177 / 237
国崩し・東瀬織と悪意の箱のこと
特別付録/戦闘機械傀儡のすべて・大型電動キット編
しおりを挟む
銀河の彼方にある、惑星地球。
そこでは、恐竜の怨念を機械の体に取り込んだ狂気の産物〈戦闘機械傀儡〉が闘争本能の赴くままに
果てしない戦いを繰り広げていた――。
・ことの始まり
20世紀半ば、恐竜愛狂家の左大千一郎はキ〇ガイ扱いされ、実家の座敷牢に幽閉されていた。
彼は先の大戦で軍の諜報予算を恐竜探索(南方のジャングルかどっかに生き残ってるんじゃね?)と化石収集のために横領。それを公にしないための幽閉であった。
退屈な幽閉生活は、時間だけはあった。
彼は筋トレをしながら、毎日色々なことを妄想していた。
たとえば――呪術的カラクリ人形に、恐竜の怨霊を憑依させたらどうなるのか。
人間や動物の霊魂を降霊する術式があるのだから、恐竜を呼べない道理はないだろう。
「霊魂にも寿命ガー」とか寝言をほざく輩もいるが、阿呆だと思う。
オバケは死なないし病気もないし、そもそもとっくに死んでるんだから死ぬわきゃねェだろうがボゲェッッッ!
後日――左大は座敷牢を発勁の応用技で破壊して脱出。
コレクションのティラノサウルスの頭部化石を媒介にして、降霊術を実行した。
丸一日、悪戦苦闘の果てに左大はティラノヘッドを引っ掴んで、頭突きをかました。
「出てこいッつってんだろウロコ野郎! 20世紀怖いのか? ゴリラとかクジラとか現代にビビってンのか? あ? 6600万年引きこもりかテメー? ビビってんだろ、おーーーっ!」
前代未聞の挑発による降霊は――果たして成功した。
こうしてティラノサウルスの怨念は重力の底の底、特異点の向こう側から引っ張り出されて、傀儡の中枢たる勾玉に収まったのである。
これより、数多の恐竜たちの怨念が呼び出され、かつての肉体から更に強化された機体を得た、注目の対妖魔戦闘メカ〈戦闘機械傀儡〉となっていった。
・大型戦闘機械傀儡一覧
退魔組織の装備関連の実権を握った左大千一郎の指揮で開発された、数々の戦闘機械傀儡を紹介しよう。
なお既に絶滅してしまった機種もあり、現在はどれもキットは入手困難だ。
1.ジゾライド
ティラノサウルス型。
直立二足歩行のパワーファイター。
戦闘機械傀儡の象徴的機種。
開発当時(1950年代)の技術的限界で稼働時間が短い以外は、ほぼ無敵だった。
(モーター駆動。当時価格3000円)
2.ケンザン
ステゴサウルス型。
主に輸送、砲撃に用いられた大型機。
性格は温厚で扱いやすいが、戦意を喪失し易い欠陥があった。
(モーター駆動。当時価格2800円)
3.クロキサ
マンモス型。
左大千一郎いわく「マンモス、サーベルタイガー、ディメトロドンは名誉恐竜である」
(モーター駆動。当時価格2800円)
4.カリュウゴウ
ランフォリンクス型。
ロケット弾を装備可能な戦闘爆撃機。
格闘戦では至近距離から火炎放射を浴びせかける。
(モーター駆動。当時価格2500円)
5.ムツノカミ
ウルトラサウルス型。
サルベージされた大戦中の戦艦・陸奥の主砲を搭載可能に設計された夢の超大型メカ。
しかし夢は夢でしかなかった。
実戦運用は非現実的と判断され、ペーパープランに終わる。
(モーター駆動。当時価格6000円)
6.ジゾライド改・局地戦限定型
ジゾライドの近代改修用プロトタイプモデル。
90mmライフル砲、ロケット弾ポッド、冷却材タンク、試作対妖魔四連衝撃砲などを追加装備。
しかし開発時の1960年代では過剰武装と判断され、正式化はされなかった。
(モーター駆動。限定販売。当時価格4500円)
7.セキリュウカク
スティラコサウルス型。
装甲、機動性、操縦性、火力、ペイロード、燃費、調達費、維持コスト、全てのバランスに優れた万能機。
極めて完成度が高い傑作機で、多くの派生型を生み出した。
(モーター駆動。当時価格2000円)
