしながらも指先から細かく相手の体を治す魔法を使ってたんだぜ。お前は魔王アスモのチンポばっかりに注目していたから気付かなかったみたいだけどな」
「オチンチンに注目していたのは間違いないけど、そんなことをしてたなんて気づかなかったわ。それがあるんだったらもう一度私の相手もしてもらえそうね」
「そうかもしれないな。だが、一つ気を付けないといけないことがあるんだぜ」
「気を付けることって何よ?」
「それはだな。魔王アスモはお前のことを助けたりしないんじゃないかってことだ。お前は腹上死したって簡単に生き返るんだからな。そんなやつを助けたって意味ないって思うだろ」
「そうかもしれないけどさ、それはちょっと悲しいわね。そういえば、あの狐女って名前はないのかしら。一度も名乗ってないから気になったんだけど」
「あの女に名前なんてないぜ。種族名だって詳しくはわかってないんだ。なぜなら、あいつは権力者に取り入ることで安定を手に入れるってことで、自分の名前も種族も相手の好みに合わせて変化するってことなんだよ」
「それって、アスモ様は狐みたいな生意気な女の子が好きだってことなの?」
「それはないんじゃないかな。多分だけど、あの神社を管理している人間が狐みたいで生意気な女の子が好きなだけだったんだと思うぞ。魔王アスモの趣味だったとしたら、あまりにも無反応すぎたからな」
「それもそうね。でも、アスモ様ってあんなふうに積極的に来られるのは好きだと思うけどね。イキ過ぎて意識がない状態でも無意識にオチンチンを舐めて綺麗にしようとしているところとかアスモ様は好きなんだと思うわ」
「それを嫌いな男なんていないと思うけどな。とりあえず、今回も魔王アスモは相手に屈することなくあの女に対してこの世のすべての絶頂を与えてしまったということだな」
「この世の全てってのはさすがに言い過ぎだと思うんだけど。それくらい凄かったってことよね」
「俺は穴に求められ続けたら嬉しさよりも面倒くささと恐ろしさが先に出てしまいそうなんだけどな。その点は魔王アスモが凄いってことだな」
「そうなるよね。じゃあ、次はどんな女がやってくるのか楽しみにしとかないとね。アスモ様の活躍はこれからも続くみたいだから、期待していいかもしれないわ」
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