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ポニー親衛隊面接1・エンミ・モエーダーの登場
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15・ポニー親衛隊面接1・エンミ・モエーダーの登場
「ふむ、思ったほど多くはないって感じだなぁ」
本日の午後2時、エリーは50人とかいう数字を聞かされた。それはポニー親衛隊の面接にやってきた女子の数。締め切りまでまだ数日はあるので、もっと来るだろうとは思うが、わんさか押し寄せるような展開には程遠い。
「とりあえず3時になったら食堂に行くから、それまでは全員にお茶とケーキでも出しておいて」
エリーはポニーの幼馴染みにして側近であり、とてもつよい剣士であると同時に、色んな仕事も引き受けている。もっとも政治とかいうのは優秀な部下の集団をこしらえ、そこがポニーの意を汲んで決まり事を作ったりする。ポニーを通さない話など許されるわけはなく、もしそんな事をしたら即座に死刑が執行される。よってエリーはポニーと政権集団との間を取り持つ役をこなしたりもしている。
「さて、とりあえず何人が残るか」
あと数分で3時になるゆえエリーが広大な食堂に向かって歩き出す。あそこはその気になれば200人以上が着席できる。だから面接に来た50人は楽々収容できるわけで、お茶とケーキを与えリラックスさせておく。それはやさしさではない。リラックス状態からの切替時に伝わる何かがあれば、そのフィーリングを合格の理由とするつもり。それはポニーから指示でもあった。
「では行きますか」
3時になったので白くデカい扉を押し開けた。すると50人の来客たちが一斉にエリーを見る。少々ざわついていたって音がピタッと消えて無音となる。エリーは超高級素材で作った黒の制服を身に纏っている。それはなんとなく消防団のエリートみたいなイメージだがポニー親衛隊の隊長ユニフォームとして急遽作られたモノ。下がズボンってことでムッチリスタイルの良さが文句なしって見栄えを引き立て、それでいてエリーは相当なグラマーって豊かなふくらみ具合もバッチリ浮かぶ。
「おほん!」
前置きとばかり咳払いをしたエリー、ケーキは美味しかった? なんてやわらかい笑みで言ってみた後、スーッと笑みをノーマル顔に戻していく。フンイキを和ませるやさしい人ってイメージが継続されているように見えるが、実はもう和みは終了となっている。ここで歩きだし50人の顔を見ていくエリー。
かわいい。おさない。たくましい。年齢が読み取りにくい。やさしそう。おとなしそう。凶暴そう。色んな顔の女子が並んでいるが、エリーの足を止めさせる者はいない。だけども一通り見たとき、最後の方にいた一人の女子をエリーの胸が意識する。
(ふむ……)
なんとなくいい感じだとエリーは思った。剣士という言葉もしくは特別的な何かって表現が板についている。赤いロングヘアーのやや小柄な少女であるが、そのかわいさと並行して燃えるような勢いがあると感じられた。この女子と比較すれば残りの49人は意識するに値しないように思わせられる。
「あなた、ちょっと立って」
エリーはそう言ってお目当ての少女を立たせると、じゃぁ行こうかと言って歩き出す。他の者がどういう事? と説明欲しそうな目をしている中、ドアの前にたどり着くと振り返って言い渡した。
「みなさんには後1時間あげます。だからケーキでもお茶でも好きなだけ召し上がってください。そしてそれが終わったらお開きとして退散願います」
そうしてエリーは少女をあまり使われないミニ会議室に連れて行った。ここは本会議室と比べたらずいぶん小さなモノであるが、ポニーによれば1対1で話をするのに向いているのだという。お互いに腹の内を出し合って話をする前提で使うと効果的なのだとポニーは言っている。
「はい、あなたのお名前は?」
着席するとすぐ質問を始めるエリー。
「エンミ・モエーダー、年齢は14歳です」
エンミと名乗った少女はクッと握っていた右手を投げ渡すように動かして開く。このちょっとしたアクションは何か言おうとしていたエリーの口を止める。そして少女は聞かれるより先に自ら熱さを抑えつつ語るのだった。
「親衛隊に入りたいと思ったのはずっとポニーに憧れてきたから。それは10歳の時から始まったので、今日まで剣術一筋でやってきました。オーラの応用もできます。ポニー親衛隊がなくても、城に仕える一員になりたいと思ってきたんです」
やや控えめながらも大きな自信を顔に出すエンミ。そしてかわいく恥じらいながら、勝手にしゃべってごめんなさいなどという。本来はややあざといって感じの行為を、良好な自然体として魅せる事ができる少女とエリーの目に映る。
「エンミ、他に何か得意は?」
「そんな質問は野暮です、っていうか無粋です」
「どうして?」
「剣術にしか能力を傾けなかったんです。だから剣術なら天才みたいな感じで、それ以外では無能ってところかな。でもそれでいいでしょう? だってほら、ミュージシャンが音楽以外の才能を持っていても意味ないじゃないですか。音楽家が俳優みたいな演技力を持っていて何の意味があるんですか?」
「ふむ、いいわね。わたしあなたみたいなキャラって好きよ。多分ポニーも気に入ると思う。だから採用」
「やった!」
「でも、親衛隊の一員になるんだったら家を出なきゃいけないわよ?」
「いつでも出れます。そういう風に人生を進めてきたんです。うちの親だってわたしがこの面接に受かって家を出ていくと信じて疑わないでしょう」
「わかった。じゃぁ今日はこれで帰りなさい。そして大急ぎで荷物をまとめること。明日の昼でも夕方でもいいから城に来ればいい。これを渡しておくから、城に来たら見せるように。そうすればスッと中に入れる」
エリーはこれまた大急ぎで作れた親衛隊バッヂをエンミに渡した。これを身に着けておけば証明書の代わりになるという。
「でもエンミ」
「はい」
「ポニーってたまに変な命令とか出すかもしれないよ? そういう事も承知しておいてもらわないといけないんだよ?」
「だいじょうぶ。退屈するよりはずっとマシだから」
「オーケー、じゃぁ明日にいらっしゃい。部屋も用意しておく」
「わかりました」
こうして初の面接はひとりの合格者を出して終了した。エリスはエンミが城から出ていくのを見送った後、ふと気づいて頭をかく。
「最初から最後まですごいスピードで話を決めちゃった……こういう女の子がいるですが、どうですか? ってポニーに聞いてから合格ってするべきだった。あぁ、やっちゃたかな、ポニーが怒るかな」
エリーは恐る恐る剣の素振りをやっているポニーに報告した。するとポニーはブンブンすごい音を立てながらほとんど呼吸を乱さずに言う。
「別に怒らないよ。エリーはわたしの事をよく知っているからね、大体は任せても問題ないと思ってる。だけどエリー、さすがにこれはポニーが気に入らないだろうなって思うのは事前に報告してよ。ポニー親衛隊にわたしがマジで気に入らないって存在がいるのはおもしろくないから」
「わかりました。明日エンミが来たらポニーに挨拶させます」
「わかった、たのしみにしているわ」
こうしてポニー親衛隊のメンバー選びは進む。今日はこれで終わりであるが、明日は午前と午後に2回面接がある。さて明日はどうなるか! と思いながら、エンミのための部屋を用意するよう部下に支持するエリーだった。
「ふむ、思ったほど多くはないって感じだなぁ」
本日の午後2時、エリーは50人とかいう数字を聞かされた。それはポニー親衛隊の面接にやってきた女子の数。締め切りまでまだ数日はあるので、もっと来るだろうとは思うが、わんさか押し寄せるような展開には程遠い。
「とりあえず3時になったら食堂に行くから、それまでは全員にお茶とケーキでも出しておいて」
エリーはポニーの幼馴染みにして側近であり、とてもつよい剣士であると同時に、色んな仕事も引き受けている。もっとも政治とかいうのは優秀な部下の集団をこしらえ、そこがポニーの意を汲んで決まり事を作ったりする。ポニーを通さない話など許されるわけはなく、もしそんな事をしたら即座に死刑が執行される。よってエリーはポニーと政権集団との間を取り持つ役をこなしたりもしている。
「さて、とりあえず何人が残るか」
あと数分で3時になるゆえエリーが広大な食堂に向かって歩き出す。あそこはその気になれば200人以上が着席できる。だから面接に来た50人は楽々収容できるわけで、お茶とケーキを与えリラックスさせておく。それはやさしさではない。リラックス状態からの切替時に伝わる何かがあれば、そのフィーリングを合格の理由とするつもり。それはポニーから指示でもあった。
「では行きますか」
3時になったので白くデカい扉を押し開けた。すると50人の来客たちが一斉にエリーを見る。少々ざわついていたって音がピタッと消えて無音となる。エリーは超高級素材で作った黒の制服を身に纏っている。それはなんとなく消防団のエリートみたいなイメージだがポニー親衛隊の隊長ユニフォームとして急遽作られたモノ。下がズボンってことでムッチリスタイルの良さが文句なしって見栄えを引き立て、それでいてエリーは相当なグラマーって豊かなふくらみ具合もバッチリ浮かぶ。
「おほん!」
前置きとばかり咳払いをしたエリー、ケーキは美味しかった? なんてやわらかい笑みで言ってみた後、スーッと笑みをノーマル顔に戻していく。フンイキを和ませるやさしい人ってイメージが継続されているように見えるが、実はもう和みは終了となっている。ここで歩きだし50人の顔を見ていくエリー。
かわいい。おさない。たくましい。年齢が読み取りにくい。やさしそう。おとなしそう。凶暴そう。色んな顔の女子が並んでいるが、エリーの足を止めさせる者はいない。だけども一通り見たとき、最後の方にいた一人の女子をエリーの胸が意識する。
(ふむ……)
なんとなくいい感じだとエリーは思った。剣士という言葉もしくは特別的な何かって表現が板についている。赤いロングヘアーのやや小柄な少女であるが、そのかわいさと並行して燃えるような勢いがあると感じられた。この女子と比較すれば残りの49人は意識するに値しないように思わせられる。
「あなた、ちょっと立って」
エリーはそう言ってお目当ての少女を立たせると、じゃぁ行こうかと言って歩き出す。他の者がどういう事? と説明欲しそうな目をしている中、ドアの前にたどり着くと振り返って言い渡した。
「みなさんには後1時間あげます。だからケーキでもお茶でも好きなだけ召し上がってください。そしてそれが終わったらお開きとして退散願います」
そうしてエリーは少女をあまり使われないミニ会議室に連れて行った。ここは本会議室と比べたらずいぶん小さなモノであるが、ポニーによれば1対1で話をするのに向いているのだという。お互いに腹の内を出し合って話をする前提で使うと効果的なのだとポニーは言っている。
「はい、あなたのお名前は?」
着席するとすぐ質問を始めるエリー。
「エンミ・モエーダー、年齢は14歳です」
エンミと名乗った少女はクッと握っていた右手を投げ渡すように動かして開く。このちょっとしたアクションは何か言おうとしていたエリーの口を止める。そして少女は聞かれるより先に自ら熱さを抑えつつ語るのだった。
「親衛隊に入りたいと思ったのはずっとポニーに憧れてきたから。それは10歳の時から始まったので、今日まで剣術一筋でやってきました。オーラの応用もできます。ポニー親衛隊がなくても、城に仕える一員になりたいと思ってきたんです」
やや控えめながらも大きな自信を顔に出すエンミ。そしてかわいく恥じらいながら、勝手にしゃべってごめんなさいなどという。本来はややあざといって感じの行為を、良好な自然体として魅せる事ができる少女とエリーの目に映る。
「エンミ、他に何か得意は?」
「そんな質問は野暮です、っていうか無粋です」
「どうして?」
「剣術にしか能力を傾けなかったんです。だから剣術なら天才みたいな感じで、それ以外では無能ってところかな。でもそれでいいでしょう? だってほら、ミュージシャンが音楽以外の才能を持っていても意味ないじゃないですか。音楽家が俳優みたいな演技力を持っていて何の意味があるんですか?」
「ふむ、いいわね。わたしあなたみたいなキャラって好きよ。多分ポニーも気に入ると思う。だから採用」
「やった!」
「でも、親衛隊の一員になるんだったら家を出なきゃいけないわよ?」
「いつでも出れます。そういう風に人生を進めてきたんです。うちの親だってわたしがこの面接に受かって家を出ていくと信じて疑わないでしょう」
「わかった。じゃぁ今日はこれで帰りなさい。そして大急ぎで荷物をまとめること。明日の昼でも夕方でもいいから城に来ればいい。これを渡しておくから、城に来たら見せるように。そうすればスッと中に入れる」
エリーはこれまた大急ぎで作れた親衛隊バッヂをエンミに渡した。これを身に着けておけば証明書の代わりになるという。
「でもエンミ」
「はい」
「ポニーってたまに変な命令とか出すかもしれないよ? そういう事も承知しておいてもらわないといけないんだよ?」
「だいじょうぶ。退屈するよりはずっとマシだから」
「オーケー、じゃぁ明日にいらっしゃい。部屋も用意しておく」
「わかりました」
こうして初の面接はひとりの合格者を出して終了した。エリスはエンミが城から出ていくのを見送った後、ふと気づいて頭をかく。
「最初から最後まですごいスピードで話を決めちゃった……こういう女の子がいるですが、どうですか? ってポニーに聞いてから合格ってするべきだった。あぁ、やっちゃたかな、ポニーが怒るかな」
エリーは恐る恐る剣の素振りをやっているポニーに報告した。するとポニーはブンブンすごい音を立てながらほとんど呼吸を乱さずに言う。
「別に怒らないよ。エリーはわたしの事をよく知っているからね、大体は任せても問題ないと思ってる。だけどエリー、さすがにこれはポニーが気に入らないだろうなって思うのは事前に報告してよ。ポニー親衛隊にわたしがマジで気に入らないって存在がいるのはおもしろくないから」
「わかりました。明日エンミが来たらポニーに挨拶させます」
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こうしてポニー親衛隊のメンバー選びは進む。今日はこれで終わりであるが、明日は午前と午後に2回面接がある。さて明日はどうなるか! と思いながら、エンミのための部屋を用意するよう部下に支持するエリーだった。
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