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本編
4 よーし! 頑張ってガッツリ胃袋掴んでやるぞ!
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――心臓に悪い自己紹介だった。
ま、まあ、なるようになれだ!
とにかく初仕事だ。頑張ろう! 朝飯を作るっていう任務を遂行するぞ。カムロさん、さっきお腹空いてきたって言ってたし、早くしないと。心臓がまだばくばくしてるけど、もう気にしてる場合じゃない。
「あの、朝飯作りますよ。好き嫌いありますか?」
「激辛は苦手です」
「もしかして甘党ですか」
「はい。どちらかと言えば」
「当たった。棚に甘いお菓子が置いてあったから、そうかと思ったんですよ」
「なるほど。よく見ていますね」
喋りながら、身の周りの物を詰め込んだバッグを肩から下ろして、キッチンもとい調理場のすみっこに置いておく。びっくりの連続で、下ろすの忘れてたんだよ……。
蛇口を捻って水でざぶざぶと手を洗う。水道完備とはさすがだ。これがなくて井戸で水汲みが当たり前の家だってまだたくさんあるんだよ。便利な魔道具も色々あるし、きっと仕事がはかどるぞ!
「出来上がったら呼びますね」
「見ていたいです。駄目でしょうか」
……目をキラキラさせながらこっち見ないでくれぇ! 眩しいっ!
「あはは。お好きにどうぞー」
野郎の料理姿なんて、見て楽しいもんでもなさそうだけど。ま、雇い主がそうしたいならいいのかな。おっと、一応エプロンしとこう。シャツが汚れる。バックから黒いエプロン引っ張り出して装備した。
よぉし、やるぞ!
ささっと材料を取り出して、ザクザク切ったり混ぜたりして下ごしらえをば。メニューは消化にいい温野菜サラダとオムレツにするぞ。
サラダのドレッシングはシンプルに塩コショウとオイルで。あと、卵とミルクでパンプティング。砂糖ほどほどパン多め。ナイフとフォークで食べやすい感じの水分加減にしとこう。フライパンにバターをしっかり敷いて、コンガリと香ばしく焼いて仕上げる。
うぉー! いい匂い!
……軽く朝飯食ってきたけど、腹減ったなー。後で自分の分も作ろうそうしよう。
「味見させてください」
「我慢したらもっと美味しくなりますよ。もうすぐですから。あ、飲み物はどうします?」
「うっ、それなら我慢します……。ああ、自分で淹れますよ」
ティーメーカーって魔道具に水と茶葉を入れるだけで完璧な紅茶が飲めるらしい。「手で淹れる方が気分が出ますけど、楽ですから」だって。
やり方を教えてもらった。覚えたぞ! 簡単だ。なので、今度からは俺が淹れるって話になった。
「ハスさんも飲んでみてください。美味しいですから」って、勧めてくれたから遠慮なく頂こう。うわぁお! いい香りだ。焼き菓子とかに使っても美味いんじゃないかなこの茶葉。母さんが教えてくれたクッキー思い出すな。久しぶりに焼いてみるかな。
うう、また家に帰りたくなってきた!
……気を取り直して朝飯作り完了。見るからに高級な食器に盛り付けたぞ! おお、お手軽な料理がちょっぴりだけど高そうなメニューに見える。
「どこで食べますか」
隣に食堂っぽいスペースが見えるけどそこかな。
「もう待ちきれません。ここで食べます」
はい、左様ですか。
それなら調理用のテーブルに並べてしまえ。ここにもなんでか椅子があるから座れるしな。焼きたてのパンプティングには、ちょっと高かったけど気合で買ってきた蜂蜜をたっぷり掛けてあげた。うはぁ! 贅沢な甘い香りと黄金色の輝きが食欲を超そそる! 甘党にはたまらない一品になったぞおおぉ!
「はい。ではどうぞお召し上がりください」
「いただきます!」
真っ先にパンプティングに手を付けたカムロさん、ひと口食べた瞬間に「美味しい!」って叫んだ。美味しい! 頂きました! 思わず「やった!」って拳を握る。こういう言葉は、何度言われても嬉しいもんだよな。
温野菜サラダもオムレツもぺろりと残さず食べてくれた。よしよし、良い感じ。……それにしてもこの紅茶、うまぁ! 魔道具が凄いのか、お茶が高いからなのか分からないけど、うまぁっ!
「はぁ……。美味しかったです。ハスさん、凄いです」
食後の紅茶を飲みながら、満足顔なカムロさん。お気に召して頂けてなにより。
「ありがとうございます。料理屋してる父さんに教えられてるんで、それなりに色々レシピは知ってるんです。だから、父さんが凄いんですよ」
なんだかんだで手伝わされてたからな。店で働いてる人と一緒にまかない作ったり、おやつを作ったりもしたなぁ。騎士に憧れ始めるまでは、調理場に立たない日がないくらいだった。
「そうなんですか。ハスさんを立派に育てて下さったお父様にも、いつかお会いしたいですね」
「あはは。じゃあ、そのときは俺が実家の店に案内しますよ」
「ぜひ。一緒に行きましょう」
……父さん、びっくりするだろうな。
最近、手紙書いてないなぁ。元気にしてるとは思うけど。国の南端にあるから王都からだと遠いんだよ。簡単には帰れない。
「昼と夜も、お願いしますね」
「はい。すぐ出せるように下ごしらえしときますんで」
「ふふ。楽しみにしていますよ」
おお、期待されてる。しっかりメニューを考えないとだ。
騎士団にいるときは節約で、簡単手抜き自炊ばっかりだったけど、それが仕事なら話は別だ。手軽なのだけでなくて、時間を掛けて凝った料理も作って、喜んでもらえるようにしよう。父さんのお陰でなんとかクビにならずに済みそうだよ! ありがとー!
よーし! 頑張ってガッツリ胃袋掴んでやるぞ!
※当作品の調理の描写や料理名は割とふわっとした適当なチョイスです。
実際とは違うところもありますので悪しからず。
ま、まあ、なるようになれだ!
とにかく初仕事だ。頑張ろう! 朝飯を作るっていう任務を遂行するぞ。カムロさん、さっきお腹空いてきたって言ってたし、早くしないと。心臓がまだばくばくしてるけど、もう気にしてる場合じゃない。
「あの、朝飯作りますよ。好き嫌いありますか?」
「激辛は苦手です」
「もしかして甘党ですか」
「はい。どちらかと言えば」
「当たった。棚に甘いお菓子が置いてあったから、そうかと思ったんですよ」
「なるほど。よく見ていますね」
喋りながら、身の周りの物を詰め込んだバッグを肩から下ろして、キッチンもとい調理場のすみっこに置いておく。びっくりの連続で、下ろすの忘れてたんだよ……。
蛇口を捻って水でざぶざぶと手を洗う。水道完備とはさすがだ。これがなくて井戸で水汲みが当たり前の家だってまだたくさんあるんだよ。便利な魔道具も色々あるし、きっと仕事がはかどるぞ!
「出来上がったら呼びますね」
「見ていたいです。駄目でしょうか」
……目をキラキラさせながらこっち見ないでくれぇ! 眩しいっ!
「あはは。お好きにどうぞー」
野郎の料理姿なんて、見て楽しいもんでもなさそうだけど。ま、雇い主がそうしたいならいいのかな。おっと、一応エプロンしとこう。シャツが汚れる。バックから黒いエプロン引っ張り出して装備した。
よぉし、やるぞ!
ささっと材料を取り出して、ザクザク切ったり混ぜたりして下ごしらえをば。メニューは消化にいい温野菜サラダとオムレツにするぞ。
サラダのドレッシングはシンプルに塩コショウとオイルで。あと、卵とミルクでパンプティング。砂糖ほどほどパン多め。ナイフとフォークで食べやすい感じの水分加減にしとこう。フライパンにバターをしっかり敷いて、コンガリと香ばしく焼いて仕上げる。
うぉー! いい匂い!
