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十ニ話・時間よ止まれ9
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(この物語はフィクションであり、実在する人物ㆍ団体とは関係ありません)
十ニ話・時間よ止まれ9
「おれは神の次に偉大な存在」
アルバイトを終えた立憲はそうつぶやきながら、待ってましたとばかりある場所へ向かう。それは森川家という場所であり、森川ゆうみという爆乳女子に会いたいと思うから。いや、もうちょい正確に言うなら、立憲の中でゆうみはもう自分の彼女。だから会いたいというよりは、会いに来たよって心がアツアツ状態。
夕方の4時、森川家の近くでタクシーを下りた。どうなるのかはわからないが、とりあえずこの辺りで時々スマホを見たりしながら立つ。すると神の次に偉大だと自ら述べた事をほめてもらえたとばかり、自分の望み通りって流れになる。
「あ……」
森川ゆうみが自宅に向かって歩いていたが、立憲を見て立ち止まる。
「あ、や、やぁ」
立憲、顔を赤くしてゆうみを見る。
「あ、あの、えっと……」
ゆうみ顔を赤くして左手で頭をかきながら、この間はありがとうと言った。それを見たら立憲はズキューンって胸に恋の弾丸を食らう。
(かわいい、やっぱりこの子は魅力的な爆乳ですごくいい子)
立憲は女子の黄色いTシャツの豊満なふくらみ具合をジーっと見つめたくなるのをガマンして、まずは気遣う。
「その……もうだいじょうぶなのかなと思って」
言ってみるとだいじょうぶだと素直な声で返される。これはもうめちゃクソのバリバリにいい流れではないのか? と確信にいたったので、回りくどいことは言わず告白すると決意。もちろん告白すればすぐ両想いになれると信じて疑わない頭で。
「お、おれ……」
「なに?」
「おれ、きみのこと好きになった。一目見た時から……」
決まったな! と立憲はここで絶対的な自信を持つ。相手は顔を赤くし、そうなの? と言って男の心に寄り添ってくれると信じる。
「はぁ?」
突然にゆうみから好ましくない声が出た。いや表情だってそうだ。今までかわいく見えていたのが、いきなりうざい女子みたいに様変わり。
「なに言ってんの? バカじゃないの?」
ゆうみに言われたらすさまじく動揺する立憲だった。
「え、ば、バカって……」
ウソだ、なんだこれ、いとしい女の子の姿とちがう! と彼は思うが、女子は深いためいきを吐いてぼやくように言う。
「恩着せがましい。しかもあれでしょう、一目見て好きになったって、性欲だけで語っているんでしょう? もし何事もなく済ませてくれたら感謝は続いたけど、そんな汚い姿を見せられたらがっかり」
「はぁ? なんだその言い方……人に助けてもらっておいて……」
「助けてくれって頼んでないから。でもわたしはさっきお礼を言ったからもういいでしょう? 迷惑だからまとわりつかないで、汚らしい!」
「き、汚らしい……」
ショック、立憲に舞い降りたは大ショック! なんだこれ、思い描いていた女子のイメージとちがう! という衝撃が彼の胸に不快な泥を塗りたくる。もっとかわいい女の子だと思っていたら全然ちがうようだ。
「おれ……」
「帰って。そうしないと警察を呼ぶよ?」
「おれ、きみみたいな女の子が好きなんだ……それってダメなの?」
「いきなり好きって言われても困るだけだから」
「そんな……」
「他に考えることってないの? いつも女の体とかセックスの事ばかり考えているんじゃないの? わたしそういう男って死ぬほど嫌いなの。だから消えて、いますぐ消えてくれたら警察は呼ばないから」
「う……く……」
なんという展開だろう。かわいくてたまらないと思ったゆうみがおぞましくうす汚い女に見える。立憲が何も言えずに唇を噛むと、ゆうみはクルっと回って家に向かっていく。その背中は明らかにバカの相手はしていられないと言っている。だから立憲、たまらない思いに陥りストップウオッチを押す。そうして時間を止めたら大声で叫んだ。
「ちがうだろう、こんな展開ってありえないだろう!」
興奮した立憲、ゆうみという女子の背中に飛び蹴りをかました。すると蹴られた女子が道路に倒れる。
「ふざけんな、ふざけんなよ……」
仰向けになったゆうみの上にまたがると、両手を首に回しぎゅぅーっと掴みながら何回も叫んだ。
「ふざけんな……人のやさしさとか好意を無下にしやがって、ふざけんな!」
夢に見るほど理想的な爆乳女子であるはずなのに、すさまじい怒りでゆうみの首を絞めていた。
「おまえは……おまえはいったい何様なんだよ!」
立憲、握った右手でゆうみの顔面を殴り始めた。がんがん、がんがんと悲しい怒りって勢いで殴りまくる。
