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レイビック伯
第81話 王妃、借金をする
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一方、サジシームとハブファンは、仲良く同じ馬車でベルブルグへ向かっていた。
ハブファンは、サジシームの隣の席で大いびきをかいていたが、サジシームは起きていて、馬車の窓から登り始めた月を眺めていた。
馬車の中でサジシームが考えていたのは、ルシアのことではなかった。
フリースラントと金山のことだった。
「フリースラントさえ殺せば……」
彼は心の中でつぶやいた。
金山が手に入ることになる。チラリと見たインゴットの輝きは忘れられなかった。
それにルシアもだった。
「少しくらい抵抗するかもしれないが、そんな女の方が面白い」
ルシアを手に入れることを思うと口元に微笑みが浮かんだ。
フリースラントと言う男は堅物らしかった。そんな面白みのない男に何の魅力があるだろう。何事も見逃さないような、鋭い目つきの男だった。商談するなら一目置かれるだろうが、女がそんな男を好まないことを彼は知っていた。
「あんな、背ばかり高い、見掛け倒しの男なんか、相手にならん。運よく金山を掘り当て、女を金で買ったのだ」
サジシームは、ロンゴバルトに戻り、ゆっくり戦略を練ることにした。伯父のメフメトに、さりげなく金山の話を聞かせてみよう。効果は絶大なはずだ。
その結果、フリースラントの国が蹂躙されようと、彼の知ったことではなかった。
「いや、むしろ面白い」
彼は自分の父をあまり知らないで育った。
母は、父の何人もいる妻妾のうちの一人だった。一族の首長になった者は、配下の弱小部族から必ず誰かを娶らなくてはならない習わしだったので、父の元にはいろいろな部族から献上された娘たちが住んでいた。
サジシームの父の一族は、ロンゴバルトの中でも最も力のある一族だった。
一族の中の誰が首長になるかはわからない。サジシームも有力候補とみなされていたので、彼の下に娘を嫁がせたがっている首長も多かったが、あまり多くの妻妾をもらうと、現在の首長の、伯父のメフメトに野心ありとみなされて、目を付けられてしまう。
彼の父は勇敢で豪放な人物だったと聞かされていた。
十五年前の戦いでは、先頭に立って戦ったと。しかし、その勇敢さが仇になり、敵方の鋼鉄の騎士とあだ名される男のはるか彼方から放たれた矢に撃ち抜かれ、命を落としたと聞いた。
サジシームにそんな豪放さはない。
しかし、彼は狡猾で、立ち回りがうまかった。ちょうど、伯父のメフメトが、父の死後、うまく立ち回って父のものになるはずだった権力全てを掌握したのと、同じ種類の狡猾さだった。
ただ、サジシームにはメフメトより勝っている点がひとつあった。
それは、サジシームのひそかな野心を、メフメトが知らないという点だった。
メフメトは欲深だった。そして疑り深かった。それでもサジシームは女好きの遊び人だと思われていた。
「いつか父の仇も討ってやる」
あいにく、鋼鉄の騎士が誰だか名前までは知られていなかった。
「あれだけ人を殺したのだ。恨みを買い、もう生きてはいないかも知れぬ」
馬車はごとごとと街道を走っていった。レイビック伯爵のおかげで夜道は安全になっていた。
「全くうわさも聞かない。だが、もし、生きているのだとしたら……必ず、見つけ出して見せる。磔にして、そいつの心臓に鉄製の槍を打ち込んで見せるわ」
サジシームはひそかに誓った。
「戦争は力技だけじゃない。頭でするものだ。オレをなめるな。メフメトもだ」
王室は、アデリア王女とルシアを追い払い、代わりに多額の金を手に入れてご満悦だった。
だが、未払いの残りの黄金のインゴット四十本のことを忘れていたわけではない。
「そんなに親戚扱いして欲しいなら、まずは義務を果たしてもらいたいわ」
王妃はルシアを連れて行った時のロジアンの、披露の会の要求を思い出して不満そうに言った。
「今のところは十分ではございませんか」
「違います。約束は守ってもらわないと。どうしてさっさと結婚しないのかしら? いつまでたっても、残りの四十本が手元に届かないわ」
王妃はインゴットの要求の返事として、フリースラントか摩訶不思議な手紙を受け取っていた。
『わたくしの母でもあるアデリア王女が真実を話していただければ、結婚式を挙げられます』
「勝手にとっとと結婚すればいいじゃないの。結婚する前からアデリア王女を母呼ばわりするの? 意味が分からないわ」
王妃はイライラした。彼女は、自分が意味の分からないことが嫌いなのだ。
それに、アデリア王女にかかわることすべてが嫌いだった。
ロクなことにならない。
いつかだって、彼女の大事な一人息子をカンカンに怒らせて発作を起こさせた。
「まあ、いいわ。今のところ、何の不自由もないのだから」
むろん、残りのインゴットを早く手に入れたかったが、現在、そこまで切迫していなかった。
それに、今や、王室には信用があった。
以前は貸してくれと頭を下げて頼みこまないと、誰も借金の検討すらしてくれなかったのに、最近は、向こうからお金を貸したいと申し込んでくる。
王妃はすっかりいい気分だった。
これまで、借金を返せと詰め寄ってきた連中など、もう問題ではなかった。しっぺ返しをするいい機会である。
「あんな連中を相手にする必要なんかないわ」
それまで、王家の顔を立てて、貸してくれた人々のことを、王妃は快く思っていなかった。彼らは借金を返せと詰め寄ってきたことがあるからだ。
もっと、気持ちのいい貸し手が、現れていた。特に気に入っていたのはロンゴバルトのサジシームと言う商人だった。
ハブファンからの紹介で、一度だけ会ったことがあったが、とてもにこやかで王妃的には超イケメンな若い男だった。
出会うなり、王妃が密かに自慢にしていた腕飾りに目を留め、しきりに褒めた。
目と手の動きが独特で、王妃の手を取ろうとチャンスを狙っているかのようだった。王妃はかなり戸惑い赤くなった。一度しか会ったことがなかったが、気前よく非常に早く現金を持参してくるため、使い勝手が良く、王妃はたびたび利用した。気が付くと、かなりの額を借りていた。
王妃はたまに不安になることがあったが、冷静になってよく考えると、まだ、残り四十本のインゴットが手に入ることになってるのだ。
「大丈夫よ。インゴットの金額を超えてはいないわ。あと、四十本もインゴットはあるのよ。まだ、届いていないけど」
建築費にも不自由がなかった。
ペッシも大いに満足していた。
王太子の方もあきらめがついたのか、最近はおとなしかった。今のうちにさっさと縁談をまとめておかないと、また別の厄介な女に惚れこむとも限らない。
とはいえ、ルシアは別に厄介でも何でもなかった。よく考えたら、結婚させても、問題はなかったかもしれなかった。だが、ルシアを王太子と結婚させてしまうと、インゴットが手に入らない。
インゴットだけは、何を置いても、手にしたかった。
そろそろ本格的に嫁候補を探していると言う噂を聞いて、王妃の地位を狙って有力貴族たちが娘を紹介してくる。
ペッシはふんぞり返って袖の下を要求した。
何人もの若い娘たちを検分した後で、贅沢なパーティが何回か開催され、結局、ある公爵家の娘が選ばれた。
久しぶりの慶事だった。王妃は、思い切り豪華な披露宴を開きたかった。お金の心配はなかったし、王家の威信をかけて豪勢な結婚式にするのだ。国の内外から、大勢の賓客が来る予定だった。
王室から湯水のように金は流れていった。
ある日、王妃は、サジシームから借金の返済を求められた。
「え?」
「お忘れですか? 王妃様。融通しました金子をお返しいただく期限が参りました」
ハブファンは、サジシームの隣の席で大いびきをかいていたが、サジシームは起きていて、馬車の窓から登り始めた月を眺めていた。
馬車の中でサジシームが考えていたのは、ルシアのことではなかった。
フリースラントと金山のことだった。
「フリースラントさえ殺せば……」
彼は心の中でつぶやいた。
金山が手に入ることになる。チラリと見たインゴットの輝きは忘れられなかった。
それにルシアもだった。
「少しくらい抵抗するかもしれないが、そんな女の方が面白い」
ルシアを手に入れることを思うと口元に微笑みが浮かんだ。
フリースラントと言う男は堅物らしかった。そんな面白みのない男に何の魅力があるだろう。何事も見逃さないような、鋭い目つきの男だった。商談するなら一目置かれるだろうが、女がそんな男を好まないことを彼は知っていた。
「あんな、背ばかり高い、見掛け倒しの男なんか、相手にならん。運よく金山を掘り当て、女を金で買ったのだ」
サジシームは、ロンゴバルトに戻り、ゆっくり戦略を練ることにした。伯父のメフメトに、さりげなく金山の話を聞かせてみよう。効果は絶大なはずだ。
その結果、フリースラントの国が蹂躙されようと、彼の知ったことではなかった。
「いや、むしろ面白い」
彼は自分の父をあまり知らないで育った。
母は、父の何人もいる妻妾のうちの一人だった。一族の首長になった者は、配下の弱小部族から必ず誰かを娶らなくてはならない習わしだったので、父の元にはいろいろな部族から献上された娘たちが住んでいた。
サジシームの父の一族は、ロンゴバルトの中でも最も力のある一族だった。
一族の中の誰が首長になるかはわからない。サジシームも有力候補とみなされていたので、彼の下に娘を嫁がせたがっている首長も多かったが、あまり多くの妻妾をもらうと、現在の首長の、伯父のメフメトに野心ありとみなされて、目を付けられてしまう。
彼の父は勇敢で豪放な人物だったと聞かされていた。
十五年前の戦いでは、先頭に立って戦ったと。しかし、その勇敢さが仇になり、敵方の鋼鉄の騎士とあだ名される男のはるか彼方から放たれた矢に撃ち抜かれ、命を落としたと聞いた。
サジシームにそんな豪放さはない。
しかし、彼は狡猾で、立ち回りがうまかった。ちょうど、伯父のメフメトが、父の死後、うまく立ち回って父のものになるはずだった権力全てを掌握したのと、同じ種類の狡猾さだった。
ただ、サジシームにはメフメトより勝っている点がひとつあった。
それは、サジシームのひそかな野心を、メフメトが知らないという点だった。
メフメトは欲深だった。そして疑り深かった。それでもサジシームは女好きの遊び人だと思われていた。
「いつか父の仇も討ってやる」
あいにく、鋼鉄の騎士が誰だか名前までは知られていなかった。
「あれだけ人を殺したのだ。恨みを買い、もう生きてはいないかも知れぬ」
馬車はごとごとと街道を走っていった。レイビック伯爵のおかげで夜道は安全になっていた。
「全くうわさも聞かない。だが、もし、生きているのだとしたら……必ず、見つけ出して見せる。磔にして、そいつの心臓に鉄製の槍を打ち込んで見せるわ」
サジシームはひそかに誓った。
「戦争は力技だけじゃない。頭でするものだ。オレをなめるな。メフメトもだ」
王室は、アデリア王女とルシアを追い払い、代わりに多額の金を手に入れてご満悦だった。
だが、未払いの残りの黄金のインゴット四十本のことを忘れていたわけではない。
「そんなに親戚扱いして欲しいなら、まずは義務を果たしてもらいたいわ」
王妃はルシアを連れて行った時のロジアンの、披露の会の要求を思い出して不満そうに言った。
「今のところは十分ではございませんか」
「違います。約束は守ってもらわないと。どうしてさっさと結婚しないのかしら? いつまでたっても、残りの四十本が手元に届かないわ」
王妃はインゴットの要求の返事として、フリースラントか摩訶不思議な手紙を受け取っていた。
『わたくしの母でもあるアデリア王女が真実を話していただければ、結婚式を挙げられます』
「勝手にとっとと結婚すればいいじゃないの。結婚する前からアデリア王女を母呼ばわりするの? 意味が分からないわ」
王妃はイライラした。彼女は、自分が意味の分からないことが嫌いなのだ。
それに、アデリア王女にかかわることすべてが嫌いだった。
ロクなことにならない。
いつかだって、彼女の大事な一人息子をカンカンに怒らせて発作を起こさせた。
「まあ、いいわ。今のところ、何の不自由もないのだから」
むろん、残りのインゴットを早く手に入れたかったが、現在、そこまで切迫していなかった。
それに、今や、王室には信用があった。
以前は貸してくれと頭を下げて頼みこまないと、誰も借金の検討すらしてくれなかったのに、最近は、向こうからお金を貸したいと申し込んでくる。
王妃はすっかりいい気分だった。
これまで、借金を返せと詰め寄ってきた連中など、もう問題ではなかった。しっぺ返しをするいい機会である。
「あんな連中を相手にする必要なんかないわ」
それまで、王家の顔を立てて、貸してくれた人々のことを、王妃は快く思っていなかった。彼らは借金を返せと詰め寄ってきたことがあるからだ。
もっと、気持ちのいい貸し手が、現れていた。特に気に入っていたのはロンゴバルトのサジシームと言う商人だった。
ハブファンからの紹介で、一度だけ会ったことがあったが、とてもにこやかで王妃的には超イケメンな若い男だった。
出会うなり、王妃が密かに自慢にしていた腕飾りに目を留め、しきりに褒めた。
目と手の動きが独特で、王妃の手を取ろうとチャンスを狙っているかのようだった。王妃はかなり戸惑い赤くなった。一度しか会ったことがなかったが、気前よく非常に早く現金を持参してくるため、使い勝手が良く、王妃はたびたび利用した。気が付くと、かなりの額を借りていた。
王妃はたまに不安になることがあったが、冷静になってよく考えると、まだ、残り四十本のインゴットが手に入ることになってるのだ。
「大丈夫よ。インゴットの金額を超えてはいないわ。あと、四十本もインゴットはあるのよ。まだ、届いていないけど」
建築費にも不自由がなかった。
ペッシも大いに満足していた。
王太子の方もあきらめがついたのか、最近はおとなしかった。今のうちにさっさと縁談をまとめておかないと、また別の厄介な女に惚れこむとも限らない。
とはいえ、ルシアは別に厄介でも何でもなかった。よく考えたら、結婚させても、問題はなかったかもしれなかった。だが、ルシアを王太子と結婚させてしまうと、インゴットが手に入らない。
インゴットだけは、何を置いても、手にしたかった。
そろそろ本格的に嫁候補を探していると言う噂を聞いて、王妃の地位を狙って有力貴族たちが娘を紹介してくる。
ペッシはふんぞり返って袖の下を要求した。
何人もの若い娘たちを検分した後で、贅沢なパーティが何回か開催され、結局、ある公爵家の娘が選ばれた。
久しぶりの慶事だった。王妃は、思い切り豪華な披露宴を開きたかった。お金の心配はなかったし、王家の威信をかけて豪勢な結婚式にするのだ。国の内外から、大勢の賓客が来る予定だった。
王室から湯水のように金は流れていった。
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