匂い

神無月灯月(りるな)

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僕は匂いが好きだ
花の匂い草木の匂い
雨の匂いより雨上がりの匂い
そんな数多の自然の匂いが好き
そんな僕は君の匂いが好き
なぜか落ちつく心が癒される
表せない匂いが僕を包む
太陽に包み込まれる
僕の雨がやむみたいに

雨上がりの匂いは好きだ
けれど僕は雨上がりは好きじゃない
雨は天と地君と僕を
繋げてくれる
そんな気がするから
その繋がりがなくなるのが嫌だ
けれど匂いは好きだ
けれど僕は雨上がりは好きじゃない
僕の心はやんでいないのに
ふり続けてると言うのに
勝手にやみあがる
僕の心もともにふり続けるか
ともにやんでもらいたい
けれど匂いは好きだ
あなたの匂いが好きなように

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