……軽く朝飯食ってきたけど、腹減ったなー。後で自分の分も作ろうそうしよう。
「味見させてください」
「我慢したらもっと美味しくなりますよ。もうすぐですから。あ、飲み物はどうします?」
「うっ、それなら我慢します……。ああ、自分で淹れますよ」
ティーメーカーって魔道具に水と茶葉を入れるだけで完璧な紅茶が飲めるらしい。「手で淹れる方が気分が出ますけど、楽ですから」だって。
やり方を教えてもらった。覚えたぞ! 簡単だ。なので、今度からは俺が淹れるって話になった。
「ハスさんも飲んでみてください。美味しいですから」って、勧めてくれたから遠慮なく頂こう。うわぁお! いい香りだ。焼き菓子とかに使っても美味いんじゃないかなこの茶葉。母さんが教えてくれたクッキー思い出すな。久しぶりに焼いてみるかな。
うう、また家に帰りたくなってきた!
……気を取り直して朝飯作り完了。見るからに高級な食器に盛り付けたぞ! おお、お手軽な料理がちょっぴりだけど高そうなメニューに見える。
「どこで食べますか」
隣に食堂っぽいスペースが見えるけどそこかな。
「もう待ちきれません。ここで食べます」
はい、左様ですか。
それなら調理用のテーブルに並べてしまえ。ここにもなんでか椅子があるから座れるしな。焼きたてのパンプティングには、ちょっと高かったけど気合で買ってきた蜂蜜をたっぷり掛けてあげた。うはぁ! 贅沢な甘い香りと黄金色の輝きが食欲を超そそる! 甘党にはたまらない一品になったぞおおぉ!
「はい。ではどうぞお召し上がりください」
「いただきます!」
真っ先にパンプティングに手を付けたカムロさん、ひと口食べた瞬間に「美味しい!」って叫んだ。美味しい! 頂きました! 思わず「やった!」って拳を握る。こういう言葉は、何度言われても嬉しいもんだよな。
温野菜サラダもオムレツもぺろりと残さず食べてくれた。よしよし、良い感じ。……それにしてもこの紅茶、うまぁ! 魔道具が凄いのか、お茶が高いからなのか分からないけど、うまぁっ!
「はぁ……。美味しかったです。ハスさん、凄いです」
食後の紅茶を飲みながら、満足顔なカムロさん。お気に召して頂けてなにより。
「ありがとうございます。料理屋してる父さんに教えられてるんで、それなりに色々レシピは知ってるんです。だから、父さんが凄いんですよ」
なんだかんだで手伝わされてたからな。店で働いてる人と一緒にまかない作ったり、おやつを作ったりもしたなぁ。騎士に憧れ始めるまでは、調理場に立たない日がないくらいだった。
「そうなんですか。ハスさんを立派に育てて下さったお父様にも、いつかお会いしたいですね」
「あはは。じゃあ、そのときは俺が実家の店に案内しますよ」
「ぜひ。一緒に行きましょう」
……父さん、びっくりするだろうな。
最近、手紙書いてないなぁ。元気にしてるとは思うけど。国の南端にあるから王都からだと遠いんだよ。簡単には帰れない。
「昼と夜も、お願いしますね」
「はい。すぐ出せるように下ごしらえしときますんで」
「ふふ。楽しみにしていますよ」
おお、期待されてる。しっかりメニューを考えないとだ。
騎士団にいるときは節約で、簡単手抜き自炊ばっかりだったけど、それが仕事なら話は別だ。手軽なのだけでなくて、時間を掛けて凝った料理も作って、喜んでもらえるようにしよう。父さんのお陰でなんとかクビにならずに済みそうだよ! ありがとー!
よーし! 頑張ってガッツリ胃袋掴んでやるぞ!
※当作品の調理の描写や料理名は割とふわっとした適当なチョイスです。
実際とは違うところもありますので悪しからず。
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