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② 使い魔編

2-3 愉快な質問攻め

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 今は給食の時間、真理守達は彼の先ほどの発言について話していた。

「まりりん、ポニーにあっけなく返り討ちにされたあと、ずっと向こうの事を考えてたの?」

「いや少し違う、あとあっけなくって……」

 心配していたのにくだらないことを考えていると思った葵は、少し怒り気味で問いただしている。

「あれはどう考えてもあっけなくやられてたでしょ!ねぇ、しよりん」

「俺も少しいい過ぎな気がする」

「おお勝利」

 勝利のフォローに喜ぶ真里守。

「それはしおりんもやられたからでしょ?」

『グサッ』
「ぐっそれを言うなよ」

 勝利の中に何かが刺さった。

「でも、俺も葵の言うことも一理あるよ、少し心配した」

 勝利も心配していたので、葵の意見には賛成のようだ。

「まてまて、取りあえず俺の話を聞いてくれ」

 真里守は必死に反論をする。

「俺は真里守の考えがわかるぞ、俺が代弁してやろう」

 ポニーが代弁を打って出た。

「ポニーテールとか言うなよ」

「安心しろ、まず真里守と勝利が俺に挑んで負けた」

『『グサッ』』

 本人達に何がささった

「その後、真里守は筋肉痛が悪化したそこまであっているか」

 ポニーの言葉に真里守はうなずいた。

「痛くて動けないから、考えがえごとをしていた、合っているか?」

「まぁ、っていうかよくわかったな」

 ポニーにしては珍しく途中に変なことを入れないで当たっていて、真里守は少しばかり驚いている。

 そして葵たちも、「みきみきポニーすごね」「うん」と、感心する。

 そしてポニーは、

「そして真里守はこう考えていた」

 真里守は「うん」とあいづちをする。

「己の弱さを考えていた、自分を鍛え抜くことを考えただが気づけなかった」

「「「「え?」」」」

 聞いていた皆も一斉に声を発する。

「だから真里守ポニーテールにしろ!ポニーテールすればいい!」

「ちょっと待て!!」

 真里守は驚いたようなあきれたような声でポニーに言った。
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