102 / 204
(再び)真治、とってもかわいくて巨乳な女の子になる4
しおりを挟む
(再び)真治、とってもかわいくて巨乳な女の子になる4
「真ちゃん!」
ここで突然に小恋が怒った。一応手加減はしているらしいが、ギュッと真治の首を絞めたりする。
「にゃんぅん……」
グエっとなりながら揺さぶられる真治。
「このわたしに内緒で勝手に巨乳女子になるとか裏切り! なんでそういう事をするのかな!」
小恋の両手にこもる力が増す。あ、やばい、やりすぎ! と訴える真治、必死で両手を振って苦しいとアピール。
「むぅ……」
小恋、両手を離すと同時にベッドから下りる。そして小さく顔を赤らめながらベッド上でごほごほやっている真治に向かってぼやく。
「いつそんな、しかもそんな神がかりみたいな手術とかしたの?」
小恋はいま気が立っている。だから真治が呼吸整わずまだしゃべれないというのを待てない。
「まったく、このわたしという女がいるのに」
両手を頬に当てポッと赤くなる小恋、どうして待ってくれないのかな? と愚痴る。
「ごほごほ、待つって何を?」
真治が聞くと、小恋はやだぁとかぶりっ子っぽいアクションをかましながら恥ずかし気に言ってのける。
「わたしあれだもん、お姉ちゃんの親戚だからさ、絶対お姉ちゃんと同じレベルの巨乳になるんだ。たしかお姉ちゃんは小6の今でEカップとか言っていたけれど、わたしもそうなる、これ確実」
「え、そ、そうなの?」
「そうだよ。でね、中学生の頃にFカップになって、その頃には真ちゃんと付き合っていて、真ちゃんに巨乳を意識され悩んだりしていて、そして爆乳って女子高生の頃にはガマンできなくなった真ちゃんに押し倒されて愛の劇場が始まるんだ。そうなるんだよ、そういう運命なんだよ。真ちゃんだってそれを心待ちにしているはず」
小恋の話を聞かされた真治、なんてすごい人生先取りシナリオだと思った。そして本来なら、いいね、ぜひともそれでよろしく! って顔がうれしさでニヤついた可能性大。
でも今は小4ながらもCカップという、さすが優子の妹という存在になっている。だから小恋が語る将来のシナリオを聞いても、そんなに言うほど興奮しない。なぜって……自分が巨乳って事実があると、もうそれだけで世界のよろこびをゲットしたように満たされてしまうから。
「ん……でもこれ、手術とかそういうのではなくて、その変身スイッチが押されたっていうか、神さまのおぼしめしっていうか」
真治は以前に事故で生じた変身、そして今回の変身を語って聞かせた。もちろん語る声は完全な女子だから、耳にする小恋には奇妙な違和感がハンパない。しかし話を聞くと裏切りではないのだと納得せねばならない。
「まぁね……お姉ちゃんみたいな巨乳エリートの弟だから、真ちゃんがすごいおっぱい星人になるのは仕方のないことで、ゆえに巨乳の神さまに愛されるのも理解はできるよ」
小恋は赤い顔で頭をかきながら、特に真治のおっぱい星人の情熱をほめながら、次にうらやましいと言った。
「だって、男と女の両方を経験するとか、すごいじゃん。それってなんていうか人生の達人っていう感じじゃん。切り替えができるなんて選ばれし者だけが体験できるスペシャル人生じゃん」
小恋の口調が少しおだやかになったように聞こえた。だからひとまず台風は去ったと真治は思ってホッとしかける。だが小恋にとってはそれで終わるわけはなかった。
「あぁぁもう!」
突然部屋の床に転がったと思ったら、マンガそのものに両手両足をジタバタさせて言いまくる。
「わたしも巨乳になりたい、巨乳になりたい! わたしだっておっぱい星人なのに、なんで真ちゃんだけ神さまに愛されるの? わたしだって神さまに愛されたい、いますぐにでも巨乳になりたい!」
発作、小恋の発作。うわぁぁぁと取り乱すような発作を誰がどうして止められよう。これはもう気が済むまで放っておくしかないと真治は何も言わずにベッドの上に座って待ち続ける。
「ハァハァ……」
