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幕間1
日向たちの正月
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武蔵国西部の脇街道を小走りで駆ける三人。
その脇街道が並走するは甲州街道。
主要な街道ではなく、在郷の人間が使う脇街道を一刻以上ペースを変えずに駆けている。
その三人、在郷の農民には見えないが武士にも見えない。
あえて言うなれば職人に近いのだろうが、それもまた不思議なもので、職人なのに女が二人。
職人は男社会で女が一人でもいるだけで珍しいのに、この三人組は女が二人。
大きな街道を通れば目につくことは間違いない。
その格好は筒袖に筒袴。まるで作務衣を細く体にフィットするようにした格好。
袖先や足元には手甲と脚絆まで身につけ、運動には持ってこいの格好である。
その三人とは、宮地日向、川村日葵の姪と叔母のコンビ、それと薮田仁斎である。
彼らがこうして江戸を離れたのは、薮田仁斎が管理する薬草園の拡充のため。
自生する薬草を探しに山へと向かうのが目的である。
日向と日葵は己の小遣いのためではあったが。
この時代の武家というのは、正月になると挨拶回りに終始する。
江戸城に登城し、将軍様へ挨拶。そして下城すれば同僚や上司の屋敷へ挨拶回り。
日に二十軒やら三十軒を回っていたとかいないとか。
そうなると、当主も忙しいが台所も忙しい。
一説には、おせち料理が普及したのは、こうした来客にすぐ料理と酒を出せるからという意見もある。
「ひまりちゃん、お正月はそれくらい忙しいのに、川村家の奥方様がこんな所に居ていいの?」
「いいのよ。私、義母上様から台所立ち入り禁止を言い渡されてるし」
「どうやったら嫁が台所に入れなくなるのよ」
「私だって頑張ったわよ! でも人には向き不向きがあってね。頑張れば頑張るほどドツボにハマったわ」
「……なんとなく想像がつきますね」
「あんただって似たようなものじゃない!」
「私はまだ花嫁修行前ですから!」
「あ~、私もそんなこと言ってた時代があったわ。あんた、やっぱり私と同類よ」
「一緒にしないでください‼︎」
と、こんな調子で話しながらも飛脚よりも早く駆け通す三人。
ちなみに薮田仁斎は会話に加わらない。
長年の付き合いで会話に入ると碌な目に遭わないことを承知しているようだ。
江戸のある武州と甲州(山梨)の境には、深い山々が連なる。
麓こそ人が入るが、山に分け入る人は少ない。
そうなれば自然の恵みも豊富、獣も豊富というわけだ。
今は正月なので、冬真っ只中。危険な熊がいないので狩りにも打ってつけである。
日向と日葵は、印地打ちという投石の腕前がピカイチ。
鹿くらいであれば印地打ちで仕留めるのは造作もない。
猪になると脂肪が厚いので石では厳しいというのは、日葵流印地打ち開祖の日葵の言である。
さりとて鉄球であれば仕留められると言うのだから、侮れないものだ。
対して薮田仁斎は、隠居とはいえ御庭番衆である。
手持ちは手裏剣、苦無。忍刀と言われる反りの少ない刀こそ持参していないが、獣に遅れを取ることはない。
ちなみに今回は薮田家の薬草園拡充が目的であるので、お手伝いの対価は薮田仁斎からのお小遣い。
もし鹿や猪が捕らえられれば、肉は食えるし、皮は売れる。獣脂も安価な灯油の素材になるので儲けがデカい。
ある程度、薬草を確保したら、獣狩りをするのがお約束。
貧しかった庭番が紀州時代から続けている伝統である。
果たしてこれは薬草採取と言うのだろうか。
「――!」
霜が立つ冬山に潜むこと半刻。
少ない餌を求めて牡鹿が一匹、バラバラに潜んでいた三人の視界に入ってきた。
三人の服装は、山に溶け込んでいるとは言い難いが、鹿が気付く様子はない。
日向と日葵は、互いに手に持った石を見せ合い、どちらが投じるか身振り手振りで会話をする。
どうにも忍者のハンドサインのような高尚なものではなく、痴話喧嘩のようにも見えてしまうのだが。
それでも牡鹿に気が付かれていないのだから、技術は素晴らしいものなのであろう。
しばらくすると、とりあえず話し合いの決着がついたようである。
二人とも腕を振りかぶり、スゥーと吸った息を止めると、シッっという声とともに、恐ろしい速度で放たれた石が二つ。
寸分違わず、牡鹿の首元に的中する。
運悪く印地打ちの名手二人に狙われた牡鹿は、その衝撃に昏倒してしまった。
そして運の悪かった人物がもう一人。
薮田仁斎である。
先ほどの言い合いには我関せずを貫いたが、二人の石が同着であったため、二人から審判役を押し付けられてしまう。
湿った落ち葉に埋め尽くされた山肌を物ともせず、かつて得た称号そのままに紀州の山猿二人が飛ぶように仁斎へと詰め寄る。
「じぃじ! 私の石の方が早く当たったわよね?」
「そんな事ないですよ! 私の方が早かったに決まってます!」
「うーむ、なんとも言えんな。ほとんど同着だったようだぞ」
「ほとんどなら、年長者の私の勝ちね!」
「そういう時は、年長者が譲るべきですよ! 年・長・者が」
「あんた、また歳のこと言ったわね!」
「歳を先に言い出したのは、ひまりおばちゃんでしょ‼」
「わかった、わかった。まだ獲物に息があるようじゃから、先に辿り着いた者が勝者としよう。用意はいいかな?」
埒があかないと見たのか新たな勝負を持ちかける仁斎。
何でも良いから早く終わらせようという顔である。
この後は下処理や解体をしなければ帰れないのだから、それも当然というもの。
「私はいつだって良いわよ。早くしてちょうだいね、日向」
「私だって! とっくに準備できてますから」
そうは言いつつ、二人して足下の地ならしに余念がない。
相変わらず似たもの同士である。
「では……」
二人の準備が済んだのを見計らって、場を仕切る仁斎。
そして何やら、よからぬ事を企んでいそうな少女が一人。
目をキラキラさせているのに、やけに澄まし顔で取り繕おうとしている。
日葵は横に並んでいるので、その顔は見えていないだろう。
仁斎も企んでいる事に気がついているようだが何も言わない。
「……位置について、よーい、――」
ダッ!
スタートの合図を待たずに、若干フライング気味に一人飛び出した。
日向である。出し抜いた喜びで顔のニヤつきが溢れてしまっている。
このまま駆け出すのかと思いきや……ビタン! と湿った落ち葉が埋め尽くす地面に顔から突っ込んでしまった。
「あんたの考えなんてお見通しよ!」
日葵も日向の考えを読んでいたようで、知らぬフリをしていたらしい。
飛び出す直前に日向の草鞋の踵を踏み、勢いそのままに地面へと突っ込ませた。
「それじゃあ、お先に~」
そうして日葵は悠々と牡鹿の元へと向かっていったのであった。
「いやー大量、大量。これだけあると持って帰るのも大変ね」
無事に? 日葵の勝利となり、鹿の解体を済ませた三人。
「ひまりおばちゃんは良いじゃないですか! 持っているのは角だけでしょ⁈ 鞣《なめ》していない皮は重いんですからね!」
よいしょと持参した革袋を背負った日向は文句を言う。
「これぞ勝者の特権よ!」
「ぐぬぬ」
先にズルをしたのは自分なので、それ以上は強く言えない日向。
「さあ、帰るぞ。今なら陽が落ち切る前に帰れるじゃろ」
日向の何倍も重たい肉を詰め込んだ革袋を背負い帰宅を促すのだが、日向はまだ悔しいようで文句を言い足らないらしい。
いつものように余計な一言を言う。
「この鹿皮を鞣して羽織れば、ひまりおばちゃんの足も少しは鹿さんみたいに細くなるんじゃない?」
「何ですって⁈ 私の足は充分細いわよ! そもそもあんたも似たような体型じゃない」
「私は運動を良くしてますから、もっと引き締まってて、ひまりおばちゃんより機敏に動けますよ!」
「……それなら、あんたには小猿の毛皮がお似合いね」
「ムキャー! 私は紀州の山猿じゃありませんから!」
いつまで経っても懲りない叔母と姪。
仲が良いやら悪いのやら。
そんなこんなで、日向たちが江戸に来て初めての正月は終わっていくのであった。
「日向たちの正月」 了
その脇街道が並走するは甲州街道。
主要な街道ではなく、在郷の人間が使う脇街道を一刻以上ペースを変えずに駆けている。
その三人、在郷の農民には見えないが武士にも見えない。
あえて言うなれば職人に近いのだろうが、それもまた不思議なもので、職人なのに女が二人。
職人は男社会で女が一人でもいるだけで珍しいのに、この三人組は女が二人。
大きな街道を通れば目につくことは間違いない。
その格好は筒袖に筒袴。まるで作務衣を細く体にフィットするようにした格好。
袖先や足元には手甲と脚絆まで身につけ、運動には持ってこいの格好である。
その三人とは、宮地日向、川村日葵の姪と叔母のコンビ、それと薮田仁斎である。
彼らがこうして江戸を離れたのは、薮田仁斎が管理する薬草園の拡充のため。
自生する薬草を探しに山へと向かうのが目的である。
日向と日葵は己の小遣いのためではあったが。
この時代の武家というのは、正月になると挨拶回りに終始する。
江戸城に登城し、将軍様へ挨拶。そして下城すれば同僚や上司の屋敷へ挨拶回り。
日に二十軒やら三十軒を回っていたとかいないとか。
そうなると、当主も忙しいが台所も忙しい。
一説には、おせち料理が普及したのは、こうした来客にすぐ料理と酒を出せるからという意見もある。
「ひまりちゃん、お正月はそれくらい忙しいのに、川村家の奥方様がこんな所に居ていいの?」
「いいのよ。私、義母上様から台所立ち入り禁止を言い渡されてるし」
「どうやったら嫁が台所に入れなくなるのよ」
「私だって頑張ったわよ! でも人には向き不向きがあってね。頑張れば頑張るほどドツボにハマったわ」
「……なんとなく想像がつきますね」
「あんただって似たようなものじゃない!」
「私はまだ花嫁修行前ですから!」
「あ~、私もそんなこと言ってた時代があったわ。あんた、やっぱり私と同類よ」
「一緒にしないでください‼︎」
と、こんな調子で話しながらも飛脚よりも早く駆け通す三人。
ちなみに薮田仁斎は会話に加わらない。
長年の付き合いで会話に入ると碌な目に遭わないことを承知しているようだ。
江戸のある武州と甲州(山梨)の境には、深い山々が連なる。
麓こそ人が入るが、山に分け入る人は少ない。
そうなれば自然の恵みも豊富、獣も豊富というわけだ。
今は正月なので、冬真っ只中。危険な熊がいないので狩りにも打ってつけである。
日向と日葵は、印地打ちという投石の腕前がピカイチ。
鹿くらいであれば印地打ちで仕留めるのは造作もない。
猪になると脂肪が厚いので石では厳しいというのは、日葵流印地打ち開祖の日葵の言である。
さりとて鉄球であれば仕留められると言うのだから、侮れないものだ。
対して薮田仁斎は、隠居とはいえ御庭番衆である。
手持ちは手裏剣、苦無。忍刀と言われる反りの少ない刀こそ持参していないが、獣に遅れを取ることはない。
ちなみに今回は薮田家の薬草園拡充が目的であるので、お手伝いの対価は薮田仁斎からのお小遣い。
もし鹿や猪が捕らえられれば、肉は食えるし、皮は売れる。獣脂も安価な灯油の素材になるので儲けがデカい。
ある程度、薬草を確保したら、獣狩りをするのがお約束。
貧しかった庭番が紀州時代から続けている伝統である。
果たしてこれは薬草採取と言うのだろうか。
「――!」
霜が立つ冬山に潜むこと半刻。
少ない餌を求めて牡鹿が一匹、バラバラに潜んでいた三人の視界に入ってきた。
三人の服装は、山に溶け込んでいるとは言い難いが、鹿が気付く様子はない。
日向と日葵は、互いに手に持った石を見せ合い、どちらが投じるか身振り手振りで会話をする。
どうにも忍者のハンドサインのような高尚なものではなく、痴話喧嘩のようにも見えてしまうのだが。
それでも牡鹿に気が付かれていないのだから、技術は素晴らしいものなのであろう。
しばらくすると、とりあえず話し合いの決着がついたようである。
