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第十三・ジョーカーとパネトーネ
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第十三・ジョーカーとパネトーネ
一体のドラゴンがとある森の前にたどり着く。それからパッと煙ひとつ出して人間姿になったが、それはパネトーネという女子だった。
「さてと……」
午後2時頃という時間帯なのだが、森の中へ進んでいくとすぐさま周囲はひんやり薄暗くなる。それでも進んでいくと廃墟って表現が似合うような風景へ包まれていく。明るいけどものすごく暗く、暗いけど明るさがしっかり存在するという魔物チックな様相が大きくなっていく。
「いやだわ、ここはいつ来てもフンイキがありすぎ」
昼間は眠っていますというような木々の並びに手を当てたりしながら、パネトーネは30分くらい歩いた。その間ひたすらお目当ての相手に会ったらどういう風に話を切り出そうかなどなど考えておく。
そしてもうすぐうす暗い大きな鏡と言いたくなる湖となったとき、一体の大きなドラゴンって姿も目に映る。
(んぐ……)
一歩踏み出すごとに緊張が増幅するようだったが、パネトーネはこっちに気づかないドラゴンに向かって大きな声を出す。
「ジョーカー」
すると風格ありまくりな赤いドラゴンがこっちを向く。
「パネトーネか、何のようだ」
それは女の声ではあるが女の子ではない。相当年季の入った女性ながらも、うつくしさとたくましさの両方を兼ね備えているモノ。
「えっとその……ちょっと相談があるっていうか」
ここでパネトーネ、つい顔を赤くしデレっとしてしまう。エヘエヘっとテレ笑いをしながらアタマをかくサマは相手にとってみれば気に入らないモノらしかった。それならわたしも聞きたい事があるとジョーカーは言うと、ボン! と音を立てると2mくらいはある老婆の姿になった。シワが多いモノのよく見れば美人だという顔をしており、頭の真ん中に一本ツノがあり、宙に浮かぶ体は甲冑に包まれ、背中には巨大な翼を有しやや高い所で停止してパネトーネを見下ろす。
「相談とはなんだ?」
「えっとですね、うまく行くと思ってやったことが思い通りにならないので、どうしてなんだろうと質問したくて来ました」
「何をやったというんだ?」
「えっとその……実はですね、悠……悠という者がいるんですけど、その悠の子どもが産みたいとか思いまして、それでその、悠の事を思いながら保存していた女子力の実とかを大量に一気食いしたんです。だけど妊娠できなくて、おかしいなぁ、どうしてなのかなぁって思って相談しに来ました」
「悠?」
ここでジョーカーが腕組みをしたまま宙から地上へと下りる。そうしてひとりテレくさっているパネトーネの前に立つ。それは若い女子よりさらに背が高くがっちりした体型であり、長生きした女の迫力に満ちている。
「パネトーネ」
「は、はい……」
「悠とは男だな?」
「え、あ……はい」
「男の子どもが欲しいと思ったわけだな?」
ジョーカー、クッと前触れなく右手を動かす。そしてドキッとしたパネトーネの豊満でやわらかい左側のふくらみをグッと掴む。
「あ……じょ、ジョーカー?」
びっくりして顔を赤くするが、そのままゆっくりふくらみをまさぐられるとパネトーネ―は恥じらいながらもクゥっと目を細め感じ入ってしまう。
「男がいるとか、それが悠という名前だとか、パネトーネが現を抜かしているとか、そういう情報はカッサータから報告されている」
「ぁ……んぅ……そ、そ、そうなんです……か……」
「男にホレたな?」
「ぁんん……う……」
パネトーネ、ふくらみをまさぐり続けられトロっとした表情を赤裸々に浮かべてしまうのだった。そしてジョーカーの手が胸から離れると、ホッとしてひとつ深呼吸をやろうとした。だがそれより先にパーン! と痛そうな音が響いた。
「んぅ!」
ビンタされたパネトーネ、たまらず唇を噛みながらぶたれた方の頬に手の平を当てる。ジーンと熱い痛みがジンジンとうなる。
「パネトーネ」
「はい……」
