53 / 62
番外編 騎士団に復帰後のアレコレ
ガッツリ食べられた! エロ魔術師様には勝てませんですよ! ※R18
しおりを挟む
※悩んだ挙句のR18禁。
※今回はカムロ氏襲い受けになっています。苦手な方は迂回を推奨します。
――ダイナミック高い高いで締めくくられた結婚式の後。
皆でわいわい食べて飲んでお腹一杯になって、良い気分でホテルへ戻った。そして、今夜は初夜! ぶっちゃけ結婚前からシちゃってる身としては今さら感がすごくある。
それでも、生涯添い遂げるって誓いを立てて、ほんとの意味でフウフとして2人で過ごしていく人生が始まった日だから、特別な夜だ。
先に風呂を済ませた俺は、高そうなバスローブだけを着て、でっかいベッドの上で胡坐をかいてカムロさんが来るのを待っていた。
「……いつもよりカムロさん風呂が長いなぁ。念入りに洗ってるのかな」
浴室はちょっと奥まったところにあって、水音なんかは全く聞こえないので様子は分からない……。ベッドルームとリビングは別だし、風呂とかとトイレもきっちり分かれてる。なんかこう、旅先の宿というよりも普通の家みたいに広くて隙がないっ!
「お待たせしました」
「うぉわっ!」
高級ホテルスゲェ! みたいな方向に意識を飛ばしてたら、いつ出て来たのか目の前にカムロさんのご尊顔が! 俺と同じく胡坐をかいてベッドの上に座ってた。い、いつの間にぃ! そして湯上りで色っぽい!
「ふふ。待ちくたびれさせてしまったみたいですね」とか言いながら、ふうっと息を吹くと暖かい風が発生して、カムロさんの濡れた金髪がさらさらと揺れながら乾いていく。おまけに、生乾きで放置してた俺の髪にも風が吹き付けてきて、あっと言う間にさらっと乾いた。
家にいるときにも、こうやって乾かしてくれるんだけど、この便利魔術はすんごく難しいんだよ。ちょっと手を洗うための水を出したり、薪を発火させたりとかなら簡単だけどな……。野営に便利なやつで俺でも使える。
「あ、ありがとうございます」
「どういたしまして」
艶々キラキラの髪になったカムロさんは、ほの明るい室内灯に照らされていると幻みたいに綺麗で、ますます現実離れした美形に見える。見惚れながら手を伸ばして、金の髪をひと房手に取ってみると、さらっと滑って手の平から逃げていった。うーん、髪まで綺麗で完璧だなぁ!
「髪だけではなくて、ほかも……触れてください」
カムロさんが、ずいっと俺の方へ顔を付けてきて、ちゅっと唇を吸った。
「んっ、んん……」
はむっと唇を甘噛みされて、何度か舌を絡めるキスになっていく。気持ちいい……。
夢中になってキスを返していたら、やんわりとした力加減で押し倒された。仰向けになって見上げた先には、バスローブをするりと脱ぎ捨てたカムロさんの姿が! うっわ! いつ見てもやっぱり裸も綺麗だな!
俺みたいなバキバキに割れた腹筋じゃないけど、しっかり目に筋肉が付いた体で隙がない。そしてキュッと腰が締まっていてむさ苦しい感じが全然ない絶妙のボディラインだ。
……でもって、やっぱりというか既に勃っていたカムロさんのアレは、俺を何度も抱いてるのにそんなことしてませんよ? って感じの、淡くて綺麗な色だったりする。
最近になってやっと、超魔術師様の裸を直視する余裕が出てきましたよ!
「ハス君も脱いで」
「え、あ、うん」
綺麗な手がするりと前を解いていって、秒で裸にされた俺。カムロさんが覆い被さってきて、またちゅっとキスをしてくれた。至近距離でうっとりと微笑んでいるご尊顔顔が、なんだかすごくエロくて色っぽくてさっきからドキドキしっ放しだ!
「……今夜のカムロさんはなんか、いつもより色っぽいです」
「そうですか。ハス君、勘が鋭いですね」
ん? 勘が鋭いってどういう意味でしょうかね?
疑問符だらけになった俺の耳元に、綺麗な紅色になった唇を近付けてきて「ハス君……初めてを下さい」って言ってきた!
「へっ?」
初めてって、もうとっくにもらってる! っていうか奪われてますけどおおお!