二人とも腕を振りかぶり、スゥーと吸った息を止めると、シッっという声とともに、恐ろしい速度で放たれた石が二つ。
寸分違わず、牡鹿の首元に的中する。
運悪く印地打ちの名手二人に狙われた牡鹿は、その衝撃に昏倒してしまった。
そして運の悪かった人物がもう一人。
薮田仁斎である。
先ほどの言い合いには我関せずを貫いたが、二人の石が同着であったため、二人から審判役を押し付けられてしまう。
湿った落ち葉に埋め尽くされた山肌を物ともせず、かつて得た称号そのままに紀州の山猿二人が飛ぶように仁斎へと詰め寄る。
「じぃじ! 私の石の方が早く当たったわよね?」
「そんな事ないですよ! 私の方が早かったに決まってます!」
「うーむ、なんとも言えんな。ほとんど同着だったようだぞ」
「ほとんどなら、年長者の私の勝ちね!」
「そういう時は、年長者が譲るべきですよ! 年・長・者が」
「あんた、また歳のこと言ったわね!」
「歳を先に言い出したのは、ひまりおばちゃんでしょ‼」
「わかった、わかった。まだ獲物に息があるようじゃから、先に辿り着いた者が勝者としよう。用意はいいかな?」
埒があかないと見たのか新たな勝負を持ちかける仁斎。
何でも良いから早く終わらせようという顔である。
この後は下処理や解体をしなければ帰れないのだから、それも当然というもの。
「私はいつだって良いわよ。早くしてちょうだいね、日向」
「私だって! とっくに準備できてますから」
そうは言いつつ、二人して足下の地ならしに余念がない。
相変わらず似たもの同士である。
「では……」
二人の準備が済んだのを見計らって、場を仕切る仁斎。
そして何やら、よからぬ事を企んでいそうな少女が一人。
目をキラキラさせているのに、やけに澄まし顔で取り繕おうとしている。
日葵は横に並んでいるので、その顔は見えていないだろう。
仁斎も企んでいる事に気がついているようだが何も言わない。
「……位置について、よーい、――」
ダッ!
スタートの合図を待たずに、若干フライング気味に一人飛び出した。
日向である。出し抜いた喜びで顔のニヤつきが溢れてしまっている。
このまま駆け出すのかと思いきや……ビタン! と湿った落ち葉が埋め尽くす地面に顔から突っ込んでしまった。
「あんたの考えなんてお見通しよ!」
日葵も日向の考えを読んでいたようで、知らぬフリをしていたらしい。
飛び出す直前に日向の草鞋の踵を踏み、勢いそのままに地面へと突っ込ませた。
「それじゃあ、お先に~」
そうして日葵は悠々と牡鹿の元へと向かっていったのであった。
「いやー大量、大量。これだけあると持って帰るのも大変ね」
無事に? 日葵の勝利となり、鹿の解体を済ませた三人。
「ひまりおばちゃんは良いじゃないですか! 持っているのは角だけでしょ⁈ 鞣《なめ》していない皮は重いんですからね!」
よいしょと持参した革袋を背負った日向は文句を言う。
「これぞ勝者の特権よ!」
「ぐぬぬ」
先にズルをしたのは自分なので、それ以上は強く言えない日向。
「さあ、帰るぞ。今なら陽が落ち切る前に帰れるじゃろ」
日向の何倍も重たい肉を詰め込んだ革袋を背負い帰宅を促すのだが、日向はまだ悔しいようで文句を言い足らないらしい。
いつものように余計な一言を言う。
「この鹿皮を鞣して羽織れば、ひまりおばちゃんの足も少しは鹿さんみたいに細くなるんじゃない?」
「何ですって⁈ 私の足は充分細いわよ! そもそもあんたも似たような体型じゃない」
「私は運動を良くしてますから、もっと引き締まってて、ひまりおばちゃんより機敏に動けますよ!」
「……それなら、あんたには小猿の毛皮がお似合いね」
「ムキャー! 私は紀州の山猿じゃありませんから!」
いつまで経っても懲りない叔母と姪。
仲が良いやら悪いのやら。
そんなこんなで、日向たちが江戸に来て初めての正月は終わっていくのであった。
「日向たちの正月」 了
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