「ちょっと乳がデカいからっていい気になるなよ。だいたいおまえが、おまえが人のキモチを惑わしたりするからいけないんだろう。それがちがうっていうなら、家から出るなよな。おまえみたいな女が好きだって言った相手に対して、汚いモノを見るような目を向けるんだったら、おまえみたいな女はずっと家から出るべきじゃないんだ」
殴った、殴った、殴った、殴った、殴った、殴った、あまりにも悔しくて、あまりにも傷つけられたから、あまりにも悲しいキモチに落とされたから、燃え上がる逆上によってゆうみの顔面を殴り続ける。
「ハァハァ……」
かなり血だらけになっているゆうみの顔が下にある。だが不幸なことに立憲の怒りはまだ収まらない。
「おまえみたいなクソな女……殺すしかない。おまえなんか生きている価値はない」
立憲、ゆうみの体を引きずるとある場所へと向かう。そこは線路という場所であり、見ればずーっと向こうに電車の姿が見える。だからそこに向かって歩いていき、ゆうみの体を仰向けに横たわらせる。
「真っ二つにされて死んでしまえ」
電車の前輪に女子が引かれるという舞台をこしらえてから、その場を後にする。その瞬間を見たいとは思わないので、かなり離れたところに行ってからストップウオッチをポケットから取り出そうと手を伸ばした。
「ん?」
うっかりしてストップウオッチが地面に落ちて転がる。
「チッ……」
やれやれと思いながらかがんでストップウオッチを手に取ると、レッツゴー! とか言ってボタンを押した。が、しかし……ボタンを押しても世界はシーンと静寂なまま。そこにはあらゆる動きもモノ音もない。時間停止が解除されていないのは明らかだ。
「え?」
何回も押すが状況はかわらない。もしかしてストップウオッチが壊れた? と思ったら、サーっと血の気が引いていく恐怖に包まれる。
「ちょっと、動けって……」
青ざめていく立憲。数秒ごとに沈む深さが深刻さを増していく。もしこのまま直らなかったらどうなるのか? 何も誰も動かない、永遠に時間が止まったままという世界でひとりさみしく生きて死ぬしかない。
「そ、そうだ、もう一回ショックを与えてみたら直るかも」
立憲はもう頭の回転がおかしくなっていた。その場にかがみこみ、ほんのちょっとって高さから落とすくらいにすればいいものを、どういうわけか空高くストップウオッチを放り投げた。そして自分の手でそれを掴もうとせず見つめるだけ。
―がっちゃーんー
固い地面に激突したことでストップウオッチが粉々に砕けてしまう。それを見つめる立憲の顔というのは、感情を失ってしまった人間そのものであり、彼はこれより永遠にさみしく絶望するしか出来なくなってしまったのである。
十ニ話・時間よ止まれ9
「おれは神の次に偉大な存在」
アルバイトを終えた立憲はそうつぶやきながら、待ってましたとばかりある場所へ向かう。それは森川家という場所であり、森川ゆうみという爆乳女子に会いたいと思うから。いや、もうちょい正確に言うなら、立憲の中でゆうみはもう自分の彼女。だから会いたいというよりは、会いに来たよって心がアツアツ状態。
夕方の4時、森川家の近くでタクシーを下りた。どうなるのかはわからないが、とりあえずこの辺りで時々スマホを見たりしながら立つ。すると神の次に偉大だと自ら述べた事をほめてもらえたとばかり、自分の望み通りって流れになる。
「あ……」
森川ゆうみが自宅に向かって歩いていたが、立憲を見て立ち止まる。
「あ、や、やぁ」
立憲、顔を赤くしてゆうみを見る。
「あ、あの、えっと……」
ゆうみ顔を赤くして左手で頭をかきながら、この間はありがとうと言った。それを見たら立憲はズキューンって胸に恋の弾丸を食らう。
(かわいい、やっぱりこの子は魅力的な爆乳ですごくいい子)
立憲は女子の黄色いTシャツの豊満なふくらみ具合をジーっと見つめたくなるのをガマンして、まずは気遣う。
「その……もうだいじょうぶなのかなと思って」
言ってみるとだいじょうぶだと素直な声で返される。これはもうめちゃクソのバリバリにいい流れではないのか? と確信にいたったので、回りくどいことは言わず告白すると決意。もちろん告白すればすぐ両想いになれると信じて疑わない頭で。
「お、おれ……」
「なに?」
「おれ、きみのこと好きになった。一目見た時から……」
決まったな! と立憲はここで絶対的な自信を持つ。相手は顔を赤くし、そうなの? と言って男の心に寄り添ってくれると信じる。
「はぁ?」
突然にゆうみから好ましくない声が出た。いや表情だってそうだ。今までかわいく見えていたのが、いきなりうざい女子みたいに様変わり。
「なに言ってんの? バカじゃないの?」
ゆうみに言われたらすさまじく動揺する立憲だった。
「え、ば、バカって……」
ウソだ、なんだこれ、いとしい女の子の姿とちがう! と彼は思うが、女子は深いためいきを吐いてぼやくように言う。
「恩着せがましい。しかもあれでしょう、一目見て好きになったって、性欲だけで語っているんでしょう? もし何事もなく済ませてくれたら感謝は続いたけど、そんな汚い姿を見せられたらがっかり」
