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第四話

ヒト・カタ・ヒト・ヒラのこと43

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-散って、枯れて、芽吹いて、また咲き誇る
運命輪転・東瀬織-


東瀬織は、昔から悪巧みが得意だ。
 なので、常に万一のことを考えて、備えを仕込んである。
 たとえば、精神汚染されて眷族に成り果てた小娘との精神接続。
 これを事前に行っていたので、瀬織は肉体を失っても曖昧ながらも現世に残留することが出来た。
 今風に言えば、コンピューターウィルスが駆除される前にメモリーカードの一つに逃げ込んでいた――
 いや、もう少し健全な言い換えをすれば、ミームといったところか。
 朱音の精神内に刻まれた瀬織の情報は断片的で、それだけでは完全な複写は出来ない。
 この小娘の肉体を乗っ取るという手も取れなくはなかったが、それをやると景に絶交されるか園衛に撲殺されるかなので、早々に除外した。
 完全な形で生まれ直すには、それを補完する観測者が必要だった。
 その役目を担うのが、景だ。
 景の記憶している生々しい瀬織の姿。
 荒ぶる邪悪な神ではなく、理想に描かれる太陽と水の化身でもなく、一人の女として瀬織を認識しているのは、この世で景一人だけだった。
 その思いを糧にすれば、瀬織は別の神として生まれ変われる。
 ただ一人の少年の願いを叶えるために存在する、新しい神に。
「そして今宵――神殺しを再現する祭りの舞を以て、わたくしの神産みは完遂されたのですよ」
 地に降りた新たな女神が、東瀬織が事の始末を説明した。
 景に対して説明したわけだが、彼は目を白黒させて俯いている。
 瀬織は相変わらず全裸なので、目のやり場がなかったのだ。
 説明を聞いていた〈セカンド〉が瀬織に目を向けた。
『理解 できない なぜ そんなことで お前が 再生できる』
「あらぁ? 案外、おつむがよわよわなのですねぇ~? 死とは終わりではなく、新しい始まり。草木と同じですのよ。わたくしの属性は元来、樹木でございますから。枯れて朽ちるのもまた定め。そして種から生まれ直す――というのも、また定め。生命の輪廻でございます」
 瀬織は〈セカンド〉に横目をやるだけで、振り向かずに言った。
 今は愛しい人が傍にいるのだ。あんなものに顔を向けてやる必要はない。
 瀬織は、恥ずかしげに顔を背ける景の頭を優しく抱いた。
「なにより……わたくしは景くんのおかげで帰ってこられたのです」
「えっ……?」
「景くんだけが……わたくしを神もなく魔でもなく、一人の女として欲してくださる。今のわたくしは、景くんの思いによって生まれた、景くんだけの神なのです。東瀬織という、確かな名を持つ存在なのです」
「良くわかんないよ……」
「つまるところ、愛! でございます」
 感極まって、瀬織は景の頭をぎゅうっと抱きしめた。
 甘い香りの柔らかい腹部に顔が埋まり、景がもがいた。
「むぎゅぅ……せおりぃ……服! 服ぅ!」
 景がバタバタと必死に紙袋を振る。
 その中身ほ察して、瀬織は涼しげに笑った。
「あらぁ……準備がよろしいこと。大義でしたわ、氷川朱音さん」
 名を呼ばれた朱音が、勢いよく〈セカンド〉の胸を蹴って拘束から脱した。
 朱音は着地と共に跪き、瀬織に向かって頭を垂れる。
「おっ……お褒めに預かり……ここっ……光栄です!」
 歓喜で声が震えていた。
 眷族として汚染された心が狂ほしいほどの悦びに満ちていた。
 法悦と言って良い。
 地面に向かって深々と下げた顔は、緩み呆けていた。
 脳から得体の知れない快楽物質がとめどなく溢れ、じっとり、ねっとりと――
 朱音は、絶頂していた。
 瀬織が紙袋から自分の下着を取り出す。
 〈セカンド〉の無表情なイミテーションフェイスが、白い背中を凝視していた。
『全く理解 できない お前の 復活した ロジックが』
「まあ――あなたには理解できませんか。この領域(あい)の話は」
 愛を知らない鉄の塊に事細かまで説明してやる義理はない。
 〈セカンド〉を尻目に、瀬織はしゅるりと黒のショーツに爪先を通した。
「無知の知すら分からないお人形さん。わたくし、機嫌が良いのでぇ――今日は見逃してあげても構いませんよ?」
『私は 怪物相手には 手加減 しない』
 〈セカンド〉が両手の自由電子レーザー砲を瀬織に向ける。
 仮にも人間だった朱音相手と違い、全てのリミッターを外して戦闘に臨むつもりだ。
 臨戦に空気が張り詰め、瀬織は呆れがちな溜息を付いた。
「は……新年早々無粋でございますねえ。女性が着替えるまで、待てませんの?」
 もう返事はなかった。
 それならそれで仕方がないので――
「着替えが終わるまで、踊ってさしあげなさい」
 ブラのホックを留めながら、瀬織は眷族たちに命じた。
「おおせの……ままにぃ!」
 朱音が喜び勇んで跳ねて飛び
『上意 拝命』
 地中から、黄泉の底より坂を上る者あり。
 側面と地中からの同時攻撃が、〈セカンド〉に集中。
 朱音が装甲脚部の飛び蹴りを叩きこみ、地中からは尾の刺突が襲いかかった。
『ヌ』
 ノイズ混じりの声を発して、〈セカンド〉はレーザー照射体制からとっさに防御に移行した。
 蹴りを腕の装甲で受け止め、刺突を辛うじて避ける。
 〈セカンド〉の腹部装甲を僅かに削った尾――それは、蠍の尾。
 黒き蠍型戦闘機械傀儡〈マガツチ改〉のものだった。
『この機体まで 再生した……? どうやって だ』
 物理構造まで完全に除霊、分解されたはずの呪いの戦闘機械傀儡が、瀬織と同じく万全の状態で蘇り、襲い掛かる理不尽に〈セカンド〉のAIは混乱していた。
 一月も前に死亡判定の下った死体が襲いかかってくるのだ。
 データ上は既に存在しないものが現に存在して害を及ぼすというパラドックス。
 AIには理解し難き状況が、思考演算に余計な負荷をかけていた。
「マガツチも、わたくしの眷族ですからね。同じく生まれ変わった――と言っても、お人形さんには分かりませんよねえ~」
 背後の戦闘を気にも留めずに、瀬織は身支度を整えていた。
 ブラウスに袖を通し、制服のスカートホックを留めて、紺のハイソックスを履く。
 傍らの景は、目のやり場に困って俯いていた。
「ぅぅ……」
 すぐ間近で女の子が着替えをしているのだ。
 健全な男子中学生としては、どう反応して良いのか分かるわけがなかった。
 瀬織は景の初々しさを味わうように、嫣然と横目で笑った。
「景くん、手伝ってくださいませんか?」
「えっ……」
「制服の上着……着せてくださいませんか?」
 下着着用ではなく上着まで待ったのは、瀬織のせめてもの良心であった。
 景は言われた通り、紙袋からブレザーを取り出して、瀬織の肩にかけた。
 景は気恥ずかしさより、一か月間の孤独とノスタルジアの果ての再会が嬉しかった。
 制服に染みついた瀬織の香りが、さらに色濃く少年の心に浸透した。
 瀬織はローファーを履き馴らし、こよりで長い髪を結って、一応の身だしなみを完成させた。
「流石にお化粧する暇はありませんから。ま、こんなものでしょう」
 とりあえず、と瀬織は言うものの景は息を呑んだ。
 蒼い月と黄金の樹の間に、凄然と立つ姿には――寒気すら感じた。
 長身にカッチリと制服を着こなし、夜に立つ永遠の少女。
 あまりにも異質で、あまりにも尊い、完成された存在。
 間近にいても触れられない。
 いや、触れてはいけない。人の手で触れて、穢してはいけない。
 そんな凄味がある。畏敬を感じる。
 見とれて、心奪われて、綺麗だと思わず口にしてしまいそうになった。
「さて、景くん」
 不意に、瀬織が振り向いた。
「えっ……な、なにさ」
「今のわたくしは、景くんのための神様です。もちろん自分の意思はありますが、景くんにお願いされるのが一番やる気が出るんですよねぇ~~? な・の・で――」
 パチリと指を鳴らして、瀬織は〈セカンド〉を指差した。
「――アレをどうしたいか、景くんが決めてください」
 唐突に重大な選択を任されてしまった。
 〈セカンド〉と朱音と〈マガツチ改〉は交戦中で、時間を稼いでいるが劣勢なのは明らかだ。
「た、助けにいってあげた方が……良くない?」
「ん~~? わたくしとしては、別にどうでも良いんですよね~? ブッ殺したいと思ってるのはウカという小娘であって、お使いのお人形さんは無視しても構わないというかぁ」
「そ、それじゃ朱音ちゃんが……」
「朱音さんとか、どうでも良いのです。景くんの考えを……お伺いしているのです」
 要するに、これからの人生に関わる決断をしろ――ということだ。
 自らの意思で国家に反逆し、瀬織と共に生きるか。
 あるいは決断から逃げ出し、朱音を見捨てるか。
 残酷な要求にも思えるが、それは違う。
 覚悟が必要なのだ。
 これからも瀬織と生きていくためには。
 景が瀬織を求めるように、瀬織もまた景に求めている。
 自分の道を自分で決める、決断する意思を。
 ごくり、と息を呑む。
 しかし、少年は震える喉を強引に抑えて、声を搾り出した。
「せ、瀬織……あ、あいつを……」
「あいつを?」
「ぁ、あいつを……ゃ、やっつけて!」
 勇気を振り絞って出した決意を受けて、瀬織は自分の顔を手で覆った。
「うふ……アハ、ハハハハハハハ……!」
 表情を隠して、笑っていた。
 それは――

 色とりどりの感情が入り混じった笑いだった。
 少年の人生を自分のものにしてやったという優越感。
 少年が自ら破滅の可能性を選んだことへの愉悦感。
 少年が全てを投げ出してでも自分を選んでくれたことへの万謝の意。
 そんな少年の全てが限りなく愛おしい慈愛。
 そして大きく人生の一歩を踏み出した我が子を想う、母のような恩愛。
 明と暗、陽と陰、正邪入り乱れる感情を抱く自分がおかしくて、嬉しくて、瀬織は笑いを嚙み殺して、表情を露わにした。
「おまかせあれ」
 瀬織は満足げに応えた。
 人の形を持たされてからの2000年間で、最も満ち足りた表情だった。
 純粋な人の願いで生まれ、純粋な人の願いに応える。
 神として、これ以上の幸せ、存在意義の充足があろうか。
 東瀬織は軽やかに大きく跳ね、月下の戦場へと躍り出た。
「いざ、マガツチッ!」
 瀬織の声に応え、戦闘中の〈マガツチ改〉が天を仰いだ。
 八つの目が月と主人を見上げ、成すべき役目果たすために跳躍す。
『上意 拝命』
 〈セカンド〉がそれを見逃すわけがなかった。
『合体する気か やらせるわけが――』
 右手の自由電子レーザー砲を対空攻撃に向ける。
「ないでしょぉッ!」
 瞬間、朱音の攻撃が妨害に割って入った。
 ワイヤーアンカーが〈セカンド〉の右手に巻き付き、射線を逸らして対空攻撃を阻んだ。
 上空で〈マガツチ改〉が己が機体を外骨格装甲へと分割。
 人工筋肉の束が、瀬織の肢体へ巻き付いた。
「重連! 合体!」
 瀬織の叫んだ言霊により、〈マガツチ改〉の装甲は肉体と合一した。
 黄泉返ってもなお邪気と瘴気をまとい、しかし内に太陽の輝きを秘めたる女神の戦の出で立ち。
 その背中の〈天鬼輪〉が日輪を背負い、光速を超えて回転加速する。
「ほほほほほほ! 今のわたくし、気力全開ですからねぇ! 飛ばして一気にブッ潰しますわよ!」
 後光の日輪が光の粒子となって弾け飛び、無数の光の花が開花した。
 花々は実を結び、蔦が折り成し、瀬織の神としての未来の可能性、その一端を現界させた。
 それは、二つの大きな盾だった。
「重連方陣盾! 伊勢! 日向ッ!」
 合戦の陣地防御に使われた掻盾より一回りも大きい、対の巨盾だった。
 意匠は戦国期ではなく、盾が甲冑の一部として発展する以前の古代様式に近い。
 その一方を、瀬織は地上に向けて投擲した。
「受け取りなさいッ!」
 大質量のシールドスローは、直撃すれば〈セカンド〉とてタダでは済まない。
 しかし単純な投擲は軌道計算も容易く、落下速度も〈セカンド〉から見れば緩慢そのものだった。
『無意味な こと だ』
 あっさりとサイドステップで回避される。
 回転する盾が地表を抉り抜け、泥と土煙を巻き上げる。
 空しき回転運動――不意に、その速度が緩んだ。
「いただきましたァ……瀬織様ぁ!」
 盾の影には、氷川朱音の笑う影。
 眷族であり、同じく〈マガツチ〉をまとった今の朱音なら、瀬織の召喚した方術武装も使用できる。
 全ては精神接続を利用した、完全な連携行動だった。
 上空の瀬織と、地上の朱音が同時に〈セカンド〉を盾の方術圏内に捉えた。
「重連合体方術! 春・嵐!」
 伊勢と日向、二つの盾に表面に方陣が浮かび、幾何学模様に展開した。
 盾の内部に形成された仮想砲身から、無数の気弾が一斉射される!
 光の航跡を糸のように引きながら、数えきれない気力のミサイルが二方向から〈セカンド〉に殺到した。
 それはさながら、花弁をまとう春の嵐!
『そんな 大仰な 技』
 春嵐に飲み込まれる直前、〈セカンド〉は両手を天地各々に向けた。
『タオレジスト 開始』
 〈セカンド〉の電子的魔導分解力場が展開。
 無数の気弾ミサイルは、力場に触れるや光の粒子に還元されて消滅していく。
 完璧なレジストだった。
 どれほど高出力を注ぎ込み、どれたけ練り上げようとも、魔力的電子運動がある限り、この分解の理からは逃れられない。
『無駄なこと だったな』
 〈セカンド〉が上空の瀬織を見上げた時、画像認識プログラムが異常を察知した。
『ナ 二?』
 瀬織のまとう装甲に、欠落部分がある。
 〈セカンド〉頭部の別のカメラが、地上の朱音の姿を確認。
 朱音の装甲にも、同じように不自然な欠落があった。
 二人とも、装甲を欠損するようなダメージは受けていない。
 それが意味するところの解をAIが導き出したのと
『グ ぅゥゥゥゥッッ!』
 解答そのものが、〈セカンド〉の胸部を貫いたのは、同時だった。
 〈マガツチ〉の尾に備わったタングステン衝角が、背後から〈セカンド〉の胸部、マニドライブを貫通していた。
 瀬織と朱音は、方術起動と同時に一部装甲を分離。
 〈マガツチ改〉と〈マガツチ〉予備機のパーツは地上でニコイチの合体を行い、奇襲攻撃に成功したのだった。
 マニドライブを破壊され、〈セカンド〉の分解力場は消滅した。
 もはや莫大な方力を防ぐ手段は、ない。
『無駄 でハ ナカッ た カ か カカカカカ……』
 ノイズ混じりの断末魔と共に、〈セカンド〉は春嵐に飲み込まれた。
 拡散気力波動の嵐が渦巻き、〈セカンド〉の全てが素粒子にまで分解され――やがて、桃色の花弁となって空に消えた。
 戦の舞は過去を塗り替え、新たな今日に至って終幕と成った。
 瀬織は地上に降りたち、合体を解除。
 朱音に装着されていた〈マガツチ〉の残存パーツも分離して、元通りの二匹に再合体した。
「あぁ……はぁぁぁぁぁぁ……」
 朱音は脱力して、地面にぺたりと座り込んだ。
 人の身では初めての実戦。
 半分残った少女の心を引き締めていた、緊張の糸が解けたのだった。
 疲労で意識を失いそうな朱音の頭に、すぅっと白い手が伸びてきた。
「よくがんばりましたね、朱音さん♪」
 瀬織の、ご主人様の、精神的お姉さまからの、直接の労い。
 直接の、なでなで。
 それは、朱音の脳に許容量を超える快感を注ぎ込むのに十分だった。
「うぅぅっ……ひぃぃぃ~~……しゃ、しゃこうですぅ……おねえさまぁ……」
 朱音は、絶頂の果てに気絶した。
「おやすみなさい。氷川朱音さん。風邪をひかぬように♪」
 瀬織は朱音を放置して、下山の途についた。
 自分のために尽力した朱音に対して、あまりにも素っ気ない態度である。
 景は小走りで瀬織に追いつくと、朱音を心配して振り返った。
「ちょっ、ちょっと! あれでオシマイ?」
「お礼は言いましたわ」
「朱音ちゃん、放っておくの?」
「もう一匹のマガツチがおります。アレが麓まで運んでくれますよ」
 改めて景が振り返ると、確かに〈マガツチ〉予備機がもそもそと動いて朱音を回収しているのが見えた。
「でも、いくらなんでも冷たいんじゃ……」
「そういう甘いことを言っている暇はございません」
「なんで……そんな急いでるのさ。復活したばっかなのに……」
「戦いは終わったわけではありません。始まったばかりなのですよ」
「なにその、打ち切りマンガみたいな……」
 景の冗談半分のツッコミも、今回ばかりは笑いごとではない。
 瀬織は冬の月より冷たく笑って、遠い彼方を酷薄に見据えていた。
「わたくしの得手は国崩し。それが今、最も必要とされているのです。うふふふふ……」
 荒ぶる神の姿もまた、瀬織の確かな一面である。
 景が元通りの瀬織を望んだのだから、抱える暗闇もまた女神の内に存在し続ける。
 帰路は、暗い山林の下山道に入った。
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