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ポニー親衛隊面接2・イロミ・キョニュウダーの登場
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16・ポニー親衛隊面接2・イロミ・キョニュウダーの登場
「さて、今日はどうなのかな」
午前9時59分がけっこう回ったところでつぶやくエリー。色白きれいな両手をドアに付けて深呼吸。昨日に続いて今日もポニー親衛隊の面談。今日は午前と午後の2回を予定しており、午前には65人くらいが集まっているという。
「エンミみたいな子はしょっちゅう現れないだろうなぁ」
エリーがそう言ったところで時刻は午前10時になる。だからドアを開き午前の紅茶とかクッキーなどを楽しんでいる65人を目にせんとドアを開けた。
ギィっと音がしてドアが開けば、その瞬間内側にあった声だの雑音だのは見事に消える。まるで一瞬で消滅する夢みたいなモノ。代わりにとっても静かで重たい現実感がだだっ広い食堂を包み込む。
「みなさん、おはようございます。クッキーのお味はどうです?」
なんて事を言いながらエリーはゆっくりと歩き始める。つよそうとか将来性ありそうとかいう女子はいるかいないか、スローな足取りで座っている者たちの顔ぶれを見る。だがそのときフッと一人が気になった。
(うん?)
エリーの足が一時停止。これはまたえらく……なんというか……と思ったりしてしまう。
「あなた名前は?」
「イロミ・キョニュウダー、16歳です」
「ふむ……」
エリーは右の人差し指で頬を数回かいた後、あなたの好きな言葉は? とイロミに質問した。
「一意専心です」
すぐにキッパリはっきり答えたイロミからは、見た目に反してやれそうな感じが浮かんだ。16歳の少女はパープブルのロングヘアー。背はそこそこ高い方。全体的にスマートなフォルムだが、エリーと比べたらあまりムッチリ感はない。それでいてFカップって巨乳のエリーよりグラマー度が高い爆乳。エンミと比較すると動きや身体能力が高そうな印象はない。
エリーはひとまずイロミから目を離し、他の大勢を見て回った。そうして数分後にイロミに向かってついてくるようにと指示。それ以外の64人は紅茶とクッキーをたっぷり楽しんでからお帰りくださいと伝えるのみ。
昨日と同じミニ会議室に到着。中に入れ豪華なイスに座らせると、超高級な横長テーブルを挟んで向かい合う。
「イロミ、聞いてもいい?」
ふっくらなお尻を落とすとすぐエリーが質問に入る。
「はい」
おとなしそうに見えるイロミだが、けっこう堂々とした印象もある。
「ハッキリ言うけど、あなたかわいいし色っぽい。まぁ……わたしもそれなりの巨乳だと思っているFカップだけど、わたしよりあなたの方がグラマーさん。言いたくなかったら言わなくてもいいけど、あなた何カップ?」
「今のところHカップです」
「そ、そう……おほん! イロミ、べつに戦う女子はかわいくてもグラマーでもいいのよ。でもあなたからはかわいさとか色っぽさを超えるようなつよさは感じない。その辺りってどう? まさかわたしに気づかれないようつよさを隠しているとか?」
「ちがいます……つよくないです、全然ダメなんです」
「全然ダメ?」
「運動は好きです。こう見えても運動神経はいいと思っています。ただ、剣術とかそれにふさわしいようなつよさとかは持っていないんです」
「それでポニー親衛隊に入りたいと?」
「はい。自分を変えたいと思って来ました。ついでだから言っちゃってもいいですか?」
「いいよ、言ってごらんなさい」
「こんな、わたしみたいな女でもやればできると証明してみたくて来ました」
「その心意気はいいんだけど……う~ん……」
エリーは豊かでやわらかい胸のふくらみに腕組みを当てると、さてどうしたものかと考えた。なぜこのような少女に気が止まったのかと自分でも思うが、なんというか感じるモノがあったと振り返る。ポニー親衛隊にあるべきつよさと無縁だとしても、こういうキャラがいてもいいんじゃない? 的な事を感じさせられたせいだとする。
「体力には自信ある?」
「はい」
「根性は?」
「あります。もしくじけそうになったら自分で自分をののしって燃え上がるタイプですから」
「どんな風に罵るの?」
「乳のデカさしか取り柄がないバカ女! とかです」
「ちょっと待っていて、すぐ戻る」
エリーはイロミという少女を残して会議室から出ると、その足でポニーの書斎という場所に向かった。ポニーにはバカみたいに広い自分の部屋があって何でも置いてある。さらに言うと政治だの面倒くさいことは有能な部下およびエリーに任せ、最後の確認と承認しかやらない。それでもフィーリングの問題として書斎は必要なのだといい、たまにはここにこもって書類を見たりする。
「ポニー、ちょっといいですか?」
エリーがドアをノックすると、どうぞ! と無愛想な声がする。機嫌悪いというよりは書類に目を通すことに疲れているって様子。
「まったくかったるいわ。自分の中にある活力を抑え込み、自ら年寄りになるのを望むかのように座って書類とにらめっこ。こんな事ばかりやっていたら早く老けてババアになってしまう」
金のイスに座るポニーはグチグチやったら、今度は超超高級チョコレートをつまんだりして、なんか用? とエリーに目を向ける。
「親衛隊の面談でちょっと話が」
「いいわよ、息抜きにたのしい話が欲しいと思っていたところだから」
「実は……」
エリーは話をテンポよく語って聞かせた。するとポニーはにんまり笑って一言発した。その子は合格、採用! と。
「いいんですか?」
「いいわよ。アグレッシブな女子はわたしの好みだもの。それにエリー、親衛隊にはどこか愛嬌があってもいいわけよ。昨日のエンミ、あれは優秀な部類だけど、それと同じのだけで固めたらつまらないじゃん。エリーもそういうキモチがあったからイロミが気になったはず」
「まぁ……そうなんですけど」
「やや劣るモノがいるなら、それを引き上げるよう仲間の中で育成とかすればいい。そうすれば絆も深くなるでしょう」
「そうですね」
「あ、だけどね、根っからのヘボでまったくの見込みなしはダメ。だから採用はしても条件をつけて」
「条件?」
「1ヶ月以内、その間に最低限の力はつけてもらう。つまり弱いけど愛しいキャラクターって思わせるくらいには成長してもらうってこと」
「わかりました」
エリーはそう言って書斎から出ようとしたが、ふと足を止め聞かなくてもいいのだろうが聞きたくなったので聞いた。
「ポニー、詩貴は?」
「庭でも散歩していると思うわ。わたしも書類から解放されて詩貴と語り合いたいと思っているところ」
「そうですか。それでこれは今フッと思ったんですけど、詩貴もポニー親衛隊に入れてみるというのはどうです?」
「詩貴を親衛隊に?」
「だってポニーに聞かせてもらった話じゃ、自分を鍛えたいって意識が詩貴にはあるらしいので」
「なかなかいいアイデア! と言いたいけど……詩貴はわたしの愛する者だからねぇ。どうしたって他の面々とちがって不平等っぽくなる。そうならなかったとしても、わたしが詩貴を愛しているとか言うだけで、他の面々が嫉妬しそうな気がする。まぁ、詩貴がやってみたいと言うなら考えるけどさ」
「わかりました。では」
エリーはそう言って書斎から出た。そうしてミニ会議室に戻ると、ポニーとした会話の内容を伝える。
「イロミの育成にはわたしも協力するけど、基本的にはエンミにさせる。エンミの方が年下だけどつよいのはあっち。だからイロミ、あなたが言うやれるところを見せるためにも教えには素直に従うべきってことね」
「わかりました」
「オーケー、じゃぁ親衛隊バッヂを渡しておく。今日はこれで家に帰って荷造りしなさい。そして今日の夜に来れるなら来ればいい。部屋はいますぐ用意させるからだいじょうぶって事にしておく」
