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120・来た、おっぱいの成長、ついにFカップ!
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120・来た、おっぱいの成長、ついにFカップ!
春休みって響きがもう今日で終わりか……一瞬の夢みたいに速く終わってしまうなぁと思いながら朝のベッドから下りた。
「春休み最後とか思ったら、無性に光に会いたい、光とたっぷりかたりあいたい……となっちゃうなぁ」
自分の両手で左右のおっぱいを揺さぶりながら、内側にこもる女の燃えさしみたいな感覚を刺激。
「我ながら大きくてやわらかい弾力……」
そんなことをつぶやきながらピンクのフルカップブラを取り、我が娘こと巨乳ってふくらみを丁寧に収納して整える。
「ん!?」
とりあえず整え終えたとき、わたしはE80というブラがちょっときつい……という気がした。
「来た、これは絶対にまちがいなし!」
真っ平みたいなテンションが急に上昇。これは本日付でFカップになるはず! と思いキモチが家の天井を突き破りそうな感じで高ぶって止められない。
「お母さん、今日は後でランジェリーショップに行くから、悪いんだけどお金ちょうだい」
「え、この間あたらしいブラは買ったじゃん」
「おっぱいが大きくなったと思うから測ってもらうんだよ。多分ワンサイズアップ! は確実という気が」
「あぁ、そうか、そういうことね。マリーは巨乳女子だから当然って話だね」
「お母さんの娘だし、お祖母ちゃんの孫だし……」
わたしはこういうやり取りをするとき、いつもちょっとばっかり申し訳ないな……とか、ごめんと少し思っちゃったりする。最初は知らなかったけれど、なぜかブラはサイズが大きくなると値段も上がる。自分で買うことができない今、仕方ないじゃん! と80%くらいは堂々としつつ、残りの20%でごめんね……とかつぶやいたりしている。
「じゃぁ、行ってくる」
朝ごはんが終わり葉を磨き部屋にクリーナーをかけたら表向きは冷静に家を出た。
(ついにFカップか……)
わたしは小2の終わり頃に胸がふくらんで、小3になったらすぐブラが始まって、小3の中盤ちょい超え辺りからBカップになって、小4になったらCカップ、小5でDカップ、小6でEカップと進んだ。
てっきり中1はFカップだろうと思っていたけれど、2年連続で同じサイズという初めての展開にちょっと不安になっていた。
早くからおっぱいが大きい巨乳女子という物語を歩ませておいて、それでいて小6のEカップがゴールサイズっていうのはひどくないですか? と神様に言いたい。だから中2もEカップなのかな……とかけっこう心配していたからホッとした。
「マリー」
ここでフッと光に出会ったりする。
「え、どうしたの光、どこか行くの?」
「あ、いや……」
「なに、その反応、わたしに隠し事をするのは許さないぞ」
「いや、その……顔文字書店に行こかなぁ……とか思って」
「そこに行くならわたしに一声かけてからと言ったはずなんだけど、お忘れですか? 光くん」
「い、いやぁ、だって春休みだからマリーは忙しいんじゃないんだろうかと思って」
「むぅ……」
わたしはここで一瞬考えた。そしてとってもいい事を思いついた。だから光の腕をつかんでいっしょに行こうかと言う。
「え、いっしょにってどこ?」
「いいから」
そうしてしばらく歩いたら、ランジェリーショップが見えるという離れ位置で立ち止まって言う。
「わたし、今からあの店に行くんだ、買い物するために」
「え、あれって下着の店……まさかおれについてこいとか言うわけですか?」
「言わない。光がいたら大きいサイズのブラに見惚れてデレデレするだけってオチが見えてるし」
「く……じゃぁ、おれはどうしたらいいんだよ」
「ここで待っていて」
「はぁ? なんで、どこかで待ち合わせすればいいじゃんか」
「ダメだよ、光ひとりで顔文字書店には行かせないからね」
「えぇ、なにそれ、ここで待つって意味がわからないんだけど」
「意味はちゃんとある」
「どんな?」
「いまマリーがランジェリーショップにいて買い物しているって考えてドキドキするべし」
「なんでそんなこと考えてドキドキしなきゃいけないんだよ」
「とにかく! わたしが買い物を終えて出てくるまで待っていて。もし勝手にどこかへ行ったりしたら、今日1日かけて裁判するからね」
「ん……ぅ……」
「じゃあ、くれぐれも逃げないように!」
わたしは言ってからひとりランジェリーショップに入った。そして店員さんにおっぱいを測ってくださいとお願いする。
(絶対Fカップになるはず……)
わたしは試着室の中でセーター、トレーナー、Tシャツと脱ぎ、水色のフルカップブラを外しておっぱいを出す。そして鏡で我が娘を見ながら、ほんの数秒物思いにふけったりした。
(いよいよだ……)
店員さんの持つ巻き尺を当てられている間、ジッとして結果を待つ。ものすごく短い待ち時間がとてもロングタイムに感じたりした。
「えっと……バスト93cmのF80ですね、Fカップ」
店員さんが言って巻き尺を離しても、わたしは冷静な表情を崩さない。で、試着用のブラを持ってきてもらうって待ち時間になったら、待ってました! って感じで鏡を見ながら左右の娘をゆっくり揉んだりして、やったぁと小声でつぶやく。
「おぉ、Fカップ……ついに……中2って新生活はFカップで始まるのかぁ」
Fカップブラをつけて落ち着いた胸に手をセーターの上から手を当てる。そして服を着た自分を鏡で見てみると、やはりEとFはちがうなぁって感じ入る。
「おまたせ」
わたしが舞い戻ってくると、光は疲れたぁって小学生みたいにブツブツ言ったりする。
「そんなことより光……」
「なんだよ……」
「なんか思わない?」
「だ、だからなんだよ……」
「いまのわたしを見て……なんか思わない?」
「ん……」
「まさか何にも思わないとか言わないよね?」
「えっとその……」
「正直に言ったら高評価。もし言わなかったら低評価。まったく気づかないとか思わないだったら裁判」
「言ってもいい?」
「もちろん!」
「そ、その……お、おっぱい……おっぱいがちょっと大きくなったような気が」
「そうか、よし、それじゃぁ2人で顔文字書店に行こう」
わたしはちょっとうれしいと思いながら光と手を繋いだ。中1春休みのラストデーは最高。これで明日から始まる中2生活に気合が入れられる。わたしはFカップの巨乳女子として中2の1年間を生きるんだ。
春休みって響きがもう今日で終わりか……一瞬の夢みたいに速く終わってしまうなぁと思いながら朝のベッドから下りた。
「春休み最後とか思ったら、無性に光に会いたい、光とたっぷりかたりあいたい……となっちゃうなぁ」
自分の両手で左右のおっぱいを揺さぶりながら、内側にこもる女の燃えさしみたいな感覚を刺激。
「我ながら大きくてやわらかい弾力……」
そんなことをつぶやきながらピンクのフルカップブラを取り、我が娘こと巨乳ってふくらみを丁寧に収納して整える。
「ん!?」
とりあえず整え終えたとき、わたしはE80というブラがちょっときつい……という気がした。
「来た、これは絶対にまちがいなし!」
真っ平みたいなテンションが急に上昇。これは本日付でFカップになるはず! と思いキモチが家の天井を突き破りそうな感じで高ぶって止められない。
「お母さん、今日は後でランジェリーショップに行くから、悪いんだけどお金ちょうだい」
「え、この間あたらしいブラは買ったじゃん」
「おっぱいが大きくなったと思うから測ってもらうんだよ。多分ワンサイズアップ! は確実という気が」
「あぁ、そうか、そういうことね。マリーは巨乳女子だから当然って話だね」
「お母さんの娘だし、お祖母ちゃんの孫だし……」
わたしはこういうやり取りをするとき、いつもちょっとばっかり申し訳ないな……とか、ごめんと少し思っちゃったりする。最初は知らなかったけれど、なぜかブラはサイズが大きくなると値段も上がる。自分で買うことができない今、仕方ないじゃん! と80%くらいは堂々としつつ、残りの20%でごめんね……とかつぶやいたりしている。
「じゃぁ、行ってくる」
朝ごはんが終わり葉を磨き部屋にクリーナーをかけたら表向きは冷静に家を出た。
(ついにFカップか……)
わたしは小2の終わり頃に胸がふくらんで、小3になったらすぐブラが始まって、小3の中盤ちょい超え辺りからBカップになって、小4になったらCカップ、小5でDカップ、小6でEカップと進んだ。
てっきり中1はFカップだろうと思っていたけれど、2年連続で同じサイズという初めての展開にちょっと不安になっていた。
早くからおっぱいが大きい巨乳女子という物語を歩ませておいて、それでいて小6のEカップがゴールサイズっていうのはひどくないですか? と神様に言いたい。だから中2もEカップなのかな……とかけっこう心配していたからホッとした。
「マリー」
ここでフッと光に出会ったりする。
「え、どうしたの光、どこか行くの?」
「あ、いや……」
「なに、その反応、わたしに隠し事をするのは許さないぞ」
「いや、その……顔文字書店に行こかなぁ……とか思って」
「そこに行くならわたしに一声かけてからと言ったはずなんだけど、お忘れですか? 光くん」
「い、いやぁ、だって春休みだからマリーは忙しいんじゃないんだろうかと思って」
「むぅ……」
わたしはここで一瞬考えた。そしてとってもいい事を思いついた。だから光の腕をつかんでいっしょに行こうかと言う。
「え、いっしょにってどこ?」
「いいから」
そうしてしばらく歩いたら、ランジェリーショップが見えるという離れ位置で立ち止まって言う。
「わたし、今からあの店に行くんだ、買い物するために」
「え、あれって下着の店……まさかおれについてこいとか言うわけですか?」
「言わない。光がいたら大きいサイズのブラに見惚れてデレデレするだけってオチが見えてるし」
「く……じゃぁ、おれはどうしたらいいんだよ」
「ここで待っていて」
「はぁ? なんで、どこかで待ち合わせすればいいじゃんか」
「ダメだよ、光ひとりで顔文字書店には行かせないからね」
「えぇ、なにそれ、ここで待つって意味がわからないんだけど」
「意味はちゃんとある」
「どんな?」
「いまマリーがランジェリーショップにいて買い物しているって考えてドキドキするべし」
「なんでそんなこと考えてドキドキしなきゃいけないんだよ」
「とにかく! わたしが買い物を終えて出てくるまで待っていて。もし勝手にどこかへ行ったりしたら、今日1日かけて裁判するからね」
「ん……ぅ……」
「じゃあ、くれぐれも逃げないように!」
わたしは言ってからひとりランジェリーショップに入った。そして店員さんにおっぱいを測ってくださいとお願いする。
(絶対Fカップになるはず……)
わたしは試着室の中でセーター、トレーナー、Tシャツと脱ぎ、水色のフルカップブラを外しておっぱいを出す。そして鏡で我が娘を見ながら、ほんの数秒物思いにふけったりした。
(いよいよだ……)
店員さんの持つ巻き尺を当てられている間、ジッとして結果を待つ。ものすごく短い待ち時間がとてもロングタイムに感じたりした。
「えっと……バスト93cmのF80ですね、Fカップ」
店員さんが言って巻き尺を離しても、わたしは冷静な表情を崩さない。で、試着用のブラを持ってきてもらうって待ち時間になったら、待ってました! って感じで鏡を見ながら左右の娘をゆっくり揉んだりして、やったぁと小声でつぶやく。
「おぉ、Fカップ……ついに……中2って新生活はFカップで始まるのかぁ」
Fカップブラをつけて落ち着いた胸に手をセーターの上から手を当てる。そして服を着た自分を鏡で見てみると、やはりEとFはちがうなぁって感じ入る。
「おまたせ」
わたしが舞い戻ってくると、光は疲れたぁって小学生みたいにブツブツ言ったりする。
「そんなことより光……」
「なんだよ……」
「なんか思わない?」
「だ、だからなんだよ……」
「いまのわたしを見て……なんか思わない?」
「ん……」
「まさか何にも思わないとか言わないよね?」
「えっとその……」
「正直に言ったら高評価。もし言わなかったら低評価。まったく気づかないとか思わないだったら裁判」
「言ってもいい?」
「もちろん!」
「そ、その……お、おっぱい……おっぱいがちょっと大きくなったような気が」
「そうか、よし、それじゃぁ2人で顔文字書店に行こう」
わたしはちょっとうれしいと思いながら光と手を繋いだ。中1春休みのラストデーは最高。これで明日から始まる中2生活に気合が入れられる。わたしはFカップの巨乳女子として中2の1年間を生きるんだ。
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