8.ジゾライド改・正式採用型
1990年代に全面改修されたジゾライド。
あらゆる面で大幅にパワーアップした無敵メカ。
155㎜榴弾砲、ロケット弾ポッド、チェインマグニーザー等を装備。
(モーター駆動。当時価格5000円。)
10.ケンザン改
近代改修で対妖魔電子戦機として生まれ変わったケンザン。
妖魔の霊体そのものをジャミングできる。
155mm榴弾砲も装備可能。
(モーター駆動。当時価格3800円)
10.カリュウゴウ・火星型
近代改修でジェット化されたカリュウゴウ。
大量の現代火器で武装した対地攻撃の鬼神。
155㎜榴弾砲も装備可能。
(モーター駆動。当時価格3500円)
11.センオウガ
サーベルタイガー型。
史上初の高速機動タイプ。
ハイスペックな一方で扱いが難しく、僅か3機しか製造されなかった。
(モーター駆動。当時価格2500円)
12.コクリュウカク
近代改修で性能を底上げされたセキリュウカク。
30mmガトリング砲を装備可能で、火力支援で絶大な戦果を上げた。
(モーター駆動。当時価格2500円)
13.シュンライ
アンキロサウルス型。
高出力電磁シールドを装備した防御特化型。
武装換装で電磁針装備の格闘戦仕様、ニードルストーム装備の近接防御仕様を選択可能。
(モーター駆動。当時価格2500円)
14.ゴウセンカク
トリケラトプス型。
全てを貫くドリルホーンと荷電粒子ビームすら防ぐ電磁シールドを装備した大型決戦機。
(モーター駆動。当時価格5000円)
15.大型傀儡用強化改造パーツセット1
(当時価格1500円)
16.大型傀儡用強化改造パーツセット2
(当時価格1500円)
17.戦闘機械傀儡最終決戦改造セット
(メッキバージョン。限定販売。当時価格3000円)
・その他
敵対勢力が戦闘機械傀儡を模倣した〈パチもの〉や、禍津神が対抗手段として生み出した大型妖魔についても記載する。
もし玩具が売っているのを見かけても、絶対に買ったらダメだぞ。
1.ウェンディゴ・アーキタイプ
ゴリラ型(と思われる)。
左大千一郎に憎しみを抱く東欧の錬金術師が、戦闘機械傀儡を超えるために生み出した〈テクノ・ゴーレム〉と呼称される呪術機動兵器。
鋼鉄の陣鐘(アイアン・ゴング)の異名を持つ。
1960年代にジゾライドと互角の死闘を繰り広げたが、最後はお互いの実力を認め合い、ヨーロッパに帰っていった。
2.死慨竜
ゴルゴサウルス型(と思われる)。
近代改修された戦闘機械傀儡に対抗して、禍津神が生み出した恐竜絶滅の概念結晶体。
全ての恐竜に死と破滅をもたらすカウンター的な存在である。
体内の粒子加速器官と力場によって形成された集束リングで、重金属粒子を用いた指向性エネルギービームを撃ちだす。
これには電磁シールドを装備した戦闘機械傀儡以外は対抗できない……と思われたが、実戦ではジゾライドが気合(としか形容できない)で耐え切り、強引に格闘戦に持ち込んで勝利する場面が多く見られた。
そこでは、恐竜の怨念を機械の体に取り込んだ狂気の産物〈戦闘機械傀儡〉が闘争本能の赴くままに
果てしない戦いを繰り広げていた――。
・ことの始まり
20世紀半ば、恐竜愛狂家の左大千一郎はキ〇ガイ扱いされ、実家の座敷牢に幽閉されていた。
彼は先の大戦で軍の諜報予算を恐竜探索(南方のジャングルかどっかに生き残ってるんじゃね?)と化石収集のために横領。それを公にしないための幽閉であった。
退屈な幽閉生活は、時間だけはあった。
彼は筋トレをしながら、毎日色々なことを妄想していた。
たとえば――呪術的カラクリ人形に、恐竜の怨霊を憑依させたらどうなるのか。
人間や動物の霊魂を降霊する術式があるのだから、恐竜を呼べない道理はないだろう。
「霊魂にも寿命ガー」とか寝言をほざく輩もいるが、阿呆だと思う。
オバケは死なないし病気もないし、そもそもとっくに死んでるんだから死ぬわきゃねェだろうがボゲェッッッ!
後日――左大は座敷牢を発勁の応用技で破壊して脱出。
コレクションのティラノサウルスの頭部化石を媒介にして、降霊術を実行した。
丸一日、悪戦苦闘の果てに左大はティラノヘッドを引っ掴んで、頭突きをかました。
「出てこいッつってんだろウロコ野郎! 20世紀怖いのか? ゴリラとかクジラとか現代にビビってンのか? あ? 6600万年引きこもりかテメー? ビビってんだろ、おーーーっ!」
前代未聞の挑発による降霊は――果たして成功した。
こうしてティラノサウルスの怨念は重力の底の底、特異点の向こう側から引っ張り出されて、傀儡の中枢たる勾玉に収まったのである。
これより、数多の恐竜たちの怨念が呼び出され、かつての肉体から更に強化された機体を得た、注目の対妖魔戦闘メカ〈戦闘機械傀儡〉となっていった。
・大型戦闘機械傀儡一覧
退魔組織の装備関連の実権を握った左大千一郎の指揮で開発された、数々の戦闘機械傀儡を紹介しよう。
なお既に絶滅してしまった機種もあり、現在はどれもキットは入手困難だ。
1.ジゾライド
ティラノサウルス型。
直立二足歩行のパワーファイター。
戦闘機械傀儡の象徴的機種。
開発当時(1950年代)の技術的限界で稼働時間が短い以外は、ほぼ無敵だった。
(モーター駆動。当時価格3000円)
2.ケンザン
ステゴサウルス型。
主に輸送、砲撃に用いられた大型機。
性格は温厚で扱いやすいが、戦意を喪失し易い欠陥があった。
(モーター駆動。当時価格2800円)
3.クロキサ
マンモス型。
左大千一郎いわく「マンモス、サーベルタイガー、ディメトロドンは名誉恐竜である」
(モーター駆動。当時価格2800円)
4.カリュウゴウ
ランフォリンクス型。
ロケット弾を装備可能な戦闘爆撃機。
格闘戦では至近距離から火炎放射を浴びせかける。
(モーター駆動。当時価格2500円)
5.ムツノカミ
ウルトラサウルス型。
サルベージされた大戦中の戦艦・陸奥の主砲を搭載可能に設計された夢の超大型メカ。
しかし夢は夢でしかなかった。
実戦運用は非現実的と判断され、ペーパープランに終わる。
(モーター駆動。当時価格6000円)
6.ジゾライド改・局地戦限定型
ジゾライドの近代改修用プロトタイプモデル。
90mmライフル砲、ロケット弾ポッド、冷却材タンク、試作対妖魔四連衝撃砲などを追加装備。
しかし開発時の1960年代では過剰武装と判断され、正式化はされなかった。
(モーター駆動。限定販売。当時価格4500円)
7.セキリュウカク
スティラコサウルス型。
装甲、機動性、操縦性、火力、ペイロード、燃費、調達費、維持コスト、全てのバランスに優れた万能機。
極めて完成度が高い傑作機で、多くの派生型を生み出した。
(モーター駆動。当時価格2000円)
8.ジゾライド改・正式採用型
1990年代に全面改修されたジゾライド。
あらゆる面で大幅にパワーアップした無敵メカ。
155㎜榴弾砲、ロケット弾ポッド、チェインマグニーザー等を装備。
(モーター駆動。当時価格5000円。)
10.ケンザン改
近代改修で対妖魔電子戦機として生まれ変わったケンザン。
妖魔の霊体そのものをジャミングできる。
155mm榴弾砲も装備可能。
(モーター駆動。当時価格3800円)
10.カリュウゴウ・火星型
近代改修でジェット化されたカリュウゴウ。
大量の現代火器で武装した対地攻撃の鬼神。
155㎜榴弾砲も装備可能。
(モーター駆動。当時価格3500円)
11.センオウガ
サーベルタイガー型。
史上初の高速機動タイプ。
ハイスペックな一方で扱いが難しく、僅か3機しか製造されなかった。
