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サジシーム
第106話 サジシームの奇襲作戦
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ハブファンは、ベルブルグの自分の屋敷で、サジシームの腹心ギャバジドを目の前にして震えていた。
彼はサジシームからの手紙を二度読みしていた。
無論、書いてあることはわかるのだが、意味が理解をはばんだ。
『王太子の結婚式の晩、ロンゴバルトの精鋭百名が、レイビック城を襲撃する。城主レイビック伯は王太子の結婚式に参列するため不在のはず。簡単に城は占拠できる』
ハブファンは、ここまで読んで頭が真っ白になった。
『王宮で行われる王太子の結婚式は、ロンゴバルトの別動隊が襲撃する。主だった貴族は皆殺しにする。特にレイビック伯は必ず捕獲し殺す』
ハブファンは基本的に商人だった。血を見るのは体質的に苦手だ。だが、その手紙にはさらに恐ろしいことが書かれていた。
『王と妹のルシアは捕虜として拘留し、レイビック伯の死に伴い、金山の管理をハブファンに任せると言う内容の委任状を書かせるので、受け取り次第、すぐにレイビック城に赴き、レイビック伯に代わり城と金山を管理せよ』
ハブファンは手紙から目を離し、ギャバジドの顔を見た。まじめな顔をしてこちらを睨んでいる。冗談ではないらしい。
果たして、おとなしくあの鉱夫どもがハブファンの言うことなど聞いてくれるだろうか。たとえ、王のお墨付きがあったとしても。
何人いるのか正確な数は知らないが、相当な数の鉱夫が働いているはずだった。それに彼らの中には、元ハンターで弓の名手や、レイビック伯爵がわざわざ催したトーナメント大会が縁で働いている剣や弓が使える連中も混ざっているはずだ。
無理だ、とハブファンは考えた。彼は自分の評判を知っていた。こんなことが起きてしまった時、彼に味方するものは誰もいないだろう。
こんな計画、出来れば、関わり合いになりたくなかった。
『この計画の内容は、誰にも伝えてはならない。万一、洩れるようなことあらば、奴隷商のハブファン殿の仕業と解する。その場合、ダリア国全体が、ハブファン殿のこれまでの奴隷商としてのありようを広く知ることとなるだろう』
脅しだった。サジシームは、彼の逃げ場をふさいできたのだ。
彼の富のほとんどは、奴隷貿易から得られたもので、今でもそうだった。
人身売買は、誰もが忌み嫌う商売だった。子ども、いたいけな少女の売買など、世間の激昂を買うに決まっていた。だからハブファンは奴隷貿易の話は決して表ざたにならないよう細心の注意を払っていた。この秘密の商売が表ざたになったら、彼は破滅だ。教会からは破門され、これまで目をつぶって取り引きしていた連中も即座に取引停止するだろう。連鎖して自分たちも泥をひっかぶることになるからだ。ハブファンが大金をかけて爵位を取ったのだって、悪い評判を糊塗して、どうにか商売を続けるためだった。
「王太子の結婚式は、たしか明日……」
追い詰められた豚のような目をして、ハブファンは、ギャバジドを見つめた。裏切るも何も、裏切る時間すら残っていないではないか。
「左様でございます」
ギャバジドは、ロンゴバルト訛りのダリア語で答えた。
「これは既定事項なのか」
「おっしゃる意味が分かりませんが、ロンゴバルト兵はすでにダリア国内に入っております。ここ、ベルブルグにもすでに来ています」
こんな計画がうまくいくとはとても思えなかった。確かに、いまレイビック城はもぬけの空のはずだ。当主のフリースラントは剛勇の人だが、王太子の結婚式に参列するために不在のはずだ。それでも、部下の腕の立つ者たちが当主が留守の間、戦わないとは限らない。
「しかし、百人も城におりますでしょうか? 普段は、猟師や鉱夫として山にいるのではありませんか?」
「そこまでは知らぬ。しかし、何人か警護の者はいるはずだ」
「ちょうど、闇夜が決行の日に当たります。また、レイビック城は狙われているとはつゆ知らぬことでございましょう」
「しかし、そのあとが心配なのだ」
「何を心配されているのです」
ギャバジドは肩をすくめて、ハブファンをバカにしたような表情を浮かべた。
ギャバジドと口論してもどうしようもないのだが、ハブファンは震える手で手紙をたたんで言った。
「心配なのは、レイビック城の襲撃の方ではない。そちらは私も勝算があるかも知れないと思っている」
勝利を確信するギャバジドは、この期に及んでの気弱な発言に肩をすくめたが、ハブファンだって、当主が留守の警護が手薄なはずの城の襲撃は可能だろうと思っていた。
月のない晩に、突然、夜襲をかけられたら、簡単に落ちるだろう。レイビック城は居住用の城で、防御のことはあまり考えられていなかった。
しかし、それはまた逆に占拠したロンゴバルトにとっても守るのが難しい城と言う意味になる。
「占拠した後を心配しているのだ。いくら王の命令があっても、レイビック伯が集めた兵士たちは納得するまい。城に人数はいないはずだが、鉱山には元ハンターの鉱夫が大勢いる。軍事教練も行われているはずだ」
「その頃にはレイビック伯爵はもう死んで、この世におりません」
ギャバジドは異様に目を光らせてもう決定事項のように言い返してきた。
「サジシーム様はロンゴバルトの奴隷兵を大勢引きつれ、ダリアの国中の貴族が集まる王太子殿下の結婚式を狙って仕掛けられるおつもりです。伯爵の命はありませんが、妹のルシア様は人質として手元に残すご予定です。レイビック伯が亡くなれば、金山の所有権はルシア様の手に移ります」
「ルシア様? 何の関係があるのだ」
「ルシア様は人質です。ルシア様の身柄はサジシーム様が預かります。ルシア様の生死をサジシーム様が握れば、金山の連中はサジシーム様、ひいてはサジシーム様と昵懇のハブファン様に逆らえません」
ギャバジドは当たり前、と言った様子で答えた。
ハブファンは、ほお、と言った。納得できたらしく、急に愉快そうになった。
「そうか。なるほど。それは、なかなか良い考えだな」
あの義理堅い、結束力の強い連中のことは知っていた。フリースラントが死んでいなくなっても、ルシアが残っていればルシアに忠誠を誓うだろう。
なんだか一時よからぬうわさも聞いたが、結局、嘘だったらしく、あの堅物のレイビック伯爵が溺愛していると聞く。
レイビック伯爵家に同情的な様子を見せて、自分もサジシームに脅迫されてこのようなことをやっていると言い訳すればいいのではないだろうか。いや、それが通るかどうかだが……
「それで、サジシーム殿は、この私に金山を運営せよと?」
棚からぼた餅とはこのことだ。あの金山には計り知れない価値があった。
相手がレイビック伯爵だから、誰も手を出さないのだ。彼の剛勇と彼が擁する戦力のことは近隣の領主たちはよく知っていた。
ギャバジドはまじめくさってうなずいた。
「はい。この後、首尾よく金山が手に入りましたならば、さしあたっては必要な金塊をお渡しいただくことになります。戦費が必要ですので」
ハブファンは一挙に渋い顔になった。それでは自分はただの傀儡ではないか。
「それと今晩参ります連中のために、取り急ぎ、食料と休養する場所が必要でございます。目立ちたくありませんので、現金をいくばくか頂戴いたしとうございます。まとまらずに、宿を取り、食事をしたいと存じます」
金額を聞いて、またもや渋い顔になったハブファンだったが、ギャバジドの顔を見ると、渡さないわけにはいかなかった。この連中は何をしでかすかわからない。何しろ、ギャバジドは百人の武装兵を率いて、もうすでにベルブルグに入って来ているのだ。
「うまくいくといいがな」
ハブファンはそう呟いて、またもやギャバジドは不機嫌になった。
「サジシーム様のことをお疑いなのでしょうか?」
「とんでもない。ただ、私は……」
「なんでしょうか」
「ベルブルグよりも、むしろ、王城の方を心配していておるのだ。この話は、レイビック伯爵を殺しルシア妃を人質にとることが前提になっている。人質をうまく選び取って、殺したり身柄を拘束したりできるだろうか」
「サジシーム様がマシム殿とご一緒に現場に赴き、実行されます。間違いはございません」
サジシームが……。ハブファンはちょっと驚いた。
よく太り、顔の肉の間に目が埋没したようなハブファンは、痩せてすらりとして、いつも口元に皮肉な笑いを浮かべたサジシームを思い浮かべた。
あいつが動く……
安全地帯から他人を操って、うまく利益を吸うサジシームのやり口に慣れていたハブファンは、彼が陣頭指揮を執ると聞いて驚いたのだ。
いつも笑っているような、真剣な顔を見せたことのないサジシームだった。その男がベルブルグまでやって来る。兵を引き連れて。
「本気なのか……」
彼はサジシームからの手紙を二度読みしていた。
無論、書いてあることはわかるのだが、意味が理解をはばんだ。
『王太子の結婚式の晩、ロンゴバルトの精鋭百名が、レイビック城を襲撃する。城主レイビック伯は王太子の結婚式に参列するため不在のはず。簡単に城は占拠できる』
ハブファンは、ここまで読んで頭が真っ白になった。
『王宮で行われる王太子の結婚式は、ロンゴバルトの別動隊が襲撃する。主だった貴族は皆殺しにする。特にレイビック伯は必ず捕獲し殺す』
ハブファンは基本的に商人だった。血を見るのは体質的に苦手だ。だが、その手紙にはさらに恐ろしいことが書かれていた。
『王と妹のルシアは捕虜として拘留し、レイビック伯の死に伴い、金山の管理をハブファンに任せると言う内容の委任状を書かせるので、受け取り次第、すぐにレイビック城に赴き、レイビック伯に代わり城と金山を管理せよ』
ハブファンは手紙から目を離し、ギャバジドの顔を見た。まじめな顔をしてこちらを睨んでいる。冗談ではないらしい。
果たして、おとなしくあの鉱夫どもがハブファンの言うことなど聞いてくれるだろうか。たとえ、王のお墨付きがあったとしても。
何人いるのか正確な数は知らないが、相当な数の鉱夫が働いているはずだった。それに彼らの中には、元ハンターで弓の名手や、レイビック伯爵がわざわざ催したトーナメント大会が縁で働いている剣や弓が使える連中も混ざっているはずだ。
無理だ、とハブファンは考えた。彼は自分の評判を知っていた。こんなことが起きてしまった時、彼に味方するものは誰もいないだろう。
こんな計画、出来れば、関わり合いになりたくなかった。
『この計画の内容は、誰にも伝えてはならない。万一、洩れるようなことあらば、奴隷商のハブファン殿の仕業と解する。その場合、ダリア国全体が、ハブファン殿のこれまでの奴隷商としてのありようを広く知ることとなるだろう』
脅しだった。サジシームは、彼の逃げ場をふさいできたのだ。
彼の富のほとんどは、奴隷貿易から得られたもので、今でもそうだった。
人身売買は、誰もが忌み嫌う商売だった。子ども、いたいけな少女の売買など、世間の激昂を買うに決まっていた。だからハブファンは奴隷貿易の話は決して表ざたにならないよう細心の注意を払っていた。この秘密の商売が表ざたになったら、彼は破滅だ。教会からは破門され、これまで目をつぶって取り引きしていた連中も即座に取引停止するだろう。連鎖して自分たちも泥をひっかぶることになるからだ。ハブファンが大金をかけて爵位を取ったのだって、悪い評判を糊塗して、どうにか商売を続けるためだった。
「王太子の結婚式は、たしか明日……」
追い詰められた豚のような目をして、ハブファンは、ギャバジドを見つめた。裏切るも何も、裏切る時間すら残っていないではないか。
「左様でございます」
ギャバジドは、ロンゴバルト訛りのダリア語で答えた。
「これは既定事項なのか」
「おっしゃる意味が分かりませんが、ロンゴバルト兵はすでにダリア国内に入っております。ここ、ベルブルグにもすでに来ています」
こんな計画がうまくいくとはとても思えなかった。確かに、いまレイビック城はもぬけの空のはずだ。当主のフリースラントは剛勇の人だが、王太子の結婚式に参列するために不在のはずだ。それでも、部下の腕の立つ者たちが当主が留守の間、戦わないとは限らない。
「しかし、百人も城におりますでしょうか? 普段は、猟師や鉱夫として山にいるのではありませんか?」
「そこまでは知らぬ。しかし、何人か警護の者はいるはずだ」
「ちょうど、闇夜が決行の日に当たります。また、レイビック城は狙われているとはつゆ知らぬことでございましょう」
「しかし、そのあとが心配なのだ」
「何を心配されているのです」
ギャバジドは肩をすくめて、ハブファンをバカにしたような表情を浮かべた。
ギャバジドと口論してもどうしようもないのだが、ハブファンは震える手で手紙をたたんで言った。
「心配なのは、レイビック城の襲撃の方ではない。そちらは私も勝算があるかも知れないと思っている」
勝利を確信するギャバジドは、この期に及んでの気弱な発言に肩をすくめたが、ハブファンだって、当主が留守の警護が手薄なはずの城の襲撃は可能だろうと思っていた。
