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第二章・始まりは突然に
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「お前さ、飯食いに行かないのか? さっき食堂がざわついてたから今日たぶんいるぞ」
高見沢が言うとデスクの下からほか弁の袋が出てきた。
「中におまえの分も入っている。高見沢。松花堂弁当だ、文句はあるまい」
勘のいい高見沢はそこから大体の概要を察した。
「会いたくないのか。つまり何かあった訳だ。しかも昨日」
「なんでもない」
東條は高見沢の苦言を右から左へ聞き流す。
そこに追い打ちをかけかけるように高見沢が楽しそうに言った。
「わざわざ休日返上で来てやった同僚に言うセリフかねー」
東條の嫌そうな顔はめったに見れない。
「うわぁ、その嫌そうな顔。コーヒーがさらにうまくなるな」
「嫌味な男なのだよ。今は社食に行きたくなかっただけだ」
憮然とした顔で大人のおもちゃを組み立てていく。
「だから昨日何があった?」
高見沢は床に跪いて東條の股の前に顔を持っていくと器用に口でチャックを下ろし始めた。
「黎人、やめろ」
慌てる東條が面白いのか、音がするようにチャックを降ろす。
「久々の仕事場での下呼びー」
「からかってるな」
「今日出勤してるのうちの課は俺達だけだよ。んふ、してあげるよ」
高見沢は東條の半勃ちのペニスをブルンと引き出すとカリにチュっと口付けた。
「まて、黎人。ヤバい」
頬にペニスをほおばって喉奥まで突っ込んだ。
「んは」
一気に質量を増すペニスは既に普通のサイズを超え凶器に変わっていった。
「抜いてやるから逝けよ」
黎人は裏スジから舐めあげ袋を口に含み唾液でベトベトにするとジュルっと吸い上げた。竿の部分は硬くガチガチになり欲求不満の10代のようだった。
「ひほう、おほひはえり、ひゃひゃひゅひゃっひゃのひゃ? 」
「咥えながら喋るのだはない」
息があがりながら懸命に耐えていた。
ブルンと口から出し手で扱き始めながら高見沢は下から見上げる。
「悪い悪い。昨日お持ち帰り不発だったのか?」
「いや……上玉ゲットした」
で何でこんな溜まった10代みたいなわけ? と高見沢はいうとまたパクリと咥え、今度は容赦なく攻めあげた。
「黎人、待て、逝ってしまう」
「ひいいほー」
それに反応するようにさらに深く飲み込み喉奥にあてる。カリが奥にあたる度に、黎人は嘔吐しそうになるのを我慢するように目に涙をためて上目遣いで見上げてきた。
「うっ、出る、自分で舐めたんだ。きれいに飲めよ」
後頭部を押さえつけるように喉奥に熱い液体をこれでもかと注ぎ込んだ。
「うっ」
高見沢の綺麗な顔が歪む。
嘔吐を引き起こす度に逃げようとする高見沢の後頭部を東條は無理やり手で押さえ込み、容赦なく精液を食道部に流し込んだ。
「飲めよ」
高圧的なものいいは、スイッチが入ってしまったのだろう。
それでも加速しないのは、同僚であるというお互いの立場がブレーキをかけていたからに違いない。
ゴホゴホと咳をしながら肩で息を整えた、。
「お前のそれ……反則だよな」
口からペニスをはなし高見沢は不満を漏らす。
「何がだ?」
「んな奥に無理やり突っ込まれて飲み込むなって方が無理だろ」
「あはは、悪いな」
「で、なんで上玉捕まえてこんな中途半端なんだよ。お前一晩に5回位しそうなのに」
「好きな奴がいると泣かれたんだ」
高見沢の目がパチクリしている。
「はー? お持ち帰りされたならセックス楽しめよ」
「まあ言いたい事はわかる。しかし問題はそこではなかったのだよ」
「ではどこなのだよ」
茶化すように口真似をする。
じろりと睨む東條に肩をすくめる高見沢。
「仕事に寝坊したって慌てていたから送ってやったのだ」
高見沢は落としたてのコーヒーを二つもって横の自分の椅子に腰かける。
「はい」
差し出されたコーヒーに無意識に手をつけながら、東條はオモチャを触る手を止めた。
「車の中で髪の毛セットアップしていてな、……メガネかけたら……まさかの……」
「早く!」
イライラするのか高見沢は先を急がせた。
――なんだか面白いものが聞ける匂いがする。
「社食のアイドルだった」
一拍おいて技術課の中は高見沢の盛大な笑い声で響いていた。
「やばい、お腹痛すぎでしょー」
腹が立つほどに笑い転げている。
「しかも向こうはまだ、気がついてはおらんよ」
「で、どうすんの?」
興味津々の高見沢に、東條はとどめの一発をお見舞いした。
「ここに呼んだ」
「まじでー?」
仕事が終われば来るだろう。だから社食には今日はいかないのだと言っていた。
高見沢が言うとデスクの下からほか弁の袋が出てきた。
「中におまえの分も入っている。高見沢。松花堂弁当だ、文句はあるまい」
勘のいい高見沢はそこから大体の概要を察した。
「会いたくないのか。つまり何かあった訳だ。しかも昨日」
「なんでもない」
東條は高見沢の苦言を右から左へ聞き流す。
そこに追い打ちをかけかけるように高見沢が楽しそうに言った。
「わざわざ休日返上で来てやった同僚に言うセリフかねー」
東條の嫌そうな顔はめったに見れない。
「うわぁ、その嫌そうな顔。コーヒーがさらにうまくなるな」
「嫌味な男なのだよ。今は社食に行きたくなかっただけだ」
憮然とした顔で大人のおもちゃを組み立てていく。
「だから昨日何があった?」
高見沢は床に跪いて東條の股の前に顔を持っていくと器用に口でチャックを下ろし始めた。
「黎人、やめろ」
慌てる東條が面白いのか、音がするようにチャックを降ろす。
「久々の仕事場での下呼びー」
「からかってるな」
「今日出勤してるのうちの課は俺達だけだよ。んふ、してあげるよ」
高見沢は東條の半勃ちのペニスをブルンと引き出すとカリにチュっと口付けた。
「まて、黎人。ヤバい」
頬にペニスをほおばって喉奥まで突っ込んだ。
「んは」
一気に質量を増すペニスは既に普通のサイズを超え凶器に変わっていった。
「抜いてやるから逝けよ」
黎人は裏スジから舐めあげ袋を口に含み唾液でベトベトにするとジュルっと吸い上げた。竿の部分は硬くガチガチになり欲求不満の10代のようだった。
「ひほう、おほひはえり、ひゃひゃひゅひゃっひゃのひゃ? 」
「咥えながら喋るのだはない」
息があがりながら懸命に耐えていた。
ブルンと口から出し手で扱き始めながら高見沢は下から見上げる。
「悪い悪い。昨日お持ち帰り不発だったのか?」
「いや……上玉ゲットした」
で何でこんな溜まった10代みたいなわけ? と高見沢はいうとまたパクリと咥え、今度は容赦なく攻めあげた。
「黎人、待て、逝ってしまう」
「ひいいほー」
それに反応するようにさらに深く飲み込み喉奥にあてる。カリが奥にあたる度に、黎人は嘔吐しそうになるのを我慢するように目に涙をためて上目遣いで見上げてきた。
「うっ、出る、自分で舐めたんだ。きれいに飲めよ」
後頭部を押さえつけるように喉奥に熱い液体をこれでもかと注ぎ込んだ。
「うっ」
高見沢の綺麗な顔が歪む。
嘔吐を引き起こす度に逃げようとする高見沢の後頭部を東條は無理やり手で押さえ込み、容赦なく精液を食道部に流し込んだ。
「飲めよ」
高圧的なものいいは、スイッチが入ってしまったのだろう。
それでも加速しないのは、同僚であるというお互いの立場がブレーキをかけていたからに違いない。
ゴホゴホと咳をしながら肩で息を整えた、。
「お前のそれ……反則だよな」
口からペニスをはなし高見沢は不満を漏らす。
「何がだ?」
「んな奥に無理やり突っ込まれて飲み込むなって方が無理だろ」
「あはは、悪いな」
「で、なんで上玉捕まえてこんな中途半端なんだよ。お前一晩に5回位しそうなのに」
「好きな奴がいると泣かれたんだ」
高見沢の目がパチクリしている。
「はー? お持ち帰りされたならセックス楽しめよ」
「まあ言いたい事はわかる。しかし問題はそこではなかったのだよ」
「ではどこなのだよ」
茶化すように口真似をする。
じろりと睨む東條に肩をすくめる高見沢。
「仕事に寝坊したって慌てていたから送ってやったのだ」
高見沢は落としたてのコーヒーを二つもって横の自分の椅子に腰かける。
「はい」
差し出されたコーヒーに無意識に手をつけながら、東條はオモチャを触る手を止めた。
「車の中で髪の毛セットアップしていてな、……メガネかけたら……まさかの……」
「早く!」
イライラするのか高見沢は先を急がせた。
――なんだか面白いものが聞ける匂いがする。
「社食のアイドルだった」
一拍おいて技術課の中は高見沢の盛大な笑い声で響いていた。
「やばい、お腹痛すぎでしょー」
腹が立つほどに笑い転げている。
「しかも向こうはまだ、気がついてはおらんよ」
「で、どうすんの?」
興味津々の高見沢に、東條はとどめの一発をお見舞いした。
「ここに呼んだ」
「まじでー?」
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