108 / 127
108・ひとつでもやる事があるとキモチが健全になれる
しおりを挟む
108・ひとつでもやる事があるとキモチが健全になれる
正月。夢のようにたのしいのって冗談抜きで最初の1日だけかもしれないと思ったりする。3日目になると、特に家にいるとスマホか、ゲームか、それともパソコンか! って3つしかない。まぁ、わたしの場合パソコンとか言っても、買ってくれたお祖母ちゃんの思いに反してゲームとかばっかりやってきた。だけど今年はちがう! 今年は少なくとも1日の中に数回、やるべし! と思う営みを入れられるようになった。
「よし、やるか」
部屋の中を温めたら上はTシャツに下は学校で使っているトレパンという格好。そうしてパソコンの画面を見ながら合気道のひとり練習をやるんだ。
必死こいて悲壮感を漂わせるのはイヤだし、早くからおっぱいが大きい巨乳女子というこの特徴や将来のボリュームを消すような事につなげたくもない。だけどやると決めたら最低限の努力はまったりこなそう。そう思うといい具合に気合が胸にこもる。
あと、他人には見られたくない姿のひとつとし瞑想もやるようになった。これがけっこう一日を充実させるような感じとして役に立ってくれるんだよ。
たしかに一日中合気道の練習とか瞑想とかやるわけじゃない。だけどなんか一つ、さぁやるか! と進んでやることを一つ持っていると助かる。退屈……ってダラダラしないってかっこういい事は言えないけれど、そんな風であろうって思える自分が立ち上がる。
光は3月の最後が締め切りの小説の設計図を1月中に完成させたいし、それと並行してネットで小説を安定して出している。それで勉強もそれなりにやっているのだから、彼女のわたしだけダサいってわけにはいかないんだ。
「ふぅ……」
体が温まると汗が出る。それをタオルで拭うと自分の体とか命を有効に使っているって充実感が得られちゃうね。
「我が彼氏もがんばっている事だし、もうちょいがんばろう」
ヒマ! やる事がない! とか言ってゴロゴロする時間を出来るだけ減らして行こう、そんな感じに思ってがんばるのが今のわたし。
正月。夢のようにたのしいのって冗談抜きで最初の1日だけかもしれないと思ったりする。3日目になると、特に家にいるとスマホか、ゲームか、それともパソコンか! って3つしかない。まぁ、わたしの場合パソコンとか言っても、買ってくれたお祖母ちゃんの思いに反してゲームとかばっかりやってきた。だけど今年はちがう! 今年は少なくとも1日の中に数回、やるべし! と思う営みを入れられるようになった。
「よし、やるか」
部屋の中を温めたら上はTシャツに下は学校で使っているトレパンという格好。そうしてパソコンの画面を見ながら合気道のひとり練習をやるんだ。
必死こいて悲壮感を漂わせるのはイヤだし、早くからおっぱいが大きい巨乳女子というこの特徴や将来のボリュームを消すような事につなげたくもない。だけどやると決めたら最低限の努力はまったりこなそう。そう思うといい具合に気合が胸にこもる。
あと、他人には見られたくない姿のひとつとし瞑想もやるようになった。これがけっこう一日を充実させるような感じとして役に立ってくれるんだよ。
たしかに一日中合気道の練習とか瞑想とかやるわけじゃない。だけどなんか一つ、さぁやるか! と進んでやることを一つ持っていると助かる。退屈……ってダラダラしないってかっこういい事は言えないけれど、そんな風であろうって思える自分が立ち上がる。
光は3月の最後が締め切りの小説の設計図を1月中に完成させたいし、それと並行してネットで小説を安定して出している。それで勉強もそれなりにやっているのだから、彼女のわたしだけダサいってわけにはいかないんだ。
「ふぅ……」
体が温まると汗が出る。それをタオルで拭うと自分の体とか命を有効に使っているって充実感が得られちゃうね。
「我が彼氏もがんばっている事だし、もうちょいがんばろう」
ヒマ! やる事がない! とか言ってゴロゴロする時間を出来るだけ減らして行こう、そんな感じに思ってがんばるのが今のわたし。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる