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#38 次はあんたか
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突進してくる天使を
炎の剣で切り裂くユミ
「まだ大丈夫か?」
城を出る前ユミは剣を扱うトレーニングを重ねてきた
意思を強く保つことで
剣に操られてしまわないようにと
「余裕余裕っ...て言えたらええけど」
「休んでろ」
ひたすら火炎放射器で天使を迎撃するトシキ
「消え去れ、愚かなる天使よ」
そして砲撃で天使を1人1人爆破するプロッピー
戦場はまさに...地獄だった
もうかなりの時間が経ったにも関わらず
天使の襲撃は止むことはない
「ぐあああっ!!」
「うわあああああああああ!!」
あちこちで聞こえる絶叫
すると口から血を吐いた戦闘員の1人が
トシキの足元に転がってきた
「.........くっ」
それに気を取られた瞬間
トシキの腹に天使の矢が突き刺さる
「.........!!!」
声も出ない
体の中から焼き殺されているような
意味が分からない痛み
「...いってぇええ......」
こうはしてられないと無理矢理腹から矢を引き抜く
そして次の攻撃に備え火炎放射器を構えるも
力が入らない
「...ここまで......か」
「何らしくないこと言ってんの」
遠のきかけた意識は一瞬にして戻ってきた
「『彼女』の恨みを晴らすんやったら...こんな所で止まってられへんよ............ヒーローさん?」
ユミは炎の剣を握り直した
そして勢いよく天使の集団に向かって走り出した
まるであの日の『彼女』のように
「生憎、俺は強いからな。負ける気はしねぇよ...特に...お前にはな!!」
力を限界まで振り絞った
そしてユミがいつも持っているケースから取り出したのは
初めてユミと戦った
『あの時』の銃
「「次はあんたか!!クソ天使!!」」
トシキとユミは共に叫んだ
炎の剣で切り裂くユミ
「まだ大丈夫か?」
城を出る前ユミは剣を扱うトレーニングを重ねてきた
意思を強く保つことで
剣に操られてしまわないようにと
「余裕余裕っ...て言えたらええけど」
「休んでろ」
ひたすら火炎放射器で天使を迎撃するトシキ
「消え去れ、愚かなる天使よ」
そして砲撃で天使を1人1人爆破するプロッピー
戦場はまさに...地獄だった
もうかなりの時間が経ったにも関わらず
天使の襲撃は止むことはない
「ぐあああっ!!」
「うわあああああああああ!!」
あちこちで聞こえる絶叫
すると口から血を吐いた戦闘員の1人が
トシキの足元に転がってきた
「.........くっ」
それに気を取られた瞬間
トシキの腹に天使の矢が突き刺さる
「.........!!!」
声も出ない
体の中から焼き殺されているような
意味が分からない痛み
「...いってぇええ......」
こうはしてられないと無理矢理腹から矢を引き抜く
そして次の攻撃に備え火炎放射器を構えるも
力が入らない
「...ここまで......か」
「何らしくないこと言ってんの」
遠のきかけた意識は一瞬にして戻ってきた
「『彼女』の恨みを晴らすんやったら...こんな所で止まってられへんよ............ヒーローさん?」
ユミは炎の剣を握り直した
そして勢いよく天使の集団に向かって走り出した
まるであの日の『彼女』のように
「生憎、俺は強いからな。負ける気はしねぇよ...特に...お前にはな!!」
力を限界まで振り絞った
そしてユミがいつも持っているケースから取り出したのは
初めてユミと戦った
『あの時』の銃
「「次はあんたか!!クソ天使!!」」
トシキとユミは共に叫んだ
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