うっすら汗まで浮かべる小恋の動きが止まった。すると今度はムクっと立ち上がり、両腕を組んで深い考えを持つ人みたいになる。それから20秒くらいしてから提案というモノを口にした。
「真ちゃん」
「はい」
「今日、わたしとデートしよう」
「はい?」
「だからデート、2人でイチャラブ」
小恋はちょっぴり顔を赤らめながら真治の方を向くと、これにはちゃんとした理由とか話のツボがあるんだよと言う。
「どんな?」
「わたしさぁ、お姉ちゃんと同じレベルの巨乳女子になる運命だからさ
、正直に言うと今の真ちゃんには腹が立つかなって。でもこう考えてみたよ。いずれ自分が巨乳女子になったら、彼氏である真ちゃんにおっぱいを意識されて、仕方ないなぁってキモチにさせられるんだよね。だからさ、今は巨乳女子に甘えるって立場を経験したい」
「えぇ……」
「勉強だよ、これは。巨乳女子がテレたりするのを見て、こういう風にふるまうとか感じるのがベストなんだって知識を吸収するんだ。何年後かにはさ、巨乳女子となったわたしが甘えん坊の真ちゃんを面倒見るって流れになるのは確実なんだから」
小恋は満面の笑みで言い切った。なんとすごい! と感心せずにいられない真治は何も言い返せない。
「真ちゃん」
「は、はい」
「そのかわいい巨乳女子になるってさ、ずっと続くんじゃないよね? たまにそういう事が起こって、で、やっぱりおっぱい星人の男子、中野真治に戻るんだよね?」
「多分そうだと思う」
「だったら、わたしの言っている事はカンペキに正しいよね。真ちゃんだって、男子に戻ったら巨乳女子に恋い焦がれるはず。その時こう思うんだよ、あと何年かガマンすれば小恋って巨乳な彼女が手に入るんだって」
小恋の言い切りはあまりにも見事。もはや6歳児にしておくのはもったいないってハイレベルな人ってオーラが漂ってる。本日は自分の巨乳に浸って過ごそうと思っていたが、小恋の要求に応じてデートするしかない真治だった。
「真ちゃん!」
ここで突然に小恋が怒った。一応手加減はしているらしいが、ギュッと真治の首を絞めたりする。
「にゃんぅん……」
グエっとなりながら揺さぶられる真治。
「このわたしに内緒で勝手に巨乳女子になるとか裏切り! なんでそういう事をするのかな!」
小恋の両手にこもる力が増す。あ、やばい、やりすぎ! と訴える真治、必死で両手を振って苦しいとアピール。
「むぅ……」
小恋、両手を離すと同時にベッドから下りる。そして小さく顔を赤らめながらベッド上でごほごほやっている真治に向かってぼやく。
「いつそんな、しかもそんな神がかりみたいな手術とかしたの?」
小恋はいま気が立っている。だから真治が呼吸整わずまだしゃべれないというのを待てない。
「まったく、このわたしという女がいるのに」
両手を頬に当てポッと赤くなる小恋、どうして待ってくれないのかな? と愚痴る。
「ごほごほ、待つって何を?」
真治が聞くと、小恋はやだぁとかぶりっ子っぽいアクションをかましながら恥ずかし気に言ってのける。
「わたしあれだもん、お姉ちゃんの親戚だからさ、絶対お姉ちゃんと同じレベルの巨乳になるんだ。たしかお姉ちゃんは小6の今でEカップとか言っていたけれど、わたしもそうなる、これ確実」
「え、そ、そうなの?」
「そうだよ。でね、中学生の頃にFカップになって、その頃には真ちゃんと付き合っていて、真ちゃんに巨乳を意識され悩んだりしていて、そして爆乳って女子高生の頃にはガマンできなくなった真ちゃんに押し倒されて愛の劇場が始まるんだ。そうなるんだよ、そういう運命なんだよ。真ちゃんだってそれを心待ちにしているはず」
小恋の話を聞かされた真治、なんてすごい人生先取りシナリオだと思った。そして本来なら、いいね、ぜひともそれでよろしく! って顔がうれしさでニヤついた可能性大。
でも今は小4ながらもCカップという、さすが優子の妹という存在になっている。だから小恋が語る将来のシナリオを聞いても、そんなに言うほど興奮しない。なぜって……自分が巨乳って事実があると、もうそれだけで世界のよろこびをゲットしたように満たされてしまうから。
「ん……でもこれ、手術とかそういうのではなくて、その変身スイッチが押されたっていうか、神さまのおぼしめしっていうか」
真治は以前に事故で生じた変身、そして今回の変身を語って聞かせた。もちろん語る声は完全な女子だから、耳にする小恋には奇妙な違和感がハンパない。しかし話を聞くと裏切りではないのだと納得せねばならない。
「まぁね……お姉ちゃんみたいな巨乳エリートの弟だから、真ちゃんがすごいおっぱい星人になるのは仕方のないことで、ゆえに巨乳の神さまに愛されるのも理解はできるよ」
小恋は赤い顔で頭をかきながら、特に真治のおっぱい星人の情熱をほめながら、次にうらやましいと言った。
「だって、男と女の両方を経験するとか、すごいじゃん。それってなんていうか人生の達人っていう感じじゃん。切り替えができるなんて選ばれし者だけが体験できるスペシャル人生じゃん」
小恋の口調が少しおだやかになったように聞こえた。だからひとまず台風は去ったと真治は思ってホッとしかける。だが小恋にとってはそれで終わるわけはなかった。
「あぁぁもう!」
突然部屋の床に転がったと思ったら、マンガそのものに両手両足をジタバタさせて言いまくる。
「わたしも巨乳になりたい、巨乳になりたい! わたしだっておっぱい星人なのに、なんで真ちゃんだけ神さまに愛されるの? わたしだって神さまに愛されたい、いますぐにでも巨乳になりたい!」
発作、小恋の発作。うわぁぁぁと取り乱すような発作を誰がどうして止められよう。これはもう気が済むまで放っておくしかないと真治は何も言わずにベッドの上に座って待ち続ける。
「ハァハァ……」
うっすら汗まで浮かべる小恋の動きが止まった。すると今度はムクっと立ち上がり、両腕を組んで深い考えを持つ人みたいになる。それから20秒くらいしてから提案というモノを口にした。
「真ちゃん」
「はい」
「今日、わたしとデートしよう」
「はい?」
「だからデート、2人でイチャラブ」
小恋はちょっぴり顔を赤らめながら真治の方を向くと、これにはちゃんとした理由とか話のツボがあるんだよと言う。
「どんな?」
「わたしさぁ、お姉ちゃんと同じレベルの巨乳女子になる運命だからさ
、正直に言うと今の真ちゃんには腹が立つかなって。でもこう考えてみたよ。いずれ自分が巨乳女子になったら、彼氏である真ちゃんにおっぱいを意識されて、仕方ないなぁってキモチにさせられるんだよね。だからさ、今は巨乳女子に甘えるって立場を経験したい」
「えぇ……」
「勉強だよ、これは。巨乳女子がテレたりするのを見て、こういう風にふるまうとか感じるのがベストなんだって知識を吸収するんだ。何年後かにはさ、巨乳女子となったわたしが甘えん坊の真ちゃんを面倒見るって流れになるのは確実なんだから」
小恋は満面の笑みで言い切った。なんとすごい! と感心せずにいられない真治は何も言い返せない。
「真ちゃん」
「は、はい」
「そのかわいい巨乳女子になるってさ、ずっと続くんじゃないよね? たまにそういう事が起こって、で、やっぱりおっぱい星人の男子、中野真治に戻るんだよね?」
「多分そうだと思う」
「だったら、わたしの言っている事はカンペキに正しいよね。真ちゃんだって、男子に戻ったら巨乳女子に恋い焦がれるはず。その時こう思うんだよ、あと何年かガマンすれば小恋って巨乳な彼女が手に入るんだって」
小恋の言い切りはあまりにも見事。もはや6歳児にしておくのはもったいないってハイレベルな人ってオーラが漂ってる。本日は自分の巨乳に浸って過ごそうと思っていたが、小恋の要求に応じてデートするしかない真治だった。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
恋愛
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。



ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる