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第四話
ヒト・カタ・ヒト・ヒラのこと12
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忍者のモットーそのいち――仕事に入れ込み過ぎないこと。
仕事の上で、人と関わることもあるだろう。
友情や怒りを感じることもあるだろう。
そういった感情を制御せよ。必要とあらば捨て去るべし。不要ならば切り捨てるべし。
時に感情はデッドウェイト。
足を引っ張って忍者を地獄という重力の底に引きずり込む。
契約を終えれば、人間関係も綺麗さっぱり清算される。
友人だろうと、怨敵だろうと、恋人だろうと、もう二度と会わない。それで良い。
全ては一時の気の迷い。一切合切は幻。
明日とも知れぬ人生に、拘りなぞ無意味。どうせ灰となり、煙となり、雲となって霧散する。
サッパリ、ドライに身軽でなければ、忍者なんて仕事はやっていけない。
割り切るのが人生。
断舎利こそが忍道。
だというのに、分かっていたはずなのに、勝負の見切りを誤った結果が――
(このザマや……)
夜空に爆火筒をバラ撒いての、東京湾へのダイブだった。
防刃制服をズタズタに切り裂かれた女子高生ニンジャ、小豆畑霧香。またの名をアズハ。たった今、戦闘に敗北した。
恨みつらみに意地を張って、報酬以上に本気を出して戦って、全ての忍術を粉砕された。
対手は宮元園衛という、アズハの人生に立ち塞がったラスボス……いや、ラスボス以上に強い隠しボスだろうか。
アズハの方から無理に突っかからなければ、こういうことにはならなかったのだから。
結果、この投身自殺のごとき無様な逃走ルートを取るハメになった。
しかしながら、忍者のモットーそのに――任務は死んでも達成すべし。
それだけは果たせた。
プロフェショナルとしての矜持は、固持できた。
(勝負に負けても仕事で勝った……それで納得したるわ……)
内心、言い訳、負け惜しみ。
頭上で、自決用の爆火筒が炸裂した。
人体一つ四散させる程度の火薬量は存外に少なく、特撮や大昔の刑事ドラマのようにナパームめいた爆発などしない。
地味な破裂音と、幾ばくかの煙が生じるだけだった。
死を偽装するには不十分だが、今は他に手段がなかった。
(ま……後は運と義理人情任せやな……)
アズハは全身に痺れるような激痛を感じつつ、着水の衝撃で意識を失った。
仇花一輪、花弁一片、散って、落ちて、沈む。
柳生忍術、不死(しなず)の術。
これは己を仮死状態に追い込み、体温と呼吸を限りなく零に近づけ、あらゆる索敵から逃れる術であり、同時に肉体を一種の冬眠状態に置き、致命的な負傷や毒の進行を鈍らせる救命術でもあった。
この術からの自力復帰は困難であり、生死の如何は味方頼りである。
涅槃は見えない、蓮華の花などどこにもない。だが蓮が生えるような泥の臭い。生臭い汚濁。だが花も咲かない潮の香り。闇の中。沈んで、浮かび上がって。
そして――次に気が付いた時には、自室のベッドに寝かされていた。
パジャマを着せられて、ツーサイドアップの金髪も綺麗に解かれていた。
「あーー……うっ……!」
首を動かすと、胸に鋭い痛みが走った。
園衛に刀を刺された傷が、ガーゼの下で熱を持っていた。
「よ~~。やぁっとお目覚めぇ~~?」
やけに間延びした、低めの女の声は、聞き覚えがありすぎた。
ベッドの横で、制服姿の少女がスマホを弄っている。
「アズっちがここまでボコにされるなんて珍しいねえ~。うひひひひひ……」
季節感のない日焼け肌に、メッシュの入った長い黒髪がべったりと張り付く、けだるげな少女。
「うう……燐。また……世話んなってもうたな……」
アズハは少女の名を呼んだ。
碓氷燐。それが少女の名前だった。
彼女もまた、アズハと同じ邪忍。忍術を悪事に使って、生計を立てている手合いだった。
燐とアズハは互助関係にあり、片方が仕事の時にはもう片方はオフにしている。仕事中に戦闘不能に陥ったり、拘束されて自力脱出不能になった場合は、GPSを頼りに救出に向かう手筈になっている。
今回は、それにアズハが助けられたというわけだ。
燐はスマホを置くと、足元のバッグから薬瓶を取り出した。
「そろそろ薬塗るからさ~、おっぱい見せて~?」
「手が動かん……。勝手にさらせ……」
アズハに抵抗する力はない。
なすがまま、パジャマの胸元を開けられた。
「左のおっぱいに刺し傷~~。でも浅い。これなら跡も残らないから安心してねぇ~? いつもの胸パットのおかげだね~~?」
「ま、備えあれば憂いなしや……」
「アズっち、元々おっきいのにパットつけてるから凄い巨乳JKになってるよねぇ~? うひひひひ、たまらんで~~」
燐は下品に笑いながら、アズハの左胸のガーゼを剥がした。
件の胸パットは、今は無造作にテーブルの上に置かれていた。
厚さ3cm程度のパットは見栄を張るには慎ましいサイズであるが、その中身は耐衝撃用特殊ポリマーが詰まっている。
これは衝撃に応じて弾性を変化させ、拳銃弾の直撃を受けても致命傷は避けられるという先進装備の試作品だった。
左胸のパットはその役目を果たし、哀しくも萎んでいた。
宮元園衛の超音速刺突は止められなかったものの、勢いを鈍らせ軽傷に留めたのだった。
「ま、今回のコレは貸しね~。薬代も結構高いんだから~?」
燐は得体の知れない濃緑の軟膏を塗りながら、聞きたくもない金の話をした。
金、金、金、金……アズハはずっと縛られている。
「はあ……金か。今回は大赤字やで……」
「しくったの?」
「引き際を見誤った。おかげで、ドローンぎょうさん無くしてもうたわ」
「刀は肌身離さなかったねえ?」
「アレなくしたら、それこそ商売上がったりやで……」
アズハの得物、変幻忍者刀〈次蕾夜〉と〈阿火影〉は部屋の片隅に立てかけてあった。
この二振りは、使い捨てのドローン式神とは桁違いにハイコストだ。
元はタダで手に入れたとはいえ、代わりの品を用意してもらえるとは限らない。
仮に用立てを頼んだとしたら、見返りに何を要求されるか……。
「ん~~? 別にぃ~~、あのオジサンと一晩デートしてあげるくらい良くない? あーしらの装備、ぜ~~んぶタダでくれるんだしぃ~~?」
「ウチはなんか、そういうの割り切れんわ……」
「変なの~~。出席日数誤魔化すために、学年主任と何度も裏ワザしてるじゃ~ん? うひひひひ」
燐がこれ見よがしに、指で作った輪っかの前で舌をチロチロと出して見せた。
冗談でも、今はそんな話は聞きたくなかった。
はあ……と溜息を吐いて、アズハは目を閉じた。
「なんか色々と疲れたわ……。仕事も暫く休業やで……」
「休業ぉ~~? アズっちらしくないねぇ~? お金稼げないよ~~それじゃ?」
「ウチは疲れとるから、休養が必要やと……偉い人に言われたわ」
「へぇ? 人の言うコト聞くなんて? そんなん初めてじゃん? しかも、偉い人ぉ~~? 冗談っしょ?」
「世の中には、尊敬できる大人もおる……。それは認めなアカンで」
アズハは神妙な面持ちで息を吐いた。
仕事でも学生生活でも、クズのような大人ばかり見てきた人生だったが、久方ぶりにマトモな大人に出会えた。あんな人は、アズハに忍術を教えてくれた父以来かも知れない。
大赤字の負け戦の中で、それが唯一の収穫だった。
残念ながら、燐は未だ大人に対して敬意など欠片もないようだが。
「うひひひ、ジョークきついね~~? じゃ、このまま忍者廃業する? フツーの女子高生になる?」
「それもええかもな……」
「叶わないから夢は夢だヨ、アズっち」
「せやな……」
そう。何もかも冗談で、夢物語だ。
忍者として闇の世界で生きる術しか知らない小娘が、いまさらマトモな生活など出来るわけがない。
燐が優しく、アズハに布団をかけてくれた。
「じゃ、束の間の夢をお楽しみくださいな。アズッちさん♪」
「お言葉に甘えて、フツーのJKの青春の夢を見ますわ。オヤスミ……」
意識的に体温を低下させ、忍の眠りに落ちる。
しかれども、願った通りの夢を見る忍術など、アズハは知らない。
仕事の上で、人と関わることもあるだろう。
友情や怒りを感じることもあるだろう。
そういった感情を制御せよ。必要とあらば捨て去るべし。不要ならば切り捨てるべし。
時に感情はデッドウェイト。
足を引っ張って忍者を地獄という重力の底に引きずり込む。
契約を終えれば、人間関係も綺麗さっぱり清算される。
友人だろうと、怨敵だろうと、恋人だろうと、もう二度と会わない。それで良い。
全ては一時の気の迷い。一切合切は幻。
明日とも知れぬ人生に、拘りなぞ無意味。どうせ灰となり、煙となり、雲となって霧散する。
サッパリ、ドライに身軽でなければ、忍者なんて仕事はやっていけない。
割り切るのが人生。
断舎利こそが忍道。
だというのに、分かっていたはずなのに、勝負の見切りを誤った結果が――
(このザマや……)
夜空に爆火筒をバラ撒いての、東京湾へのダイブだった。
防刃制服をズタズタに切り裂かれた女子高生ニンジャ、小豆畑霧香。またの名をアズハ。たった今、戦闘に敗北した。
恨みつらみに意地を張って、報酬以上に本気を出して戦って、全ての忍術を粉砕された。
対手は宮元園衛という、アズハの人生に立ち塞がったラスボス……いや、ラスボス以上に強い隠しボスだろうか。
アズハの方から無理に突っかからなければ、こういうことにはならなかったのだから。
結果、この投身自殺のごとき無様な逃走ルートを取るハメになった。
しかしながら、忍者のモットーそのに――任務は死んでも達成すべし。
それだけは果たせた。
プロフェショナルとしての矜持は、固持できた。
(勝負に負けても仕事で勝った……それで納得したるわ……)
内心、言い訳、負け惜しみ。
頭上で、自決用の爆火筒が炸裂した。
人体一つ四散させる程度の火薬量は存外に少なく、特撮や大昔の刑事ドラマのようにナパームめいた爆発などしない。
地味な破裂音と、幾ばくかの煙が生じるだけだった。
死を偽装するには不十分だが、今は他に手段がなかった。
(ま……後は運と義理人情任せやな……)
アズハは全身に痺れるような激痛を感じつつ、着水の衝撃で意識を失った。
仇花一輪、花弁一片、散って、落ちて、沈む。
柳生忍術、不死(しなず)の術。
これは己を仮死状態に追い込み、体温と呼吸を限りなく零に近づけ、あらゆる索敵から逃れる術であり、同時に肉体を一種の冬眠状態に置き、致命的な負傷や毒の進行を鈍らせる救命術でもあった。
この術からの自力復帰は困難であり、生死の如何は味方頼りである。
涅槃は見えない、蓮華の花などどこにもない。だが蓮が生えるような泥の臭い。生臭い汚濁。だが花も咲かない潮の香り。闇の中。沈んで、浮かび上がって。
そして――次に気が付いた時には、自室のベッドに寝かされていた。
パジャマを着せられて、ツーサイドアップの金髪も綺麗に解かれていた。
「あーー……うっ……!」
首を動かすと、胸に鋭い痛みが走った。
園衛に刀を刺された傷が、ガーゼの下で熱を持っていた。
「よ~~。やぁっとお目覚めぇ~~?」
やけに間延びした、低めの女の声は、聞き覚えがありすぎた。
ベッドの横で、制服姿の少女がスマホを弄っている。
「アズっちがここまでボコにされるなんて珍しいねえ~。うひひひひひ……」
季節感のない日焼け肌に、メッシュの入った長い黒髪がべったりと張り付く、けだるげな少女。
「うう……燐。また……世話んなってもうたな……」
アズハは少女の名を呼んだ。
碓氷燐。それが少女の名前だった。
彼女もまた、アズハと同じ邪忍。忍術を悪事に使って、生計を立てている手合いだった。
燐とアズハは互助関係にあり、片方が仕事の時にはもう片方はオフにしている。仕事中に戦闘不能に陥ったり、拘束されて自力脱出不能になった場合は、GPSを頼りに救出に向かう手筈になっている。
今回は、それにアズハが助けられたというわけだ。
燐はスマホを置くと、足元のバッグから薬瓶を取り出した。
「そろそろ薬塗るからさ~、おっぱい見せて~?」
「手が動かん……。勝手にさらせ……」
アズハに抵抗する力はない。
なすがまま、パジャマの胸元を開けられた。
「左のおっぱいに刺し傷~~。でも浅い。これなら跡も残らないから安心してねぇ~? いつもの胸パットのおかげだね~~?」
「ま、備えあれば憂いなしや……」
「アズっち、元々おっきいのにパットつけてるから凄い巨乳JKになってるよねぇ~? うひひひひ、たまらんで~~」
燐は下品に笑いながら、アズハの左胸のガーゼを剥がした。
件の胸パットは、今は無造作にテーブルの上に置かれていた。
厚さ3cm程度のパットは見栄を張るには慎ましいサイズであるが、その中身は耐衝撃用特殊ポリマーが詰まっている。
これは衝撃に応じて弾性を変化させ、拳銃弾の直撃を受けても致命傷は避けられるという先進装備の試作品だった。
左胸のパットはその役目を果たし、哀しくも萎んでいた。
宮元園衛の超音速刺突は止められなかったものの、勢いを鈍らせ軽傷に留めたのだった。
「ま、今回のコレは貸しね~。薬代も結構高いんだから~?」
燐は得体の知れない濃緑の軟膏を塗りながら、聞きたくもない金の話をした。
金、金、金、金……アズハはずっと縛られている。
「はあ……金か。今回は大赤字やで……」
「しくったの?」
「引き際を見誤った。おかげで、ドローンぎょうさん無くしてもうたわ」
「刀は肌身離さなかったねえ?」
「アレなくしたら、それこそ商売上がったりやで……」
アズハの得物、変幻忍者刀〈次蕾夜〉と〈阿火影〉は部屋の片隅に立てかけてあった。
この二振りは、使い捨てのドローン式神とは桁違いにハイコストだ。
元はタダで手に入れたとはいえ、代わりの品を用意してもらえるとは限らない。
仮に用立てを頼んだとしたら、見返りに何を要求されるか……。
「ん~~? 別にぃ~~、あのオジサンと一晩デートしてあげるくらい良くない? あーしらの装備、ぜ~~んぶタダでくれるんだしぃ~~?」
「ウチはなんか、そういうの割り切れんわ……」
「変なの~~。出席日数誤魔化すために、学年主任と何度も裏ワザしてるじゃ~ん? うひひひひ」
燐がこれ見よがしに、指で作った輪っかの前で舌をチロチロと出して見せた。
冗談でも、今はそんな話は聞きたくなかった。
はあ……と溜息を吐いて、アズハは目を閉じた。
「なんか色々と疲れたわ……。仕事も暫く休業やで……」
「休業ぉ~~? アズっちらしくないねぇ~? お金稼げないよ~~それじゃ?」
「ウチは疲れとるから、休養が必要やと……偉い人に言われたわ」
「へぇ? 人の言うコト聞くなんて? そんなん初めてじゃん? しかも、偉い人ぉ~~? 冗談っしょ?」
「世の中には、尊敬できる大人もおる……。それは認めなアカンで」
アズハは神妙な面持ちで息を吐いた。
仕事でも学生生活でも、クズのような大人ばかり見てきた人生だったが、久方ぶりにマトモな大人に出会えた。あんな人は、アズハに忍術を教えてくれた父以来かも知れない。
大赤字の負け戦の中で、それが唯一の収穫だった。
残念ながら、燐は未だ大人に対して敬意など欠片もないようだが。
「うひひひ、ジョークきついね~~? じゃ、このまま忍者廃業する? フツーの女子高生になる?」
「それもええかもな……」
「叶わないから夢は夢だヨ、アズっち」
「せやな……」
そう。何もかも冗談で、夢物語だ。
忍者として闇の世界で生きる術しか知らない小娘が、いまさらマトモな生活など出来るわけがない。
燐が優しく、アズハに布団をかけてくれた。
「じゃ、束の間の夢をお楽しみくださいな。アズッちさん♪」
「お言葉に甘えて、フツーのJKの青春の夢を見ますわ。オヤスミ……」
意識的に体温を低下させ、忍の眠りに落ちる。
しかれども、願った通りの夢を見る忍術など、アズハは知らない。
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