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巨乳とか爆乳のよろしくない振る舞いは他人でやってみるが吉3

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 巨乳とか爆乳のよろしくない振る舞いは他人でやってみるが吉3


 優子、夕子のつぶやきに反応して立ち止まり、体の入れ替え? と頭が理解に追いつけませんという声をこぼす。

「まぁまぁ、とりあえず一本」

 夕子はここで横道に入ると、自販機の前でストップしてジュースを2本購入、その一本を優子に渡し自分もゴクゴクやってから説明を始めた。

「実は昨日、仕事帰りにあやしい露天商から入れ替えキャンデーというのを買ったんだ。同意してくれたと相手と1時間くらい体を入れ替えることができるらしいんだ」

 げ、なんだこのいきなりな超展開は……しかも内容がめっちゃあやしいし危険っぽい……と優子の表情が当然のように曇る。

「わたし夕子はね、久しぶりにピュアだった頃の巨乳女子って体に戻りたい。あぁ、そうだ、この頃はこんな感じだったと身を持ってキモチを噛みしめたいんだよ。だけどほら、そんな巨乳女子ってめったに見つからない。でも今日に優子が出現、これはもう運命としか思えないわけだよ」

 夕子に言われ見つめられると優子は返事に困った。なんとなく相手のキモチはわかるとしつつ、いくらなんでも……という思いが拭い去れない。しかし年上爆乳が年下巨乳の興味を引くような事を続けて言い出す。

「でもこの話は優子にとっても大きなメリットがあると思うんだ」

「え? メリット?」

「優子がわたしの体になると、爆乳女がどんなモノかよーくわかる、それがまずひとつ、そしてもうひとつ! 優子は普段、外を歩きながら谷間とかブラを見せびらかすような事ってしないでしょう? そんなのまともな女がやることじゃないと思っているでしょう? だけどそれでいて、一回くらいはそういう悪い事をしてみたいとも思っているはず。だからそれ、わたしの体でやってもいいよ、シャツのボタンを全部外してブラと谷間を丸ごと見せびらかしながら歩いたりとかやってもいいよ」

 夕子はけっこう一方的に長々と言い続けた。だがその内容は少しとはいえ優子の胸に刺さるモノがあったらしい。だから優子は少し顔を赤くし、そんな事をしたら夕子って女性の名誉が傷つくと言って、やっぱり女はみっともない事をするべきではないと思う。

「名誉かぁ……わたし夕子にはもうそういうのはないよ」

「え、どうして」

「もう散々にみっともない事をやったから心が慣れてしまった。それは白かったうつくしい心が黒に染まったってことよ。しかもわたしはその勢いで、大して好きだと思っているわけでもない男とたくさん愛し合ってしまったから、背中の翼も黒いって事なのよ」

「ん……」

 優子は夕子にせがまれ見つめられグイグイ押されまくって、ついに考えがクニャっと曲がってしまった。

「1時間で終わるなら……」

「やった、ありがとう! だいじょうぶ、きっと1時間で終わるから」

 優子、相手の言った「きっと」 という3文字に不安を感じつつ、乗りかけた船だから出発するしかないと腹をくくった。

「よし、ならば善は急げ!」

 優子、スカートから見た事のない包みに入ったキャンデーを取り出す。そしてまるで遠足に出かける小学生がドキドキワクワク……みたいな感じでピンク色のキャンデーを取り出す。

「じゃぁ、まずはわたしから」

 夕子はそう言うとキャンデーにチュっとキスをひとつかました。それからそのキャンデーを優子に渡し、同じようにキスしてと頼む。

「え、えぇ……」

 なんかイヤだなぁ……とは今さら言えない優子、仕方なく相手のリクエストに応えチュっとやる。

「よし、では!」

 夕子はピンクの球体キャンデーをクッときれいに半分に割ったら、片方を優子に渡し残りは自分の口内へとポイ入れした。

「ん……」

 優子、口の中でニュワーっと広がる甘さを舐める。それはいたってふつうの乙女心に満ちたストロベリー味に思えた。

「これで何が……」
 優子が少ししてからつぶやいたとき、チェンジ! という魔法が発動。それは優子と夕子の2人を同時にドキ! っとさせる。
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