「えっとあの、お屋敷でしたのが俺の初めてですよ。初めてはもう……」
「そっちじゃないです。ハス君のここ、使ったことありますか」
緩く硬くなってきていた俺のアレを、スルリと撫で上げてきた!
「ひえっ!」
ま、まさか、初めてって、カムロさんの尻に俺のアレを挿れる方の初めてですかっ!
「ちょ、まっ、カ、カムロさん、あの、俺が、カムロさんを抱くって、ことですか」
「そうですよ。私はまだ誰にも抱かれたことがありませんし、ハス君は誰も抱いたことがないですよね」
「そ、うですけどおおおお!」
うわあああ! もう! そっち! そっちかああああ!
「顔が真っ赤ですよ。ふふ。ここも……、さっきより固くなってますね。興奮してきましたか」
「あう、あの、い、いいんですか。っていうか、おっ、俺、上手くできないかもっ……」
襲われそうになったりして男も女も苦手! なんて言ってた人だからってずっと遠慮してたんだよ。それに、俺は抱く方の経験がない。カムロさんを安心させながら気持ちよくできる自信が、ちょっと、いや、かなり、ない!
「上手い下手は関係ありません。ハス君に抱かれることに、とても重要な意味があるんですよ。今夜は、初夜ですよ。特別な夜にしたいです」ってことを言いながらゆっくりと体を起こして、俺の腰の上に跨ったカムロさんが半勃ちしたアレに尻を押し付けてきた。
「ん、あっ!」
ななな、なんで! いっ、今、ヌルッてしたぞ!
「私の中に、ハス君のをください」
「なっ、中っ? うわっ、あぅ、ああっ!」
「んっ、はぁ……。ふふ、こういうのもいいですね」
俺の両脇の横に手を付いて、前後にやらしく腰を揺らすカムロさんの色っぽいことといったら! もうすごいとしか言えないくらいエロくて、鼻血出そう! 擦られてる下半身からはくちゅくちゅって、やらしい音がしてるし! 完全に勃っちゃいましたよ!
「慣らしてきました。直ぐに挿入できますよ」
「えっ、そ、そうなんですか! あっ、俺が、したのに」
「早く欲しかったんです」
ほっぺたを赤くして瞳を潤ませながら、エロケダモノな魔術師様がニコリと笑った。ああ! もう! エロい上に可愛いとか反則がすぎる! 心臓が苦しいくらいぎゅーってなった!
「ハス君……大好きですよ」
「……うん! 俺も大好きです!」
――その後、俺はカムロさんに食べられましたよ!
あっれぇ? なんか、流れがおかしい気がするぞ!
俺が抱く方のはずなのに。なんでかそういう感じになっちゃったんだよ! 感極まった俺がカムロさんを押し倒し返す前に、カムロさんが俺のアレを自分からがっつりあそこに挿れちゃったんだよ!
後はもう、俺の上でカムロさんがやらしく腰を揺らしてくれちゃって、翻弄されまくった。えっこれ、騎乗位ってやつでは! なんてあうあう驚いたり興奮したりしてる間に、速攻で暴発。
「んあっ! あ、んっ! カ、カムロさ……、あう!」
「はぁっ、あ、あぁ。ちゃんと気持ちよくなってくれてますね。はぁっ、ふふ、嬉しい」
「カムロさんはっ、あぅ、い、いい、ですかっ……」
「はい。とても……。んっ、もっと、欲しいです。沢山、くださいね」
キュウキュウ搾り上げられて、復活した俺はそのまま2戦目に突入。あう! こ、腰遣いが凄い!
「あっ、く、ううっ……」
速攻で暴発はマズいって思って必死で腰を揺らしたけど、努力も虚しく早々と3回戦目になっちゃったよ! き、気持ちいいけど、お、俺、ちゃんとカムロさんを気持ちよくさせられてるのか不安だ……。
「はぁっ。ハス君、すごくいいです……。あぁっ、奥までくると、もっといい……!」
俺の不安をよそに、カムロさんも途中から何度もいってた。ちゃんと気持ちよくなってくれてたって、ホッとする暇もないくらいに何度も攻め立てられて、ギブアップする頃にはベッドの上がぐちゃぐちゃのドロドロになってた。
だ、抱く側になったはずの俺の方がグッタリしてたのは、気のせいだと思いたい!
――ガッツリ食べられた! エロ魔術師様には勝てませんですよ!
