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第61話 大叔母は父の叔母という意味
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父はものすごい大声でセバスを呼んだ。
「セバス!」
セバスはすぐに現れた。
ビクビクしている。
「お前がエレクトラにそんな嘘を教えたのか?」
「嘘を教えるだなんて、そんな。ヘイスティング侯爵夫人が、自分からそうおっしゃったのです。今日からこの家は私が取り仕切りますと」
「だからなんで、そんな言葉を真に受けるんだ!」
「そうは言いましても」
「あの、お父さまからヘイスティング侯爵夫人とそのお嬢様たちがこの家に来るから気持ちよくもてなすようにというお話以外、何も聞いていないので、私たちはそうなのかと思っていました」
私はセバスの言葉を補った。セバスが私の味方なら、私はセバスの味方なの。
父は頭を抱えた。そして言った。
「ヘイスティング侯爵夫人は、夫と死別したが、新侯爵と仲が悪くて、家にいられなかったんだ。娘たちはあんなだし、本人もあの通りだ。義理の息子のヘイスティング新侯爵が追い出したと言ってもいい」
「旦那様が、ご結婚なさったのではなかったのですか?」
セバスが恐る恐る核心を追求した。勇気ある行動だ。私も父を熱心に見つめた。
「冗談じゃない!」
父が叫んだ。
訳が分からないわ。じゃあ婚家先にいられなくなったからって、どうしてうちに来るの? 親戚でも友人でもないはずよ? しかも、今後は自分が家を取り仕切りますって、それは女主人のセリフなのよ。
「それならどうしてうちへ? 生家に戻ればいいだけではありませんか!」
「普通はご実家に戻られるのではありませんか?」
セバスも同じことを思ったらしく言った。
そうよ。実家に戻ったらいいじゃない。どことは言っていなかったけれど、貴族の家柄だと言っていたような気がする。ご両親か兄弟がいるはずよ。
父がものすごく情けない顔をした。
「生家がここなんだよ」
セバスも私も、びっくり仰天した。
「だって、旦那様の親戚にヘイスティング侯爵夫人なんて方はおられませんよ? 聞いたこともございません」
セバスが叫んだ。
「うん。ヘイスティング侯爵夫人とは、ソンプ男爵夫人のことだ」
父が言うと、セバスが顔色を変えた。
「旦那様の叔母様の名前ではないですか」
私には初耳だった。叔母様なの? そんなはずはないわ。私に叔母はいないはずよ。
「そうだよ。さっき叔母上と言っていただろう」
父の叔母か。私は首をひねった。世代が合わない気がする。
ヘイスティング侯爵夫人は、父と同年配に見える。私の叔母ならしっくりくる年回りだが、父の叔母ならもっと年配のはず。私の祖父母は、ずいぶん前から領地で悠々自適の隠居生活だったが、確か五年ほど前、祖父が他界し、祖母が一人暮らしだったはずだ。
「私の父の兄妹の中で一番年下の妹だよ。両親はもう二十年も前に亡くなっていて、跡を継いだのは私だからこの家が生家になるんだな」
「おじいさまが亡くなったのは五年前ですわ。二十年も前ではありません」
私は注意を試みた。
「お前のおじいさまの妹なのだ」
あああ。大叔母ってそういう意味でしたわね。ややこしい。どうしても年齢が合わない気がするわ。
「あの、ソンプ男爵家の方はどうなったのですか? そちらに戻るわけにはいかないのですか?」
今の話だと再婚らしい。アンとステラの本当のお父様はどうなっているのかしら。
父は具合が悪そうにした。
「まあ、叔母は家族の中でも個性が強くてね。いや、逆に個性がないと言うか」
何が言いたいのかしら。
父はコホンと咳をした。
「そんなわけで、少々縁遠くてな。ソンプ男爵の後妻になった。ソンプ男爵は裕福だが年配だったのだが、叔母本人が結婚を希望したので、めでたく結婚して子どもにも恵まれた。アンとステラのことだ。だけど、数年前に男爵が亡くなった後、跡を継いだ子どもの新男爵と仲が悪くてね。たまたま近くへ療養に来ていたヘイスティング侯爵の世話をしたのがご縁になって再婚が決まったのだ。まあ、ヘイスティング侯爵は、結婚後一年ほどで他界したがね」
まさか毒殺? いや、大叔母である偽義母にそんな知識はないはず。自然死かしら? 色々と突っ込みどころが多すぎる。
私は情報の確認に走った。
「まず、そのヘイスティング侯爵ですけど、療養中に結婚したとのことですが、どこで療養されていたのですか? 王都ですか?」
「いや、ソンプ男爵は王都に家はなかった。領地は西部の方の小さな町だよ」
父は有名な温泉町の名前を挙げた。ヘイスティング老侯爵が静養に行っても不思議はない有名な保養地だ。
「わかりました。王都での話じゃないのですね。それなら新ヘイスティング侯爵は結婚に賛同されていたのですか?」
そんなややこしい結婚、反対されるに決まっていると思う。でも、自分の父親の後妻くらい引き取りなさいよ!
