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国崩し・東瀬織と悪意の箱のこと
インターミッション1
しおりを挟む今回は登場キャラが多いので、登場人物の思惑、人間関係、置かれた状況諸々を逐次解説していきます。
・ウ計画
今回のブッ殺す対象。
その実体は70年以上前から日本政府によって進められてきた人造神の作製計画。
現時点では高度に成長したAIと呪術的人造神をかけ合わせた、人間のような過ちを起こさない永遠無窮の国家管理システムの構築を想定している。
完成の暁にはみんなみんなが幸せになれる予定。
既に各種アプリに仕込んだバックドアで日本中にAIの管理体制は浸透済み。
・東瀬織
悪堕ちした太陽神で旧式の人造神。
戦闘能力:中(自分より下位の神霊、妖魔系には特効)
かしこさ:極大
ウ計画に反抗する理由:「そっちが喧嘩を売ってきたのだから死んでくださいまし」
現在、計画の弱点である「人間による運用」を突いた破壊工作の仕込み中。
人間関係…
宮元園衛について「御恩がございますので協力いたします」
その他、身内の戦力について「お仕事以外で関わりたくありません」
・宮元園衛
元退魔ヒロインの金持ち。
戦闘能力:極大(神霊、妖魔系に特効)
かしこさ:ふつう
ウ計画に反抗する理由:「人間の自由を奪う権力者の玩具なので破壊する」
社会的地位が高いので、現在は政府に対するデコイとして動けず。
人間関係…
東瀬織について「信用している」
南郷十字について「とても信用しているし愛している」
右大鏡花について「とても信用している」
・南郷十字
元ヒーローの危険人物。
戦闘能力:極大(かたちあるものは大体こわせる)
かしこさ:やや大
ウ計画に反抗する理由:「ムカつくから死ね」
現在、負傷により潜伏療養中。
人間関係…
東瀬織について「バケモノは死ね」
宮元園衛について「とても信用している」
アズハ&碓氷憐について「実力は信用している」
右大鏡花について「付き合いにくい……」
・右大鏡花
園衛の秘書の卑しい女。
戦闘能力:無
かしこさ:ふつう
ウ計画に反抗する理由:「上司に従ってるだけですので……」
現在、南郷の付き添いとして隠れ家に同居中。
何か得体の知れないものに憑りつかれている。
人間関係…
東瀬織について「良く知らないです……」
宮元園衛について「御恩がありますし、とても信用しています」
南郷十字について「尊敬しています愛していますずっと一緒にいてください私の兄さんになってください好き好き好き好き好き好き」
碓氷燐について「兄さんに馴れ馴れしくしないでください」
・アズハ
金髪黒ギャルのJK忍者。
戦闘能力:大
かしこさ:ふつう
ウ計画に反抗する理由:「南郷さんから仕事を引き受けたので」
現在、諜報工作活動の実働中。
人間関係…
東瀬織について「一応の上司。それ以外は知る必要なし」
宮元園衛について「死ね」
南郷十字について「人間としても戦士としても信用できる人」
碓氷燐について「背中を預けられる相棒」
右大鏡花について「なんやこの人こわ……近寄らんとこ」
・碓氷燐
銀色メッシュ髪のJK忍者。支援担当。
戦闘能力:中
かしこさ:低
ウ計画に反抗する理由:「お兄さん(南郷)の力になりたいから」
現在、諜報工作活動の実働中。
たまに南郷の隠れ家に行く。
人間関係…
東瀬織について「一応の上司だけど良くわかんない」
宮元園衛について「知らん」
南郷十字について「好き……好きになっちゃったかも……」
碓氷燐について「背中を預けられる相棒」
右大鏡花について「やべー女。この女からあーしがお兄さんを守護らないと……」
・左大億三郎
恐竜愛狂家の危険人物。恐竜型戦闘機械傀儡を唯一扱える男。
戦闘能力:大
かしこさ:大
ウ計画に反抗する理由:「悪のAIをブッ殺すとか昔のSF映画みたいでテンション上がるわ~~」
現在、使用可能な戦闘機械傀儡の秘匿場所を探索中。
人間関係…
東瀬織について「良く知らんしどうでもいい」
宮元園衛について「面倒臭いことは全部任せた!」
南郷十字について「白兵戦の戦力としてアテにしている」
右大鏡花について「なんか最近、キャラ変わってない?」
・カチナ
黒龍の魂が憑依した褐色巫女。現在、借金返済生活中。
戦闘力:無
かしこさ:ふつう
ウ計画に反抗する理由:「そんな計画のことなぞ聞かされとらんが?」
真の目的を知らされぬまま、ネット工作の仕事を請け負っている。
人間関係…
東瀬織について「人外同士気が合うのじゃ」
宮元園衛について「こわい……」
左大億三郎について「凄いコワイ……」
・日本政府側
南郷たち敵対勢力が逃亡、潜伏したのは把握しているが、居場所については特定できず。
ウ計画の特性上、警察を表だって使用することもできず、一枚岩での対策が出来ない。
現状、AIを利用した日本全国の監視カメラ等で消極的に動向を観察するのみ。
ウ計画の中枢に近い実務班は南郷たちを個々の特化戦力として一応の危険視はしているが、大勢に影響を及ぼすものではないと軽視している。
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