「はぁ? なんだその言い方……人に助けてもらっておいて……」
「助けてくれって頼んでないから。でもわたしはさっきお礼を言ったからもういいでしょう? 迷惑だからまとわりつかないで、汚らしい!」
「き、汚らしい……」
ショック、立憲に舞い降りたは大ショック! なんだこれ、思い描いていた女子のイメージとちがう! という衝撃が彼の胸に不快な泥を塗りたくる。もっとかわいい女の子だと思っていたら全然ちがうようだ。
「おれ……」
「帰って。そうしないと警察を呼ぶよ?」
「おれ、きみみたいな女の子が好きなんだ……それってダメなの?」
「いきなり好きって言われても困るだけだから」
「そんな……」
「他に考えることってないの? いつも女の体とかセックスの事ばかり考えているんじゃないの? わたしそういう男って死ぬほど嫌いなの。だから消えて、いますぐ消えてくれたら警察は呼ばないから」
「う……く……」
なんという展開だろう。かわいくてたまらないと思ったゆうみがおぞましくうす汚い女に見える。立憲が何も言えずに唇を噛むと、ゆうみはクルっと回って家に向かっていく。その背中は明らかにバカの相手はしていられないと言っている。だから立憲、たまらない思いに陥りストップウオッチを押す。そうして時間を止めたら大声で叫んだ。
「ちがうだろう、こんな展開ってありえないだろう!」
興奮した立憲、ゆうみという女子の背中に飛び蹴りをかました。すると蹴られた女子が道路に倒れる。
「ふざけんな、ふざけんなよ……」
仰向けになったゆうみの上にまたがると、両手を首に回しぎゅぅーっと掴みながら何回も叫んだ。
「ふざけんな……人のやさしさとか好意を無下にしやがって、ふざけんな!」
夢に見るほど理想的な爆乳女子であるはずなのに、すさまじい怒りでゆうみの首を絞めていた。
「おまえは……おまえはいったい何様なんだよ!」
立憲、握った右手でゆうみの顔面を殴り始めた。がんがん、がんがんと悲しい怒りって勢いで殴りまくる。
「ちょっと乳がデカいからっていい気になるなよ。だいたいおまえが、おまえが人のキモチを惑わしたりするからいけないんだろう。それがちがうっていうなら、家から出るなよな。おまえみたいな女が好きだって言った相手に対して、汚いモノを見るような目を向けるんだったら、おまえみたいな女はずっと家から出るべきじゃないんだ」
殴った、殴った、殴った、殴った、殴った、殴った、あまりにも悔しくて、あまりにも傷つけられたから、あまりにも悲しいキモチに落とされたから、燃え上がる逆上によってゆうみの顔面を殴り続ける。
「ハァハァ……」
かなり血だらけになっているゆうみの顔が下にある。だが不幸なことに立憲の怒りはまだ収まらない。
「おまえみたいなクソな女……殺すしかない。おまえなんか生きている価値はない」
立憲、ゆうみの体を引きずるとある場所へと向かう。そこは線路という場所であり、見ればずーっと向こうに電車の姿が見える。だからそこに向かって歩いていき、ゆうみの体を仰向けに横たわらせる。
「真っ二つにされて死んでしまえ」
電車の前輪に女子が引かれるという舞台をこしらえてから、その場を後にする。その瞬間を見たいとは思わないので、かなり離れたところに行ってからストップウオッチをポケットから取り出そうと手を伸ばした。
「ん?」
うっかりしてストップウオッチが地面に落ちて転がる。
「チッ……」
やれやれと思いながらかがんでストップウオッチを手に取ると、レッツゴー! とか言ってボタンを押した。が、しかし……ボタンを押しても世界はシーンと静寂なまま。そこにはあらゆる動きもモノ音もない。時間停止が解除されていないのは明らかだ。
「え?」
何回も押すが状況はかわらない。もしかしてストップウオッチが壊れた? と思ったら、サーっと血の気が引いていく恐怖に包まれる。
「ちょっと、動けって……」
青ざめていく立憲。数秒ごとに沈む深さが深刻さを増していく。もしこのまま直らなかったらどうなるのか? 何も誰も動かない、永遠に時間が止まったままという世界でひとりさみしく生きて死ぬしかない。
「そ、そうだ、もう一回ショックを与えてみたら直るかも」
立憲はもう頭の回転がおかしくなっていた。その場にかがみこみ、ほんのちょっとって高さから落とすくらいにすればいいものを、どういうわけか空高くストップウオッチを放り投げた。そして自分の手でそれを掴もうとせず見つめるだけ。
―がっちゃーんー
固い地面に激突したことでストップウオッチが粉々に砕けてしまう。それを見つめる立憲の顔というのは、感情を失ってしまった人間そのものであり、彼はこれより永遠にさみしく絶望するしか出来なくなってしまったのである。
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