「男にホレてはいかん。前々から機会があれば話を聞かせてやっていたはずだ。過去に男というのがいて、それは女を堕落させる存在であったと。悠というのがいつどこから来たのかはわからんが、ひとりだけなら心配ないかと思っていたらこのザマ」
「で、でもジョーカー」
「なんだ」
「ど、どうして……男にホレたらダメなんです。わたしは悠が悪い存在には思えません。むしろいい存在というか、女に必要だと感じるっていうか」
「どうしてだと?」
ここでまたジョーカーの手がパネトーネの胸に向かって伸びる。だが今度は揉まれたくないと反射的に後ずさり。顔を真っ赤にして両腕で胸を隠すパネトーネ。
「その顔、その腑抜けてしまったというオーラ、それがダメなのだ。それこそ骨のない魚みたいになった女だ。女が男にホレるとそうなる。女はそうやって男にだまされ身を滅ぼす」
「で、でも……」
「パネトーネ、おまえが悠を思って女子力の実をバカ食いしても妊娠できないのはホレてしまったからだ。女同士ならいいのだが男にホレると女が生まれ持つ狂いスイッチが入ってしまう。そうなるとセックスでしか子どもは作れない」
「セックス? それってなんですか?」
「手っ取り早く言うと悠の***をおまえの***に挿入して愛し合い、最後に***となって完了するという行為だ」
「えぇ!!」
パネトーネ、どえらいドッキリして左手を胸に当て、真っ赤な顔のまま右手を下半身に持っていった。そして目の前にジョーカーがいる事を忘れ、ここにああなってこうなってそうなるのかとつぶやいてしまう。
「このたわけ!」
またパーン! と痛々しい音が鳴る。
「はんぅ!!」
パネトーネ、右手で右頬を抑えながら少し涙を浮かべて反論してみた。なぜ打たれなきゃいけないのですか? と反抗したあげく、男の何がダメだというんですと頬を抑えながら噛みつく。
「男は女を不幸にする。女は持っているモノを吸い取られ奪われるだけだ。それなら独身もしくは女同士の結ばれがいい。それにこのわたしは大昔、男やオスという性別をこの世界から抹殺する事に協力し働いた。つまり大変に苦労したとわけだ。それなのに次世代の女が男にホレるなど容認できるわけがなかろう」
「わたしが悠と結ばれたらダメなんですか?」
「ダメだ、おまえでなくても女が男と結ばれるというだけでガマンならん」
「そんな……」
「パネトーネ、おまえもカッサータを見習うべきだ」
「なんでわたしがカッサータなんかを……」
「あれは剣の腕前を上げんと努力することで心身を鍛えている。きれいな心であり続けるために男は必要ない。健全な心は健全な体に宿る。だからパネトーネ、おまえも今日から自分を鍛える修行を始めるといい」
「ジョーカー……」
「なんだ?」
「その、ジョーカーは男と恋愛した事があるんですか?」
「まだ若く純真すぎた時に少しはある」
「ズルい! 自分だけやってわたしはダメなんて。だいたいわたしはジョーカーの娘でもないのに」
「パネトーネ、わたしにとって男と恋愛したなんて過去は汚点。それを若い世代にさせたくないと思うは必然的な老婆心。ともかくおまえはこれ以上悠と親しくしてはならん。そんな事に時間を費やすヒマがあったら心身の修行をするべきだ。いいな? 返事はどうした返事は!」
「ん……」
パネトーネは一瞬声を出しそうになった。しかし女としてのプライドみたいなモノが回転。だからジョーカーに対する返事をすることなく、その場を逃げるように走り出す。
「まったく……男のいない世界が出来てよろこんだというのに、また昔に戻ってしまうとかいうのか。避けたい、なんとしてもそれは避けたいものだ」
やれやれとぼやくジョーカーは再びドラゴンの姿になると、うす暗い鏡面みたいな湖に再び入っていく。
「ハァハァ……」
しばらく走ってから息切れを起こしたパネトーネ、近くの木に手を当てると顔を下に向けゼーゼーやる。
「女子力の実を多食いするだけではダメなのか……」
悠の子どもを産みたいとか思うパネトーネだったが、そこでセックスという言葉を思い出す。
「せ、セックス……か……」
手を木から離しまっすぐ立つと、トロっと赤い顔をしながら、左手でGカップってバストを、伸ばした右手でちょい下の方を触る。そして悠と名前を言いながらうすい妄想をすると、これがどうしてかすごくキモチいいと止められなくなっていく。
一体のドラゴンがとある森の前にたどり着く。それからパッと煙ひとつ出して人間姿になったが、それはパネトーネという女子だった。
「さてと……」
午後2時頃という時間帯なのだが、森の中へ進んでいくとすぐさま周囲はひんやり薄暗くなる。それでも進んでいくと廃墟って表現が似合うような風景へ包まれていく。明るいけどものすごく暗く、暗いけど明るさがしっかり存在するという魔物チックな様相が大きくなっていく。
「いやだわ、ここはいつ来てもフンイキがありすぎ」
昼間は眠っていますというような木々の並びに手を当てたりしながら、パネトーネは30分くらい歩いた。その間ひたすらお目当ての相手に会ったらどういう風に話を切り出そうかなどなど考えておく。
そしてもうすぐうす暗い大きな鏡と言いたくなる湖となったとき、一体の大きなドラゴンって姿も目に映る。
(んぐ……)
一歩踏み出すごとに緊張が増幅するようだったが、パネトーネはこっちに気づかないドラゴンに向かって大きな声を出す。
「ジョーカー」
すると風格ありまくりな赤いドラゴンがこっちを向く。
「パネトーネか、何のようだ」
それは女の声ではあるが女の子ではない。相当年季の入った女性ながらも、うつくしさとたくましさの両方を兼ね備えているモノ。
「えっとその……ちょっと相談があるっていうか」
ここでパネトーネ、つい顔を赤くしデレっとしてしまう。エヘエヘっとテレ笑いをしながらアタマをかくサマは相手にとってみれば気に入らないモノらしかった。それならわたしも聞きたい事があるとジョーカーは言うと、ボン! と音を立てると2mくらいはある老婆の姿になった。シワが多いモノのよく見れば美人だという顔をしており、頭の真ん中に一本ツノがあり、宙に浮かぶ体は甲冑に包まれ、背中には巨大な翼を有しやや高い所で停止してパネトーネを見下ろす。
「相談とはなんだ?」
「えっとですね、うまく行くと思ってやったことが思い通りにならないので、どうしてなんだろうと質問したくて来ました」
「何をやったというんだ?」
「えっとその……実はですね、悠……悠という者がいるんですけど、その悠の子どもが産みたいとか思いまして、それでその、悠の事を思いながら保存していた女子力の実とかを大量に一気食いしたんです。だけど妊娠できなくて、おかしいなぁ、どうしてなのかなぁって思って相談しに来ました」
「悠?」
ここでジョーカーが腕組みをしたまま宙から地上へと下りる。そうしてひとりテレくさっているパネトーネの前に立つ。それは若い女子よりさらに背が高くがっちりした体型であり、長生きした女の迫力に満ちている。
「パネトーネ」
「は、はい……」
「悠とは男だな?」
「え、あ……はい」
「男の子どもが欲しいと思ったわけだな?」
ジョーカー、クッと前触れなく右手を動かす。そしてドキッとしたパネトーネの豊満でやわらかい左側のふくらみをグッと掴む。
「あ……じょ、ジョーカー?」
びっくりして顔を赤くするが、そのままゆっくりふくらみをまさぐられるとパネトーネ―は恥じらいながらもクゥっと目を細め感じ入ってしまう。
「男がいるとか、それが悠という名前だとか、パネトーネが現を抜かしているとか、そういう情報はカッサータから報告されている」
「ぁ……んぅ……そ、そ、そうなんです……か……」
「男にホレたな?」
「ぁんん……う……」
パネトーネ、ふくらみをまさぐり続けられトロっとした表情を赤裸々に浮かべてしまうのだった。そしてジョーカーの手が胸から離れると、ホッとしてひとつ深呼吸をやろうとした。だがそれより先にパーン! と痛そうな音が響いた。
「んぅ!」
ビンタされたパネトーネ、たまらず唇を噛みながらぶたれた方の頬に手の平を当てる。ジーンと熱い痛みがジンジンとうなる。
「パネトーネ」
「はい……」
「男にホレてはいかん。前々から機会があれば話を聞かせてやっていたはずだ。過去に男というのがいて、それは女を堕落させる存在であったと。悠というのがいつどこから来たのかはわからんが、ひとりだけなら心配ないかと思っていたらこのザマ」
「で、でもジョーカー」
「なんだ」
「ど、どうして……男にホレたらダメなんです。わたしは悠が悪い存在には思えません。むしろいい存在というか、女に必要だと感じるっていうか」
「どうしてだと?」
ここでまたジョーカーの手がパネトーネの胸に向かって伸びる。だが今度は揉まれたくないと反射的に後ずさり。顔を真っ赤にして両腕で胸を隠すパネトーネ。
「その顔、その腑抜けてしまったというオーラ、それがダメなのだ。それこそ骨のない魚みたいになった女だ。女が男にホレるとそうなる。女はそうやって男にだまされ身を滅ぼす」
「で、でも……」
「パネトーネ、おまえが悠を思って女子力の実をバカ食いしても妊娠できないのはホレてしまったからだ。女同士ならいいのだが男にホレると女が生まれ持つ狂いスイッチが入ってしまう。そうなるとセックスでしか子どもは作れない」
「セックス? それってなんですか?」
「手っ取り早く言うと悠の***をおまえの***に挿入して愛し合い、最後に***となって完了するという行為だ」
「えぇ!!」
パネトーネ、どえらいドッキリして左手を胸に当て、真っ赤な顔のまま右手を下半身に持っていった。そして目の前にジョーカーがいる事を忘れ、ここにああなってこうなってそうなるのかとつぶやいてしまう。
「このたわけ!」
またパーン! と痛々しい音が鳴る。
「はんぅ!!」
パネトーネ、右手で右頬を抑えながら少し涙を浮かべて反論してみた。なぜ打たれなきゃいけないのですか? と反抗したあげく、男の何がダメだというんですと頬を抑えながら噛みつく。
「男は女を不幸にする。女は持っているモノを吸い取られ奪われるだけだ。それなら独身もしくは女同士の結ばれがいい。それにこのわたしは大昔、男やオスという性別をこの世界から抹殺する事に協力し働いた。つまり大変に苦労したとわけだ。それなのに次世代の女が男にホレるなど容認できるわけがなかろう」
「わたしが悠と結ばれたらダメなんですか?」
「ダメだ、おまえでなくても女が男と結ばれるというだけでガマンならん」
「そんな……」
「パネトーネ、おまえもカッサータを見習うべきだ」
「なんでわたしがカッサータなんかを……」
「あれは剣の腕前を上げんと努力することで心身を鍛えている。きれいな心であり続けるために男は必要ない。健全な心は健全な体に宿る。だからパネトーネ、おまえも今日から自分を鍛える修行を始めるといい」
「ジョーカー……」
「なんだ?」
「その、ジョーカーは男と恋愛した事があるんですか?」
「まだ若く純真すぎた時に少しはある」
「ズルい! 自分だけやってわたしはダメなんて。だいたいわたしはジョーカーの娘でもないのに」
「パネトーネ、わたしにとって男と恋愛したなんて過去は汚点。それを若い世代にさせたくないと思うは必然的な老婆心。ともかくおまえはこれ以上悠と親しくしてはならん。そんな事に時間を費やすヒマがあったら心身の修行をするべきだ。いいな? 返事はどうした返事は!」
「ん……」
パネトーネは一瞬声を出しそうになった。しかし女としてのプライドみたいなモノが回転。だからジョーカーに対する返事をすることなく、その場を逃げるように走り出す。
「まったく……男のいない世界が出来てよろこんだというのに、また昔に戻ってしまうとかいうのか。避けたい、なんとしてもそれは避けたいものだ」
やれやれとぼやくジョーカーは再びドラゴンの姿になると、うす暗い鏡面みたいな湖に再び入っていく。
「ハァハァ……」
しばらく走ってから息切れを起こしたパネトーネ、近くの木に手を当てると顔を下に向けゼーゼーやる。
「女子力の実を多食いするだけではダメなのか……」
悠の子どもを産みたいとか思うパネトーネだったが、そこでセックスという言葉を思い出す。
「せ、セックス……か……」
手を木から離しまっすぐ立つと、トロっと赤い顔をしながら、左手でGカップってバストを、伸ばした右手でちょい下の方を触る。そして悠と名前を言いながらうすい妄想をすると、これがどうしてかすごくキモチいいと止められなくなっていく。
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