※逆でも違和感がないと思っているのは自分だけでしょうか。どっちにしてもカムロ氏がケダモノ。カムロ氏の「初夜にかこつけて、嫁の『抱く方の初めて』も頂いてしまおう作戦」が成功した話でした。
※今回はカムロ氏襲い受けになっています。苦手な方は迂回を推奨します。
――ダイナミック高い高いで締めくくられた結婚式の後。
皆でわいわい食べて飲んでお腹一杯になって、良い気分でホテルへ戻った。そして、今夜は初夜! ぶっちゃけ結婚前からシちゃってる身としては今さら感がすごくある。
それでも、生涯添い遂げるって誓いを立てて、ほんとの意味でフウフとして2人で過ごしていく人生が始まった日だから、特別な夜だ。
先に風呂を済ませた俺は、高そうなバスローブだけを着て、でっかいベッドの上で胡坐をかいてカムロさんが来るのを待っていた。
「……いつもよりカムロさん風呂が長いなぁ。念入りに洗ってるのかな」
浴室はちょっと奥まったところにあって、水音なんかは全く聞こえないので様子は分からない……。ベッドルームとリビングは別だし、風呂とかとトイレもきっちり分かれてる。なんかこう、旅先の宿というよりも普通の家みたいに広くて隙がないっ!
「お待たせしました」
「うぉわっ!」
高級ホテルスゲェ! みたいな方向に意識を飛ばしてたら、いつ出て来たのか目の前にカムロさんのご尊顔が! 俺と同じく胡坐をかいてベッドの上に座ってた。い、いつの間にぃ! そして湯上りで色っぽい!
「ふふ。待ちくたびれさせてしまったみたいですね」とか言いながら、ふうっと息を吹くと暖かい風が発生して、カムロさんの濡れた金髪がさらさらと揺れながら乾いていく。おまけに、生乾きで放置してた俺の髪にも風が吹き付けてきて、あっと言う間にさらっと乾いた。
家にいるときにも、こうやって乾かしてくれるんだけど、この便利魔術はすんごく難しいんだよ。ちょっと手を洗うための水を出したり、薪を発火させたりとかなら簡単だけどな……。野営に便利なやつで俺でも使える。
「あ、ありがとうございます」
「どういたしまして」
艶々キラキラの髪になったカムロさんは、ほの明るい室内灯に照らされていると幻みたいに綺麗で、ますます現実離れした美形に見える。見惚れながら手を伸ばして、金の髪をひと房手に取ってみると、さらっと滑って手の平から逃げていった。うーん、髪まで綺麗で完璧だなぁ!
「髪だけではなくて、ほかも……触れてください」
カムロさんが、ずいっと俺の方へ顔を付けてきて、ちゅっと唇を吸った。
「んっ、んん……」
はむっと唇を甘噛みされて、何度か舌を絡めるキスになっていく。気持ちいい……。
夢中になってキスを返していたら、やんわりとした力加減で押し倒された。仰向けになって見上げた先には、バスローブをするりと脱ぎ捨てたカムロさんの姿が! うっわ! いつ見てもやっぱり裸も綺麗だな!
俺みたいなバキバキに割れた腹筋じゃないけど、しっかり目に筋肉が付いた体で隙がない。そしてキュッと腰が締まっていてむさ苦しい感じが全然ない絶妙のボディラインだ。
……でもって、やっぱりというか既に勃っていたカムロさんのアレは、俺を何度も抱いてるのにそんなことしてませんよ? って感じの、淡くて綺麗な色だったりする。
最近になってやっと、超魔術師様の裸を直視する余裕が出てきましたよ!
「ハス君も脱いで」
「え、あ、うん」
綺麗な手がするりと前を解いていって、秒で裸にされた俺。カムロさんが覆い被さってきて、またちゅっとキスをしてくれた。至近距離でうっとりと微笑んでいるご尊顔顔が、なんだかすごくエロくて色っぽくてさっきからドキドキしっ放しだ!
「……今夜のカムロさんはなんか、いつもより色っぽいです」
「そうですか。ハス君、勘が鋭いですね」
ん? 勘が鋭いってどういう意味でしょうかね?
疑問符だらけになった俺の耳元に、綺麗な紅色になった唇を近付けてきて「ハス君……初めてを下さい」って言ってきた!
「へっ?」
初めてって、もうとっくにもらってる! っていうか奪われてますけどおおお!
「えっとあの、お屋敷でしたのが俺の初めてですよ。初めてはもう……」
「そっちじゃないです。ハス君のここ、使ったことありますか」
緩く硬くなってきていた俺のアレを、スルリと撫で上げてきた!
「ひえっ!」
ま、まさか、初めてって、カムロさんの尻に俺のアレを挿れる方の初めてですかっ!
「ちょ、まっ、カ、カムロさん、あの、俺が、カムロさんを抱くって、ことですか」
「そうですよ。私はまだ誰にも抱かれたことがありませんし、ハス君は誰も抱いたことがないですよね」
「そ、うですけどおおおお!」
うわあああ! もう! そっち! そっちかああああ!
「顔が真っ赤ですよ。ふふ。ここも……、さっきより固くなってますね。興奮してきましたか」
「あう、あの、い、いいんですか。っていうか、おっ、俺、上手くできないかもっ……」
襲われそうになったりして男も女も苦手! なんて言ってた人だからってずっと遠慮してたんだよ。それに、俺は抱く方の経験がない。カムロさんを安心させながら気持ちよくできる自信が、ちょっと、いや、かなり、ない!
「上手い下手は関係ありません。ハス君に抱かれることに、とても重要な意味があるんですよ。今夜は、初夜ですよ。特別な夜にしたいです」ってことを言いながらゆっくりと体を起こして、俺の腰の上に跨ったカムロさんが半勃ちしたアレに尻を押し付けてきた。
「ん、あっ!」
ななな、なんで! いっ、今、ヌルッてしたぞ!
「私の中に、ハス君のをください」
「なっ、中っ? うわっ、あぅ、ああっ!」
「んっ、はぁ……。ふふ、こういうのもいいですね」
俺の両脇の横に手を付いて、前後にやらしく腰を揺らすカムロさんの色っぽいことといったら! もうすごいとしか言えないくらいエロくて、鼻血出そう! 擦られてる下半身からはくちゅくちゅって、やらしい音がしてるし! 完全に勃っちゃいましたよ!
「慣らしてきました。直ぐに挿入できますよ」
「えっ、そ、そうなんですか! あっ、俺が、したのに」
「早く欲しかったんです」
ほっぺたを赤くして瞳を潤ませながら、エロケダモノな魔術師様がニコリと笑った。ああ! もう! エロい上に可愛いとか反則がすぎる! 心臓が苦しいくらいぎゅーってなった!
「ハス君……大好きですよ」
「……うん! 俺も大好きです!」
――その後、俺はカムロさんに食べられましたよ!
あっれぇ? なんか、流れがおかしい気がするぞ!
俺が抱く方のはずなのに。なんでかそういう感じになっちゃったんだよ! 感極まった俺がカムロさんを押し倒し返す前に、カムロさんが俺のアレを自分からがっつりあそこに挿れちゃったんだよ!
後はもう、俺の上でカムロさんがやらしく腰を揺らしてくれちゃって、翻弄されまくった。えっこれ、騎乗位ってやつでは! なんてあうあう驚いたり興奮したりしてる間に、速攻で暴発。
「んあっ! あ、んっ! カ、カムロさ……、あう!」
「はぁっ、あ、あぁ。ちゃんと気持ちよくなってくれてますね。はぁっ、ふふ、嬉しい」
「カムロさんはっ、あぅ、い、いい、ですかっ……」
「はい。とても……。んっ、もっと、欲しいです。沢山、くださいね」
キュウキュウ搾り上げられて、復活した俺はそのまま2戦目に突入。あう! こ、腰遣いが凄い!
「あっ、く、ううっ……」
速攻で暴発はマズいって思って必死で腰を揺らしたけど、努力も虚しく早々と3回戦目になっちゃったよ! き、気持ちいいけど、お、俺、ちゃんとカムロさんを気持ちよくさせられてるのか不安だ……。
「はぁっ。ハス君、すごくいいです……。あぁっ、奥までくると、もっといい……!」
俺の不安をよそに、カムロさんも途中から何度もいってた。ちゃんと気持ちよくなってくれてたって、ホッとする暇もないくらいに何度も攻め立てられて、ギブアップする頃にはベッドの上がぐちゃぐちゃのドロドロになってた。
だ、抱く側になったはずの俺の方がグッタリしてたのは、気のせいだと思いたい!
――ガッツリ食べられた! エロ魔術師様には勝てませんですよ!
※逆でも違和感がないと思っているのは自分だけでしょうか。どっちにしてもカムロ氏がケダモノ。カムロ氏の「初夜にかこつけて、嫁の『抱く方の初めて』も頂いてしまおう作戦」が成功した話でした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
343
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる