291 / 351
第七章 忙しいが、呆気なく都市ルーセントに向かう事になりました。
第五十五幕 護衛依頼達成と受付嬢スーナ
しおりを挟む
盗賊との戦闘を終えた後は荷馬車に揺られながらダラへと向かった。
一日が過ぎ、盗賊や魔物に襲われる事無く港都市ダラが目視できる距離までやってきた。
高さ10メートルはあるであろう城壁に囲まれたダラの向こうには何処までも続く広大な地平線が広がっていた。
その光景に千夜たちは目を奪われながら鼻を擽る磯の香りにようやく目的地付近まで来たのだと実感する。
「それにしても立派な港都市だな」
「ルーセント唯一の港だもの。立派に決まっているわ」
「だが、あれだと港から攻め込まれたら終わりじゃないか?」
「確かにそうだけど、魔族が住むのは遥か北にある別大陸、それに大してダラは最南端よ。大陸を迂回して攻めるには流石の魔族でも時間が掛かるし、他の国に気付かれずにここまで来るのは無理よ」
「なるほどな。だが魔族ではなく他の国が攻め込んできた場合はどうするんだ。間違いなく補給所として使われるぞ」
「そ、それは次期領主様に任せるわ!」
「え、ええ!」
「どうしてウィル坊が困った表情をしてるんだ?」
「あ、いや………あはは」
「?」
突然の言葉に驚くウィルだがドルンの言葉に言葉を濁すしかなかった。
「さて、もう直ぐダラだ。門を越えたらそこで依頼完了だからそれまでしっかり護衛を頼むぜ」
「ああ、任せておけ」
ドルンの言葉に最後まで気を緩めないようにした千夜たちは門まで向かう。
旅人や行商人、冒険者が並ぶ千夜たちにようやく順番が回ってきた。
「この都市に来た理由と身分証明書の提示しろ」
門兵の指示にドルンが口を開く。
「俺は都市ルーセントで鍛冶師をしているドルンだ。グレムリン商会に頼まれた品を持ってきたところだ。で、こいつらは護衛の冒険者たちだ」
来た理由を説明しながら身分証明書を提出する。
千夜たちもギルドカードを門兵に渡す。
「確かに確認した。荷物を確認するが構わないな?」
「ああ、良いぜ。これが品の一覧表だ」
「剣か……それもこんなに沢山。そう言えばグレムリンと言っていたな」
「ああ、その通りだ」
部下の二人が荷馬車に積まれた木箱の中身を開け確かめていく。
「隊長、不審な物はありません。数も一覧表と同じです」
「解った。よし、通ってよし」
徹底した検問に関心しつつ千夜たちは門を越えた。
越えて少しした所で荷馬車が止まる。
「これで依頼完了だ。今回は助かった。もしもまた依頼があったら受けてくれると嬉しいぜ」
「ああ、考えておこう」
依頼完了の札と達成報酬を受け取った千夜たちはドルンと別れた。
「それじゃあ、ギルドに向かうとしよう」
「そうね」
「その後は宿屋を探さしましょう」
「早く風呂に入りたいのぉ~」
「ここは港都市だからあんまりお風呂付きの宿屋は無いわよ」
「それは残念じゃ」
「ま、それなら少し奮発して風呂付の宿屋に泊まれば良いさ」
「流石はセンなのじゃ!」
大喜びするクロエの声を背中で感じ取りながら千夜はギルドに向かって歩き出す。
大通りを進み続けると大きな建物が立ち並ぶ場所へとやってきた。
「ここだな」
剣と盾の模様が施された看板に冒険者ギルドと書かれた文字を見つけた千夜はギルドの中に入る。
磯の香りが漂うギルド内には大柄男たちが鋭い視線を向けてきた。
しかしそんな視線など気にする事無く千夜は受付カウンターへと足を向ける。
「すまないが依頼達成してきた」
「アンタ見ない顔だね」
「ああ、ルーセントから護衛依頼で今来たところだからな」
「それでかい。ならギルドカードと依頼完了札を出しな」
ワイルド感あふれる受付嬢だが、その見た目はスレンダーな女性で赤毛のポニーテールが印象的だった。
(まさに港の女だな)
内心そんな事を思いながら千夜はギルドカードと依頼完了札を受付嬢に渡す。
「………アンタAランクなのかい!」
「ああ、そうだが。それがどうした?」
「いや、アンタ身体か細いからもっと低いのかと思っただけだよ。悪かったね」
「いや、気にしないでくれ。この都市の冒険者たちがガタイが良すぎるだけだ」
「あはは、そうかもね。この街の男たちは森で魔物を倒すより海の魔物を倒すのが専門みたいなものだからね」
「そうか」
「確かに依頼完了だね。ほら、ギルドカード更新したよ」
「助かる」
「アタイはスーナってんだい。アンタは?」
「俺はセンだ。で、こっちがエリー、ミーナ、クーエ、ルーザだ。で、こっちが息子のウィルだ」
「女ばっかじゃないか」
「全員俺の嫁だからな」
何の飾り気のない言葉にギルド内が殺気立つ。
「自慢話は他所でやってくんないか?」
「別に自慢した覚えはないんだが?」
「はぁ……解ったからさっさと出て行ってくれ。唯でさえ、ここの男たちは馬鹿なくせにプライドが高いからね」
嘆息しながら呟くスーナに千夜は笑みを零す。
「解ったそうしよう。面倒ごとは俺も好きじゃ無いからな」
「ああ、そうしてくれ」
「その前に妻たちのギルドカードも更新して貰えるか?」
「解ったよ」
面倒そうに答えるスーナの姿にそれで受付嬢が務まるのか? と内心疑問に感じる千夜だが、これがこの都市のやり方なのだろうと考えるのを止めた。
「ってこの子達もAランクなのかい!」
「ええ、そうよ。だから旦那様に喧嘩を売る人は私たちが許さないわよ」
忠告と言わんばかりに振り向いて答えるエリーゼの笑顔に冒険者たちは苦笑いを浮かべるしかなかった。
「まったく恐ろしいパーティーが着たもんだね」
「そう、長くいるつもりはない。この都市を観光したら出て行くさ」
「なるべくそうしてくれると助かるよ。それだけ良い女を侍らせて歩きまわれたら男たちが殺気立つからね」
「ああ、そうしよう」
そんな他愛も無い話をした千夜たちはギルドカードを受け取るとギルドを後にした。
一日が過ぎ、盗賊や魔物に襲われる事無く港都市ダラが目視できる距離までやってきた。
高さ10メートルはあるであろう城壁に囲まれたダラの向こうには何処までも続く広大な地平線が広がっていた。
その光景に千夜たちは目を奪われながら鼻を擽る磯の香りにようやく目的地付近まで来たのだと実感する。
「それにしても立派な港都市だな」
「ルーセント唯一の港だもの。立派に決まっているわ」
「だが、あれだと港から攻め込まれたら終わりじゃないか?」
「確かにそうだけど、魔族が住むのは遥か北にある別大陸、それに大してダラは最南端よ。大陸を迂回して攻めるには流石の魔族でも時間が掛かるし、他の国に気付かれずにここまで来るのは無理よ」
「なるほどな。だが魔族ではなく他の国が攻め込んできた場合はどうするんだ。間違いなく補給所として使われるぞ」
「そ、それは次期領主様に任せるわ!」
「え、ええ!」
「どうしてウィル坊が困った表情をしてるんだ?」
「あ、いや………あはは」
「?」
突然の言葉に驚くウィルだがドルンの言葉に言葉を濁すしかなかった。
「さて、もう直ぐダラだ。門を越えたらそこで依頼完了だからそれまでしっかり護衛を頼むぜ」
「ああ、任せておけ」
ドルンの言葉に最後まで気を緩めないようにした千夜たちは門まで向かう。
旅人や行商人、冒険者が並ぶ千夜たちにようやく順番が回ってきた。
「この都市に来た理由と身分証明書の提示しろ」
門兵の指示にドルンが口を開く。
「俺は都市ルーセントで鍛冶師をしているドルンだ。グレムリン商会に頼まれた品を持ってきたところだ。で、こいつらは護衛の冒険者たちだ」
来た理由を説明しながら身分証明書を提出する。
千夜たちもギルドカードを門兵に渡す。
「確かに確認した。荷物を確認するが構わないな?」
「ああ、良いぜ。これが品の一覧表だ」
「剣か……それもこんなに沢山。そう言えばグレムリンと言っていたな」
「ああ、その通りだ」
