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何でもありな体育祭!
59話 ガチめに理不尽な進化を遂げた”レイ”
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今一人の男が、クラスの人物になりすました擬態者の後を静かにおっていた。
彼の名はイドラ。自信に溢れた頭の良い馬鹿である。それは、周知され彼も自覚するところではあるが治す気は無い。
見つけた…
彼は擬態者が建物の影に入って行くのを見た。そして、相手の仕草から直感的にそこが目的地である事を確信した。
物陰から奥を確認すると二人の男子生徒が密談をしていた。
「エース、…に気づい……居たか?」
「………」
「…、さすが…が警戒するだけ……。今の……おこう」
「……」
イドラは口の動きで会話を読み取ろうとする。しかし、練度が低く断片的にしか読み取ることが出来ない。擬態者にいたっては背を向けていて口元を見ることができない。
ならばやる事は一つ
「ヒャッハー!俺の大切なクラスメイトは何処だぁ!?」
ガイスは真っ正面から突撃した。
数は2!伏兵なし!速攻で潰す!
「んなっ!…ッ!」
擬態者は気付き振り返る。手頃なナイフを形成して応戦するが、動作が間に合わず糸で縛り上げられた。
「次はお前だ!」
ガイスは『糸魔法』で生成した硬糸五本でもう一人を襲う。
ガキン!
しかし、彼の糸は全く同じ攻撃によって相殺された。そして、糸は大きな金属音を響かせ弾き返される。
弾き返したのは受験時にバトルロワイヤルで2位を取ったシルバである。四角いメガネを掛け、黒い髪をしたいかにもな堅物である。
「(前は糸など使っていなかった。まさか!)おま…貴方は、一度見ただけの私の技を、ふざけるな!?」
シルバは戦闘中にも関わらず動揺と怒りが込み上げてくる。
「やっぱ、お前か!だが、所詮は二番手、俺の敵じゃねえぜ!」
イドラは糸を使い再び攻撃を仕掛ける。
「お前!今、顔ではなく、武器で判断したな!どれだけ、私を惨めにする気だ!?」
シルバは糸を大きく張り面で攻撃を仕掛ける。両手の指に繋がれた十本の糸を格子状にクロスし前方に押し上げる。
「はっ、だから二番なんだぜ」
イドラは糸を五本だけ壁に突き刺し攻撃を防いだ。
「身体魔法(拡張型)と糸魔法、あと生成魔法で本体と五分割された糸巻き。実質二つの魔法でこれほどの汎用性と射程、感謝する。俺はまた一歩最強に近づいた。」
彼はニヤリと笑った。
「もう勝った気でいるのか?」
シルバは糸を手元に戻し体勢を立て直す。
「そうだ、もう勝った。使えば分かるこの技は補助型だ。圧倒的に攻撃力が足りない。使えてもカウンターが限度だ。で、さっきやった様に俺は片手で糸による攻撃を防げる。さぁ、空いた片手で何が出来る!」
イドラは得意げに語り、左手を振り下す。すると彼の手から炎氷のナイフが発射された。
「…ッ!」
シルバは咄嗟に糸で防御しする。そして、片手をポケットに入れた。
何かする気だ?が、その前に倒す!
イドラがナイフを二つ放つ。そして、それはシルバの両肩に刺った。
すぐ治る程度の傷とは言え、やりすぎた?…ッ!
彼が戦闘の惨状を確認している時、強烈な悪寒がした。自身の直感が”すぐに逃げろ”と危険信号を発する。
「お前!何をした!」
彼はシルバの胸ぐらを掴み問いただした。
「貴方は私のことを”二番”と言いましたね。そうですとも私は二番です、クラスで。世の中には居るんですよ。本当の理不尽が。貴方の焦る顔が見れてスカッとしましたよ」
彼はニヤリと笑い、ポケットからカードを取り出す。
クソッ!何をした!?言い振りからして援軍だろうが、なんかヤベェ…コイツらは諦める。
しかし、イドラがそうこう悩んでいる間に直感が発する”逃げろ”の信号が“迎撃準備“へと変わっていた。
「…クッ!」
彼は武器を生成させながらその場で素早くニ回転する。
一度目は短いナイフ、二度目は簡素な片手剣が無数に生成され遠心力と『射出魔法』で壁や地面に突き刺さった。
「……」
彼は両手持ちのフランベルジュを形成した。そして、後ろに振り向き上を見上げた。
そこには、昆虫の様な四枚羽と赤く大きな複眼を持つ少女の姿があった。そして、彼女の手に弓と矢が握られていた。
「あれっ?僕なんかやっちゃった?バレる要素あった?」
少女は不思議そうに尋ねる。
「俺が凄いだけだ。気にする事はねぇぜ!」
イドラは壁に向かって走った。
手の届かない上空から一方的に射撃。確かに理不尽だ。だが、地の利はこっち側だ。剣を足場に…先手必勝!
