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優子のバスト、また少し成長? ブラのサイズは? 5
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「ふわぁ……」
つい先ほど、年下の店員である磯貝増美と次世代巨乳について熱いトークバトルをかましていた50歳の店員こと鹿野明美が大きなあくびをかました。今日は平和イコール暇なんだなぁと思ったり、増美が休憩に行ったら話相手がいなくてヒマだなぁと思ったりしていた。
しかしそのとき、ウィーン! っと自動扉が横に開いた。その音を聞いたら明美、すぐさまシャキ! っとした態度で声を出す。
「いらっしゃいませ」
ニコニコっと営業スマイルでやってきた者たちを見た。それは2人の女子だ。小6か中1か……という感じの2人であり、明美はショートレイヤーの似合っているほどよいふっくらむっちりな方を見る。最初は顔しか見なかったので、いたって単純かつ素直にこう思った。
(おぉ、かわいい子)
明美はそう思ってほっこり気分になりかける。が、しかし! その女子の胸に目を向けたとき、かってない衝撃という電気が走ったのである。その女子は白い無地のふつうTシャツを着ているが、浮かび上がるボリュームの豊かさ、下にあって透けて見えるフルカップブラと谷間などが非常に印象的。
(な、な、な……)
明美は声が出なかった。なんという豊かなふくらみ具合、しかもふっくらきれいでやわらかそうという、まさに女神の持ち物としか言いようがないのだから。
(え、小6か中1……だ、だけどどっちにしたって……すごいボイン。どう見てもCカップじゃない、D……いや、Eカップかも……)
明美が女子の胸に見惚れてボーッとなったら、あんまり胸ばっかり見られたら困るんですけれど……と言いたげな女子こと中野優子が、磯貝増美さんはいますか? と聞いた。
「え、磯貝さん?」
「あっとその……いつもバストサイズとか測ってもらっているから」
この会話で明美は理解した。そうだ、この女子だ、これが先ほど磯貝増美が言っていた巨乳女子なのだ! と。
「い、磯貝さんは……今ちょっと出払っていて」
明美はそう言いながら優子の胸を見る。なんて大きくてやわらかそうな巨乳、一回揉んでみたい……などと密かに思ったりもした。対する優子、ずいぶんと年上なのに巨乳って部分ばっかり見つめてくる店員がちょっと苦手だと思わずにいられない。
じゃぁ出直そうかな! と優子が言いかけた。しかしそれを察知していたするどい者というのが香苗である。すぐさま優子の口をふさぐと、笑顔いっぱいにして明美に言った。
「すみません、おっぱいが成長したかもしれないから測って欲しいんです、あ、わたしじゃなくてこの子の方。この子ってすごい巨乳だから恥ずかしがり屋さんで」
こうして話は勝手に決められた。優子が怒り心頭という顔を見せても、香苗は平然とこう言った。
「優子、巨乳女子っていうのはさ、いかなる状況であっても、相手が誰であっても、自分のおっぱいには堂々とする、それが大事なんだよ、それがあるべき姿なんだよ」
そう言われると言い返せなく優子、致し方ないと一足先に試着室の方へと向かう。
一方の明美、業務用の巻き尺を取り出しながら動揺する胸の内を声にし続けていた。
「いるんだ……ほんとうにいるんだ……小6であんな美巨乳がこの世には存在するんだ……なんで……あんなの昭和の時代にはいなかった。いつから、いつから世の中はこんなに狂ってしまったというの」
しかしぼやきながらも興味はあった。いったいどんな美巨乳なのか、どんなふくらみなのか、こうなったら見せてもらおうじゃないか! と、軽い戦闘意識みたいなモノが芽生えた。
「いや、もしかしたら……脱いだら実は大した事がないとか、乳はデカいけれどカタチはすごく悪いとか、そういうオチかもしれない」
明美はそんな事をつぶやきながら巻き尺を持って試着室の方へと向かう。そして意図してフレンドリーなフンイキを醸し出し、しまっているカーテンの中に香苗と同じく首を突っ込んだ。
「え?」
今まさに白いTシャツを脱ごうと思っていた優子、香苗だけでなく店員にまで顔を突っ込まれ焦る。いくらなんでも脱ぐところは見ないで欲しいと表情に出したら、明美は店員らしいウソをかます。
「心配しないで悪趣味で見るわけじゃないから。下着姿とかそういうのを見れば色々わかるから」
そう言われた優子……いったい何が分かるというのだろう? と思ったが、あらがえない流れになっていたので、仕方なく両腕をクロス。するとTシャツの下にあるふくらみってボリュームが寄せ合う。谷間部分も表情をダイナミックモードへ切り替えようとする。
「ん!」
2人にガン見されて恥ずかしいと思う優子だったが、それを乗り切るため勢いよくTシャツをまくり上げた。するとどうだ、白いフルカップってボリュームがボワン! っと勢いよく弾み動く」
「出た、優子のEカップ!」
香苗が言い終えると、プクッとやわらかい谷間もしっかり顔を外に出した。そうして優子が上半身をブラ姿にしてTシャツを床に落とす。
(うおぉぉぉ!!!!!!!)
明美は心の中で絶叫していた。もし自制できなかったら吠えまくっていただろう。なんという魅力的なグラマーさん、なんと魅惑な巨乳ブラジャー姿! それは明美が予想していた絵姿の何百万倍も女神テイストにあふれていたのである。
「あ、あなたすごいボインね!」
思わず声を落としてしまった明美だったが、それを聞くと優子がクエスチョンマークいっぱいって顔で戸惑う。
「え? あの……ぼ、ボインってなんですか?」
いまという時代を生きる優子には昭和のエロ用語であるボインなど知るはずもない。だから明美はボインと口にした自分を恥じ入るしかない。
「あ、あぁ、そうね、あなたは知らないわよね、ボインというのはつまり巨乳の事よ」
明美、これからはもう二度とボインとか口にしまいと決めてから、気を取り直して優子を急かす。
「さ、早くブラを外して」
その明るい声は健全な音色みたいに聞こえるが、早くおまえの乳を拝ませろ! という、まるっきり男みたいな感じに聞こえなくもなかった。
「優子、早く生巨乳出して、早く」
香苗もワクワクを抑えられないって声を出す。なんせそれを見たいからここまで来たのだ。香苗にしてみれば優子の生巨乳を目にするのは、巨乳が友だちで得した! という話のひとつみたいなモノだから。
(ん……ぅ……)
なんだろうこの感じ……と不快感を抱きながらも、どのみち裸になるしかないのだからと、優子がブラを外すため少し前かがみになる。するとふっくらな谷間とふくらみの表情が少し悩め香しく流動。
(うぉ!)
明美、またしても思わず声を出しかける。なにこの子、もしかしてほんとうに巨乳女神の化身なの? などと言いかけたりもする。
「ん……ん」
優子の色白な両手がブラのバックにあるホック、3段3つをゆっくり外す。こんな面倒な事をしなくても、カップを乳房から捲くり上げ前後を回してしまえば楽にできるというの世間の女子が抱く考え。しかし優子はちがう。着脱どちらであれ、その横着なやり方は女子力の低下を招くからイヤだと密かに思っており、その意識が崇高というオーラに変換されていた。
そしてついにブラのホックが外される。そうすると優子の体にフッと少しばかりの身軽感が発生。それに沿うようにして色白むっちりな体が白いフルカップを離していくという動きになり、それは見ている明美や香苗にしてみれば、拝めて得だ! としか言えないモノでしかなかった。
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