社長! 南の島オフィスとはどこですか?!

眼の前に並んだ封筒が4つ。
社長室に呼び出された田宮は、一つ選ぶことを求められる。

引いた封筒には南と書かれた紙が入っていた。

「おめでとう! 君の赴任先は南だな!」

こうしては南の島オフィスへ赴任することになった田宮。

課せられたミッションは、赴任先の島の税収を十倍に上げること。
週に一便しか就航していないフェリーで五時間。
やっとの思いでたどり着いた南の島は過疎化の進む楽園とは程遠い南の島。

産業と呼べるのは漁業くらいで、ろくな観光資源もない。

…どうすんだ、これ?
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,049 位 / 192,049件 経済・企業 318 位 / 318件

あなたにおすすめの小説

ビジネス書にありがちな21+8つの事

あがつま ゆい
経済・企業
これを出すにあたり、私を公私ともに支えてくれた最愛の妻に、 父親と遊びたいのに我慢してくれた私の息子と娘に、 この本を書くきっかけを下さった編集者に、 この本を捧げよう。 ……と言いたいところだがキモくてカネの無いオッサンには妻とか子供とかそんな御大層な者はいないし、きっかけを下さった編集者も居ません。  この小説(というかエッセイ?)はビジネス書を模倣したビジネス書ではない別の何かであり、ビジネス書にお決まりのように書かれていることを挙げ足とって茶化すだけと言う、人生において本当に何の役にも立たない事ばかり書いてあります。  他にもビジネス書がビジネス書という形態をとっている以上必ず持つ弱点とか、エセビジネス本の餌食にならないための予防接種的なコーナーも設けてあります。 毎週水曜日と土曜日の17:00更新予定

人災派遣のフレイムアップ

紫電改
経済・企業
貧乏大学生・亘理陽司の裏の顔は、異能で企業の厄介事を処理するエージェント。 武闘家美少女・七瀬真凛をアシスタントに危険なミッションに挑戦する! 立ち塞がるのはサイボーグ、陰陽師、ミュータント、武術の達人、吸血鬼……ライバル企業が雇ったエージェントたち。 現代社会の裏側で繰り広げられる、ルール無用の異能力バトル! ミッションごとに1話完結形式、現在5話更新中!

密告者

makotochan
経済・企業
ある日、小島デザイン研究所に労働基準監督署の調査が入った。サービス残業が発生しているという内部告発に基づく調査だった。 突然の出来事に社内が混乱する。 社長の小島健一が、弟で管理部長を務める浩二に密告者を見つけ出すように指示をした。 浩二は、密告者を見つけるためのやり方が思い浮かばずに頭を悩ませていた。 そんな中、浩二の胸中に、密告者捜しなどに労力を使うのではなく、自分が会社と社員たちとの間に立ち、社員たちの声に耳を傾けながら会社として善処していけばよいのではないかという思いが湧き出てきた。 浩二は、その思いを健一に伝えた。 思いを理解した健一は密告者捜しを止めることを了承したが、新たに社内の管理を強化することを提案してきた。 そのことが、更なる社内の混乱を巻き起こす。 仕事をやり辛くなった社員たちが、密告者のせいでこのような状態になったのだという感情を抱き、互いに懐疑心をぶつけあいながら分裂してしまったのだ。 この状況に危機感を抱いた浩二が、一計を講じた。 社員たちの結束を高めるための仕掛けを実行したのだ。 その仕掛けが功を奏し、社員たちの結束が高まった。 密告者が誰なのかはわからないままだったが、そのことを気に止める空気が払拭されていった。 浩二は、状況が改善したことを健一に報告した。 そこで、浩二は思いもよらない事実を知ることになった。 それは、一連の出来事の構図を根底から覆す事実だった。

首を切り落とせ

大門美博
経済・企業
日本一のメガバンクで世界でも有数の銀行である川菱東海銀行に勤める山本優輝が、派閥争いや個々の役員たちの思惑、旧財閥の闇に立ち向かう! 第一章から第七章まで書く予定です。 惨虐描写はございません 基本的に一週間に一回ほどの投稿をします。 この小説に登場する人物、団体は現実のものとは関係ありません。

新NISAで老後2000万問題を解消する

黒川蓮
経済・企業
来年から新NISA始動。お金に困らない未来のために老後2000万問題を解消すべくコツコツ無理のない範囲でつみたて投資。ついでにクレカでポイントゲット!

多民族から成る複合社会マレーシアとその歪み

Yoshinari F/Route-17
経済・企業
1997年。マレーシアは東南アジアの一国である。「アジア」と言えば経済的にも先進国から遅れているようなイメージもあったが、クアラ・ルンプールという都市はそのような偏見を一瞬にして吹き飛ばしてしまった。地上数十階にもなる高層ビルの群れ、完全に整備され片側数車線を有する道路、そしてそこを埋め尽くすおびただしい数の車、車、車。夜になればこれら全てが美しい光を放ち街中を明るく染め上げていた。マレーシアの首都クアラ・ルンプールは既に日本の巨大都市に匹敵する規模を持っていた。そこに「共存」する、マレー人、華人、タミル人という多民族が織り成す「複合社会マレーシア」。  しかし、そこには文化的、宗教的、そして経済的な「歪み」が存在し、過去には民族間に多数の犠牲者を出す暴動さえも起きていた。マレーシアはどのようにして異民族同士を「共存」させ「複合社会」を維持してきたのだろうか。そこで重要な役割を果たすと言われる「ブミ・プトラ政策」の実態とは。  様々なジャンルの文章に挑戦したいと思っています。興味の無い方には「マジでつまらん!!」と思います。すいません(笑)。

子会社ですが、それが何か?

しおだれ
経済・企業
「正社員」と「非正規社員」の格差については問題として取り上げられることが多いですが、 『子会社』について取り上げるメディアは多くありません。 一種のタブーとして扱われているようにも見えます。 この短編小説集ではこの「子会社」の現実を題材にしています。 給与格差、やりがい搾取、天下り・・・ これらの問題を「子会社」の視線を中心に「親会社」の視点も織り交ぜて書いていきたいと思います。 以前投稿していた小説のリメイク版です。

極東奪還闘争

又吉秋香
経済・企業
ウラジオストクへ農業進出した時に巻き起こった農地の争奪戦を小説としてリポートする。韓国が国ぐるみで巨大農場を建設したり、中国企業の暗躍。 将来の食料不足に備え農地を獲得すべく各国が入り乱れて「ランドラッシュ」を繰り広げる中で、日本はこの現実にどう向かい合うべきなのか。「食料問題」という観点から人類の未来を検証する。