(モーター駆動。当時価格2500円)
12.コクリュウカク
近代改修で性能を底上げされたセキリュウカク。
30mmガトリング砲を装備可能で、火力支援で絶大な戦果を上げた。
(モーター駆動。当時価格2500円)
13.シュンライ
アンキロサウルス型。
高出力電磁シールドを装備した防御特化型。
武装換装で電磁針装備の格闘戦仕様、ニードルストーム装備の近接防御仕様を選択可能。
(モーター駆動。当時価格2500円)
14.ゴウセンカク
トリケラトプス型。
全てを貫くドリルホーンと荷電粒子ビームすら防ぐ電磁シールドを装備した大型決戦機。
(モーター駆動。当時価格5000円)
15.大型傀儡用強化改造パーツセット1
(当時価格1500円)
16.大型傀儡用強化改造パーツセット2
(当時価格1500円)
17.戦闘機械傀儡最終決戦改造セット
(メッキバージョン。限定販売。当時価格3000円)
・その他
敵対勢力が戦闘機械傀儡を模倣した〈パチもの〉や、禍津神が対抗手段として生み出した大型妖魔についても記載する。
もし玩具が売っているのを見かけても、絶対に買ったらダメだぞ。
1.ウェンディゴ・アーキタイプ
ゴリラ型(と思われる)。
左大千一郎に憎しみを抱く東欧の錬金術師が、戦闘機械傀儡を超えるために生み出した〈テクノ・ゴーレム〉と呼称される呪術機動兵器。
鋼鉄の陣鐘(アイアン・ゴング)の異名を持つ。
1960年代にジゾライドと互角の死闘を繰り広げたが、最後はお互いの実力を認め合い、ヨーロッパに帰っていった。
2.死慨竜
ゴルゴサウルス型(と思われる)。
近代改修された戦闘機械傀儡に対抗して、禍津神が生み出した恐竜絶滅の概念結晶体。
全ての恐竜に死と破滅をもたらすカウンター的な存在である。
体内の粒子加速器官と力場によって形成された集束リングで、重金属粒子を用いた指向性エネルギービームを撃ちだす。
これには電磁シールドを装備した戦闘機械傀儡以外は対抗できない……と思われたが、実戦ではジゾライドが気合(としか形容できない)で耐え切り、強引に格闘戦に持ち込んで勝利する場面が多く見られた。
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
未来に住む一般人が、リアルな異世界に転移したらどうなるか。
kaizi
SF
主人公の設定は、30年後の日本に住む一般人です。
異世界描写はひたすらリアル(現実の中世ヨーロッパ)に寄せたので、リアル描写がメインになります。
魔法、魔物、テンプレ異世界描写に飽きている方、SFが好きな方はお読みいただければ幸いです。
なお、完結している作品を毎日投稿していきますので、未完結で終わることはありません。
ワイルド・ソルジャー
アサシン工房
SF
時は199X年。世界各地で戦争が行われ、終戦を迎えようとしていた。
世界は荒廃し、辺りは無法者で溢れかえっていた。
主人公のマティアス・マッカーサーは、かつては裕福な家庭で育ったが、戦争に巻き込まれて両親と弟を失い、その後傭兵となって生きてきた。
旅の途中、人間離れした強さを持つ大柄な軍人ハンニバル・クルーガーにスカウトされ、マティアスは軍人として活動することになる。
ハンニバルと共に任務をこなしていくうちに、冷徹で利己主義だったマティアスは利害を超えた友情を覚えていく。
世紀末の荒廃したアメリカを舞台にしたバトルファンタジー。
他の小説サイトにも投稿しています。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
INNER NAUTS(インナーノーツ) 〜精神と異界の航海者〜
SunYoh
SF
ーー22世紀半ばーー
魂の源とされる精神世界「インナースペース」……その次元から無尽蔵のエネルギーを得ることを可能にした代償に、さまざまな災害や心身への未知の脅威が発生していた。
「インナーノーツ」は、時空を超越する船<アマテラス>を駆り、脅威の解消に「インナースペース」へ挑む。
<第一章 「誘い」>
粗筋
余剰次元活動艇<アマテラス>の最終試験となった有人起動試験は、原因不明のトラブルに見舞われ、中断を余儀なくされたが、同じ頃、「インナーノーツ」が所属する研究機関で保護していた少女「亜夢」にもまた異変が起こっていた……5年もの間、眠り続けていた彼女の深層無意識の中で何かが目覚めようとしている。
「インナースペース」のエネルギーを解放する特異な能力を秘めた亜夢の目覚めは、即ち、「インナースペース」のみならず、物質世界である「現象界(この世)」にも甚大な被害をもたらす可能性がある。
ーー亜夢が目覚める前に、この脅威を解消するーー
「インナーノーツ」は、この使命を胸に<アマテラス>を駆り、未知なる世界「インナースペース」へと旅立つ!
そこで彼らを待ち受けていたものとは……
※この物語はフィクションです。実際の国や団体などとは関係ありません。
※SFジャンルですが殆ど空想科学です。
※セルフレイティングに関して、若干抵触する可能性がある表現が含まれます。
※「小説家になろう」、「ノベルアップ+」でも連載中
※スピリチュアル系の内容を含みますが、特定の宗教団体等とは一切関係無く、布教、勧誘等を目的とした作品ではありません。
MMS ~メタル・モンキー・サーガ~
千両文士
SF
エネルギー問題、環境問題、経済格差、疫病、収まらぬ紛争に戦争、少子高齢化・・・人類が直面するありとあらゆる問題を科学の力で解決すべく世界政府が協力して始まった『プロジェクト・エデン』
洋上に建造された大型研究施設人工島『エデン』に招致された若き大天才学者ミクラ・フトウは自身のサポートメカとしてその人格と知能を完全電子化複製した人工知能『ミクラ・ブレイン』を建造。
その迅速で的確な技術開発力と問題解決能力で矢継ぎ早に改善されていく世界で人類はバラ色の未来が確約されていた・・・はずだった。
突如人類に牙を剥き、暴走したミクラ・ブレインによる『人類救済計画』。
その指揮下で人類を滅ぼさんとする軍事戦闘用アンドロイドと直属配下の上位管理者アンドロイド6体を倒すべく人工島エデンに乗り込むのは・・・宿命に導かれた天才学者ミクラ・フトウの愛娘にしてレジスタンス軍特殊エージェント科学者、サン・フトウ博士とその相棒の戦闘用人型アンドロイドのモンキーマンであった!!
機械と人間のSF西遊記、ここに開幕!!
もうダメだ。俺の人生詰んでいる。
静馬⭐︎GTR
SF
『私小説』と、『機動兵士』的小説がゴッチャになっている小説です。百話完結だけは、約束できます。
(アメブロ「なつかしゲームブック館」にて投稿されております)
悠久の機甲歩兵
竹氏
ファンタジー
文明が崩壊してから800年。文化や技術がリセットされた世界に、その理由を知っている人間は居なくなっていた。 彼はその世界で目覚めた。綻びだらけの太古の文明の記憶と機甲歩兵マキナを操る技術を持って。 文明が崩壊し変わり果てた世界で彼は生きる。今は放浪者として。
※現在毎日更新中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる