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54(悠人side)
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(悠人side)
「え~!碧くん辞めちゃうの??!悲しい~!!碧くんに会いたくて来てるのに!!!」
「そんなふうに言っていただけて嬉しいです。でもここは僕が居なくてもそもそもいいお店なのでまた食べに来てくださいね!」
「それはそうなんだけど!悲しいな~」
さっきからこんな会話があちこちでされている。
女の人達が多いが、ショックを受けている男も何人かいる。
やっぱりここに長くいさせてはいけない。早く家に来てもらうことにして正解だった。
でも、このお店でこんなにみんなから愛されている姿を見て、碧にとってはこの環境は良かっただろうな、という気持ちになる。
お昼は不埒なことをするやつもいないし女の人が多いから大丈夫だろうと思って昼のうちにマンションに戻って準備を進め、家にも連絡を入れる。
親からはマンションを与えられていて、そこに碧と二人で暮らすことにしている。
実家においでと言われたが、それだと碧も気を遣うだろうし、俺も独り占めしたかった。たまに顔を出すということで話が着いている。
今日はとりあえずそのままマンションに行って、明日親のとこに顔を出そうかと思っている。
夜にお店に戻ると、昼以上の状況だった。
「碧くん辞めちゃうの?俺ん所来ない?」
「ふふっ、ありがたい申し出ですけどもう行くところは決まっているので!」
「え~!俺の所きたらなんでも買ってあげるよ?」
碧が口説かれてる。あんまり仕事に水を差したくない。
「碧、蘭さんが呼んでるよ。」
「え、蘭さんが?ありがとう!今行くね!
すみません、呼ばれたので行きますね。」
とりあえず客から碧を離すことに成功した。
そりゃこんなに可愛い碧が一生懸命接客してくれるとかみんな惚れるよな。
結局この日は何かある度に俺がちょくちょく割って入って碧と客を離しながらこの日の営業を終えた。
「え~!碧くん辞めちゃうの??!悲しい~!!碧くんに会いたくて来てるのに!!!」
「そんなふうに言っていただけて嬉しいです。でもここは僕が居なくてもそもそもいいお店なのでまた食べに来てくださいね!」
「それはそうなんだけど!悲しいな~」
さっきからこんな会話があちこちでされている。
女の人達が多いが、ショックを受けている男も何人かいる。
やっぱりここに長くいさせてはいけない。早く家に来てもらうことにして正解だった。
でも、このお店でこんなにみんなから愛されている姿を見て、碧にとってはこの環境は良かっただろうな、という気持ちになる。
お昼は不埒なことをするやつもいないし女の人が多いから大丈夫だろうと思って昼のうちにマンションに戻って準備を進め、家にも連絡を入れる。
親からはマンションを与えられていて、そこに碧と二人で暮らすことにしている。
実家においでと言われたが、それだと碧も気を遣うだろうし、俺も独り占めしたかった。たまに顔を出すということで話が着いている。
今日はとりあえずそのままマンションに行って、明日親のとこに顔を出そうかと思っている。
夜にお店に戻ると、昼以上の状況だった。
「碧くん辞めちゃうの?俺ん所来ない?」
「ふふっ、ありがたい申し出ですけどもう行くところは決まっているので!」
「え~!俺の所きたらなんでも買ってあげるよ?」
碧が口説かれてる。あんまり仕事に水を差したくない。
「碧、蘭さんが呼んでるよ。」
「え、蘭さんが?ありがとう!今行くね!
すみません、呼ばれたので行きますね。」
とりあえず客から碧を離すことに成功した。
そりゃこんなに可愛い碧が一生懸命接客してくれるとかみんな惚れるよな。
結局この日は何かある度に俺がちょくちょく割って入って碧と客を離しながらこの日の営業を終えた。
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