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71・同じ女から言われるのはいいけれど、男から言われるとめっちゃ腹が立つ!
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71・同じ女から言われるのはいいけれど、男から言われるとめっちゃ腹が立つ!
お気に入りの巨乳Vチューバーチャンネルっていうのがあって、その巨乳Vチューバーこと巨乳大佐が質問された。それは何カップからが巨乳だと思いますか? ってものだった。
大佐はその質問に答えた。やっぱりFかなぁ……と。そしてさらに、Eっていうのは年齢とか身長によるかなぁと付け足した。
「まぁ……そうだよね、大佐が言うなら納得するしかない」
同じ女から言われると素直に納得が胸に入る。つまり、えぇ、でもさぁって小銃で撃ち返したくなるような反論心はあまり湧かない。
だけど、この間……学校で上の学年男子から言われた。それは男から言われると腹が立つなぁと思わせてくれるモノだった。
それは昼休みの時だった。たまにはグランドでサッカーしている光を眺めたくなったりするわけで、それをやりながら友だちと女の会話をすると、人生がすごく有意義ってキモチに浸れる。
そのとき、目の前を通り過ぎる2人の男子……2年か3年のどっちかと思うけれど、それらがわたしに聞こえるような声で会話をやったんだ。それはこんな感じだった。
「おい、あいつ、あいつが1年の巨乳。なんか噂によると中1でEカップとからしいぞ」
「マジで? あぁ、でもEか……大した事ないな」
「え、そうなの? 服の上からでもかなりのボリュームでやわらかそうとか見えるんだけれど」
「それはあいつが中1だからだろう。Eカップなんて大人になったら別に大したサイズじゃないってえらい先生が言
っていた。もし中1でFカップだったら、それなら真の大物かもしれないって一番言われている」
「え、マジで? じゃぁあいつって別に大した巨乳じゃないってことになるの?」
「そうだな、あいつ一流の巨乳っぽいけれど実は二流の巨乳ってところじゃないかな」
「二流の巨乳(笑)」
わたしはこの会話を耳にして頭を抱えたくなった。となりの友だちから、あんな最低なやつらは気にしなくていいじゃんとか言ってもらったけれど、思いっきり凹まずにいられない。いやだ、いやだぁ、同じ女に言われるならまだしもって事を男から言われるなんて耐え難いほど腹が立つんですけれど!
(こうなったらあの2人に呪いをかけてやる!)
わたしはムカつく2人の後ろ姿を見ながら、心の中で秘密の呪いをかけてやった。それはあの2人には彼女ができませんように! というモノ。ましあの2人が巨乳な女と恋愛したいと願っても叶いませんように! というところはつよく呪ってやった。そして心の中で締めの言葉をつぶやいたんだ。
(ざまーみろ!)
お気に入りの巨乳Vチューバーチャンネルっていうのがあって、その巨乳Vチューバーこと巨乳大佐が質問された。それは何カップからが巨乳だと思いますか? ってものだった。
大佐はその質問に答えた。やっぱりFかなぁ……と。そしてさらに、Eっていうのは年齢とか身長によるかなぁと付け足した。
「まぁ……そうだよね、大佐が言うなら納得するしかない」
同じ女から言われると素直に納得が胸に入る。つまり、えぇ、でもさぁって小銃で撃ち返したくなるような反論心はあまり湧かない。
だけど、この間……学校で上の学年男子から言われた。それは男から言われると腹が立つなぁと思わせてくれるモノだった。
それは昼休みの時だった。たまにはグランドでサッカーしている光を眺めたくなったりするわけで、それをやりながら友だちと女の会話をすると、人生がすごく有意義ってキモチに浸れる。
そのとき、目の前を通り過ぎる2人の男子……2年か3年のどっちかと思うけれど、それらがわたしに聞こえるような声で会話をやったんだ。それはこんな感じだった。
「おい、あいつ、あいつが1年の巨乳。なんか噂によると中1でEカップとからしいぞ」
「マジで? あぁ、でもEか……大した事ないな」
「え、そうなの? 服の上からでもかなりのボリュームでやわらかそうとか見えるんだけれど」
「それはあいつが中1だからだろう。Eカップなんて大人になったら別に大したサイズじゃないってえらい先生が言
っていた。もし中1でFカップだったら、それなら真の大物かもしれないって一番言われている」
「え、マジで? じゃぁあいつって別に大した巨乳じゃないってことになるの?」
「そうだな、あいつ一流の巨乳っぽいけれど実は二流の巨乳ってところじゃないかな」
「二流の巨乳(笑)」
わたしはこの会話を耳にして頭を抱えたくなった。となりの友だちから、あんな最低なやつらは気にしなくていいじゃんとか言ってもらったけれど、思いっきり凹まずにいられない。いやだ、いやだぁ、同じ女に言われるならまだしもって事を男から言われるなんて耐え難いほど腹が立つんですけれど!
(こうなったらあの2人に呪いをかけてやる!)
わたしはムカつく2人の後ろ姿を見ながら、心の中で秘密の呪いをかけてやった。それはあの2人には彼女ができませんように! というモノ。ましあの2人が巨乳な女と恋愛したいと願っても叶いませんように! というところはつよく呪ってやった。そして心の中で締めの言葉をつぶやいたんだ。
(ざまーみろ!)
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