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第44話 パーティ崩壊
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女性にあるまじきスピードで、現場に到着したシルビア嬢は一瞬で事態を見て取った。
呆然とする陛下、足元にキラキラ輝くガラスの破片、ワインを浴びたバーバラ嬢と安物の派手なドレスの黒い髪の下品な女と、看護婦と医者に囲まれ息も絶え絶えな様子の老公爵、そして目の前の愛憎劇に……驚くと同時になにか嬉しそうなロストフ公爵だった。
バーバラ嬢とシルビア嬢の目が一瞬あった。
次の瞬間、バーバラ嬢はダンサーの女に向かって叫んだ。
「何と言うことをなさるのですか? この方は帝国の公爵閣下にあらせられるのですよ?」
さっきと口の利き方が違うじゃねえかとダンサーの方は思った。まだるっこしい言い方をしやがる。
「公爵、申し訳ございません。このような恥ずかしい真似を……」
それから、身震いして、陛下と老侯爵に向かって平身低頭、頭を下げた。
「な、なによ! 悪いのはあんたじゃない!」
突然態度の変わったバーバラ嬢に、ダンサーの女が殴り掛かった。
こぶしがバーバラ嬢を打ちのめすより、一瞬早く、モンゴメリ卿とボードヒル子爵はシルビア嬢の鋭すぎる視線を浴び、わずかに出遅れたものの、二人でなんとか女を止めた。
「陛下、両閣下、申し訳ございません。なんということでしょう、とにかく、この場はわたくしが何とか……」
スタンリー伯爵が大きな声でとりなし、その声でハッと我に帰った陛下は、けがを負った老公爵を見た。医者と看護師がすすっと進み出て、老人を脇から支えて一緒に退出した。
大事件になってしまった。
「バーバラ嬢」
公爵はもう、ダンサーにも女優たちにも、目をむけなかった。
さすがは男爵令嬢である。ダンサーたちが自分をめぐって争う活劇もなんだか血湧き肉踊る素晴らしさだったが、令嬢が令嬢らしいのも素晴らしい。
「私と一緒に故国へ来て欲しい」
「……まあ、公爵閣下!」
「どうかね? 嫌かね?」
「とんでもございません。身に余る光栄でございます。……嬉しい」
モンゴメリ卿とボードヒル子爵とスタンリー伯爵、そして今度ばかりはシルビア嬢も一緒に、全員ぐったりして、大団円を迎えたロストフ公爵の愛人探しの最終幕を見つめていた。
「ようやくマッキントッシュ嬢も候補から外れたな」
「商家の娘より、男爵令嬢の名前が勝ったのですわ」
子爵と伯爵は動き出した。
なんとか収拾をつけなくてはならない。
あの厄介者の公爵さえいなくなれば、とにかく何とでもなる。
大勢の侍従たちがわらわら出てきて、子爵は陣頭指揮に立った。
スタンリー伯爵は、王家の人々を丁重に宮殿へ先導していた。
例のダンサーと数人の女は拘束されたが、ほかの訳の分からない女たちはまるで追い出されるように裏門から出されていた。
「我々は帰ろうか」
ポツリとモンゴメリ卿はシルビア・ハミルトン嬢に話し掛けた。
一世一代の愛の告白は、変な場所で、変な具合に中途半端に遮られた。
「明日はどうなっているのだろうな」
モンゴメリ卿は独り言を言った。
翌日、モンゴメリ卿はマッキントッシュ夫妻を呼び出した。
「もう心配は要らない。事情を説明しよう」
夫妻は取るものもとりあえず、モンゴメリ卿の住まいを訪れた。
「ソーントン男爵令嬢? 寡聞にしてまったく存じ上げませんが……?」
マッキントッシュ氏は首をかしげたが、夫人の方は心当たりがあるらしかった。
「ご令嬢のことは聞いたことがございませんが、ソーントン男爵のことは聞き及んだことがございます」
その顔付きから判断すると、おおむね正しい情報を知っているらしかった。それなら、彼から付け加えることはなにもないだろう。確かに貴族社会に関心があると言われているだけある。
「今日、ロストフ公爵は出立される。ソーントン男爵令嬢を伴って。もう、まったく心配はいらない。お嬢さんの社交生活は始まったばかりだ。ゆっくり無理せず、楽しまれるがよかろう。花の時代だな」
モンゴメリ卿は慈愛を込めて微笑み、夫妻はしきりと礼を言って帰っていった。
後日、卿のような裕福な方に差し上げるのは恐縮なのですがと言い訳をしつつ、相当の金額が届けられ、モンゴメリ卿は黙って受け取ることにした。
マッキントッシュ氏一家も巻き込まれだが、モンゴメリ卿自身も巻き込まれだ。
「子爵にも渡すべきかな?」
今頃、ボードヒル子爵はえらい目にあっているに違いなかった。
そして、シルビア嬢はどうしているだろう。
昨夜のダッシュは凄かった。男がついていけないくらいだった。つい、モンゴメリ卿は微笑んだ。
男が一人ニヤニヤ思い出し笑いをしているところほど、不気味なものはないが、そこへ運悪くジャックが案内されて入ってきた。
モンゴメリ卿はニヤニヤ笑いをおさめて、真面目そうな顔を取り繕った。
「ああ、おう、これは、ええと、ちょうど良いところへ」
そうだった。ジャックにも伝えておかなくてはならない。
ジャックも昨夜の端末は聞いていた。
町中の噂になっていた。
「バーバラ嬢がワインの瓶で公爵を殴って、公爵はガラスで大けがを負ったのに、ものすごい喜んで彼女を自国へ連れ帰ることに決めたって聞いたんですが? 公爵、なんかの趣味の人ですか?」
モンゴメリ卿は黙り込んだ。
事実誤認にも程がある。しかし、違和感がないのは何故だろう。
だが、そこへ、モンゴメリ卿に急いで王宮まで来て欲しいというボードヒル子爵から使いが来た。
「ジャック、すまない。出かけなければならなくなった。せめてお茶くらい飲んでいってくれ。オスカー、昨夜のことはよく知ってるだろう。かいつまんで話をしてさしあげなさい。ジャックも心配してくれたのだから」
「かしこまりました。パーシヴァル様、現場におりましたので、よく存じ上げております」
「では、聞かせていただきましょう。モンゴメリ卿には、またお目にかかりに来ます」
ジャックは好奇心でいっぱいだった。モンゴメリ卿から聞くのがベストだが、とにかく聞いておきたかった。
「おお、ぜひ、そうしてくれ」
あわただしく迎えの馬車に乗り込んだモンゴメリ卿だったが、そのあと誰が来るのかわかっていたら、そんなに積極的に馬車に乗らなかったかも知れない。
呆然とする陛下、足元にキラキラ輝くガラスの破片、ワインを浴びたバーバラ嬢と安物の派手なドレスの黒い髪の下品な女と、看護婦と医者に囲まれ息も絶え絶えな様子の老公爵、そして目の前の愛憎劇に……驚くと同時になにか嬉しそうなロストフ公爵だった。
バーバラ嬢とシルビア嬢の目が一瞬あった。
次の瞬間、バーバラ嬢はダンサーの女に向かって叫んだ。
「何と言うことをなさるのですか? この方は帝国の公爵閣下にあらせられるのですよ?」
さっきと口の利き方が違うじゃねえかとダンサーの方は思った。まだるっこしい言い方をしやがる。
「公爵、申し訳ございません。このような恥ずかしい真似を……」
それから、身震いして、陛下と老侯爵に向かって平身低頭、頭を下げた。
「な、なによ! 悪いのはあんたじゃない!」
突然態度の変わったバーバラ嬢に、ダンサーの女が殴り掛かった。
こぶしがバーバラ嬢を打ちのめすより、一瞬早く、モンゴメリ卿とボードヒル子爵はシルビア嬢の鋭すぎる視線を浴び、わずかに出遅れたものの、二人でなんとか女を止めた。
「陛下、両閣下、申し訳ございません。なんということでしょう、とにかく、この場はわたくしが何とか……」
スタンリー伯爵が大きな声でとりなし、その声でハッと我に帰った陛下は、けがを負った老公爵を見た。医者と看護師がすすっと進み出て、老人を脇から支えて一緒に退出した。
大事件になってしまった。
「バーバラ嬢」
公爵はもう、ダンサーにも女優たちにも、目をむけなかった。
さすがは男爵令嬢である。ダンサーたちが自分をめぐって争う活劇もなんだか血湧き肉踊る素晴らしさだったが、令嬢が令嬢らしいのも素晴らしい。
「私と一緒に故国へ来て欲しい」
「……まあ、公爵閣下!」
「どうかね? 嫌かね?」
「とんでもございません。身に余る光栄でございます。……嬉しい」
モンゴメリ卿とボードヒル子爵とスタンリー伯爵、そして今度ばかりはシルビア嬢も一緒に、全員ぐったりして、大団円を迎えたロストフ公爵の愛人探しの最終幕を見つめていた。
「ようやくマッキントッシュ嬢も候補から外れたな」
「商家の娘より、男爵令嬢の名前が勝ったのですわ」
子爵と伯爵は動き出した。
なんとか収拾をつけなくてはならない。
あの厄介者の公爵さえいなくなれば、とにかく何とでもなる。
大勢の侍従たちがわらわら出てきて、子爵は陣頭指揮に立った。
スタンリー伯爵は、王家の人々を丁重に宮殿へ先導していた。
例のダンサーと数人の女は拘束されたが、ほかの訳の分からない女たちはまるで追い出されるように裏門から出されていた。
「我々は帰ろうか」
ポツリとモンゴメリ卿はシルビア・ハミルトン嬢に話し掛けた。
一世一代の愛の告白は、変な場所で、変な具合に中途半端に遮られた。
「明日はどうなっているのだろうな」
モンゴメリ卿は独り言を言った。
翌日、モンゴメリ卿はマッキントッシュ夫妻を呼び出した。
「もう心配は要らない。事情を説明しよう」
夫妻は取るものもとりあえず、モンゴメリ卿の住まいを訪れた。
「ソーントン男爵令嬢? 寡聞にしてまったく存じ上げませんが……?」
マッキントッシュ氏は首をかしげたが、夫人の方は心当たりがあるらしかった。
「ご令嬢のことは聞いたことがございませんが、ソーントン男爵のことは聞き及んだことがございます」
その顔付きから判断すると、おおむね正しい情報を知っているらしかった。それなら、彼から付け加えることはなにもないだろう。確かに貴族社会に関心があると言われているだけある。
「今日、ロストフ公爵は出立される。ソーントン男爵令嬢を伴って。もう、まったく心配はいらない。お嬢さんの社交生活は始まったばかりだ。ゆっくり無理せず、楽しまれるがよかろう。花の時代だな」
モンゴメリ卿は慈愛を込めて微笑み、夫妻はしきりと礼を言って帰っていった。
後日、卿のような裕福な方に差し上げるのは恐縮なのですがと言い訳をしつつ、相当の金額が届けられ、モンゴメリ卿は黙って受け取ることにした。
マッキントッシュ氏一家も巻き込まれだが、モンゴメリ卿自身も巻き込まれだ。
「子爵にも渡すべきかな?」
今頃、ボードヒル子爵はえらい目にあっているに違いなかった。
そして、シルビア嬢はどうしているだろう。
昨夜のダッシュは凄かった。男がついていけないくらいだった。つい、モンゴメリ卿は微笑んだ。
男が一人ニヤニヤ思い出し笑いをしているところほど、不気味なものはないが、そこへ運悪くジャックが案内されて入ってきた。
モンゴメリ卿はニヤニヤ笑いをおさめて、真面目そうな顔を取り繕った。
「ああ、おう、これは、ええと、ちょうど良いところへ」
そうだった。ジャックにも伝えておかなくてはならない。
ジャックも昨夜の端末は聞いていた。
町中の噂になっていた。
「バーバラ嬢がワインの瓶で公爵を殴って、公爵はガラスで大けがを負ったのに、ものすごい喜んで彼女を自国へ連れ帰ることに決めたって聞いたんですが? 公爵、なんかの趣味の人ですか?」
モンゴメリ卿は黙り込んだ。
事実誤認にも程がある。しかし、違和感がないのは何故だろう。
だが、そこへ、モンゴメリ卿に急いで王宮まで来て欲しいというボードヒル子爵から使いが来た。
「ジャック、すまない。出かけなければならなくなった。せめてお茶くらい飲んでいってくれ。オスカー、昨夜のことはよく知ってるだろう。かいつまんで話をしてさしあげなさい。ジャックも心配してくれたのだから」
「かしこまりました。パーシヴァル様、現場におりましたので、よく存じ上げております」
「では、聞かせていただきましょう。モンゴメリ卿には、またお目にかかりに来ます」
ジャックは好奇心でいっぱいだった。モンゴメリ卿から聞くのがベストだが、とにかく聞いておきたかった。
「おお、ぜひ、そうしてくれ」
あわただしく迎えの馬車に乗り込んだモンゴメリ卿だったが、そのあと誰が来るのかわかっていたら、そんなに積極的に馬車に乗らなかったかも知れない。
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