部下の二人が荷馬車に積まれた木箱の中身を開け確かめていく。
「隊長、不審な物はありません。数も一覧表と同じです」
「解った。よし、通ってよし」
徹底した検問に関心しつつ千夜たちは門を越えた。
越えて少しした所で荷馬車が止まる。
「これで依頼完了だ。今回は助かった。もしもまた依頼があったら受けてくれると嬉しいぜ」
「ああ、考えておこう」
依頼完了の札と達成報酬を受け取った千夜たちはドルンと別れた。
「それじゃあ、ギルドに向かうとしよう」
「そうね」
「その後は宿屋を探さしましょう」
「早く風呂に入りたいのぉ~」
「ここは港都市だからあんまりお風呂付きの宿屋は無いわよ」
「それは残念じゃ」
「ま、それなら少し奮発して風呂付の宿屋に泊まれば良いさ」
「流石はセンなのじゃ!」
大喜びするクロエの声を背中で感じ取りながら千夜はギルドに向かって歩き出す。
大通りを進み続けると大きな建物が立ち並ぶ場所へとやってきた。
「ここだな」
剣と盾の模様が施された看板に冒険者ギルドと書かれた文字を見つけた千夜はギルドの中に入る。
磯の香りが漂うギルド内には大柄男たちが鋭い視線を向けてきた。
しかしそんな視線など気にする事無く千夜は受付カウンターへと足を向ける。
「すまないが依頼達成してきた」
「アンタ見ない顔だね」
「ああ、ルーセントから護衛依頼で今来たところだからな」
「それでかい。ならギルドカードと依頼完了札を出しな」
ワイルド感あふれる受付嬢だが、その見た目はスレンダーな女性で赤毛のポニーテールが印象的だった。
(まさに港の女だな)
内心そんな事を思いながら千夜はギルドカードと依頼完了札を受付嬢に渡す。
「………アンタAランクなのかい!」
「ああ、そうだが。それがどうした?」
「いや、アンタ身体か細いからもっと低いのかと思っただけだよ。悪かったね」
「いや、気にしないでくれ。この都市の冒険者たちがガタイが良すぎるだけだ」
「あはは、そうかもね。この街の男たちは森で魔物を倒すより海の魔物を倒すのが専門みたいなものだからね」
「そうか」
「確かに依頼完了だね。ほら、ギルドカード更新したよ」
「助かる」
「アタイはスーナってんだい。アンタは?」
「俺はセンだ。で、こっちがエリー、ミーナ、クーエ、ルーザだ。で、こっちが息子のウィルだ」
「女ばっかじゃないか」
「全員俺の嫁だからな」
何の飾り気のない言葉にギルド内が殺気立つ。
「自慢話は他所でやってくんないか?」
「別に自慢した覚えはないんだが?」
「はぁ……解ったからさっさと出て行ってくれ。唯でさえ、ここの男たちは馬鹿なくせにプライドが高いからね」
嘆息しながら呟くスーナに千夜は笑みを零す。
「解ったそうしよう。面倒ごとは俺も好きじゃ無いからな」
「ああ、そうしてくれ」
「その前に妻たちのギルドカードも更新して貰えるか?」
「解ったよ」
面倒そうに答えるスーナの姿にそれで受付嬢が務まるのか? と内心疑問に感じる千夜だが、これがこの都市のやり方なのだろうと考えるのを止めた。
「ってこの子達もAランクなのかい!」
「ええ、そうよ。だから旦那様に喧嘩を売る人は私たちが許さないわよ」
忠告と言わんばかりに振り向いて答えるエリーゼの笑顔に冒険者たちは苦笑いを浮かべるしかなかった。
「まったく恐ろしいパーティーが着たもんだね」
「そう、長くいるつもりはない。この都市を観光したら出て行くさ」
「なるべくそうしてくれると助かるよ。それだけ良い女を侍らせて歩きまわれたら男たちが殺気立つからね」
「ああ、そうしよう」
そんな他愛も無い話をした千夜たちはギルドカードを受け取るとギルドを後にした。
0
お気に入りに追加
10,102
あなたにおすすめの小説
貴族の四男に生まれて居場所がないのでゴブリンの村に移住して村長をします
佐藤スバル
ファンタジー