「わかりました!」
こうしてイロミ・キョニュウダーの親衛隊への仮参加が決まった。親衛隊はいったいどんな感じになるんだろうかと少したのしみに思ったりするエリーだった。
「さて、今日はどうなのかな」
午前9時59分がけっこう回ったところでつぶやくエリー。色白きれいな両手をドアに付けて深呼吸。昨日に続いて今日もポニー親衛隊の面談。今日は午前と午後の2回を予定しており、午前には65人くらいが集まっているという。
「エンミみたいな子はしょっちゅう現れないだろうなぁ」
エリーがそう言ったところで時刻は午前10時になる。だからドアを開き午前の紅茶とかクッキーなどを楽しんでいる65人を目にせんとドアを開けた。
ギィっと音がしてドアが開けば、その瞬間内側にあった声だの雑音だのは見事に消える。まるで一瞬で消滅する夢みたいなモノ。代わりにとっても静かで重たい現実感がだだっ広い食堂を包み込む。
「みなさん、おはようございます。クッキーのお味はどうです?」
なんて事を言いながらエリーはゆっくりと歩き始める。つよそうとか将来性ありそうとかいう女子はいるかいないか、スローな足取りで座っている者たちの顔ぶれを見る。だがそのときフッと一人が気になった。
(うん?)
エリーの足が一時停止。これはまたえらく……なんというか……と思ったりしてしまう。
「あなた名前は?」
「イロミ・キョニュウダー、16歳です」
「ふむ……」
エリーは右の人差し指で頬を数回かいた後、あなたの好きな言葉は? とイロミに質問した。
「一意専心です」
すぐにキッパリはっきり答えたイロミからは、見た目に反してやれそうな感じが浮かんだ。16歳の少女はパープブルのロングヘアー。背はそこそこ高い方。全体的にスマートなフォルムだが、エリーと比べたらあまりムッチリ感はない。それでいてFカップって巨乳のエリーよりグラマー度が高い爆乳。エンミと比較すると動きや身体能力が高そうな印象はない。
エリーはひとまずイロミから目を離し、他の大勢を見て回った。そうして数分後にイロミに向かってついてくるようにと指示。それ以外の64人は紅茶とクッキーをたっぷり楽しんでからお帰りくださいと伝えるのみ。
昨日と同じミニ会議室に到着。中に入れ豪華なイスに座らせると、超高級な横長テーブルを挟んで向かい合う。
「イロミ、聞いてもいい?」
ふっくらなお尻を落とすとすぐエリーが質問に入る。
「はい」
おとなしそうに見えるイロミだが、けっこう堂々とした印象もある。
「ハッキリ言うけど、あなたかわいいし色っぽい。まぁ……わたしもそれなりの巨乳だと思っているFカップだけど、わたしよりあなたの方がグラマーさん。言いたくなかったら言わなくてもいいけど、あなた何カップ?」
「今のところHカップです」
「そ、そう……おほん! イロミ、べつに戦う女子はかわいくてもグラマーでもいいのよ。でもあなたからはかわいさとか色っぽさを超えるようなつよさは感じない。その辺りってどう? まさかわたしに気づかれないようつよさを隠しているとか?」
「ちがいます……つよくないです、全然ダメなんです」
「全然ダメ?」
「運動は好きです。こう見えても運動神経はいいと思っています。ただ、剣術とかそれにふさわしいようなつよさとかは持っていないんです」
「それでポニー親衛隊に入りたいと?」
「はい。自分を変えたいと思って来ました。ついでだから言っちゃってもいいですか?」
「いいよ、言ってごらんなさい」
「こんな、わたしみたいな女でもやればできると証明してみたくて来ました」
「その心意気はいいんだけど……う~ん……」
エリーは豊かでやわらかい胸のふくらみに腕組みを当てると、さてどうしたものかと考えた。なぜこのような少女に気が止まったのかと自分でも思うが、なんというか感じるモノがあったと振り返る。ポニー親衛隊にあるべきつよさと無縁だとしても、こういうキャラがいてもいいんじゃない? 的な事を感じさせられたせいだとする。
「体力には自信ある?」
「はい」
「根性は?」
「あります。もしくじけそうになったら自分で自分をののしって燃え上がるタイプですから」
「どんな風に罵るの?」
「乳のデカさしか取り柄がないバカ女! とかです」
「ちょっと待っていて、すぐ戻る」
エリーはイロミという少女を残して会議室から出ると、その足でポニーの書斎という場所に向かった。ポニーにはバカみたいに広い自分の部屋があって何でも置いてある。さらに言うと政治だの面倒くさいことは有能な部下およびエリーに任せ、最後の確認と承認しかやらない。それでもフィーリングの問題として書斎は必要なのだといい、たまにはここにこもって書類を見たりする。
「ポニー、ちょっといいですか?」
エリーがドアをノックすると、どうぞ! と無愛想な声がする。機嫌悪いというよりは書類に目を通すことに疲れているって様子。
「まったくかったるいわ。自分の中にある活力を抑え込み、自ら年寄りになるのを望むかのように座って書類とにらめっこ。こんな事ばかりやっていたら早く老けてババアになってしまう」
金のイスに座るポニーはグチグチやったら、今度は超超高級チョコレートをつまんだりして、なんか用? とエリーに目を向ける。
「親衛隊の面談でちょっと話が」
「いいわよ、息抜きにたのしい話が欲しいと思っていたところだから」
「実は……」
エリーは話をテンポよく語って聞かせた。するとポニーはにんまり笑って一言発した。その子は合格、採用! と。
「いいんですか?」
「いいわよ。アグレッシブな女子はわたしの好みだもの。それにエリー、親衛隊にはどこか愛嬌があってもいいわけよ。昨日のエンミ、あれは優秀な部類だけど、それと同じのだけで固めたらつまらないじゃん。エリーもそういうキモチがあったからイロミが気になったはず」
「まぁ……そうなんですけど」
「やや劣るモノがいるなら、それを引き上げるよう仲間の中で育成とかすればいい。そうすれば絆も深くなるでしょう」
「そうですね」
「あ、だけどね、根っからのヘボでまったくの見込みなしはダメ。だから採用はしても条件をつけて」
「条件?」
「1ヶ月以内、その間に最低限の力はつけてもらう。つまり弱いけど愛しいキャラクターって思わせるくらいには成長してもらうってこと」
「わかりました」
エリーはそう言って書斎から出ようとしたが、ふと足を止め聞かなくてもいいのだろうが聞きたくなったので聞いた。
「ポニー、詩貴は?」
「庭でも散歩していると思うわ。わたしも書類から解放されて詩貴と語り合いたいと思っているところ」
「そうですか。それでこれは今フッと思ったんですけど、詩貴もポニー親衛隊に入れてみるというのはどうです?」
「詩貴を親衛隊に?」
「だってポニーに聞かせてもらった話じゃ、自分を鍛えたいって意識が詩貴にはあるらしいので」
「なかなかいいアイデア! と言いたいけど……詩貴はわたしの愛する者だからねぇ。どうしたって他の面々とちがって不平等っぽくなる。そうならなかったとしても、わたしが詩貴を愛しているとか言うだけで、他の面々が嫉妬しそうな気がする。まぁ、詩貴がやってみたいと言うなら考えるけどさ」
「わかりました。では」
エリーはそう言って書斎から出た。そうしてミニ会議室に戻ると、ポニーとした会話の内容を伝える。
「イロミの育成にはわたしも協力するけど、基本的にはエンミにさせる。エンミの方が年下だけどつよいのはあっち。だからイロミ、あなたが言うやれるところを見せるためにも教えには素直に従うべきってことね」
「わかりました」
「オーケー、じゃぁ親衛隊バッヂを渡しておく。今日はこれで家に帰って荷造りしなさい。そして今日の夜に来れるなら来ればいい。部屋はいますぐ用意させるからだいじょうぶって事にしておく」
「わかりました!」
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