月のない晩に、突然、夜襲をかけられたら、簡単に落ちるだろう。レイビック城は居住用の城で、防御のことはあまり考えられていなかった。
しかし、それはまた逆に占拠したロンゴバルトにとっても守るのが難しい城と言う意味になる。
「占拠した後を心配しているのだ。いくら王の命令があっても、レイビック伯が集めた兵士たちは納得するまい。城に人数はいないはずだが、鉱山には元ハンターの鉱夫が大勢いる。軍事教練も行われているはずだ」
「その頃にはレイビック伯爵はもう死んで、この世におりません」
ギャバジドは異様に目を光らせてもう決定事項のように言い返してきた。
「サジシーム様はロンゴバルトの奴隷兵を大勢引きつれ、ダリアの国中の貴族が集まる王太子殿下の結婚式を狙って仕掛けられるおつもりです。伯爵の命はありませんが、妹のルシア様は人質として手元に残すご予定です。レイビック伯が亡くなれば、金山の所有権はルシア様の手に移ります」
「ルシア様? 何の関係があるのだ」
「ルシア様は人質です。ルシア様の身柄はサジシーム様が預かります。ルシア様の生死をサジシーム様が握れば、金山の連中はサジシーム様、ひいてはサジシーム様と昵懇のハブファン様に逆らえません」
ギャバジドは当たり前、と言った様子で答えた。
ハブファンは、ほお、と言った。納得できたらしく、急に愉快そうになった。
「そうか。なるほど。それは、なかなか良い考えだな」
あの義理堅い、結束力の強い連中のことは知っていた。フリースラントが死んでいなくなっても、ルシアが残っていればルシアに忠誠を誓うだろう。
なんだか一時よからぬうわさも聞いたが、結局、嘘だったらしく、あの堅物のレイビック伯爵が溺愛していると聞く。
レイビック伯爵家に同情的な様子を見せて、自分もサジシームに脅迫されてこのようなことをやっていると言い訳すればいいのではないだろうか。いや、それが通るかどうかだが……
「それで、サジシーム殿は、この私に金山を運営せよと?」
棚からぼた餅とはこのことだ。あの金山には計り知れない価値があった。
相手がレイビック伯爵だから、誰も手を出さないのだ。彼の剛勇と彼が擁する戦力のことは近隣の領主たちはよく知っていた。
ギャバジドはまじめくさってうなずいた。
「はい。この後、首尾よく金山が手に入りましたならば、さしあたっては必要な金塊をお渡しいただくことになります。戦費が必要ですので」
ハブファンは一挙に渋い顔になった。それでは自分はただの傀儡ではないか。
「それと今晩参ります連中のために、取り急ぎ、食料と休養する場所が必要でございます。目立ちたくありませんので、現金をいくばくか頂戴いたしとうございます。まとまらずに、宿を取り、食事をしたいと存じます」
金額を聞いて、またもや渋い顔になったハブファンだったが、ギャバジドの顔を見ると、渡さないわけにはいかなかった。この連中は何をしでかすかわからない。何しろ、ギャバジドは百人の武装兵を率いて、もうすでにベルブルグに入って来ているのだ。
「うまくいくといいがな」
ハブファンはそう呟いて、またもやギャバジドは不機嫌になった。
「サジシーム様のことをお疑いなのでしょうか?」
「とんでもない。ただ、私は……」
「なんでしょうか」
「ベルブルグよりも、むしろ、王城の方を心配していておるのだ。この話は、レイビック伯爵を殺しルシア妃を人質にとることが前提になっている。人質をうまく選び取って、殺したり身柄を拘束したりできるだろうか」
「サジシーム様がマシム殿とご一緒に現場に赴き、実行されます。間違いはございません」
サジシームが……。ハブファンはちょっと驚いた。
よく太り、顔の肉の間に目が埋没したようなハブファンは、痩せてすらりとして、いつも口元に皮肉な笑いを浮かべたサジシームを思い浮かべた。
あいつが動く……
安全地帯から他人を操って、うまく利益を吸うサジシームのやり口に慣れていたハブファンは、彼が陣頭指揮を執ると聞いて驚いたのだ。
いつも笑っているような、真剣な顔を見せたことのないサジシームだった。その男がベルブルグまでやって来る。兵を引き連れて。
「本気なのか……」
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