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2(碧side)
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「卒業まであっという間だなぁ」
ボソッと独り呟いた横でいつも何かと気がけてくれる如月奏が言いづらそうに口を開いた。
「あのさ... 碧は卒業したらどうするの?高校、受験しないって言ってたよね...?」
「うん。働こうかなと思って、まだ決まってはないんだけど色々調べてる。さすがにそろそろ決めないとダメだよね...」
就職先を考えないととは分かっているけど西園寺家の息がかかっている場所はダメだし、中卒の自分を雇ってくれそうなところなんてそもそも思いつかないし、どうしたらいいんだろう。
でも卒業まであと少しだし、ほんとに働く先決めて住むところも確保しないとなんだよね。
ほんとはみんなみたいに高校行きたいし、せっかく奏っていう友達もできたのに卒業しちゃったら会えなくなるんだろうな...
ボソッと独り呟いた横でいつも何かと気がけてくれる如月奏が言いづらそうに口を開いた。
「あのさ... 碧は卒業したらどうするの?高校、受験しないって言ってたよね...?」
「うん。働こうかなと思って、まだ決まってはないんだけど色々調べてる。さすがにそろそろ決めないとダメだよね...」
就職先を考えないととは分かっているけど西園寺家の息がかかっている場所はダメだし、中卒の自分を雇ってくれそうなところなんてそもそも思いつかないし、どうしたらいいんだろう。
でも卒業まであと少しだし、ほんとに働く先決めて住むところも確保しないとなんだよね。
ほんとはみんなみたいに高校行きたいし、せっかく奏っていう友達もできたのに卒業しちゃったら会えなくなるんだろうな...
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