15歳の誕生日を迎えたゲッターは、リスモンズ王国の教会で洗礼を受け、神から『加工』というスキルを授かる。しかし、そのスキルは周囲から期待外れと見なされ、父・コンタージュ伯爵の失望の眼差しが彼を苦しめる。ゲッターは自分の道を見つけるため、アイナと共に魔の森を越え、グリプニス王国へと旅立つことを決意する。
しかし彼らが魔の森に足を踏み入れると、思わぬ出会いが待ち受けていた。飢えたゴブリンたちとの遭遇を経て、ゲッターは彼らの苦しい状況を知り、共存の道を模索することに。戦うことが全てではないと気づいた彼は、スキルを活かして彼らを助け、信頼を築くことを選ぶ。
この物語は、ゴブリンとの絆を深め、成長していくゲッターの冒険を描いています。ゲッターの旅は、ただの冒険ではなく、自己発見と共存の物語へと進化していきます。
さあ、あなたもゲッターとアイナと共に、未知なる冒険の扉を開けてみませんか?
魔力無し転生者の最強異世界物語 ~なぜ、こうなる!!~
月見酒
ファンタジー
俺の名前は鬼瓦仁(おにがわらじん)。どこにでもある普通の家庭で育ち、漫画、アニメ、ゲームが大好きな会社員。今年で32歳の俺は交通事故で死んだ。
そして気がつくと白い空間に居た。そこで創造の女神と名乗る女を怒らせてしまうが、どうにか幾つかのスキルを貰う事に成功した。
しかし転生した場所は高原でも野原でも森の中でもなく、なにも無い荒野のど真ん中に異世界転生していた。
「ここはどこだよ!」
夢であった異世界転生。無双してハーレム作って大富豪になって一生遊んで暮らせる!って思っていたのに荒野にとばされる始末。
あげくにステータスを見ると魔力は皆無。
仕方なくアイテムボックスを探ると入っていたのは何故か石ころだけ。
「え、なに、俺の所持品石ころだけなの? てか、なんで石ころ?」
それどころか、創造の女神ののせいで武器すら持てない始末。もうこれ詰んでね?最初からゲームオーバーじゃね?
それから五年後。
どうにか化物たちが群雄割拠する無人島から脱出することに成功した俺だったが、空腹で倒れてしまったところを一人の少女に助けてもらう。
魔力無し、チート能力無し、武器も使えない、だけど最強!!!
見た目は青年、中身はおっさんの自由気ままな物語が今、始まる!
「いや、俺はあの最低女神に直で文句を言いたいだけなんだが……」
================================
月見酒です。
正直、タイトルがこれだ!ってのが思い付きません。なにか良いのがあれば感想に下さい。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
転生したから思いっきりモノ作りしたいしたい!
ももがぶ
ファンタジー
猫たちと布団に入ったはずが、気がつけば異世界転生!
せっかくの異世界。好き放題に思いつくままモノ作りを極めたい!
魔法アリなら色んなことが出来るよね。
無自覚に好き勝手にモノを作り続けるお話です。
第一巻 2022年9月発売
第二巻 2023年4月下旬発売
第三巻 2023年9月下旬発売
※※※スピンオフ作品始めました※※※
おもちゃ作りが楽しすぎて!!! ~転生したから思いっきりモノ作りしたいしたい! 外伝~
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
異世界転生漫遊記
しょう
ファンタジー
ブラック企業で働いていた主人公は
体を壊し亡くなってしまった。
それを哀れんだ神の手によって
主人公は異世界に転生することに
前世の失敗を繰り返さないように
今度は自由に楽しく生きていこうと
決める
主人公が転生した世界は
魔物が闊歩する世界!
それを知った主人公は幼い頃から
努力し続け、剣と魔法を習得する!
初めての作品です!
よろしくお願いします!
感想よろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。