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十ニ話・時間よ止まれ6
しおりを挟む(この物語はフィクションであり、実在する人物ㆍ団体とは関係ありません)
十ニ話・時間よ止まれ6
「あんぅ!」
体を前に進めた立憲、ビンビンに煮詰まっているペニスが女子の温もりに触れたと思った次、グワーッと初めて経験する感覚にビックリして身震い。
「ぁ、あ……ぁ……」
ペニスが膣にやさしく、でもキュっと包まれたら、全身をブルブル震わせ身固まり。それはこれまで何回も妄想した到達点であるが、実際に味わえる快感は彼が幾度となく捻り出した快感とは次元がちがう。
「あ……」
まず温かい。その温もりは男子がたどり着く究極の安堵。ただ温かいだけでなくとても安心できる。何も怖くない、怖がらなくてもいいというやさしさと温もりがペニスから体全体に流れ込むと自分という存在が溶けだすよう。
「ぅ……んぅ……」
次にペニスと直にこすれ合う膣が蠢く。まるで生き物のように蠢き絡んでくる。別の言い方なら悶えるペニスに吸い付いてくるようでもある。それはおそらく、いやまちがいなく女子の膣が名器であることの証明。
「はぅ……」
自然と上半身がガクっと前のめりになる。だから両手をアスファルトにつけ、爆乳女子を見下ろす。しかし問題はここで即座にピストンが勝手に始まってしまった事。爆乳女子の乳房にあれだけ長く甘え続け、しかも温もりが名器であるとなれば、童貞の立憲が余裕かましてたのしむなんてできるはずがない。
「ハァハァ……と、止められない……止められない!」
パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパンと、ものすごい勢いで立憲の股間と女子の股間が共鳴する。
「と、止めないと、止めないと……」
まるで女子の温もりに吸い込まれるようであった。その神話みたいな快楽をもっとゆっくり噛みしめたいと思うのに、腰が勝手に動いてしまう。それならせめてゆっくりと考えているはずなのだが、弾丸無限のマシンガンと言わんばかりにすさまじい勢いをまったくもって緩めることができなかった。
パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパンと、立憲と女子の体がぶつかり合い音を鳴らし続ける。もはやコントロール不可能な快感と哀しさが混じったようなメロディーになりつつある。
「ぁ……」
このままでペニスが破裂してしまう……と思う立憲だった。実際に彼は自分の体がもうすぐ自制不能な領域に入る事を予感していた。
生まれて初めてオナニーしたとき、その行為に引っ張り込まれ一切のコントロールができず、夢中になってペニスを扱き、気が付いたら天井まで精液を打ち上げていた。その劇的な記憶と重なるように思うのが今の状態。
「い、イキ……」
もうすぐ自分が壊れる。一人の男でありながら一体のラブマシーンになってしまうと恐れるが、これほどの快感を冷静操作するのは初体験の立憲にはムリだった。
パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、パンパン、さらに音が加速している。
「で、で……出ちゃう……出ちゃう!」
甘えん坊でごめんなさい! と訴えるような声を出す。それは膣の持ち主に赦して欲しいと訴える叫びのようにも聞こえた。
「ぁ、あ……ぁああ」
ついに一線を超えた。そうなるともうすべては絶頂ありき。何千万語の語りや悟りなど一切が不要。ただただ肉体が絶頂を得るだけしか根本的な終わりはない。
「ぁんぅうぅ!!!」
到達したというよりは超スピードで飛び込んだという方が的確。その瞬間にはげしい衝突が生じ、立憲の両目が歪み空気を切な気に見つめ、あんぅと甘えるような声を出しながら、ぬくもりの中でペニスが痙攣する時間にすべてを捧げる。ビクンビクンと脈打ちするペニス。その一回ごとに、グワっと膨れ上がった亀頭が大量の精液を吐き出していく。
「あぅ……あんんんぅ!!!」
すごい量が飛び出すと自分で思うが止められない。このまま死んでしまうんじゃないかって考えが脳の片隅で発生。夢。現実から現実外へ飛び込んだペニスが発生させる痙攣は、もはや快感という2文字が生み出す夢空間。信じられないキモチよさにペニスはまだ痙攣と精液の吐き出しを続けている。だから立憲に思いもしない出来事がふりかかる。
「あんぅうう!!」
もっと深くまで突き当たった! と感じたとき、プツっと切れた。それは感覚とか感情ではない。立憲の意識がすべて停電してしまった。つまりすさまじい快感に耐えられなかったゆえ、立憲は射精しながら気絶してしまったのである。幸いというか何ともラッキーなことに、彼は後ろ向けに倒れていった。しかしその途中、たまたま動いた腕が先に地面に到着したこと、脱ぎ捨てていたズボンに後頭部が落ちた事、そして勃起していたペニスがきれいに難なく抜けたなどなど、まるで神に愛されているような事がいくつも重なったのである。
トロトロ……と女子の膣からこぼれ落ちる白い液体。それは立憲の放出した精液がとんでもなく大量だったという事実。いま、時間を止めている立憲が気絶してしまったので何も誰も動かない。いつまでこんな状態が続くのか? といえば、立憲が目を覚ますまでである。
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