EL世界記

ぜろせろり

文字の大きさ
上 下
38 / 82

#38 次はあんたか

しおりを挟む
突進してくる天使を

炎の剣で切り裂くユミ

「まだ大丈夫か?」

城を出る前ユミは剣を扱うトレーニングを重ねてきた

意思を強く保つことで

剣に操られてしまわないようにと

「余裕余裕っ...て言えたらええけど」

「休んでろ」

ひたすら火炎放射器で天使を迎撃するトシキ

「消え去れ、愚かなる天使よ」

そして砲撃ブラスターで天使を1人1人爆破するプロッピー

戦場はまさに...地獄だった

もうかなりの時間が経ったにも関わらず

天使の襲撃は止むことはない

「ぐあああっ!!」

「うわあああああああああ!!」

あちこちで聞こえる絶叫

すると口から血を吐いた戦闘員の1人が

トシキの足元に転がってきた

「.........くっ」

それに気を取られた瞬間

トシキの腹に天使の矢が突き刺さる

「.........!!!」

声も出ない

体の中から焼き殺されているような

意味が分からない痛み

「...いってぇええ......」

こうはしてられないと無理矢理腹から矢を引き抜く

そして次の攻撃に備え火炎放射器を構えるも

力が入らない

「...ここまで......か」





「何らしくないこと言ってんの」

遠のきかけた意識は一瞬にして戻ってきた

「『彼女』の恨みを晴らすんやったら...こんな所で止まってられへんよ............ヒーローさん?」

ユミは炎の剣クラウ・ソウラスを握り直した

そして勢いよく天使の集団に向かって走り出した

まるであの日の『彼女』のように

「生憎、俺は強いからな。負ける気はしねぇよ...特に...お前にはな!!」

力を限界まで振り絞った

そしてユミがいつも持っているケースから取り出したのは

初めてユミと戦った

『あの時』の銃







「「次はあんたか!!クソ天使!!」」

トシキとユミは共に叫んだ
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

婚約者の幼馴染?それが何か?

仏白目
恋愛
タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた 「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」 目の前にいる私の事はガン無視である 「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」 リカルドにそう言われたマリサは 「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」 ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・ 「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」 「そんな!リカルド酷い!」 マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している  この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」 「まってくれタバサ!誤解なんだ」 リカルドを置いて、タバサは席を立った

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

ヒューストン家の惨劇とその後の顛末

よもぎ
恋愛
照れ隠しで婚約者を罵倒しまくるクソ野郎が実際結婚までいった、その後のお話。

処理中です...