「僕…、ちょ…待っ…!」
少女は慌てた様子で上昇する。そして、彼女は近づいて来るイドラに向けて弓を引く。
対して、イドラは矢を躱しながら壁を伝いに少女に迫る。
ここまで、追い詰められるのは初めてか?すごい焦りようだぜ?
「…ッ!?」
イドラは空中で体を捩り何かの攻撃を躱した。彼の体は敵による攻撃を直感し反射的に動いたのである。しかし、当の本人は自身の行動に理解が追いつかなかった。
体が勝手に…!?どうしてだ?何かされ…ッ!
彼の思考が途中で止まった。見えない力で捕らえられ体が空中に固定されたのである。
「……!」
彼は振り解こうと力一杯に踠く。しかし、いくら力もうと指一本動かせなかったのである。
やられた!この感覚は、固定…いや、念力か。まんまと誘い出されたわけだ。何人隠れていたんだ?
「伏兵など居ませんよ!」
シルバが立ち上がり静止するイドラの背に向かって声をかけた。
この状況でブラフか?何の意味がある?
イドラは彼の言葉を信じなかった。
「その魔法が複数の人間が試行したものと考えているのでしょう。私も初めは不正を疑いました。彼女の眼は複眼です。ハハ、顔が見れないのが残念です」
シルバは満足そうに壁に体を預けた。
「名乗り会おうよ。僕はレイ。これ、戦闘の前にやる事にしてたんだけど。君がせっかちでさ、こんなふうになっちゃった。でも、これはこれで心に来るものがあるよ。支配してる感じで(やっぱり後に戻そうかな?)」
レイはイドラに近づくと舐め回す様に彼の周囲を飛ぶ。
そうか、複眼と魔眼の組み合わせ…確かに、これは理不尽出ぜ。攻略のしがいがある。あと、口動かせねぇ
イドラは名乗る事が出来なかった。
彼の名はイドラ。自信に溢れた頭の良い馬鹿である。それは、周知され彼も自覚するところではあるが治す気は無い。
見つけた…
彼は擬態者が建物の影に入って行くのを見た。そして、相手の仕草から直感的にそこが目的地である事を確信した。
物陰から奥を確認すると二人の男子生徒が密談をしていた。
「エース、…に気づい……居たか?」
「………」
「…、さすが…が警戒するだけ……。今の……おこう」
「……」
イドラは口の動きで会話を読み取ろうとする。しかし、練度が低く断片的にしか読み取ることが出来ない。擬態者にいたっては背を向けていて口元を見ることができない。
ならばやる事は一つ
「ヒャッハー!俺の大切なクラスメイトは何処だぁ!?」
ガイスは真っ正面から突撃した。
数は2!伏兵なし!速攻で潰す!
「んなっ!…ッ!」
擬態者は気付き振り返る。手頃なナイフを形成して応戦するが、動作が間に合わず糸で縛り上げられた。
「次はお前だ!」
ガイスは『糸魔法』で生成した硬糸五本でもう一人を襲う。
ガキン!