「いや。それどころか、何も知らなかったらしい。あとで大分もめたからな」
父はしぶしぶ言った。
うわー。
「どうもめたんですか?」
「エレクトラ。まるで尋問しているみたいじゃないか。経緯なんかどうでもいいだろう。人の家のことなんだし、ちゃんと結婚しているのだから。署名は本物だったらしい」
私は次の質問に移った。
「アンとステラは、常々、侯爵令嬢と名乗っていましたが、本当ですか?」
父は驚いたらしかった。
「そんなはずはない。連れ子だからソンプ男爵令嬢だ。ヘイスティング侯爵家はアンとステラの顔も知らないんじゃないか?」
私とセバスは顔を見合わせた。
「セバス!」
セバスはすぐに現れた。
ビクビクしている。
「お前がエレクトラにそんな嘘を教えたのか?」
「嘘を教えるだなんて、そんな。ヘイスティング侯爵夫人が、自分からそうおっしゃったのです。今日からこの家は私が取り仕切りますと」
「だからなんで、そんな言葉を真に受けるんだ!」
「そうは言いましても」
「あの、お父さまからヘイスティング侯爵夫人とそのお嬢様たちがこの家に来るから気持ちよくもてなすようにというお話以外、何も聞いていないので、私たちはそうなのかと思っていました」
私はセバスの言葉を補った。セバスが私の味方なら、私はセバスの味方なの。
父は頭を抱えた。そして言った。
「ヘイスティング侯爵夫人は、夫と死別したが、新侯爵と仲が悪くて、家にいられなかったんだ。娘たちはあんなだし、本人もあの通りだ。義理の息子のヘイスティング新侯爵が追い出したと言ってもいい」
「旦那様が、ご結婚なさったのではなかったのですか?」
セバスが恐る恐る核心を追求した。勇気ある行動だ。私も父を熱心に見つめた。
「冗談じゃない!」
父が叫んだ。
訳が分からないわ。じゃあ婚家先にいられなくなったからって、どうしてうちに来るの? 親戚でも友人でもないはずよ? しかも、今後は自分が家を取り仕切りますって、それは女主人のセリフなのよ。
「それならどうしてうちへ? 生家に戻ればいいだけではありませんか!」
「普通はご実家に戻られるのではありませんか?」
セバスも同じことを思ったらしく言った。
そうよ。実家に戻ったらいいじゃない。どことは言っていなかったけれど、貴族の家柄だと言っていたような気がする。ご両親か兄弟がいるはずよ。
父がものすごく情けない顔をした。
「生家がここなんだよ」
セバスも私も、びっくり仰天した。
「だって、旦那様の親戚にヘイスティング侯爵夫人なんて方はおられませんよ? 聞いたこともございません」
セバスが叫んだ。
「うん。ヘイスティング侯爵夫人とは、ソンプ男爵夫人のことだ」
父が言うと、セバスが顔色を変えた。
「旦那様の叔母様の名前ではないですか」
私には初耳だった。叔母様なの? そんなはずはないわ。私に叔母はいないはずよ。
「そうだよ。さっき叔母上と言っていただろう」
父の叔母か。私は首をひねった。世代が合わない気がする。
ヘイスティング侯爵夫人は、父と同年配に見える。私の叔母ならしっくりくる年回りだが、父の叔母ならもっと年配のはず。私の祖父母は、ずいぶん前から領地で悠々自適の隠居生活だったが、確か五年ほど前、祖父が他界し、祖母が一人暮らしだったはずだ。
「私の父の兄妹の中で一番年下の妹だよ。両親はもう二十年も前に亡くなっていて、跡を継いだのは私だからこの家が生家になるんだな」
「おじいさまが亡くなったのは五年前ですわ。二十年も前ではありません」
私は注意を試みた。
「お前のおじいさまの妹なのだ」
あああ。大叔母ってそういう意味でしたわね。ややこしい。どうしても年齢が合わない気がするわ。
「あの、ソンプ男爵家の方はどうなったのですか? そちらに戻るわけにはいかないのですか?」
今の話だと再婚らしい。アンとステラの本当のお父様はどうなっているのかしら。
父は具合が悪そうにした。
「まあ、叔母は家族の中でも個性が強くてね。いや、逆に個性がないと言うか」
何が言いたいのかしら。
父はコホンと咳をした。
「そんなわけで、少々縁遠くてな。ソンプ男爵の後妻になった。ソンプ男爵は裕福だが年配だったのだが、叔母本人が結婚を希望したので、めでたく結婚して子どもにも恵まれた。アンとステラのことだ。だけど、数年前に男爵が亡くなった後、跡を継いだ子どもの新男爵と仲が悪くてね。たまたま近くへ療養に来ていたヘイスティング侯爵の世話をしたのがご縁になって再婚が決まったのだ。まあ、ヘイスティング侯爵は、結婚後一年ほどで他界したがね」
まさか毒殺? いや、大叔母である偽義母にそんな知識はないはず。自然死かしら? 色々と突っ込みどころが多すぎる。
私は情報の確認に走った。
「まず、そのヘイスティング侯爵ですけど、療養中に結婚したとのことですが、どこで療養されていたのですか? 王都ですか?」
「いや、ソンプ男爵は王都に家はなかった。領地は西部の方の小さな町だよ」
父は有名な温泉町の名前を挙げた。ヘイスティング老侯爵が静養に行っても不思議はない有名な保養地だ。
「わかりました。王都での話じゃないのですね。それなら新ヘイスティング侯爵は結婚に賛同されていたのですか?」
そんなややこしい結婚、反対されるに決まっていると思う。でも、自分の父親の後妻くらい引き取りなさいよ!
「いや。それどころか、何も知らなかったらしい。あとで大分もめたからな」
父はしぶしぶ言った。
うわー。
「どうもめたんですか?」
「エレクトラ。まるで尋問しているみたいじゃないか。経緯なんかどうでもいいだろう。人の家のことなんだし、ちゃんと結婚しているのだから。署名は本物だったらしい」
私は次の質問に移った。
「アンとステラは、常々、侯爵令嬢と名乗っていましたが、本当ですか?」
父は驚いたらしかった。
「そんなはずはない。連れ子だからソンプ男爵令嬢だ。ヘイスティング侯爵家はアンとステラの顔も知らないんじゃないか?」
私とセバスは顔を見合わせた。
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