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#18 禁書庫
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ギィ...と
古びた扉はゆっくりと開いた
禁書庫は魔王城の地下にあって
普段誰も近づくことはないらしい
「...だいぶ埃っぽいな」
僕はあたりを見渡した
背の低い本棚に詰められた大量の本
それら一冊一冊に埃が積もっていた
何故だかこの異世界の地の言語は日本語であり
何一つ不便なことはなく、普通に本を読むこともできる
「我が主よ、あれだ!」
ゼロが指さした方向には小さな扉があった
そして一目散にそこへ走りだし
手際よく金の鍵で扉を開けた
すると
そこには一冊の本が置かれていた
『EL世界記』
題名は先ほど見ていた物と同じだが
表紙の色が違った
「なんだ...ただの本ではないか...期待した我が馬鹿であったか...」
ゼロはつまらなそうにその場を去っていたが
僕はその本を手に取り表紙に積もった埃を払う
私は遂に永遠の島への行き方を見つけた
研究者の仲間達を連れていざ向かおうとしていたのだが
仲間の数名が謎の急死を遂げた
死者は日に日に増え、私だけが取り残された
あの島の真実を知ってしまったからだろうか
しかし私の命が尽きる前にあの島への行き方を後世に伝えたい
私や私の仲間達が果たせなかった野望を
今、この書を読む者に継いでほしい
あの島へ行くには.........
────悪魔にその身を捧げたまえ
古びた扉はゆっくりと開いた
禁書庫は魔王城の地下にあって
普段誰も近づくことはないらしい
「...だいぶ埃っぽいな」
僕はあたりを見渡した
背の低い本棚に詰められた大量の本
それら一冊一冊に埃が積もっていた
何故だかこの異世界の地の言語は日本語であり
何一つ不便なことはなく、普通に本を読むこともできる
「我が主よ、あれだ!」
ゼロが指さした方向には小さな扉があった
そして一目散にそこへ走りだし
手際よく金の鍵で扉を開けた
すると
そこには一冊の本が置かれていた
『EL世界記』
題名は先ほど見ていた物と同じだが
表紙の色が違った
「なんだ...ただの本ではないか...期待した我が馬鹿であったか...」
ゼロはつまらなそうにその場を去っていたが
僕はその本を手に取り表紙に積もった埃を払う
私は遂に永遠の島への行き方を見つけた
研究者の仲間達を連れていざ向かおうとしていたのだが
仲間の数名が謎の急死を遂げた
死者は日に日に増え、私だけが取り残された
あの島の真実を知ってしまったからだろうか
しかし私の命が尽きる前にあの島への行き方を後世に伝えたい
私や私の仲間達が果たせなかった野望を
今、この書を読む者に継いでほしい
あの島へ行くには.........
────悪魔にその身を捧げたまえ
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