しかし、彼の糸は全く同じ攻撃によって相殺された。そして、糸は大きな金属音を響かせ弾き返される。
弾き返したのは受験時にバトルロワイヤルで2位を取ったシルバである。四角いメガネを掛け、黒い髪をしたいかにもな堅物である。
「(前は糸など使っていなかった。まさか!)おま…貴方は、一度見ただけの私の技を、ふざけるな!?」
シルバは戦闘中にも関わらず動揺と怒りが込み上げてくる。
「やっぱ、お前か!だが、所詮は二番手、俺の敵じゃねえぜ!」
イドラは糸を使い再び攻撃を仕掛ける。
「お前!今、顔ではなく、武器で判断したな!どれだけ、私を惨めにする気だ!?」
シルバは糸を大きく張り面で攻撃を仕掛ける。両手の指に繋がれた十本の糸を格子状にクロスし前方に押し上げる。
「はっ、だから二番なんだぜ」
イドラは糸を五本だけ壁に突き刺し攻撃を防いだ。
「身体魔法(拡張型)と糸魔法、あと生成魔法で本体と五分割された糸巻き。実質二つの魔法でこれほどの汎用性と射程、感謝する。俺はまた一歩最強に近づいた。」
彼はニヤリと笑った。
「もう勝った気でいるのか?」
シルバは糸を手元に戻し体勢を立て直す。
「そうだ、もう勝った。使えば分かるこの技は補助型だ。圧倒的に攻撃力が足りない。使えてもカウンターが限度だ。で、さっきやった様に俺は片手で糸による攻撃を防げる。さぁ、空いた片手で何が出来る!」
イドラは得意げに語り、左手を振り下す。すると彼の手から炎氷のナイフが発射された。
「…ッ!」
シルバは咄嗟に糸で防御しする。そして、片手をポケットに入れた。
何かする気だ?が、その前に倒す!
イドラがナイフを二つ放つ。そして、それはシルバの両肩に刺った。
すぐ治る程度の傷とは言え、やりすぎた?…ッ!
彼が戦闘の惨状を確認している時、強烈な悪寒がした。自身の直感が”すぐに逃げろ”と危険信号を発する。
「お前!何をした!」
彼はシルバの胸ぐらを掴み問いただした。
「貴方は私のことを”二番”と言いましたね。そうですとも私は二番です、クラスで。世の中には居るんですよ。本当の理不尽が。貴方の焦る顔が見れてスカッとしましたよ」
彼はニヤリと笑い、ポケットからカードを取り出す。
クソッ!何をした!?言い振りからして援軍だろうが、なんかヤベェ…コイツらは諦める。
しかし、イドラがそうこう悩んでいる間に直感が発する”逃げろ”の信号が“迎撃準備“へと変わっていた。
「…クッ!」
彼は武器を生成させながらその場で素早くニ回転する。
一度目は短いナイフ、二度目は簡素な片手剣が無数に生成され遠心力と『射出魔法』で壁や地面に突き刺さった。
「……」
彼は両手持ちのフランベルジュを形成した。そして、後ろに振り向き上を見上げた。
そこには、昆虫の様な四枚羽と赤く大きな複眼を持つ少女の姿があった。そして、彼女の手に弓と矢が握られていた。
「あれっ?僕なんかやっちゃった?バレる要素あった?」
少女は不思議そうに尋ねる。
「俺が凄いだけだ。気にする事はねぇぜ!」
イドラは壁に向かって走った。
手の届かない上空から一方的に射撃。確かに理不尽だ。だが、地の利はこっち側だ。剣を足場に…先手必勝!
「僕…、ちょ…待っ…!」
少女は慌てた様子で上昇する。そして、彼女は近づいて来るイドラに向けて弓を引く。
対して、イドラは矢を躱しながら壁を伝いに少女に迫る。
ここまで、追い詰められるのは初めてか?すごい焦りようだぜ?
「…ッ!?」
イドラは空中で体を捩り何かの攻撃を躱した。彼の体は敵による攻撃を直感し反射的に動いたのである。しかし、当の本人は自身の行動に理解が追いつかなかった。
体が勝手に…!?どうしてだ?何かされ…ッ!
彼の思考が途中で止まった。見えない力で捕らえられ体が空中に固定されたのである。
「……!」
彼は振り解こうと力一杯に踠く。しかし、いくら力もうと指一本動かせなかったのである。
やられた!この感覚は、固定…いや、念力か。まんまと誘い出されたわけだ。何人隠れていたんだ?
「伏兵など居ませんよ!」
シルバが立ち上がり静止するイドラの背に向かって声をかけた。
この状況でブラフか?何の意味がある?
イドラは彼の言葉を信じなかった。
「その魔法が複数の人間が試行したものと考えているのでしょう。私も初めは不正を疑いました。彼女の眼は複眼です。ハハ、顔が見れないのが残念です」
シルバは満足そうに壁に体を預けた。
「名乗り会おうよ。僕はレイ。これ、戦闘の前にやる事にしてたんだけど。君がせっかちでさ、こんなふうになっちゃった。でも、これはこれで心に来るものがあるよ。支配してる感じで(やっぱり後に戻そうかな?)」
レイはイドラに近づくと舐め回す様に彼の周囲を飛ぶ。
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